かつてC-C-Bというバンドがありました。
バンドブームになる少し前のことでしょうか。
とても売れてたと思います。ドラマの主題歌とか。
色とりどりに髪を染めて、派手な楽曲を歌ってた方々です。
その中のドラマーの方のアルバムです。
普通のバンドではドラマーさんは目立たない存在です。
それなのにこの方はドラマー兼リードボーカルとして活躍していました。
パワフルにドラムを叩きながら伸びやかな高音で多くの歌を歌い上げていました。
バンド解散後は色々と苦労されたようですね。
今はご両親の故郷で音楽活動をされているようです。
前置きがながくなりました。
このアルバムはほんとにどれもこれもハズレ無しと申しますか、
普通「…あ、これはいいかな…」ってスキップしてしまうような
曲が一曲もありません。
全部が見せ場で全部がおすすめです。
リミックス版の「30センチでつかまえて」も「Rockin'Roll Baby」も
懐かしく可愛らしく、笠さんの良さを再認識させてくれました。
このアルバムは「C-C-B」ではない、笠浩二さんのアルバムです。
この同じ空の下、こんな素晴らしい音楽を作る方が生きていてくれる。
そんな幸せを神様に感謝したいきもちになりました。
素晴らしい音楽は一筋の光のようなものです。
彼はそんな光を作り出す力のある方です。
大好きな一枚です。