チャレンジスピリッツに賛辞を送りたい。いわゆる「ラノべ」とは
一線を画す作品。表紙にも出ている金髪ボインちゃんは「完璧超人」
だし、黒髪ぱっつんちゃんは「大和撫子タイプ」だしで「キャラ」
はそれッポイのだけど、リベンジの手法が「剃毛」だったり登場人
物たちの思考が功利主義的であったり、何よりアノ驚愕のラスト
である。
これはラノベのコスプレをしたB級サイコサスペンスだと思う。

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ツルツルちゃん (NMG文庫) 文庫 – 2013/4/23
幼なじみの先斗町未来。ファッション誌でモデルをしつつ、学力は学年トップクラスで、しかも抜群の運動能力を誇る。
そんなチートなJKだが、無くて七癖、未来は超のつく潔癖症だった。
未来の五年来の親友で俺が密かに思いを寄せる兎実さんの手帳を未来がたまたま拾ったのが発端だった。
潔癖症を発動させた未来は、兎実さんの頭をツルツルに剃ろうと…。
超新感覚・学園ツルツルストーリー。
そんなチートなJKだが、無くて七癖、未来は超のつく潔癖症だった。
未来の五年来の親友で俺が密かに思いを寄せる兎実さんの手帳を未来がたまたま拾ったのが発端だった。
潔癖症を発動させた未来は、兎実さんの頭をツルツルに剃ろうと…。
超新感覚・学園ツルツルストーリー。
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社オークラ出版
- 発売日2013/4/23
- ISBN-104775520431
- ISBN-13978-4775520437
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登録情報
- 出版社 : オークラ出版 (2013/4/23)
- 発売日 : 2013/4/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 207ページ
- ISBN-10 : 4775520431
- ISBN-13 : 978-4775520437
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,413,699位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,179位ライトノベル (本)
- - 258,405位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1月27日京都市生まれ。東京都在住。
みずがめ座。B型。
2002年、「中国の拷問」で第19回早稲田文学新人賞を受賞してデビュー。
2013年、『ツルツルちゃん』(NMG文庫、オークラ出版)を上梓する。
2014年、『盗まれた遺書』(河出書房新社)を刊行。
単行本未収録作品に、「平均的駅員」、「君の中指の深爪の」、「零年代のレミー・コーション」などがある。
「早稲田文学6」(2013年)では女装姿で表紙とグラビアページを飾っている。
ブログ
http://s.ameblo.jp/sendamanabu/
『ツルツルちゃん』PV
http://www.youtube.com/watch?v=QZeCVeTJlK0&feature=youtu.be
『盗まれた遺書』PV
http://www.youtube.com/watch?v=27HJI7dH16k&feature=youtu.be
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
展開が早い!話しが面白すぎる。電車の中では読めない(乗り過ごしてしまう)。散りばめられたオマージュが、ウケる!!この作家さんの頭のキレ具合が凄い。何か所か誤植があったが、そんなことは、お構いなしに話が突っ走ていく。付いて行くのが大変(笑)。
2014年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何か面白そうな本は無いかと探していて、たまたま見掛けて注文しました。届いて早速読んでみたのですが、正直よく分からない内容でした。
内容がよく分からなくとも引き込まれる文章であればすぐに読み終わって、「ああ、こういう事だったのか」となるかと思うのですが、続きを読もうと思わせる文章でもありませんでした。タイトルはそういう意味です。内容自体も続きが気になるという感じでもありませんでした。
私には合わなかっただけかもしれないですので、申し訳ないですがこの評価です。
内容がよく分からなくとも引き込まれる文章であればすぐに読み終わって、「ああ、こういう事だったのか」となるかと思うのですが、続きを読もうと思わせる文章でもありませんでした。タイトルはそういう意味です。内容自体も続きが気になるという感じでもありませんでした。
