本書は、前半は筆者が取り扱った実際のケースの数々、
後半は、医療につなげられてない、
精神障害者とその家族を取り巻く、
時代背景や制度の問題点が書かれています。
前半では、様々な精神障害のケースが描かれていますが、
中でも、トイレで用を足せなくなってしまったという状況が
2ケースも描かれており、非常に衝撃的でした。
当方まだ子育て中ですが、
精神疾患と見られる症状がもし子供に見られたら、いかに早く気づき、
本人に病識を持ってもらうこと、
それがスムーズにできるようになるには、
普段から家族仲良くしておくが重要だと知れました。
また精神疾患が発症し、医療につなげられても、
最近では3か月で退院させられてしまうこと、
他の入所者に迷惑をかける人だと
そもそも施設では受け入れてもらえないこと、
結局は家族に再び被害が及ぶことなど、
救われないケースもあるとのことです。
子供が高学歴・高収入でなくとも、
子供が心身ともに健康で健やかに生きて行ってくれることが
親としては幸せなことなんだ、と感じずにはいられません。
新品:
¥1,575¥1,575 税込
無料お届け日:
3月31日 - 4月2日
発送元: プルート書店(インボイス対応店舗) 販売者: プルート書店(インボイス対応店舗)
新品:
¥1,575¥1,575 税込
無料お届け日:
3月31日 - 4月2日
発送元: プルート書店(インボイス対応店舗)
販売者: プルート書店(インボイス対応店舗)
中古品: ¥155
中古品:
¥155

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
子供の死を祈る親たち (新潮文庫) 文庫 – 2017/3/1
押川 剛
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,575","priceAmount":1575.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,575","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"zLUjeaThuoUw7ViFTYINiZ9t4qTZ%2FFQTYVFlrOrUj0sHZaJk3EaEn%2FHqGDNklXxQ06HUL1%2FCp1F6Mvdv74yN7KDi13SeQqhrw7hXhDI1E2oAoNtiEEPcnMH%2FS8WU22Q0HCCjGRKJG7mFW8NTxau2I3xqniU7svI0gcsq2Kq7xtC6NgjNAig0Sg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥155","priceAmount":155.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"155","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"zLUjeaThuoUw7ViFTYINiZ9t4qTZ%2FFQTo2CxkbhAzxm6BwoctkC7qCJSqWl1phlfGYqb7psYh61GQUVnmfstzw9z8OhqnsskVtJ4DmTelGA4dyvHmpdhlZf55QPO0po3kKQmq7aFvmOhjDMIzKpE5j4g7bOta6LTtOeUQiO6AQSsXl5AeoIScdKAC2Dg4e2%2F","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、やがて自殺すると脅し親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなったホステス。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の学歴信仰だった。数々の実例からどのような子育てが子供の心を潰すのか徹底的に探る。現代日本の抱える病巣を抉る一冊。
- 本の長さ448ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2017/3/1
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101267626
- ISBN-13978-4101267623
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 子供の死を祈る親たち (新潮文庫)
¥1,575¥1,575
3月 31 日 - 4月 2 日にお届け
通常2~3日以内に発送します。
¥693¥693
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
残り18点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
「子供を殺してください」という親たち | 子供の死を祈る親たち | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
404
|
5つ星のうち4.3
181
|
価格 | ¥693¥693 | ¥1,575¥1,575 |
【新潮文庫】押川剛 作品 | 妄想、妄言、暴力……息子や娘がモンスター化した事例を分析することで育児や教育、そして対策を検討する衝撃のノンフィクション。 | 刃物を振り回し親を支配下におく息子、薬と性具に狂う娘……。親の一言が子の心を潰す。現代日本の抱える闇を鋭く抉る衝撃の一冊。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2017/3/1)
- 発売日 : 2017/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 448ページ
- ISBN-10 : 4101267626
- ISBN-13 : 978-4101267623
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 157,050位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子を持つ親として、また毒親育ちとして、ズーンとくる内容でした。
引きこもり、反社会的、家庭内暴力。
子育ての結果とも言える。
元々の気質に環境がそうさせたのものもあるのかな。
この方は精神科医ではないので医療的な話はあまりないが家族内で起きてることを間近で見てきただけあって両親の苦悩や本人の苦悩、社会の溝や無責任な親にも毅然と立ち向かっていて頭が下がる。
