「ウォーホルのミューズであり、ボブ・ディランが曲を捧げた女性
イーディ・セジウィック その儚くも美しい一瞬の輝きを描く」
ストーリーは、1960年代にアンディ・ウォーホルのファクトリーから
映画女優としてデビューしたセレブのイーディ・セジウィックが、
ロック・スターのボブ・ディランと出会う等華やかな世界の中心に
居ながらも、常に孤独と隣りあわせの人生を過ごした、というもの。
映画はイーディの一生を描いたものです。彼女は疑うことを知らず、
楽しそう・面白そうなことに素直にやっていました。
映画の撮影や、何か言われて試しているとき、普段の仕草、どれもが
本当に楽しそう。もちろん演じているシエナ・ミラーの上手さでしょう
けど、これだけ楽しめると毎日幸せに過ごせそうですね。
ただ、最終的には、「悪いお友達」にお酒や薬を紹介されて、自らの
美しさを損ない、坂を転げ落ちるように落ちぶれていきます。
なんともやり切れない。
正直、当時の芸能・音楽・美術の状況や環境を把握していませんが、
この知識があれば、イーディの周りで普通に起きていることがいかに
世間離れした華やかな世界で行われていたか分かって面白いかも。
美術の教科書で見たことある!くらいの知識で、ホント残念。
観賞してた女性たちは1シーン毎に服装や髪型等をチェックしてました
ね。確かに、シンプルなデザインのワンピースとか良かったな。