私には合わなかっただけかもしれないですので、申し訳ないですがこの評価です。
2013年6月6日に日本でレビュー済み
「情報の提示の仕方が不明瞭で説明が不十分」
「常識が覆されるようなヒロインたちの行動と関係性が刺激的」
至る所で賛否両論というか評価が完璧に分かれる極端な小説という噂を聞き、一か月以上遅れましたがようやく読了
結論から言えば「賛否どちらの意見も正しい」としか言いようが無い、完全に解釈を読者に任せてしまう作品
後書きで作者が「言葉の・意思の伝わらなさ」について触れている事から、この解釈を100%読者にブン投げるような
作品のありようは意図的に仕組まれたものでしょう
容姿端麗、運動神経抜群、成績優良…完璧超人と周りから憧れの的である幼馴染・先斗町未来と彼女の下働きとして
その完璧さを支え続けている主人公・映一。ある日映一は中学時代からの二人の友人でありクラスの人気者・兎美ふらが
落とした手帳を異常潔癖症の未来に突き付けられ、汚すぎる字で書き綴られたその内容を同じ手帳の新品に清書することを
命じられるが、ふらの落とした手帳の中身はクラスの人気者である彼女の知られざる面を記した恐るべきものであり…
物語はふらの暗黒面を知ってしまった未来が表紙に描かれたような剃髪に至るまでと、剃髪事件以降の未来とふらの人間関係と
彼女たちの突発的異常行動を中心に描かれるのですが、その真意がどうとでも解釈できてしまう。タイトルの「ツルツルちゃん」の
意味すら未来の潔癖症と映一やふらへの想いをどう解釈するかで全然違う解釈が出来てしまうので「こう解釈するべき」という
明確な回答を物語に希望する人には絶対に受け付けないタイプの作品であることは確か
しかしその一方で行動原理は不明だが、ライトノベルの壁をブチ破るようなふらの暗黒面や未来の歪み、彼女たちの周りをうろつき
真相を明かそうとする瓶底メガネ少女・羊歯さんのパンクな行動が(羊歯さんの最後の行動は目が点になった)他作品に無い魅力を
産み出しており、この辺は怪作「 おじいちゃんもう一度最期の戦い キャラ設定画付kindle限定版 (NMG文庫) 」を世に出したNMG文庫らしさを感じさせる
単なる「わけのわからない作品」であれば壁にブン投げるだけで済むけど、ライトノベルとしての一応の娯楽性を備えているのでいよいよ評価に困る
このレビューを読んだ方には申し訳ないけど、読んでからしか合う合わないが分からない作品とだけお伝えします
「常識が覆されるようなヒロインたちの行動と関係性が刺激的」
至る所で賛否両論というか評価が完璧に分かれる極端な小説という噂を聞き、一か月以上遅れましたがようやく読了
結論から言えば「賛否どちらの意見も正しい」としか言いようが無い、完全に解釈を読者に任せてしまう作品
後書きで作者が「言葉の・意思の伝わらなさ」について触れている事から、この解釈を100%読者にブン投げるような
作品のありようは意図的に仕組まれたものでしょう
容姿端麗、運動神経抜群、成績優良…完璧超人と周りから憧れの的である幼馴染・先斗町未来と彼女の下働きとして
その完璧さを支え続けている主人公・映一。ある日映一は中学時代からの二人の友人でありクラスの人気者・兎美ふらが
落とした手帳を異常潔癖症の未来に突き付けられ、汚すぎる字で書き綴られたその内容を同じ手帳の新品に清書することを
命じられるが、ふらの落とした手帳の中身はクラスの人気者である彼女の知られざる面を記した恐るべきものであり…
物語はふらの暗黒面を知ってしまった未来が表紙に描かれたような剃髪に至るまでと、剃髪事件以降の未来とふらの人間関係と
彼女たちの突発的異常行動を中心に描かれるのですが、その真意がどうとでも解釈できてしまう。タイトルの「ツルツルちゃん」の
意味すら未来の潔癖症と映一やふらへの想いをどう解釈するかで全然違う解釈が出来てしまうので「こう解釈するべき」という
明確な回答を物語に希望する人には絶対に受け付けないタイプの作品であることは確か
しかしその一方で行動原理は不明だが、ライトノベルの壁をブチ破るようなふらの暗黒面や未来の歪み、彼女たちの周りをうろつき
真相を明かそうとする瓶底メガネ少女・羊歯さんのパンクな行動が(羊歯さんの最後の行動は目が点になった)他作品に無い魅力を
産み出しており、この辺は怪作「 おじいちゃんもう一度最期の戦い キャラ設定画付kindle限定版 (NMG文庫) 」を世に出したNMG文庫らしさを感じさせる
単なる「わけのわからない作品」であれば壁にブン投げるだけで済むけど、ライトノベルとしての一応の娯楽性を備えているのでいよいよ評価に困る
このレビューを読んだ方には申し訳ないけど、読んでからしか合う合わないが分からない作品とだけお伝えします
2013年5月14日に日本でレビュー済み
表紙絵の二人の美少女に目がくぎ付け。
一体この二人は何者?何が起きる?
