日経コラムに掲載されている氏の著書です。
この本を1冊読むと、保険会社のからくりが良く理解できます。
要約しますと、
①日本人は世界に類を見ない保険が好きで、GDPの約10%を占めていると言うこと
②日本人の生命保険加入者は90%を超えている。
③医療保険は元が取れない→その都度支出の方がはるかに安価
→がんなど高額な場合は、高額療養費制度を使う(保険会社は説明をしない)
④入院期間1週間を超える人の割合がきわめて低いので医療保険の必要性がない。
⑤社会保険加入者は、遺族年金が支給される。(保険会社は説明をしない)
⑥年収の10倍の保険に入るには日本人だけ
→ドイツ、フランス他は年収の1倍、アメリカはそれ以下。
⑦公表死亡率には、自殺が含まれているが、保険会社営業マンはそれを説明しない。
⑧実際の死亡率はきわめて低い→そんな簡単に人は死なない。
⑨日本人は保険に入るのが当たり前だと思っている。
なので、保険は必要ないので、解約しましょう と言うことではありません。
保険を正しく理解し、正しく把握した上で、入る必要がある方は入り、
必要がない方は、解約すべしという内容です。
しか~し! 長期間加入してしまった方は、後悔するので読まない方がいいかもわかりません。

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生命保険の「罠」 (講談社+α新書) 新書 – 2007/11/21
後田 亨
(著)
生保営業マン自身はお勧め保険に入ってる?元大手生保営業マンの告白。保険の仕組みのイロハから、CMコピーのカラクリ、会社で起こった奇怪な出来事の数々。そして保険のプロ自身の加入の仕方を大公開。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/11/21
- ISBN-104062724685
- ISBN-13978-4062724685
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/11/21)
- 発売日 : 2007/11/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4062724685
- ISBN-13 : 978-4062724685
- Amazon 売れ筋ランキング: - 548,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 453位年金・保険
- - 673位講談社+α新書
- - 49,669位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元日本生命営業マンだった筆者が、
保険業界に対する提言を書き記しています。
保険は人生の中で家に次ぐ2番目に高い買い物であり、
もっと真剣に考える必要はあるでしょう。
そういった意味では、受動的に保険を購入してしまいがちな日本において、
警鐘を鳴らす本として有用だと思います。
ただ、保険に対し契約者が能動的に動き始めている昨今の状況を考えると、
筆者の「保険のカモにならないように」という一本槍の主張には物足りなさを感じました。
それに、保険会社への提言というより、
どちらかというとニッセイと保険会社への愚痴が
書かれているような感じを受けてしまい、
読後感があまりにも良くなく・・・。
もっとリベラルな視点で提言してくれれば、
より興味深い内容になったのでは? と少し残念でした。
保険業界に対する提言を書き記しています。
保険は人生の中で家に次ぐ2番目に高い買い物であり、
もっと真剣に考える必要はあるでしょう。
そういった意味では、受動的に保険を購入してしまいがちな日本において、
警鐘を鳴らす本として有用だと思います。
ただ、保険に対し契約者が能動的に動き始めている昨今の状況を考えると、
筆者の「保険のカモにならないように」という一本槍の主張には物足りなさを感じました。
それに、保険会社への提言というより、
どちらかというとニッセイと保険会社への愚痴が
書かれているような感じを受けてしまい、
読後感があまりにも良くなく・・・。
もっとリベラルな視点で提言してくれれば、
より興味深い内容になったのでは? と少し残念でした。
2008年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューが良かったので期待して読みましたが、がっかりしました。
ほとんどが著者の主観で書かれているだけという印象です。
保険会社の批判にしても、自分が関わったほんの数人の営業マンの行為を
その保険会社の体質を象徴するかのように拡大解釈しているだけではないでしょうか?
10年もの長い間勤めておいて、お給料をもらっていた会社を辞めてから批判し、
それだけ嫌悪を感じている保険業界にいまだに携わっていること、
懲りない自分こそ恥知らずでは?と私なら言いたくなります。
不本意な仕事の仕方をしていた自己嫌悪を
保険会社に責任転嫁してストレス解消しているだけではないですか?
その保険会社で真摯に働いている人、
たくさんの誠実な契約者に対する配慮を欠いた著者の品位を疑いたくなる本です。
事実と異なることや、誇張した記載等も見られました。
また著者の保険に対する説明も充分抽象的で、独りよがりです。
本当に保険商品を理解しているとは思えません。
この本に書かれているような内容を真に受けて、評価している人こそ勉強不足です。
このような本を出しても、保険業界の問題解決の助けにはならないと思います。
問題はもっと奥深いところにあると思うので。
この本の著者こそ、保険を売りたい人なのではないかと私は感じました。
ほとんどが著者の主観で書かれているだけという印象です。
保険会社の批判にしても、自分が関わったほんの数人の営業マンの行為を
その保険会社の体質を象徴するかのように拡大解釈しているだけではないでしょうか?
10年もの長い間勤めておいて、お給料をもらっていた会社を辞めてから批判し、
それだけ嫌悪を感じている保険業界にいまだに携わっていること、
懲りない自分こそ恥知らずでは?と私なら言いたくなります。
不本意な仕事の仕方をしていた自己嫌悪を
保険会社に責任転嫁してストレス解消しているだけではないですか?
