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ザ・バッハ
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曲目リスト
1 | 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 第1楽章 アダージョ |
2 | 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 第2楽章 フーガ |
3 | 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 第3楽章 ラルゴ |
4 | 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 第4楽章 アレグロ・アッサイ |
5 | ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ~ アリア |
6 | コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV 147 |
7 | 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004 ~ 第5曲 シャコンヌ |
8 | G線上のアリア BWV1068 |
9 | ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV 1051 ~ 第2楽章 アダージョ・マ・ノン・タント |
商品の説明
内容紹介
謳うギタリスト、河野智美 初のオール・バッハ・アルバム
河野智美のサード・アルバム「ザ・バッハ」は、アーティスト自身による編曲など、バッハにおける長年の研究研鑽の真価を問う試金石です。そこには才能、美意識、審美眼、技術等持てるその全てが発露されているといっても過言ではないでしょう。今ここに、ギターならではの孤高の世界へと昇華したバッハの精髄が昇陽します。
録音:2017 年3 月1 日~3 日 五反田文化センター
DSD レコーディング SACD ハイブリッド盤
収録されたどの曲を聴いてみても、筆者はそこに「バッハ自身の親しい声」を耳にする思いがする。
それは半ば、ギターという楽器固有の“人間らしさ"に由来することかもしれないが、同時にそこに、先に記した河野智美の貴重な資 質、微妙な“歌ごころ"の湧出こそが働いていることは疑いない。
この“歌ごころ"、言い換えれば、音楽をただ正確かつ綿密に綴られた音符の羅列に終わらせず、それを“人間の心から発したもの"と感じさせる奏楽の“有機性"こそ、筆者が最も大切だと思うものである。
そして感心かつ感動するのは、たとえば〈主よ、人の望みの喜びよ〉や〈ゴルトベルク変奏曲のアリア〉のように誰の耳にも優しく響く曲のみならず、〈無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番〉のように荘重かつ峻厳な趣の楽曲ですら、どこまでも人間的な優しさを帯びて聴こえることである。
この独特な魅力は「ギター」という認識の枠を取り払って普遍的な音楽の場に持ち出したとしても、決して価値を減するものではない、と筆者は信じる。
濱田滋郎ライナーノーツより
メディア掲載レビューほか
クラシック・ギタリスト河野智美のサード・アルバム『ザ・バッハ』は、アーティスト自身による編曲など、バッハにおける長年の研究研鑽の真価を問う試金石。自身の持てる才能、美意識、審美眼、技術等、全てが発露されているといっても過言ではない。今ここに、ギターならではの孤高の世界へと昇華したバッハの精髄が昇陽する。2017年3月1日~3日、五反田文化センターにて録音。 (C)RS
アーティストについて
河野智美(こうのともみ)プロフィール
東京都出身。クラシカルギターコンクールで優勝のほか、東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞。
2004年、原田健司氏とコラボレーションしたクラシックギター作品集『白い軌跡』、『DIECICENTESIMI』をリリース。作曲家と一緒に音作りをしていくという新たな試みで、クラシックの枠を超えて多くの支持を得る。
2009年より2015年まで、師である高田元太郎氏とともに、アルトフィールド・コンサート・シリーズを企画し、自身のコンサートの他、若手ギタリストの出演の場として、また世界的ギタリスト、パヴェル・シュタイドル氏を招いた東京公演など、年数回のコンサートはいずれも成功を収めた。
2011年、ギター製作家キム・ヒホン氏のプロデュースにより韓国にてDVD『Recollections』をリリース。韓国、中国でのリサイタルの他、ロシアのウラジオストク国際ギターフェスティバル、タイ国際ギターフェスティバルに招かれ、絶賛を博す。
2012年、イタリアのトリノ音楽祭で3 回のリサイタルを行い、トリノ市民から高い評価を得た。さらにその時にイタリア各地での大聖堂に触発されたことは、アルバム『祈りOracion』(2013年「レコード芸術」特選盤)の選曲に大きな影響を与えている。