一ページ目、一行目からぐいぐい引き込まれ
読み始めたら最後、わが全身、わが全霊
溺れおぼれ状態
このまま読み続ける?
でも、もったいない
ゆっくり、ゆっくり、味わいたい
この
なんだか不思議な世界の中にいつまでも浸り続けたい
読み終わるのは、いや
最後のページ
一体 何?
私の魂はどこへ
行けばいいの?
一体この二人は何者?何が起きる?
一ページ目、一行目からぐいぐい引き込まれ
読み始めたら最後、わが全身、わが全霊
溺れおぼれ状態
このまま読み続ける?
でも、もったいない
ゆっくり、ゆっくり、味わいたい
この
なんだか不思議な世界の中にいつまでも浸り続けたい
読み終わるのは、いや
最後のページ
一体 何?
私の魂はどこへ
行けばいいの?
2014年6月14日に日本でレビュー済み
最初の方はなんかもってまわったというか、あんまり好きな文体じゃないなーと思って我慢しながら読んでたんですが、ところどころでハッとさせられるような冴えた文章が出てきたりするんですね。そんで問題のシーン。ゾクゾクしてきますね。もうここらへん読めただけで今のところ満足です。
2013年5月14日に日本でレビュー済み
表紙のイラストのかわいさに魅かれて購入しました。
著者の仙田学氏は、京都出身とのこと。そして、2002年第19回「早稲田文学」新人賞受賞という異色の経歴の方です。
この女の子二人、金髪モデルの美少女未来ちゃんと、黒髪でクラスのアイドル兎実さんの
鬼気迫る愛と友情と困惑がステキ。
「おれ」の一人称語りで、最初から最後までうねりまくり、突っ走りまくる、ねずみ花火みたいな文体もかっこいい。
「おれ」の妹で常に猫耳パーカー着てる「つなちゃん」も、かわいい。
タイトルの『ツルツルちゃん』とは一体何か?
それについては、ラストであっと驚くこと間違いなし。
笑いも満載で、何度でも繰り返し読みたくなります。
夜寝る前にじっくり読むのもいいし、コーヒー片手に喫茶店でさらっと読むのもよさそう。
カバー裏特大PIN-UPもついていて、お得な一冊です。
著者の仙田学氏は、京都出身とのこと。そして、2002年第19回「早稲田文学」新人賞受賞という異色の経歴の方です。
この女の子二人、金髪モデルの美少女未来ちゃんと、黒髪でクラスのアイドル兎実さんの
鬼気迫る愛と友情と困惑がステキ。
「おれ」の一人称語りで、最初から最後までうねりまくり、突っ走りまくる、ねずみ花火みたいな文体もかっこいい。
「おれ」の妹で常に猫耳パーカー着てる「つなちゃん」も、かわいい。
タイトルの『ツルツルちゃん』とは一体何か?
それについては、ラストであっと驚くこと間違いなし。
笑いも満載で、何度でも繰り返し読みたくなります。
夜寝る前にじっくり読むのもいいし、コーヒー片手に喫茶店でさらっと読むのもよさそう。
カバー裏特大PIN-UPもついていて、お得な一冊です。
2013年7月9日に日本でレビュー済み
この妙な世界に引きずり込まれるけれど、先斗町とか兎実とか羊歯とかいうネーミングのように、なんだか雲をつかむみたいに、誰のこともまるわかりにならない。それが最も面白いところだった。
話の全貌もまるわかりにならないから、もっと先を読んで知りたくなるし、読み返して確認したくなる。
けれどやっぱり把握しきれなくて、さらに続きを求めたくなった。
後書きによると、二巻が出るそうなので、この物語がどんなうねり方をするのか大変楽しみだ。
作者は早稲田文学新人賞を受賞している人なので、『ツルツルちゃん』の純文学版も読んでみたい。
話の全貌もまるわかりにならないから、もっと先を読んで知りたくなるし、読み返して確認したくなる。
けれどやっぱり把握しきれなくて、さらに続きを求めたくなった。
後書きによると、二巻が出るそうなので、この物語がどんなうねり方をするのか大変楽しみだ。
作者は早稲田文学新人賞を受賞している人なので、『ツルツルちゃん』の純文学版も読んでみたい。