昨年(平成28年)、御高齢を理由に「生前退位」の意向を表明された今上陛下。その職責と国民を思う苦悩に我々国民各位は粛然とした。
現在、政府や国会は、陛下の御意向に沿うべく、所要の措置を講じているところであるが、コトはそう簡単にはいかない。
本書は、昨年発せられた陛下の「御言葉」の真意を読み解き、そもそもなぜ天皇の「生前退位」が困難なのかを現行の法制度等を解説しながら詳細に説明している。
また、仮に「生前退位」が実現した場合の諸問題と解決策や、今後の皇室が抱える課題についても触れられており、「天皇陛下の生前退位問題」について分かり易く学べる一冊である。
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象徴天皇「高齢譲位」の真相 (ベスト新書) 新書 – 2017/1/7
所 功
(著)
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今の陛下は、天皇を国家・国民統合の象徴と定める日本国憲法により即位され、積極的に象徴の役割を果たしてこられた、それが高齢化により困難となる手前で、自ら譲位を決断された。その叡慮を尊重するのは、日本国民の良識であ理、政府・国会の責務であろう。本書は平成28年8月8日の「お言葉」の真意を読み解き、その背景にある原稿憲法と皇室典範の全容を解説した上で、法整備の具体的な解決策と今後の課題を示す。
● 有識者会議のメンバーであり、皇室制度及び典範の研究の第一人者である著者が「生前退位」問題と解決法、今後の展開を詳細に解明!
●歴代天皇の皇位継承がわかる系図や、今上天皇の略年表など、図版や資料を豊富に掲載。歴代天皇から現代の皇室まで理解できる1冊!
【目次】
第一章「生前退位」のご意向を読み解く
NHKの第一報に対する反響
「譲位」を決意された時期と理由
「象徴の務め」とその在り方
摂政・臨時代行でなく譲位こそ
海外王室で近年行われた譲位の実例
第二章「天皇陛下のお言葉」を読み解く
ビデオメッセージに対する反響
自ら形作られた象徴天皇の在り方
臨終崩御に伴う皇室と社会の状況
皇室が「国民と共に未来を築く」
第三章 憲法の規定する象徴世襲天皇
古代の「律令」と近代的な「典憲」
被占領下で制定された象徴天皇
象徴天皇は「世襲」による「君主」
憲法の定める象徴天皇の国事行為
象徴天皇にふさわしい公的行為
世襲の天皇の奉仕される祭祀行為
第四章 皇室典範を規定する皇室制度
明治典範を引き継いだ戦後の新典範
皇位継承者は皇統の男系男子のみ
皇嗣の範囲、天皇の在位期間
皇族は養子も女子宮家も不可
「大喪の礼」と「即位の礼
」「皇室会議」の構成員と役割
第五章 高齢譲位の実現方法と残る課題
新典範案を審議中の「退位」論議
有識者会議で検討中の対処方法
当面の特措法から典範改正まで
譲位の実現に向けての検討事項
次の皇嗣と皇族女子の在り方
● 有識者会議のメンバーであり、皇室制度及び典範の研究の第一人者である著者が「生前退位」問題と解決法、今後の展開を詳細に解明!
●歴代天皇の皇位継承がわかる系図や、今上天皇の略年表など、図版や資料を豊富に掲載。歴代天皇から現代の皇室まで理解できる1冊!
【目次】
第一章「生前退位」のご意向を読み解く
NHKの第一報に対する反響
「譲位」を決意された時期と理由
「象徴の務め」とその在り方
摂政・臨時代行でなく譲位こそ
海外王室で近年行われた譲位の実例
第二章「天皇陛下のお言葉」を読み解く
ビデオメッセージに対する反響
自ら形作られた象徴天皇の在り方
臨終崩御に伴う皇室と社会の状況
皇室が「国民と共に未来を築く」
第三章 憲法の規定する象徴世襲天皇
古代の「律令」と近代的な「典憲」
被占領下で制定された象徴天皇
象徴天皇は「世襲」による「君主」
憲法の定める象徴天皇の国事行為
象徴天皇にふさわしい公的行為
世襲の天皇の奉仕される祭祀行為
第四章 皇室典範を規定する皇室制度
明治典範を引き継いだ戦後の新典範
皇位継承者は皇統の男系男子のみ
皇嗣の範囲、天皇の在位期間
皇族は養子も女子宮家も不可
「大喪の礼」と「即位の礼
」「皇室会議」の構成員と役割
第五章 高齢譲位の実現方法と残る課題
新典範案を審議中の「退位」論議
有識者会議で検討中の対処方法
当面の特措法から典範改正まで
譲位の実現に向けての検討事項
次の皇嗣と皇族女子の在り方
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2017/1/7
- ISBN-104584125414
- ISBN-13978-4584125410
商品の説明
著者について
昭和16年(1941)12月岐阜県出身。名古屋大学史学科・同大学院修士課程卒業。皇學館大学助教授・文部省教科書調査官を経て同56年(1981)より京都産業大学教授。法学博士(慶應義塾大学、日本法制文化史)。平成24年(2012)より京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所教授。主な著書に『皇室典範と女性宮家』『伊勢神宮と日本文化』( 勉誠出版)、『皇位継承のあり方』(PHP新書)、『天皇の「まつりごと」』(NHK新書)、『歴代天皇の実像』『皇室に学ぶ徳育』(モラロジー研究所)代表編著に『皇室事典』(角川学芸出版)、『日本年号史大事典』(雄山閣)など。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2017/1/7)