引きこもり、反社会的、家庭内暴力。
子育ての結果とも言える。
元々の気質に環境がそうさせたのものもあるのかな。
この方は精神科医ではないので医療的な話はあまりないが家族内で起きてることを間近で見てきただけあって両親の苦悩や本人の苦悩、社会の溝や無責任な親にも毅然と立ち向かっていて頭が下がる。
2021年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実体験以外にも客観的なデータを基に話をしててわかりやすい
個人の問題よりもそれをとりまく環境に言及してる考えは共感を覚えやすかった
個人の問題よりもそれをとりまく環境に言及してる考えは共感を覚えやすかった
2018年8月9日に日本でレビュー済み
人の不幸を題材にした本は売れる。
家なき子や、おしん、のように不幸な人を見て、自分はそれよりマシだと確認する優越感と構造は全く同じだから、これを、テレビドラマにすれば高い視聴率を稼げる。だが、悪趣味にはかわらない。押川が真摯にやっていてもです
家なき子や、おしん、のように不幸な人を見て、自分はそれよりマシだと確認する優越感と構造は全く同じだから、これを、テレビドラマにすれば高い視聴率を稼げる。だが、悪趣味にはかわらない。押川が真摯にやっていてもです
2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういったお仕事があることを
初めて知りました。
私の家庭も色々あって
読んでたらひとごとじゃないなー
ほんと、幸せな家庭って
奇跡的なことですよ。幸せは当たり前じゃないです。作者には尊敬しかありません。
講演会とかあったら行ってみたいぐらいです。
初めて知りました。
私の家庭も色々あって
読んでたらひとごとじゃないなー
ほんと、幸せな家庭って
奇跡的なことですよ。幸せは当たり前じゃないです。作者には尊敬しかありません。
講演会とかあったら行ってみたいぐらいです。
2018年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の言葉は親に対してきついものだと思います。
「ここまで酷い状態になる前に何故何もしなかったのか。子どもは明らかにおかしいサインを出しているのに」とは私も思いました。
また「自分たちは虐待をしたわけでもない。愛情をもって育ててきたのに」と言って、子どもを無自覚に傷つけ抑え込んできたことを認めようとしないところには苛立ちを感じました。
例え虐待をしていなくても、愛情をもっていても、それが子どもに伝わっていなければ意味がないのに。
責めたくなる気持ちは分かるのですが、たぶんこの親達もどうしたら良いのか分からなかったのではないでしょうか?既に子どものことで追い詰められ疲れ果てている親達を責めるのは酷なように思いました。
「ここまで酷い状態になる前に何故何もしなかったのか。子どもは明らかにおかしいサインを出しているのに」とは私も思いました。
また「自分たちは虐待をしたわけでもない。愛情をもって育ててきたのに」と言って、子どもを無自覚に傷つけ抑え込んできたことを認めようとしないところには苛立ちを感じました。
例え虐待をしていなくても、愛情をもっていても、それが子どもに伝わっていなければ意味がないのに。
責めたくなる気持ちは分かるのですが、たぶんこの親達もどうしたら良いのか分からなかったのではないでしょうか?既に子どものことで追い詰められ疲れ果てている親達を責めるのは酷なように思いました。
2019年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の考え方のバランスが良いと感じました。
豊富な経験をお持ちなのに全然説教臭くないです。
親には親の、子供には子供の考え方があり、それを理解した上で書かれています。
「子供を東大に〜」とか「早期教育にはまず〜」といった本を買う方はこの本も買うことをオススメします。
子供がどういったことで潰れていくのか、親として知っておく必要があると思います。
豊富な経験をお持ちなのに全然説教臭くないです。
親には親の、子供には子供の考え方があり、それを理解した上で書かれています。
「子供を東大に〜」とか「早期教育にはまず〜」といった本を買う方はこの本も買うことをオススメします。
子供がどういったことで潰れていくのか、親として知っておく必要があると思います。
2017年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもをもつ親ならとても他人ごとには思えない。
どうしても周りにいないと実感できないが、現実に中高年のひきこもりだけで40万とも50万人いるともいわれている。
ということは、それと同様の数の親たちもいるのだ。そして、きっと表に出てこない。
著者は、親や関係者に代わり、病んだ子供を精神病院に移送するサービスを行っている。民間のサービスだ。
様々な事例がでてくるが、トイレにいかず部屋に新聞紙を敷いて用を足し、それが、下の部屋の天井から漏れ出るという例があった。
それを下の階の部屋にいる親が、バケツでうけとめるのだ。まるで雨もりを対処するように…。
こんな異常な状況もひきこもりにはよくあるという。恐ろしい。
良い例もある。無理やり親から離した子どもが、自立に目覚めるのだ。こういったパターンは意外に多いかも知れない。
しかし、若年層限定であろう。踏み外した道に戻るのも時間と体力がいる。それが十分ある人間は、なんとかなるのだ。
しかし、そこそこ年がいってしまったら、残念だが、厳しいだろう。早めに対処すべきということを知る必要がある。
どうしても周りにいないと実感できないが、現実に中高年のひきこもりだけで40万とも50万人いるともいわれている。
ということは、それと同様の数の親たちもいるのだ。そして、きっと表に出てこない。
著者は、親や関係者に代わり、病んだ子供を精神病院に移送するサービスを行っている。民間のサービスだ。
様々な事例がでてくるが、トイレにいかず部屋に新聞紙を敷いて用を足し、それが、下の部屋の天井から漏れ出るという例があった。
それを下の階の部屋にいる親が、バケツでうけとめるのだ。まるで雨もりを対処するように…。
こんな異常な状況もひきこもりにはよくあるという。恐ろしい。
良い例もある。無理やり親から離した子どもが、自立に目覚めるのだ。こういったパターンは意外に多いかも知れない。
しかし、若年層限定であろう。踏み外した道に戻るのも時間と体力がいる。それが十分ある人間は、なんとかなるのだ。
しかし、そこそこ年がいってしまったら、残念だが、厳しいだろう。早めに対処すべきということを知る必要がある。