単なる、メソッドやノウハウの紹介ではなく、
一流の人の接し方・思考が分かる一冊。
著者の徳升さんは、
ニューヨークで活躍する
イベント・フローラル・デザイナー
顧客には、
ハリウッドセレブや大リーガー、世界各国の駐在大使と、
層々たる方々がいらっしゃいます。
本の中には、
そういった一流の人のマインド、考え方や、
なぜ、徳升さんが一流の方々から選ばれたか、
だけではなく、
徳升さんと徳升さんを取り巻くスタッフさんの
仕事の中でのエピソードが
たくさん書いてあります。
この本を読んで、
本当によかった！
と思えたのは、
この徳升さんとスタッフさんのエピソードが読めたから。
確かに、超一流の人に徳升さんが
選ばれた理由も役に立つのですが、
一番は、（私にとって）
一流のイベント・フローラル・デザイナーが、
どうやってチームを動かしているのか、
チームメイトにどんな思いを持っているのか、
会社をしっかりとまとめて行きたい私には、
心に響くエピソードばかりでした。
配達場所を間違えたドライバーへの対応や、
食器を配送しているスタッフが逃走し時などなど、
スタッフを信じる力、
愛情の深さに感動しました。
本書に書いてあったのですが、
徳升さん曰く、
一流の世界にふれる最大のメリットは、
やがて自分自身が一流になれることです。
これまでになかった価値観や、
桁外れのスケールの大きさ、
時には厳しいビジネスに対する
姿勢や信念を目の当たりにすると、
自分自身を成長させることができ、
やがて一流の仲間入りをする。
それこそ「一流の世界に学ぶ」ということだとおもいます。
私も一流になりたいので、
本書に出てくる、
一流の方々のエピソードを
しっかり学んでいきたいと思います。
一流になりたい方、
一流に触れたい方、
におススメです。
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