不思議な世界観でゆったり読めます。
妊娠中だったので壮絶な陣痛の描写は覚悟するためにもいいと思います。
夫が立会したいと言うのでこの本を読んでもらいました。
きつい陣痛だったので読んでおいてもらって良かったです。

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ある一日 (新潮文庫 い 76-11) 文庫 – 2014/7/28
いしい しんじ
(著)
「予定日まで来たいうのは、お祝い事や」。にぎやかな錦市場のアーケードを、慎二と園子は、お祝いの夕食にと、はもを探して歩いた。五年前には、五ヶ月でお腹の赤ちゃんの心音が聞こえなくなったことがある。今回は、十ヶ月をかけて隆起する火山のようにふくらんでいった園子の腹。慎二と迎えたその瞬間、園子に大波が打ち寄せた――。新たな「いのち」の誕生。その奇蹟を描く物語。
- 本の長さ141ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/7/28
- 寸法10.8 x 0.8 x 15.2 cm
- ISBN-104101069328
- ISBN-13978-4101069326
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2014/7/28)
- 発売日 : 2014/7/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 141ページ
- ISBN-10 : 4101069328
- ISBN-13 : 978-4101069326
- 寸法 : 10.8 x 0.8 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 266,688位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,941位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「その場小説」というイベントに参加していしいしんじさんを知りました。人となりがまるごと小説家で、この人の書く小説ならきっと・・・と思い、出産と誕生の一日を描いたこの本を購入しました。
ほんとに一気に読み切り、奥さんといしいさんと一緒に手に汗を握り、動悸も激しくなり、痛みすらも疑似体験できたすごい本でした。
私も出産したいと思っていますが、出産についてなんにも知らなかったなぁと思います。
こんなにぐっと読者を引き寄せて、異世界に連れていく本に、久しぶりに出会いました。
「生まれる」ということの尊さに、胸がいっぱいになる素敵な本でした。
ほんとに一気に読み切り、奥さんといしいさんと一緒に手に汗を握り、動悸も激しくなり、痛みすらも疑似体験できたすごい本でした。
私も出産したいと思っていますが、出産についてなんにも知らなかったなぁと思います。
こんなにぐっと読者を引き寄せて、異世界に連れていく本に、久しぶりに出会いました。
「生まれる」ということの尊さに、胸がいっぱいになる素敵な本でした。
2018年6月28日に日本でレビュー済み
読み続けるうちに、自分がどんどん登場人物と同化して物語にずぶずぶと没入していくのを感じました。
自分にとって、大切な一冊です。
自分にとって、大切な一冊です。
2012年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前、『みずうみ』でひどく感動したのを思い出す。
3つの物語がパラレルで走るんだけど、実は全部つながっている。
最後の物語は、いしいしんじと園子さんの悲しいエピソードで
途中から胸が痛くなるんだけど、ラストの1ページがすごく素敵な終わっていて大好きな作品だ。
そして、まさにその続きが今作。
いしいしんじの「ごはん日記」でもよくわかるけど、
園子さんの偉大さが良くわかる。
本当に、同じ赤ちゃんを持つ母として心から尊敬します。
3つの物語がパラレルで走るんだけど、実は全部つながっている。
最後の物語は、いしいしんじと園子さんの悲しいエピソードで
途中から胸が痛くなるんだけど、ラストの1ページがすごく素敵な終わっていて大好きな作品だ。
そして、まさにその続きが今作。
いしいしんじの「ごはん日記」でもよくわかるけど、
園子さんの偉大さが良くわかる。
本当に、同じ赤ちゃんを持つ母として心から尊敬します。
2017年7月18日に日本でレビュー済み
エッセイにも、物語としても捉えられるような不思議な一冊でした。私自身が妊娠前にこの本を知り、衝撃を受け、しばらくしてから妊娠がわかってから改めて購入して読みました。直接的かつファンタジックに描かれている出産シーン、いのちのエネルギーや尊さ、神々しさを感じました。
また子供が成長した頃、読み返したいと思います。
また子供が成長した頃、読み返したいと思います。
2014年11月3日に日本でレビュー済み
だいたいの 【いしい読み】の方々は、私とおなじく 『ぶらんこ乗り』 で好きになったのではなかろうか??
いつもそんな気がしているのですが・・・
おそらく、彼の作品のなかではイチバン、子どもには読みづらいかもしれない、まさに純文学的な小説だと思います。
「これ、芥川賞向きだ!」 ってピンと来ましたが。 キャリア的には、もはやベテランの域、ですからねえ。
とにかく、いしい・しんじ作品が気に入ったならば、間違いなくこの作品もイチオシ!! です☆☆☆☆☆
いつもそんな気がしているのですが・・・
おそらく、彼の作品のなかではイチバン、子どもには読みづらいかもしれない、まさに純文学的な小説だと思います。
「これ、芥川賞向きだ!」 ってピンと来ましたが。 キャリア的には、もはやベテランの域、ですからねえ。
とにかく、いしい・しんじ作品が気に入ったならば、間違いなくこの作品もイチオシ!! です☆☆☆☆☆
2014年12月14日に日本でレビュー済み
予定日に産院に行ったが、あと2、3週かかる、と言われ、画廊へ行き、眼科へ行き、
路地でまつたけを、錦市場ではもを買って、帰宅。
焼きまつたけ、と、はも鍋を食し、風呂上がりに産気づき、産院へ。
P62で産院到着、P116で出産。
途中、胎児の独白のような数頁は、読めなかった。
男性作家が、出産の大変さと痛みを、ひたすら書いた、という印象。
想像力の感性レベルが合わなかった、ようです。
路地でまつたけを、錦市場ではもを買って、帰宅。
焼きまつたけ、と、はも鍋を食し、風呂上がりに産気づき、産院へ。
P62で産院到着、P116で出産。
途中、胎児の独白のような数頁は、読めなかった。
男性作家が、出産の大変さと痛みを、ひたすら書いた、という印象。
想像力の感性レベルが合わなかった、ようです。