リクールの思索体系が夫々の研究者によってレビューされているので「リクールって誰?」と興味を持っている人にはオススメです。等閑視されていたリクールの深さを知ることが出来ると思います。
久米先生のところで聖書の引用があってないような気がするのは私が浅学のためなのでしょう。

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リクール読本 単行本 – 2016/7/26
20世紀後半の哲学界にあって、実存哲学や精神分析、構造主義や分析哲学との幅広い思想的交渉を保ちつつ、他に類を見ない独自の地歩を築いたポール・リクール。歴史=物語の解釈学で知られる第一級の哲学者が残した膨大な仕事をテーマごとに掘り下げ、その驚くべき多面性を一望のもとに概観する、最高の執筆陣による本邦初の読本。主要著作解題とキーワード解説、略年譜も付す。
- 本の長さ398ページ
- 言語日本語
- 出版社法政大学出版局
- 発売日2016/7/26
- 寸法15 x 2.4 x 21 cm
- ISBN-104588150782
- ISBN-13978-4588150784
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商品の説明
著者について
鹿島 徹
1955年生。早稲田大学教授。著書:『可能性としての歴史──越境する物語り理論』(岩波書店),訳書:ベンヤミン『【新訳・評注】歴史の概念について』(未來社)。
越門 勝彦
1973年生。宮城学院女子大学准教授。著書:『省みることの哲学──ジャン・ナベール研究』(東信堂),共訳書:リクール『道徳から応用倫理へ』(法政大学出版局)。
川口 茂雄
1976年生。甲南大学准教授。著書:『表象とアルシーヴの解釈学』(京都大学学術出版会),共著:『岩波講座 現代 第9巻 デジタル情報社会の未来』。
野家 啓一
1949年生。東北大学名誉教授・総長特命教授。著書:『物語の哲学』『歴史を哲学する』(以上,岩波現代文庫),『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)。
堀江 宗正
1969年生。東京大学准教授。著書:『歴史のなかの宗教心理学』(岩波書店),論文:「リクール物語理論の射程」(『フランス哲学思想研究』第4号)。
川上 洋平
1979年生。専修大学講師。著書:『ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界』(創文社),共著:『共和国か宗教か,それとも』(白水社)。
佐々木 啓
1959年生。北海道大学教授。共著:『聖と俗の交錯』(北海道大学出版会),共訳書:『リクール聖書解釈学』(ヨルダン社),『エリアーデ=クリアーヌ往復書簡』(慶應義塾大学出版会)。
杉村 靖彦
1965年生。京都大学准教授。著書:『ポール・リクールの思想』(創文社),共編著:Philosophiejaponaise(J. Vrin),訳書:ナベール『悪についての試論』(法政大学出版局)。
関根 小織
1971年生。青山学院大学准教授。著書:『レヴィナスと現れないものの現象学』(晃洋書房)。訳書:リクール『別様に』(現代思潮新社)。
合田 正人
1957年生。明治大学教授。著書:『フラグメンテ』(法政大学出版局),『思想史の名脇役たち』(河出書房新社),訳書:リクール『レクチュール』(みすず書房)。
長坂 真澄
1976年生。群馬県立女子大学准教授。論文:「知の不可能性において語る声──ジャック・デリダ『声と現象』再読」(『宗教哲学研究』32号)。
大沢 啓徳
1975年生。早稲田大学非常勤講師。論文:「〈愛の闘争〉か,〈歓待〉か」(『実存思想論集』28号),共訳書:リクールほか『カール・ヤスパースと実存哲学』(月曜社)。
森 一郎
1962年生。東北大学教授。著書:『死を超えるもの』(東京大学出版会),共編著:『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局),訳書:アーレント『活動的生』(みすず書房)。
長門 裕介
1987年生。文京学院大学ほか非常勤講師。共著:『入門・倫理学の歴史』(梓出版社),論文「実存の哲学と人生の意味の哲学」(『現代思想』2014年2月号)。