その保険会社で真摯に働いている人、
たくさんの誠実な契約者に対する配慮を欠いた著者の品位を疑いたくなる本です。
事実と異なることや、誇張した記載等も見られました。
また著者の保険に対する説明も充分抽象的で、独りよがりです。
本当に保険商品を理解しているとは思えません。
この本に書かれているような内容を真に受けて、評価している人こそ勉強不足です。
このような本を出しても、保険業界の問題解決の助けにはならないと思います。
問題はもっと奥深いところにあると思うので。
この本の著者こそ、保険を売りたい人なのではないかと私は感じました。
2016年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人は形のないものにお金を払うと言いますが、本当にそうですね。
人の無知と、将来への不安、を上手くついた保険商品をアコギな手で売りさばく
保険業界の様子がよくわかりました。
人任せにすることは本当に痛い目にあいますね。
人の無知と、将来への不安、を上手くついた保険商品をアコギな手で売りさばく
保険業界の様子がよくわかりました。
人任せにすることは本当に痛い目にあいますね。
2009年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は生命保険の内容をあつかうのでなく,セールスマンがどうやって客を説得するのか,わるくいえばダマすのか,そのさまざまな手口を分析している.ダマされないためにはこの本をよんでおくとよいだろう.といっても,オレオレ詐欺と同様に,知っていてもダマされてしまうのをなかなか,ふせげないのだろう.
2008年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も自分の入っている保険についてはかなり考えている方だと自認している。
前半部分は「自分の理解の整理」くらいの気持ちで流し読みし、
「この本もいわゆる業界の暴露本か」くらいに思っていた。
少しずれるが、いわゆる業界の暴露本の類の結論は
消費者が実際にどう行動すればよいかまでは触れられていない。
(触れられているように見えるものもあるが不十分なものばかりである)
大抵は著者のビジネスの宣伝の為に意図的にそうしているものか、
あるいは業界の大きな仕組みには個人ではどうしようもできないからか。。理由は色々あるだろうが。
本書が他の本と違うと感じたのは上記の内容がクリアされている点である。
詳細にしかも丁寧でわかりやすい。
保険はあまりにも会社も商品も多く自分で調べるにしても相当な労力を必要とする。
本書は何を基準にそれを選択すればよいのか極めて明瞭に書かれてある。
正直この本があれば下手な生保のコンサルタントなどは要らないと言っていい。
また後半部分の具体的に推薦している保険については特に参考になった。
拝察するに業界を敵に回す事を覚悟の上で執筆したと思われる。
著者本人は自分は立派な人間ではないと書いているが、、
立派なな人間などそもそも存在しない。
著者のプロとしての真摯な姿勢が伝わってくるだけで十分である。
最後に、
無知な消費者を騙しながら甘い汁を吸っている生保の構図は役人と何ら変わらないと感じた。
前半部分は「自分の理解の整理」くらいの気持ちで流し読みし、
「この本もいわゆる業界の暴露本か」くらいに思っていた。
少しずれるが、いわゆる業界の暴露本の類の結論は
消費者が実際にどう行動すればよいかまでは触れられていない。
(触れられているように見えるものもあるが不十分なものばかりである)
大抵は著者のビジネスの宣伝の為に意図的にそうしているものか、
あるいは業界の大きな仕組みには個人ではどうしようもできないからか。。理由は色々あるだろうが。
本書が他の本と違うと感じたのは上記の内容がクリアされている点である。
詳細にしかも丁寧でわかりやすい。
保険はあまりにも会社も商品も多く自分で調べるにしても相当な労力を必要とする。
本書は何を基準にそれを選択すればよいのか極めて明瞭に書かれてある。
正直この本があれば下手な生保のコンサルタントなどは要らないと言っていい。
また後半部分の具体的に推薦している保険については特に参考になった。
拝察するに業界を敵に回す事を覚悟の上で執筆したと思われる。
著者本人は自分は立派な人間ではないと書いているが、、
立派なな人間などそもそも存在しない。
著者のプロとしての真摯な姿勢が伝わってくるだけで十分である。
最後に、
無知な消費者を騙しながら甘い汁を吸っている生保の構図は役人と何ら変わらないと感じた。
2011年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生命保険業界に言いたいことをズバッと言ってくれている気持ちいい文章。
生保レディなどに言われるままに加入した人などは非常に参考になると思う。
しかし、揚げ足取りと思えるような事も多く書かれている。
「CMをたくさん打っている保険会社は、CM料が保険料に上乗せされているから割高だ」
と言いますが、単純に比較して割高とは言えない。
この本の読者は、実名批判した業者の印象はかなり悪くなっていると思うが、
批判した業者でもいい商品は販売している。
特定の業者だけをピンポイントで批判するのはフェアではない。
この本を読んで著者の「信者」になってしまっては、
この本で言われている内容を理解していない事になるとも思った。
生保レディなどに言われるままに加入した人などは非常に参考になると思う。
しかし、揚げ足取りと思えるような事も多く書かれている。
「CMをたくさん打っている保険会社は、CM料が保険料に上乗せされているから割高だ」
と言いますが、単純に比較して割高とは言えない。
この本の読者は、実名批判した業者の印象はかなり悪くなっていると思うが、
批判した業者でもいい商品は販売している。
特定の業者だけをピンポイントで批判するのはフェアではない。
この本を読んで著者の「信者」になってしまっては、
この本で言われている内容を理解していない事になるとも思った。
2015年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
保険会社の社員は全員、カネの亡者である。
ま、クレジット会社の社員よりマシだが。
連中は、純情な人、人を疑うことを知らない人などから、カネを巻き上げる。
でっかい本社ビル、会社主催のゴルフ大会、偽善的寄付活動……などなど、
すべて不要だ。いったい誰の財布から出てると思ってんだ。
結論。生命保険は共済保険で十分だ。
ま、クレジット会社の社員よりマシだが。
連中は、純情な人、人を疑うことを知らない人などから、カネを巻き上げる。
でっかい本社ビル、会社主催のゴルフ大会、偽善的寄付活動……などなど、
すべて不要だ。いったい誰の財布から出てると思ってんだ。
結論。生命保険は共済保険で十分だ。