この本は図書館で3歳の子供が選んで借りて、返却後もう一度借りて、何度も読んでと言われるくらい子供がすっかり気に入ってしまったので買う事にしました。地図も付録で付いているので乗り物や地図を見るのが好きなうちの子には、そこもポイントになっているかも。
他の方のレビューでも賛否両論の内容についてですが、確かに最初は大人目線で見ると絵本のわりに結構エグい内容だなーと思いました。ですが子供は深くは理解できないのもあってか、楽しんで見ているし、そんなに気にはしていません。買う際に他の方のレビューで否定的な意見も多くて驚きました。妻も同様に驚いていました。
ストーリー簡単に大人目線で言えば、
すっかり職場で古株になった「ばすくん」が山奥のバス会社に左遷されて、故障して仕事できなくなってクビ、山奥に捨てられる。でも最後は山の動物たちの住処となってたくさんの仲間たちと暮らすのでした。という感じ。
確かに人間の実社会に置き換えられそうな、見る人によっては辛い内容かもしれません。
でもそんな暗く描いている訳では無いし、最後ばすくんは自分が必要とする仲間に恵まれ、ハッピーエンドだと思います。
実際のバスは解体されて処分されるか、リサイクルされて終わりでしょうから。
「誰しも自分が必要とされる場所が必ず有るはず」という捉え方もできるし、
壊れちゃったものも使い方次第でずっと長く使うことが出来る、
ていう現代の大量消費社会への警鐘、子供への教訓と捉えることもできる (笑)
不法投棄が問題との意見もありますけど、子供が疑問を持ったり不適当な解釈をしているのであれば、
そこはちゃんと大人が子供に教えれば良いと思います。
そういう問題を子供が考える良いきっかけでになるのではないでしょうか。
うちの子は「ばすくんタイヤ治してまた走れるようになったらいいね」くらいで前向きなかんじで見ているので、
上記のようにそこまで深刻に考えて読んでいる訳では無いですが、
あえてこの本の言いたい事を考えるならこうかなあと思いました。
乗り物好きのお子さんにはおすすめかな。
ただこのストーリーが辛いと感じる方や、他の子に優しすぎる感受性の豊かなお子さんには逆に向かないのかなーと思ったりです。
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ばすくん 単行本 – 2007/9/21
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購入オプションとあわせ買い
絶版扱いとなっていたベストセラー創作絵本「ばすくん」の新装版復刊作品。長く働き、バスとしての役割を終えた「ばすくん」の悲しみと感動の物語です。
- 本の長さ44ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/9/21
- ISBN-104097262793
- ISBN-13978-4097262794
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/9/21)
- 発売日 : 2007/9/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 44ページ
- ISBN-10 : 4097262793
- ISBN-13 : 978-4097262794
- Amazon 売れ筋ランキング: - 124,309位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 863位お絵描き・うた・音楽
- - 2,614位絵本 (本)
- - 91,330位コミック
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2022年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し俺があり、ページのずれがありきになりました。孫に渡しますが、少し心配です。
2014年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お客さんの笑顔を見るのが幸せな路線バスの話。ついに古くなり、山奥のバス会社に売られる。さらにその後、森の中で捨てられてしまう。これは不法投棄である。しかし本書を純粋にファンタジーとして読んでみよう。解体は死、放置は延命である。それを素直に喜ぼう。後に、動物たちが集まり、バスに乗る。バスくんは再び幸せを得る。私達はここに人生の老いを重ねて読むことが出来る。一度現役を引退し、誰からも必要とされなくなった。しかし次は第二の人生が始まるのだ。表紙のバスくん。行先は「こころ行き」バスが最後に到着するのは温かい心か。
2012年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なかやみわさんの絵が大好きで、7冊持っています。
くれよんくん や そらまめくん の話と違って、
心にぐっとくるお話です。(作家が違うからでしょうね)
最初に読み聞かせたとき、4歳前の子供も涙ぐんでいましたが、
私は涙で読み続けられなかったです。
「悲哀」だけではなく、バスくんは天職を見つけられたのだと思います。
心が洗われます。
子供だけでなく大人にもお勧めです。
くれよんくん や そらまめくん の話と違って、
心にぐっとくるお話です。(作家が違うからでしょうね)
最初に読み聞かせたとき、4歳前の子供も涙ぐんでいましたが、
私は涙で読み続けられなかったです。
「悲哀」だけではなく、バスくんは天職を見つけられたのだと思います。
心が洗われます。
子供だけでなく大人にもお勧めです。
2012年2月25日に日本でレビュー済み
評価は両極端に分かれていますが、
私はいままで読んだ絵本の中でも傑作の部類だと思います。
子どもが喜ぶ内容ではないのかもしれませんが…。
表紙絵に似合わず哀愁漂う内容です…。
