喫煙者なのでふらっと読んだらびっくり
欲しい答えがバッチリありました。
池谷裕二は明快に
因果関係、すなわち原因と結果の関係にあると見せかけ上、相関があることは全く違い実験科学でさえ相関関係しか明らかにできず、そこから因果律を導き出す営為は所詮、脳の錯覚とまで言う。
サイエンス、特に実験科学が証明できることは相関関係だけだということ。因果関係は絶対証明できません。「脳は相関が強い時、勝手に因果関係があると解釈してしまう」
解熱剤を飲んだから熱が下がったと厳密には証明できない、なぜならば飲まなくても熱は下がったかもしれないから。
P91 タバコは個としての人間器官に害を与えるのみで喫煙という行為が「脳が異常に発達した」「社会的動物」たる人間のココロに与える意味や意義は全く無視されている。
人の生活スタイルは千差万別で原因がコレ!なんてわからん。バカの一つ覚えみたいに実験結果から因果関係までこじつけるのは違う。2016年の本ですが量子力学まで迫る深さを感じました。科学は「身」しかみてない50%
「ココロ」までみて100%
今日もタバコがうまい 健康だから(^^)
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たばこはそんなに悪いのか (WAC BUNKO 247) 新書 – 2016/12/17
喫煙文化研究会
(著),
恩藏 茂/武田良夫/山森貴司
(編集)
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購入オプションとあわせ買い
喫煙文化が日本を元気にする!
プロローグ 百害あるものは百利あり
第一部 たばこバッシングの歴史的構造
I ジャパニーズ・パラドックス
II バッシングはいかにして起きたか
1 時代背景
2 たばこ(喫煙)自体の問題
3 たばこ企業に対する批判
4 バッシングで「利」を得る勢力がある
III 疫学調査の欺瞞
1 統計はウソをつく
2 思い込みにもとづく疫学
喫煙者と自殺
経験の中でモノを見る科学者
不利な結果は発表しない
3 相関関係は因果関係ではない
「関係妄想」という病
因果関係は「心の中」だけにある
4 因果関係を認める「条件」
観察結果の限界
フィンランド症候群──過剰な健康介入は寿命を縮める
5 「因果関係」を推定する五つの「基準」
(基準1)関連の一致性
(基準2)関連の強固性
(基準34)関連の特異性、時間性
(基準5)関連の整合性
6 イデオロギーとなった「科学」
IV 「生物医学」というパラダイム
1 「還元主義」は有効か
地震にもわからないことが我々にわかるはずがない
分ければ分けるほど世界はわからなくなる
2 社会学からの西洋医学批判
V たばこ企業vs反喫煙主義者
1 〝科学的〟な反喫煙運動の始まり
2 政治運動としての反喫煙
3 州政府の参加がたばこ訴訟を変えた
4 世界の喫煙人口は増加する
第二部 たばこはそんなに体に悪いのか
I 喫煙と疾病
1 がん
半分以上は原因がわからない
がんは生きとし生けるものの宿命
2 肺がん
たばこ原因説の矛盾
WHOが衝撃の発表
3 自己責任論に隠蔽される環境問題
II バッシングを加速させた〈受動喫煙〉
1 〈受動喫煙〉問題の登場
2 一万五千人が〈受動喫煙〉で死んだ?
