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歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる 単行本 – 2017/7/24
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ170ページ
- 言語日本語
- 出版社柏書房
- 発売日2017/7/24
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104760148787
- ISBN-13978-4760148783
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 柏書房; A5版 (2017/7/24)
- 発売日 : 2017/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 170ページ
- ISBN-10 : 4760148787
- ISBN-13 : 978-4760148783
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 180,466位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,502位クッキング・レシピ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

歴史料理研究家。2013年より世界各国の歴史料理を再現するプロジェクト「音食紀行」を開催。演奏家とのコラボ等に注力し、音楽と料理で五感をフルに使った歴史体験をおこなっている。歴史と料理を基点にした執筆活動も展開中。『歴メシ!』(柏書房)、『英雄たちの食卓』(宝島社)、『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓』(春秋社)、『古代メソポタミア飯』(大和書房)、『食で読むヨーロッパ史2500年』(山川出版社)
漫画「ウルク飯」(KADOKAWA「Fate/Grand Order カルデアエース VOL.2」収録)、「Fate/Grand Order 英霊食聞録」で食文化と料理を監修。明治の食育サイト「偉人の好物」にて監修を担当。
WEBページ
http://onshokukiko.com/wpd1
https://twitter.com/onshokukiko
https://www.facebook.com/onshokukiko
BOOTH(自費出版・同人誌展開中)
https://onshokukiko.booth.pm/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
本当は十条にできたクルド料理店「メソポタミア」を調べたかったのだけど。
おかげで音食紀行を知り、facebookでイベントを知り、参加することができました。
古代ローマ、メソポタミア文明、中世イングランドにタイムスリップして
料理を味わうことができました。
本で知り、実際に料理を食べる。
美味しく、楽しいひとときを過ごせました。
個人的に歴史好きだったり、レシピ本も好きなので手にとってみました。
さて、そんな本書は夢で見た中世やルネサンス宮廷で開かれていた【華やかな饗宴を(実際に)開催したい】と考えた著者が音楽と再現料理で【時代旅行と世界旅行をいっぺんに擬似体験する】と始めたイベント『音食紀行』の数年間の成果をまとめたもので。本書ではオリエント&ヨーロッパ世界に存在した、8つの時代の歴史料理を8章で紹介。各章前半で5品のレシピを写真と共に誌上コース料理よろしく掲載した上で(=本書全体で計40レシピ)後半では当時の【食文化やマメ知識】紹介した料理の【背景や再現過程】を解説してくれているのですが。
メソボタニアのギルガメシュとエンキドゥ、古代ギリシャのソクラテスやスパルタの兵士たち、共和制ローマのカエサル、ルネサンス時代のレオナルド、王政フランスのマリーアントワネットといった神話や歴史上の人物たちと【同席して食事をしている】ようなイメージが浮かび、とても面白かった。
また、著者が良い意味で料理の再現過程に厳密さを求めず、入手困難な食材は【手に入れやすい代替品で】また現代人の口に合うように【味付け自体も変えたりしている】のが、とても柔軟で。自分も人を招いてイベント的に歴史料理再現をしてみようかな?と思わせてくれるのも良かったです。
歴史好き&料理好きな方、また食生活から歴史を捉えてみたい方にもオススメ。
日常食べるレシピにはなりませんが、歴史好きなら買う価値ありです。
趣向もいいかな、という方向け。『料理のコスプレ』と評しておられる方が居ますが、
その通りでしょう。
問題は、この料理の背景にある文化のありかたが描かれていないこと。確かに食材や
それが獲得されるようになった時代等は書かれていますが、『マリー・アントワネットの
日常』などでは、当時の王宮貴族がいかに不潔な生活をしていて、ヴェルサイユ宮殿
には殆どトイレがなく、オマルに用を足していて、それをまた使用人が窓から投げ捨て
たりしていたので周囲は肥溜め状態だった、とか。
逆に、ローマ人は入浴好きの水道完備の暮らしをしていた反面、貴族はとにかく飽食を
貪り、味を楽しんだ後は薬でテーブルの上に吐いて、それをひっくるめて捨てる(乞食が
食べたりしたらしい)ためにテーブルクロスがあったりとか。皿もあまりなくて、厚いビス
ケット状の俎板のようなものの上に料理を置いていて、それは一般民に下げ渡されて
いたとか、という記述がありません。
わずかに書かれてはいますが、ナイフやスプーンはあってもフォークがなく、フランス
貴族は手づかみが主流だったというのに、画像にはあり得ないフォークがあったり。
王宮料理なら、インドやペルシャが無いのも惜しいというか。宗教的背景を考えれば、食
の禁忌のせいでインドの反乱が勃発した等と言うところまで掘り下げて、逆に、ユダヤ教・
キリスト教・イスラム教は直列に並ぶ宗教なのに、キリスト教のみ食の禁忌がない異端、
という辺りも判るはずです。
それっぽいモノを食べてみる、と言う意味では悪くありませんが、一度、牛のステーキ
にグレービーをかけたのを手づかみで食べてみる程度でも気分は味わえるかと。
食の歴史のホンモノを読みたい方はこちらを。かの辻静雄氏の直筆メモが貴重です。
料理に「究極」なし
食の禁忌に対してはこちらを。一定程度の合理性があったことが判ります。
ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源 (ハヤカワ文庫―ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ローマ市民の日常をある程度カジュアルに読みたい方はこれも。身分制度等もキチンと載っています。
ローマ式奴隷との生活 (SANWA MOOK)
私はこの本を高評価します!