- 発売日 : 2017/1/7
- 言語 : 日本語
- 新書 : 296ページ
- ISBN-10 : 4584125414
- ISBN-13 : 978-4584125410
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,309,307位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 542位ベスト新書
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去、現在、そして未来に向けて、それぞれの時代の日本国と皇室に対する捉え方、価値観を、一国民の立場から把握したり、展望していく事の大切さを実感しています。色々な立場の方々からの解釈、ご意見、ご意向も大切に吟味してみたいと感じました。
2017年2月16日に日本でレビュー済み
我が国の天皇や天皇制について、歴史から未来像までかなり深く考察している本です。
天皇制や皇室について国民のほとんどは、「多少は関心があるし親しみもあるが、存在が遠く感じる」という意見がほとんどなのだとか…(本書より)
自分でも以前に、今上天皇の生前退位のニュースを目にしても、「ご高齢になると、公務も大変なんだろうなあ…」という感想くらいしかありませんでした。
しかしこの本を読んで、自分が天皇制や皇室について、知らないことが多すぎる事実に少し愕然としました。
二千年近い歴史。幅広い公務。宮中行事がこんなにたくさんあることも知りませんでした。
海外でも敬意を払われている日本の皇室や天皇制について、知れば知るほど「簡単に言えることは、一つもないのだ」と思いました。
皇室について知る機会が少ないことは、少し残念な気がしますが、そんな若い世代や皇室についてあまり知識の無い人達にこそ読んでほしい一冊です。
天皇制や皇室について国民のほとんどは、「多少は関心があるし親しみもあるが、存在が遠く感じる」という意見がほとんどなのだとか…(本書より)
自分でも以前に、今上天皇の生前退位のニュースを目にしても、「ご高齢になると、公務も大変なんだろうなあ…」という感想くらいしかありませんでした。
しかしこの本を読んで、自分が天皇制や皇室について、知らないことが多すぎる事実に少し愕然としました。
二千年近い歴史。幅広い公務。宮中行事がこんなにたくさんあることも知りませんでした。
海外でも敬意を払われている日本の皇室や天皇制について、知れば知るほど「簡単に言えることは、一つもないのだ」と思いました。
皇室について知る機会が少ないことは、少し残念な気がしますが、そんな若い世代や皇室についてあまり知識の無い人達にこそ読んでほしい一冊です。
2017年1月12日に日本でレビュー済み
有識者会議のメンバーで、早くから譲位の必要を主張していた著者の本。
天皇の譲位は決定し、ひと段落ついたかのように見える問題だが、
やはり一代限りでなく、皇室典範改正の恒久化が必要だと思わされた。
若干、堅苦しくはあるが、憲法や皇室典範だけでなく、
「象徴」が意味するものとは、天皇の仕事とはどんなものがあるのか、
現在の皇室そのものがよくわかる。特に宮中祭祀など、目に見えないところで
天皇という役割はかなりハードだと気づかされた。
だからこそ、替えの効かない存在であり、特別な存在なのかもしれない。
本書はさらに、譲位したあとの祭祀や元号にまで触れているので、
今後の展開にも役立ちそうである。
天皇の譲位は決定し、ひと段落ついたかのように見える問題だが、
やはり一代限りでなく、皇室典範改正の恒久化が必要だと思わされた。
若干、堅苦しくはあるが、憲法や皇室典範だけでなく、
「象徴」が意味するものとは、天皇の仕事とはどんなものがあるのか、
現在の皇室そのものがよくわかる。特に宮中祭祀など、目に見えないところで
天皇という役割はかなりハードだと気づかされた。
だからこそ、替えの効かない存在であり、特別な存在なのかもしれない。
本書はさらに、譲位したあとの祭祀や元号にまで触れているので、
今後の展開にも役立ちそうである。
2017年1月17日に日本でレビュー済み
今上陛下の強いお気持ちが伝わってきました。
摂政代行案なども議論されていたようですが、
「天皇という存在は、摂政によって代行が出来るものではない」と陛下自ら仰っていたことを知り、
改めて、公務に対する陛下の心の声に近づけた気がいたします。
また、「高齢譲位」に際して、どのような議論が行われているのか、経過を知ることが出来ました。
買ってよかったと思っています。
摂政代行案なども議論されていたようですが、
「天皇という存在は、摂政によって代行が出来るものではない」と陛下自ら仰っていたことを知り、
改めて、公務に対する陛下の心の声に近づけた気がいたします。
また、「高齢譲位」に際して、どのような議論が行われているのか、経過を知ることが出来ました。
買ってよかったと思っています。