3 PM2・5よりこわいという非科学的主張
4 憲法より条約を優先するのか
5 〈分煙〉で十分
6 ドイツでは駅のホームに喫煙コーナーがある
7 なぜ〈受動喫煙〉に許容レベルはないのか
III 〈ニコチン依存症〉の〝発明〟
1 「習慣性」から「依存性」への誘導
2 〝物質の法則〟に還元する理系の人々
3 社会的に構築される「病名」
4 「DSM」の問題
IV もう一つのバッシング「社会的コスト」論
V 「医療化」ということ
1 医療の対象となった〈喫煙〉
2 「医療化」が拡大する背景
「社会統制装置」としての健康管理
「医療化」というマーケティング
VI 何が人の寿命を決めるのか
1 「社会疫学」が示唆するもの
仮設住宅が提起する問題
「格差」が寿命を縮める
「社会関係資本」の重要性
人間を見ない〝医療ムラ〟
2 長野県が長寿のホントの理由
3 アメリカの反省
4 「生物医学」パラダイムを超えて
第三部 たばこのチカラ
I 急速に広まった喫煙の風習
II 人は、なぜたばこを吸うか
1 科学による〈喫煙〉の説明
2 喫煙の効用
3 社会関係的効用
4 ニコチンの薬理的効用
5 身体・感覚的効用
触覚(皮膚感覚)
嗅覚(ニオイ)
視覚、聴覚、味覚
6 免疫力を高める
7 たばこの利点
III シガレットの「光と影」
1 喫煙形態の覇者となったシガレット
2 シガレットの「光」
ニコチン伝達機能の卓越性
触覚(皮膚感覚)にもたらす優位性
その他の優位性
3 シガレットの「影」
心理的依存を強めたシガレット
シガレットは〝文明材〟
IV 「適正な喫煙」とは
1 シガレットの行く末
2 無視されがちな用量・用法
3 おすすめする吸い方
V 永遠の課題──あとがきにかえて
(文中敬称略)
プロローグ 百害あるものは百利あり
第一部 たばこバッシングの歴史的構造
I ジャパニーズ・パラドックス
II バッシングはいかにして起きたか
1 時代背景
2 たばこ(喫煙)自体の問題
3 たばこ企業に対する批判
4 バッシングで「利」を得る勢力がある
III 疫学調査の欺瞞
1 統計はウソをつく
2 思い込みにもとづく疫学
喫煙者と自殺
経験の中でモノを見る科学者
不利な結果は発表しない
3 相関関係は因果関係ではない
「関係妄想」という病
因果関係は「心の中」だけにある
4 因果関係を認める「条件」
観察結果の限界
フィンランド症候群──過剰な健康介入は寿命を縮める
5 「因果関係」を推定する五つの「基準」
(基準1)関連の一致性
(基準2)関連の強固性
(基準34)関連の特異性、時間性
(基準5)関連の整合性
6 イデオロギーとなった「科学」
IV 「生物医学」というパラダイム
1 「還元主義」は有効か
地震にもわからないことが我々にわかるはずがない
分ければ分けるほど世界はわからなくなる
2 社会学からの西洋医学批判
V たばこ企業vs反喫煙主義者
1 〝科学的〟な反喫煙運動の始まり
2 政治運動としての反喫煙
3 州政府の参加がたばこ訴訟を変えた
4 世界の喫煙人口は増加する
第二部 たばこはそんなに体に悪いのか
I 喫煙と疾病
1 がん
半分以上は原因がわからない
がんは生きとし生けるものの宿命
2 肺がん
たばこ原因説の矛盾
WHOが衝撃の発表
3 自己責任論に隠蔽される環境問題
II バッシングを加速させた〈受動喫煙〉
1 〈受動喫煙〉問題の登場
2 一万五千人が〈受動喫煙〉で死んだ?