他のレビューでフリーライドとかレシピアレンジしてあるとか、料理のコスプレとか、当時の食に関する文化の変遷(汚い話も含めて)が書かれてないとか批判されてましたが、まずこれは史料じゃなく再現レシピ集だからね?
そういう「史実」が知りたいなら、専門書いくらでも出てますので、この本に求めて、書いていないからと言って低評価をつけるのはお門違い。しかも「料理の文化史」って歴史の中ではかなり厚めのジャンル。高度な専門書や論文から、読み物として軽めのものまで幅広く出てる知識を「書いていないじゃないか!」と言われても著者も困るであろう。
というか簡単にアクセス可能な知識を「知ってますよ」アピールで書かれてる歴史学の本ほど食傷しない??
私が敢えて言うなら、19世紀の料理は割と現代にも引き継がれていて、なんとなく味も想像できるから古代を!!古代をもっと充足+色んな地域を取り上げて下さい〜!!という感じでした。
歴史ヲタが鼻息荒くして読むより、小さな子ども〜中高生くらいの子どもを持つお父さんお母さんが読んで、子どもに作ってあげて欲しい☆そして家族でこの時代ってどんな時代だったのかな?って想像しながらお喋りして囲む食卓...正に食育+歴史教育の導入としてピッタリな1冊だと思います!
なんでメソポタミアの野菜だしにはキュウリが使われてるんだろうね??ってとこから地理学にも広げられるしね!
身近な疑問からどんどん興味が膨らんでくのがまさに学問の醍醐味ですよ!それを「今食べても美味しい」という身近な価値観に落とし込むことによって、学問への導入をグッと広げた良著だと私は思います!
「世界の」とタイトルにはありますが、ヨーロッパの昔の料理を再現している本です。
日本の料理では似たような本を何冊か見たことがありますが、外国の料理で再現しているというのはかなり珍しいように思います。
内容については他の方のレビューで目次が載っていますが、大体1時代で4~5品、前菜?らしい物に始まって、スープ、メイン、デザートっぽい物で終わるように、フルコース形式になるようにレシピが考えられています。
「ルネサンス時代ならともかく、メソポタミアは流石に想像料理だろう」と思っていたら、何と実際に発掘されたレシピ本(と言うか文字が掘られた巨大な石の板)を元に料理を再現しています。
但し、完全な再現というわけではなく、一部は現代人でも食べられるようにアレンジがされています。中世料理などはレシピがあった物の、その通りにやっていったら香辛料が多すぎてとんでもない味になったそうで(苦笑)。また、現在ではかなり入手困難な材料もあり、それに関しては似たような別の物で代替えされています。
再現料理自体ももちろん、付記として付けられたコラムも興味深い内容で、食生活から見たヨーロッパ史としても読めて、面白い内容になっています。ギリシャは肉料理が少なかったとか、中世ヨーロッパでは肉を食べる人=貴族、野菜食べる人=庶民だったとか。
個人的には中世料理はやっぱりちょっと…(汗)と感じました。著者の遠藤氏に寄れば「実は美味しい中世料理」と言うことなんですが、それは遠藤さんがアレンジを加えているからだろ、とつっこみながら読みました。
メソポタミアの料理は意外に食べられそうに思いました。
巻末には参考文献一覧や、材料から検索できる索引も載っていて充実しています。
レシピ自体は現代で手に入る食材でアレンジされているのかな、という印象を受けました。
紹介されているレシピの中では、キュケオーン、マーメニーを食べてみたいですね。