渡辺 和行
1952年生。奈良女子大学教授。著書:『近代フランスの歴史学と歴史家』(ミネルヴァ書房),『フランス人民戦線』(人文書院),『ド・ゴール』(山川出版社)。
佐藤 成基
法政大学教授。著書:『ナショナル・アイデンティティと領土』(新曜社),『国家の社会学』(青弓社),共編著:『国際社会学』(有斐閣)。
長井 伸仁
1967年生。東京大学准教授。著書:『歴史がつくった偉人たち』(山川出版社),共訳書:ノラ編『記憶の場』(岩波書店)。
原山 哲
フランス労働経済学/社会学研究所研究員。共訳書:ブルジェール『ケアの社会──個人を支える政治』(風間書房),同『ケアの倫理──ネオリベラリズムへの反論』(白水社)。
荒木 奈美
1969年生。札幌大学准教授。論文:「大江健三郎『懐かしい年への手紙』論」(『札幌大学総合論叢』35号),「川上弘美『神様』『草上の昼食』論」(『ユリイカ』2013年9月号)。
藤田 尚志
1973年生。九州産業大学准教授。共編著:『愛・性・家族の哲学』(ナカニシヤ出版),Tout ouvert: L'évolution créatrice en tous sens (Olms),共著:『共にあることの哲学』(書肆心水)。
瀬戸口 昌也
1964年生。大阪教育大学教授。共著:『新しい知の世紀を生きる教育』(一莖書房),論文:「論理性と心理性の間」(日本ディルタイ協会『ディルタイ研究』20号)。
川﨑 惣一
1971年生。宮城教育大学教授。論文:「リクール正義論の意義と射程」(『宮城教育大学紀要』),訳書:リクール『イデオロギーとユートピア』(新曜社)。
朝倉 友海
1975年生。北海道教育大学准教授。著書:『概念と個別性──スピノザ哲学研究』(東信堂),『「東アジアに哲学はない」のか──京都学派と新儒家』(岩波書店)。
久米 博
1932年生。元・立正大学教授。著書:『人間学としてのリクール哲学』(せりか書房),『テクスト世界の解釈学』,訳書:リクール『時間と物語』『記憶,歴史,忘却』(以上,新曜社)。
[主要著作解題/キーワード解説]
奈良 雅俊
1959年生。慶應義塾大学教授。共著:『入門・医療倫理I』(勁草書房),論文:「マルセルの哲学における実存から存在への展開について」(『哲学』第87集)。
山田 智正
1982年生。リクール文庫協力研究員・レンヌ第二大学非常勤講師。論文:「最晩年のリクールの思索におけるテヴェナ「絶対なき哲学」の受容(仏文)」(『RThPh』146号)。
長谷川 琢哉
1975年生。親鸞仏教センター研究員。論文:「リクールにおける正義の逆説と赦し」(『宗教哲学研究』28号),共訳書:ルフラン『十九世紀フランス哲学』(白水社)。
藤田 俊輔
1986年生。龍谷大学非常勤講師。論文:「ヤスパースの寛容論」(『倫理学研究』45号),「ヤスパースにおける「自己化」の問題をめぐって」(『文明と哲学』8号)。
櫻井 一成
1981年生。日本学術振興会特別研究員。論文:「人間の自由と物語──『意志的なものと非意志的なもの』と『時間と物語』の交叉的読解を通じたリクール哲学の研究」(『美学』244号)。
山内 誠
1977年生。若狭医療福祉専門学校非常勤講師。論文:「ナベールにおける「自己を問うこととしての自己を理解すること」」(『宗教学研究室紀要』)。
八重 樫徹
1982年生。東京大学特任研究員。論文:「価値把握と感情」(『哲学雑誌』128巻800号),共訳書:フッサール『間主観性の現象学III』(筑摩書房)。
本郷 均
1959年生。東京電機大学教授。論文:「中間領域の創造性について」(『研究紀要』),共訳書:ディディエ・フランク『現象学を超えて』(萌書房)。
鶴岡 賀雄
1952年生。東京大学教授。著書:『十字架のヨハネ研究』(創文社),共編著:『スピリチュアリティの宗教史』(リトン),共訳書:エリアーデ『世界宗教史』(筑摩書房)。
古荘 匡義
1980年生。龍谷大学専任講師。共著書:『宗教を開く』(聖公会出版),論文:「反復と同時代性──ミシェル・アンリの大学教育論」(『哲學論集』61号)。
池田 喬
1977年生。明治大学准教授。著書:『ハイデガー 存在と行為──『存在と時間』の解釈と展開』,共訳書:ハイデッガー『現象学の根本問題』(以上,創文社)。