3 PM2・5よりこわいという非科学的主張
4 憲法より条約を優先するのか
5 〈分煙〉で十分
6 ドイツでは駅のホームに喫煙コーナーがある
7 なぜ〈受動喫煙〉に許容レベルはないのか
III 〈ニコチン依存症〉の〝発明〟
1 「習慣性」から「依存性」への誘導
2 〝物質の法則〟に還元する理系の人々
3 社会的に構築される「病名」
4 「DSM」の問題
IV もう一つのバッシング「社会的コスト」論
V 「医療化」ということ
1 医療の対象となった〈喫煙〉
2 「医療化」が拡大する背景
「社会統制装置」としての健康管理
「医療化」というマーケティング
VI 何が人の寿命を決めるのか
1 「社会疫学」が示唆するもの
仮設住宅が提起する問題
「格差」が寿命を縮める
「社会関係資本」の重要性
人間を見ない〝医療ムラ〟
2 長野県が長寿のホントの理由
3 アメリカの反省
4 「生物医学」パラダイムを超えて
第三部 たばこのチカラ
I 急速に広まった喫煙の風習
II 人は、なぜたばこを吸うか
1 科学による〈喫煙〉の説明
2 喫煙の効用
3 社会関係的効用
4 ニコチンの薬理的効用
5 身体・感覚的効用
触覚(皮膚感覚)
嗅覚(ニオイ)
視覚、聴覚、味覚
6 免疫力を高める
7 たばこの利点
III シガレットの「光と影」
1 喫煙形態の覇者となったシガレット
2 シガレットの「光」
ニコチン伝達機能の卓越性
触覚(皮膚感覚)にもたらす優位性
その他の優位性
3 シガレットの「影」
心理的依存を強めたシガレット
シガレットは〝文明材〟
IV 「適正な喫煙」とは
1 シガレットの行く末
2 無視されがちな用量・用法
3 おすすめする吸い方
V 永遠の課題──あとがきにかえて
(文中敬称略)
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社ワック
- 発売日2016/12/17
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104898317472
- ISBN-13978-4898317471
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商品の説明
著者について
【喫煙文化研究会】 タバコは文化であると考える喫煙愛好家が集い、会長の作曲家・すぎやまこういち氏をはじめ、養老孟司氏、筒井康隆氏、さいとう・たかを氏、中西輝政氏、西部邁氏等々、各界の文化人、知識人の方々を会員とし、人と喫煙の関係を文化・社会・環境・健康など、さまざまな角度から議論・検討する有志の会。 「美しい分煙社会」をめざし、雑誌『コンフォール愛煙家通信』の発行、「Web版愛煙家通信」公開、シンポジウム開催、分煙推奨番組の企画制作、行政への働きかけ、マスコミへの情報発信など、啓発活動を幅広く行っている。
登録情報
- 出版社 : ワック (2016/12/17)
- 発売日 : 2016/12/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 264ページ
- ISBN-10 : 4898317472
- ISBN-13 : 978-4898317471
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 605,790位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年4月28日に日本でレビュー済み
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統計ばかりで何がいいか悪いのかがわからない
2018年4月8日に日本でレビュー済み
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タバコの害は多くの研究で証明されている!と信じているあなた。利益相反が政治で行われたら憤慨するのに、なぜ明白な利益相反研究の結果を盲目的に信じているのですか?世に溢れるタバコの害を証明したという研究結果、特に副流煙の有害性についてはほぼ100%でっち上げで、STAP細胞の場合と同じ構図で発生したフェーク情報だ。もともと難しいもっと多くの金と暇のかかる研究内容であるにも関わらず、少なからず研究費が出るようになった途端にかくも簡単に短期間に出て来た事がすべてを物語っている。「今だけ金だけ自分だけ」と事実でないことを発表できる小保方流三流研究者は世にいくらでもいるのだということをまず知って欲しいものだ。
被洗脳型嫌煙病が蔓延しますます猛威を振るっている。洗脳を解く為の治療法は事実を冷静に見ると云う簡単なものなので悪性度は高くないが、病気の原因がほぼ100%人為的な点で悪性のインフルエンザと比べても悪質度が極めて高い伝染病だ。もっとも、新型インフルも、医薬医療産業(町医者を含む)、それとつるんだ行政(研究機関を含む)が、「今度のインフルは酷いぞ」と躍起になって大騒ぎしたが、大したことは起こらなかったから洗脳型事大感染病だった!
本書のように事実を冷静に見る書物が今後も出てくるよう、そしてあの頃嫌煙病って可笑しな病気が流行ってたねと語る時代になることを願うばかりだ。
被洗脳型嫌煙病が蔓延しますます猛威を振るっている。洗脳を解く為の治療法は事実を冷静に見ると云う簡単なものなので悪性度は高くないが、病気の原因がほぼ100%人為的な点で悪性のインフルエンザと比べても悪質度が極めて高い伝染病だ。もっとも、新型インフルも、医薬医療産業(町医者を含む)、それとつるんだ行政(研究機関を含む)が、「今度のインフルは酷いぞ」と躍起になって大騒ぎしたが、大したことは起こらなかったから洗脳型事大感染病だった!
