ぱっと見は、今や巷にあふれるようになったヘタウマ・サブカル系漫画の一つのなんだと思って舐めてかかっていたが、
この漫画やたらヘンなのだ。内容からすれば中学生が考えつきそうなレベルのストーリーだ。
絵もたいして上手くないし、サブカル系漫画に見られるオシャレ感も、シュールオチもない。
ただただ何かヘンな、先の読めない違和感なようなものを抱きながらページを進めていくことになる。
けど、それは不快なものではなくて、楽しいものだった。
ネットで読むうちに「私にはこの方法論しか無いのだ」みたいな狂気をはらんだ気迫が感じられ流ようになり、僕はこの作者から目が離せなくなった。
上手く言えないけど、このテイストは今まで自分の中では無かっただけに、次が楽しみな漫画家になった。
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