絵はとてもきれいで温かみのあるのに悲しい話です、一応ハッピーエンドですが。
リストラサラリーマンの比喩みたい。
でも、何回読んでも心揺さぶられます。
『100万回生きたねこ』や『おおきな木』よりも。
新型バスの台頭によって頑張り屋の「バスくん」が田舎に売られていく、
新天地で頑張った後は、使い捨てのように森の中への不法投棄…
「それでも、ばすくんはお客さんの笑顔を見みられるだけで満足でした」
「それっきりいくら待っても二度と迎えが来ることはありませんでした」
悲しい…。
その後、森の中での動物たちの出会い、再び役に立つという幸せ、新しい世界との巡り合わせ、
「バスくんはもう寒くはありませんでした、淋しくなんかありませんでした」
マジメだけが取り柄のサラリーマンがリストラされ都落ち、それでも新天地でかんばる。
けれど、そこでも使い捨てされ、役立たず・孤独感を経て、その先に待っているのは…。
遺跡や廃墟といった以前人が住んでいたところに動物たちが住むという世界がラピュタみたい。
後半の森とばすくんの絵と構図がとてもすばらしい。
転職した、左遷された、有能な部下や新人に追い抜かれた、リストラされたお父さんが子どもに読んだら、
きっとノックアウトされることは間違いなし!(だと勝手に想像)
私はいままで読んだ絵本の中でも傑作の部類だと思います。
子どもが喜ぶ内容ではないのかもしれませんが…。
表紙絵に似合わず哀愁漂う内容です…。
絵はとてもきれいで温かみのあるのに悲しい話です、一応ハッピーエンドですが。
リストラサラリーマンの比喩みたい。
でも、何回読んでも心揺さぶられます。
『100万回生きたねこ』や『おおきな木』よりも。
新型バスの台頭によって頑張り屋の「バスくん」が田舎に売られていく、
新天地で頑張った後は、使い捨てのように森の中への不法投棄…
「それでも、ばすくんはお客さんの笑顔を見みられるだけで満足でした」
「それっきりいくら待っても二度と迎えが来ることはありませんでした」
悲しい…。
その後、森の中での動物たちの出会い、再び役に立つという幸せ、新しい世界との巡り合わせ、
「バスくんはもう寒くはありませんでした、淋しくなんかありませんでした」
マジメだけが取り柄のサラリーマンがリストラされ都落ち、それでも新天地でかんばる。
けれど、そこでも使い捨てされ、役立たず・孤独感を経て、その先に待っているのは…。
遺跡や廃墟といった以前人が住んでいたところに動物たちが住むという世界がラピュタみたい。
後半の森とばすくんの絵と構図がとてもすばらしい。
転職した、左遷された、有能な部下や新人に追い抜かれた、リストラされたお父さんが子どもに読んだら、
きっとノックアウトされることは間違いなし!(だと勝手に想像)
2013年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病院の待合室で読んだ『ばすくん』
どうしても欲しいと3歳の息子に言われ購入しました
普段から赤いバスに乗っていて馴染みがあるのと、動物達が出てくるので息子のお気に入りです
ただ、バスを不法投棄する点は、絵本上、よろしくないのでは???と思ってしまいます
(息子もかわいそうと言っています)
どうしても欲しいと3歳の息子に言われ購入しました
普段から赤いバスに乗っていて馴染みがあるのと、動物達が出てくるので息子のお気に入りです
ただ、バスを不法投棄する点は、絵本上、よろしくないのでは???と思ってしまいます
(息子もかわいそうと言っています)
2006年7月15日に日本でレビュー済み
とても含蓄のある本だと思いました。
うちの息子もそうでしたが、子供は素直にばすくんの気持ちになって同情したり、何とかしてあげたいと思うでしょう。
でも、ばすくんにひどい仕打ちをしたり(といっても人間にとっては当たり前のことですが)、
果ては不法投棄までされてしまうこの物語の展開から、
大人の場合は同情だけでなく人間のエゴも感じることでしょう。
自分を映し出す鏡を見せられているようで、いやな気分になる人もいるでしょうし、反省する人もいるはず。
ここがこの本の評価の分かれ目かも。
私の場合、日ごろの生活を反省すると同時に、どんな目に遭っても自分のスタンスを変えずに生き抜いたからこそ手に入れられたばすくんにとっての幸せがとても温かいものに感じられました。
うちの息子もそうでしたが、子供は素直にばすくんの気持ちになって同情したり、何とかしてあげたいと思うでしょう。
でも、ばすくんにひどい仕打ちをしたり(といっても人間にとっては当たり前のことですが)、
果ては不法投棄までされてしまうこの物語の展開から、
大人の場合は同情だけでなく人間のエゴも感じることでしょう。
自分を映し出す鏡を見せられているようで、いやな気分になる人もいるでしょうし、反省する人もいるはず。
ここがこの本の評価の分かれ目かも。
私の場合、日ごろの生活を反省すると同時に、どんな目に遭っても自分のスタンスを変えずに生き抜いたからこそ手に入れられたばすくんにとっての幸せがとても温かいものに感じられました。
2009年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嫁が子供に読み聞かせるために購入しました
横で読み聞かせするのを見ていて内容を知ったのですが
正直これはない
古くなったからといって山奥のバス会社に売られ、そこでも壊れたからといって捨てられる
救いがない
動物たちの住処になったから幸せ?
バスにはバスの本懐を遂げさせてやれって話
読み終わってなーんか妙な気持ちにさせてくれる一冊です
横で読み聞かせするのを見ていて内容を知ったのですが
正直これはない
古くなったからといって山奥のバス会社に売られ、そこでも壊れたからといって捨てられる
救いがない
動物たちの住処になったから幸せ?
バスにはバスの本懐を遂げさせてやれって話
読み終わってなーんか妙な気持ちにさせてくれる一冊です