本書のように事実を冷静に見る書物が今後も出てくるよう、そしてあの頃嫌煙病って可笑しな病気が流行ってたねと語る時代になることを願うばかりだ。
2022年10月15日に日本でレビュー済み
この本に興味を持ったほとんどの人たちが、「禁煙したいけどできないし、何か良い言い訳ないかなぁ」な人でしょうね
でなきゃ、こんな本読もうなんて考えにならんでしょう
一酸化炭素の吸いすぎで、まともな思考が生涯(障害)ままならなくなってしまったのですかねwww
でなきゃ、こんな本読もうなんて考えにならんでしょう
一酸化炭素の吸いすぎで、まともな思考が生涯(障害)ままならなくなってしまったのですかねwww
2018年12月29日に日本でレビュー済み
ざっくり要約すると、第一部は主に疫学の否定、第二部は喫煙者側からの喫煙バッシングへの反論、第三部は喫煙の仕方です。
第一部では疫学は相関関係を示す物で因果関係を示す物ではない、(喫煙習慣で病気になる人が多いとしても、何かの病気になった理由は喫煙とは言い切れないということ) 因果関係を立証する5つの基準をP61に引用しますが、肺ガンへのリスクについて米国の調査で22倍、日本の調査は5倍と差があること、歯周病について男女とも喫煙者の方が非喫煙者でかつ配偶者からの受動喫煙を受けない集団より2~3倍高い調査結果を引き合いつつも、人種間や男女で差異がある理由を説明できないとの理由で信用できないとします。目くそ鼻くその議論ですね。十分危険な事には変わりない。
その少し前にはフィンランドで1200人を対象に2つのグループに分け、医師が健康診断の結果を元に指導した/指導せず放置したグループでの15年後の死亡数と要因を記載して、放置したグループの方が死者数が少ないと書きます。しかしながら、被験者全体だとたかが7.7%と11.2%の差異でしかありません。さも大ニュースの様に扱いますが、数倍とは比較にならないので、これくらいは誤差範囲でしょう。
第二部では、ガンと喫煙習慣、PM2.5等について取り上げます。ここでもタバコがガンの原因と日米とも3割と非常に類似した結果を出しても、半分以上のガンは原因が分からないからと認めようとしません。ドイツでは駅のホームに喫煙コーナーがある、さすが功利主義一辺倒で無いと関心しますが (P143)、調べたら今現在は前述のStuttgartと私が行った事あるFrankfurtとも駅内にはどこにも喫煙所が無いようですので日本より厳しい。Googleで"rauchfreier bahnhof 駅名"と入れると調べられます。第一章で疫学を否定したと思ったら、「格差」が寿命を縮める(P186)など書いてます。自分達の都合の良い結果の疫学は認めるようです。
第三部ではタバコの利点を述べた後で、タバコ(シガレット)の光と影と称して、便利で日用品化したシガレット (P245)が受動喫煙や投げ捨てを起こしたのは避けがたいこと(P248)で文明材には必ず同じ強さの光(益)と影(害)があると説きます。文学的表現で煙に巻いてますが、歩きタバコやポイ捨てに迷惑してタバコが嫌いな人がこの下りを読んで納得や共感が得られるでしょうか。このロジックだと、車に益があるから交通事故は仕方ないになります。
全体に引用箇所が多く、これを省けば1/3のページ数に抑えられたと思います。全体に色々な調査結果を引用していますが、限りなく黒に近い灰色の結果であっても灰色には少し白が入っているので白と強弁している様な印象しか残りませんので、これを読んでどれだけの人が納得でき、禁煙の流れを押しとどめられるのか甚だ疑問です。
好戦的にならずに淡々と書いてある点、類似の書にありがちな意味不明な記載は少ない事から(だからと言ってロジックとしては成立していませんが)星2つ。