佐藤 香織
1978年生。首都大学東京ほか講師。共著:『哲学の立ち位置』(東信堂),『悪と暴力の倫理学』(ナカニシヤ出版),論文:「「繁殖性」と「無限の時間」」(『人文学報』511号)。
1955年生。早稲田大学教授。著書:『可能性としての歴史──越境する物語り理論』(岩波書店),訳書:ベンヤミン『【新訳・評注】歴史の概念について』(未來社)。
越門 勝彦
1973年生。宮城学院女子大学准教授。著書:『省みることの哲学──ジャン・ナベール研究』(東信堂),共訳書:リクール『道徳から応用倫理へ』(法政大学出版局)。
川口 茂雄
1976年生。甲南大学准教授。著書:『表象とアルシーヴの解釈学』(京都大学学術出版会),共著:『岩波講座 現代 第9巻 デジタル情報社会の未来』。
野家 啓一
1949年生。東北大学名誉教授・総長特命教授。著書:『物語の哲学』『歴史を哲学する』(以上,岩波現代文庫),『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)。
堀江 宗正
1969年生。東京大学准教授。著書:『歴史のなかの宗教心理学』(岩波書店),論文:「リクール物語理論の射程」(『フランス哲学思想研究』第4号)。
川上 洋平
1979年生。専修大学講師。著書:『ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界』(創文社),共著:『共和国か宗教か,それとも』(白水社)。
佐々木 啓
1959年生。北海道大学教授。共著:『聖と俗の交錯』(北海道大学出版会),共訳書:『リクール聖書解釈学』(ヨルダン社),『エリアーデ=クリアーヌ往復書簡』(慶應義塾大学出版会)。
杉村 靖彦
1965年生。京都大学准教授。著書:『ポール・リクールの思想』(創文社),共編著:Philosophiejaponaise(J. Vrin),訳書:ナベール『悪についての試論』(法政大学出版局)。
関根 小織
1971年生。青山学院大学准教授。著書:『レヴィナスと現れないものの現象学』(晃洋書房)。訳書:リクール『別様に』(現代思潮新社)。
合田 正人
1957年生。明治大学教授。著書:『フラグメンテ』(法政大学出版局),『思想史の名脇役たち』(河出書房新社),訳書:リクール『レクチュール』(みすず書房)。
長坂 真澄
1976年生。群馬県立女子大学准教授。論文:「知の不可能性において語る声──ジャック・デリダ『声と現象』再読」(『宗教哲学研究』32号)。
大沢 啓徳
1975年生。早稲田大学非常勤講師。論文:「〈愛の闘争〉か,〈歓待〉か」(『実存思想論集』28号),共訳書:リクールほか『カール・ヤスパースと実存哲学』(月曜社)。
森 一郎
1962年生。東北大学教授。著書:『死を超えるもの』(東京大学出版会),共編著:『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局),訳書:アーレント『活動的生』(みすず書房)。
長門 裕介
1987年生。文京学院大学ほか非常勤講師。共著:『入門・倫理学の歴史』(梓出版社),論文「実存の哲学と人生の意味の哲学」(『現代思想』2014年2月号)。
渡辺 和行
1952年生。奈良女子大学教授。著書:『近代フランスの歴史学と歴史家』(ミネルヴァ書房),『フランス人民戦線』(人文書院),『ド・ゴール』(山川出版社)。
佐藤 成基
法政大学教授。著書:『ナショナル・アイデンティティと領土』(新曜社),『国家の社会学』(青弓社),共編著:『国際社会学』(有斐閣)。
長井 伸仁
1967年生。東京大学准教授。著書:『歴史がつくった偉人たち』(山川出版社),共訳書:ノラ編『記憶の場』(岩波書店)。
原山 哲
フランス労働経済学/社会学研究所研究員。共訳書:ブルジェール『ケアの社会──個人を支える政治』(風間書房),同『ケアの倫理──ネオリベラリズムへの反論』(白水社)。
荒木 奈美
1969年生。札幌大学准教授。論文:「大江健三郎『懐かしい年への手紙』論」(『札幌大学総合論叢』35号),「川上弘美『神様』『草上の昼食』論」(『ユリイカ』2013年9月号)。
藤田 尚志
