近年、癌による死亡者数は増加の一途を辿っている。
それらの方々の大半は、医療設備の充実した大病院で、
高度な先端医療を受けているにもかかわらず死んでいくという事実がある。
そこで行われている治療は、いわゆる癌の三大療法によるものである。
「患部を切って取って捨てる」「抗がん剤治療」「放射線治療」である。
これらは、「捨ててしまえばもとには戻らない」「細胞毒である造癌剤投与」「放射能の照射」と
言い換えることができる。
厚生労働省が認可をしていない治療方法を施しても、
保健は適応されないし、そのような治療は病院も患者に対して施すことはできないのも事実である。
しかし、自分の命に係わる問題である以上、
患者の方もきちんとした知識を自ら能動的に身に付けていくべきである。
これだけ癌による死亡者数が増えている現実があるのだから、
そろそろ皆が真実に気付くべきであるように思う。
現在、大病院での主流の治療方法しか頭に浮かばない人にとって、
本書は大きな気付きを与えてくれる１冊となるだろう。
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