第一部では疫学は相関関係を示す物で因果関係を示す物ではない、(喫煙習慣で病気になる人が多いとしても、何かの病気になった理由は喫煙とは言い切れないということ) 因果関係を立証する5つの基準をP61に引用しますが、肺ガンへのリスクについて米国の調査で22倍、日本の調査は5倍と差があること、歯周病について男女とも喫煙者の方が非喫煙者でかつ配偶者からの受動喫煙を受けない集団より2~3倍高い調査結果を引き合いつつも、人種間や男女で差異がある理由を説明できないとの理由で信用できないとします。目くそ鼻くその議論ですね。十分危険な事には変わりない。
その少し前にはフィンランドで1200人を対象に2つのグループに分け、医師が健康診断の結果を元に指導した/指導せず放置したグループでの15年後の死亡数と要因を記載して、放置したグループの方が死者数が少ないと書きます。しかしながら、被験者全体だとたかが7.7%と11.2%の差異でしかありません。さも大ニュースの様に扱いますが、数倍とは比較にならないので、これくらいは誤差範囲でしょう。
第二部では、ガンと喫煙習慣、PM2.5等について取り上げます。ここでもタバコがガンの原因と日米とも3割と非常に類似した結果を出しても、半分以上のガンは原因が分からないからと認めようとしません。ドイツでは駅のホームに喫煙コーナーがある、さすが功利主義一辺倒で無いと関心しますが (P143)、調べたら今現在は前述のStuttgartと私が行った事あるFrankfurtとも駅内にはどこにも喫煙所が無いようですので日本より厳しい。Googleで"rauchfreier bahnhof 駅名"と入れると調べられます。第一章で疫学を否定したと思ったら、「格差」が寿命を縮める(P186)など書いてます。自分達の都合の良い結果の疫学は認めるようです。
第三部ではタバコの利点を述べた後で、タバコ(シガレット)の光と影と称して、便利で日用品化したシガレット (P245)が受動喫煙や投げ捨てを起こしたのは避けがたいこと(P248)で文明材には必ず同じ強さの光(益)と影(害)があると説きます。文学的表現で煙に巻いてますが、歩きタバコやポイ捨てに迷惑してタバコが嫌いな人がこの下りを読んで納得や共感が得られるでしょうか。このロジックだと、車に益があるから交通事故は仕方ないになります。
全体に引用箇所が多く、これを省けば1/3のページ数に抑えられたと思います。全体に色々な調査結果を引用していますが、限りなく黒に近い灰色の結果であっても灰色には少し白が入っているので白と強弁している様な印象しか残りませんので、これを読んでどれだけの人が納得でき、禁煙の流れを押しとどめられるのか甚だ疑問です。
好戦的にならずに淡々と書いてある点、類似の書にありがちな意味不明な記載は少ない事から(だからと言ってロジックとしては成立していませんが)星2つ。
2021年7月7日に日本でレビュー済み
タバコは悪いです。
なんにもいい事はない。
こんな簡単な事わからないんすかねwww
次は『ドラ○グはそんなに悪いのか』でも書きますか?(爆)
なんにもいい事はない。
こんな簡単な事わからないんすかねwww
次は『ドラ○グはそんなに悪いのか』でも書きますか?(爆)
2020年12月6日に日本でレビュー済み
喫煙は人に迷惑をかける行為です。
悪いに決まってます。
迷惑行為をやって何が悪いと開き直る時点で、公の意識の欠如です。
悪いに決まってます。
迷惑行為をやって何が悪いと開き直る時点で、公の意識の欠如です。
2019年5月4日に日本でレビュー済み
タバコの害の有害性についてはもう議論の余地すらない。
受動喫煙も悪い。
ポイ捨ても悪い。
認知が歪むのか逆ギレする。
逆に喫煙していいことは一つもない。
頭おかしい本。
受動喫煙も悪い。
ポイ捨ても悪い。
認知が歪むのか逆ギレする。
逆に喫煙していいことは一つもない。
頭おかしい本。