1973年生。九州産業大学准教授。共編著:『愛・性・家族の哲学』(ナカニシヤ出版),Tout ouvert: L'évolution créatrice en tous sens (Olms),共著:『共にあることの哲学』(書肆心水)。
瀬戸口 昌也
1964年生。大阪教育大学教授。共著:『新しい知の世紀を生きる教育』(一莖書房),論文:「論理性と心理性の間」(日本ディルタイ協会『ディルタイ研究』20号)。
川﨑 惣一
1971年生。宮城教育大学教授。論文:「リクール正義論の意義と射程」(『宮城教育大学紀要』),訳書:リクール『イデオロギーとユートピア』(新曜社)。
朝倉 友海
1975年生。北海道教育大学准教授。著書:『概念と個別性──スピノザ哲学研究』(東信堂),『「東アジアに哲学はない」のか──京都学派と新儒家』(岩波書店)。
久米 博
1932年生。元・立正大学教授。著書:『人間学としてのリクール哲学』(せりか書房),『テクスト世界の解釈学』,訳書:リクール『時間と物語』『記憶,歴史,忘却』(以上,新曜社)。
[主要著作解題/キーワード解説]
奈良 雅俊
1959年生。慶應義塾大学教授。共著:『入門・医療倫理I』(勁草書房),論文:「マルセルの哲学における実存から存在への展開について」(『哲学』第87集)。
山田 智正
1982年生。リクール文庫協力研究員・レンヌ第二大学非常勤講師。論文:「最晩年のリクールの思索におけるテヴェナ「絶対なき哲学」の受容(仏文)」(『RThPh』146号)。
長谷川 琢哉
1975年生。親鸞仏教センター研究員。論文:「リクールにおける正義の逆説と赦し」(『宗教哲学研究』28号),共訳書:ルフラン『十九世紀フランス哲学』(白水社)。
藤田 俊輔
1986年生。龍谷大学非常勤講師。論文:「ヤスパースの寛容論」(『倫理学研究』45号),「ヤスパースにおける「自己化」の問題をめぐって」(『文明と哲学』8号)。
櫻井 一成
1981年生。日本学術振興会特別研究員。論文:「人間の自由と物語──『意志的なものと非意志的なもの』と『時間と物語』の交叉的読解を通じたリクール哲学の研究」(『美学』244号)。
山内 誠
1977年生。若狭医療福祉専門学校非常勤講師。論文:「ナベールにおける「自己を問うこととしての自己を理解すること」」(『宗教学研究室紀要』)。
八重 樫徹
1982年生。東京大学特任研究員。論文:「価値把握と感情」(『哲学雑誌』128巻800号),共訳書:フッサール『間主観性の現象学III』(筑摩書房)。
本郷 均
1959年生。東京電機大学教授。論文:「中間領域の創造性について」(『研究紀要』),共訳書:ディディエ・フランク『現象学を超えて』(萌書房)。
鶴岡 賀雄
1952年生。東京大学教授。著書:『十字架のヨハネ研究』(創文社),共編著:『スピリチュアリティの宗教史』(リトン),共訳書:エリアーデ『世界宗教史』(筑摩書房)。
古荘 匡義
1980年生。龍谷大学専任講師。共著書:『宗教を開く』(聖公会出版),論文:「反復と同時代性──ミシェル・アンリの大学教育論」(『哲學論集』61号)。
池田 喬
1977年生。明治大学准教授。著書:『ハイデガー 存在と行為──『存在と時間』の解釈と展開』,共訳書:ハイデッガー『現象学の根本問題』(以上,創文社)。
佐藤 香織
1978年生。首都大学東京ほか講師。共著:『哲学の立ち位置』(東信堂),『悪と暴力の倫理学』(ナカニシヤ出版),論文:「「繁殖性」と「無限の時間」」(『人文学報』511号)。
登録情報
- 出版社 : 法政大学出版局 (2016/7/26)
- 発売日 : 2016/7/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 398ページ
- ISBN-10 : 4588150782
- ISBN-13 : 978-4588150784
- 寸法 : 15 x 2.4 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 755,453位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,338位哲学 (本)
- - 5,638位その他の思想・社会の本
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