2015年、国際協力の一環として南米ボリビア・コチャバンバの音楽院を訪れ、技術指導や指導法のアドヴァイスを行う。そのときのコチャバンバ市民を招いたコンサートでは大きな成功を収めた。またその後再びタイにも招かれてリサイタルを行い絶賛を博した。秋には「ジャズクラシック」をテーマとしたアルバム『リュクス』をリリースし、「レコード芸術」で特選盤の評価を得る。
2016年、オーストリアのルスト国際ギターフェスティバル、ロシアのモスクワとエカテリンブルクに招かれ、またスペインのマドリッドでのリサイタルも成功させるなど、各地で活躍の場を広げている。
これまでに、横尾幸弘、江間常夫、高田元太郎、福田進一の各氏に師事した他、R.ディアンス、E.フェルナンデス、S.テナント、M.E.グスマン、A.ピエルリの各氏など国内外で多くのマスタークラスを受講し研鑽している。また、バロックギターと古楽を竹内太郎氏に師事。
日本女子大学人間社会学部現代社会学科卒。昭和音楽大学、並びに自身の主宰する音楽教室にて後進の指導育成にもあたっている。(2017年6月現在)
登録情報
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 1 cm; 60 g
- メーカー : アールアンフィニ(ソニー・ミュージックダイレクト / ミューズエンターテインメント)
- EAN : 4562264260416
- 時間 : 58 分
- レーベル : アールアンフィニ(ソニー・ミュージックダイレクト / ミューズエンターテインメント)
- ASIN : B0721NHR6W
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 37,502位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,194位室内楽・器楽曲
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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なかでも「シャコンヌ」は、何度も聴いてしまいます。
部屋の灯りを少し暗くして、スピーカーの前に座っていると時空を超えて運ばれていくような気がします。
BACHの素朴で、それでいて、訴えてくるような響きがあります。
静かにして聴くと、違う発想が生まれてくるような雰囲気です。
ギター演奏による、コラール「主よ、人の望みの喜びよ」を気に入りました。
ギターの音色による、雰囲気(素朴感)を楽しめます。
ジャケットも、演奏者が映し出され、
白黒を基調にしたジャケットが素朴で受け入れられます。
絶賛されている「シャコンヌ」ですが、楽譜の繋ぎ換えが行われているほか、重音の中低域の音を省いていて(或いは、凄く弱く弾いていて)、いたずらに主旋律を強調している様に聴こえました。ポリフォニックなバッハの音楽は、その多次元的な音色の重なり、連なり、響き合いこそが魅力です。バッハの楽譜には、省いても良い無駄な音符は一つとして無いです。「難しい?バッハを」「分かりやすく」するためなら、こういう換骨奪胎、野放図な編曲が許されるのですか。(クラシックの世界で、バッハの音楽の魅力を「伝道」したいのであれば、楽譜を尊重していただきたいと思います。)肝心の演奏の方も、ギター本来の綺麗な響きが感じられず、がっかりでした。
ブランデンブルク6番の第2楽章の3本のヴァイオリンのカノンを、3台のギターに置き換えるアイデア(ポップス化)は私も面白く思いました。J・ルーシエ風にフォービートに乗せてもいいかも…
「ゴルトベルク変奏曲」、「主よ、人の望みの喜びよ」、「G線上のアリア」はよく知られた作品で、鍵盤楽器をはじめ色々な楽器で演奏されます。河野さん、またラッセル氏の編曲は、各作品をもっと身近に感じさせてくれます。
「シャコンヌ」はヴァイオリン曲ですが、今回の編曲では、ギターのための作品と思わせる演奏が感じられます。端正なアルペジオから流れる美しい旋律が、心の奥まで届きます。ハイライトと言えるアルベジオの部分だけではなく、美しいメロディーが随所に聴かれます。
アルバムの最後を飾る「ブランデンブルク協奏曲」。ギター三重奏に接するのは初めてです。美しい音色が溶け合い、慰められます。
河野さんご自身が語られるように、BACHの生涯には妻や幼い子供を亡くす悲しみがあり、また、望まない仕事に就かなければならない日々も長かったとのことです。3rdアルバムは、BACHからの慰めと励ましを感じさせてくれる、優しさに満ちた名盤です。天のBACHも耳を傾け、きっと微笑んでおられることでしょう。
ギター編曲されたバイオリン ソナタ3番は、
私自身、初めて接します。
重厚な曲なのに、知らぬ間に、引き込まれ、
彼女の音楽に浸っている自分を見つけます。
智美版のシャコンヌは、凄いですよ。
今まで聴いてきたシャコンヌとは、
まるで違う気がします。
自由奔放、思う存分歌って、
新しい世界を感じます。
心暖たまる歌心、粒の揃った美しい音色、
癒し満杯で、智美ワールドは、
バッハをも包み込み、
見事に、料理してくれました。
お薦めの一枚ですね。