非常に高い次元で読み解かれており、読んでいるとワクワク、ゾクゾクしてくる内容です。
エゴ的な生き方から、より霊的な高尚な生き方へと変容していく為の導きに満ちています。
でも、所謂スピリチュアル本のようなフワフワした心地良いことだけではなく、厳しく苦言を呈し、大きな無限の愛を感じます。
独特の言い回しで理解が難解な部分もありますが、最初からしっかり読み込むと、なるほど!!と深く理解、納得でき、開眼することができるように思います。

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魔術師のトート・タロット 新体系本格完全解説 単行本 – 2015/4/24
1944年に発表されたアレイスター・クロウリーのトート・タロットの解説書『トートの書』から約70年。
難解と言われ続けたトート・タロットを、40年以上タロットと共に生きるレオン・サリラが遂に本格完全解説する。
メジャーカードの世界を立体的に捉え、トート版の新体系として構築した「魔術師の神殿体系」は、
今をよりよく生き、第3アイオーン(創造の時代)である現代を切り開くためのパスワーキングを教えてくれる。
自己探求と自己変容のためのリーディングを提起した本書はトート・タロットの初心者からプロまで一読の価値ある一冊となるだろう。
難解と言われ続けたトート・タロットを、40年以上タロットと共に生きるレオン・サリラが遂に本格完全解説する。
メジャーカードの世界を立体的に捉え、トート版の新体系として構築した「魔術師の神殿体系」は、
今をよりよく生き、第3アイオーン(創造の時代)である現代を切り開くためのパスワーキングを教えてくれる。
自己探求と自己変容のためのリーディングを提起した本書はトート・タロットの初心者からプロまで一読の価値ある一冊となるだろう。
- 本の長さ648ページ
- 言語日本語
- 出版社駒草出版
- 発売日2015/4/24
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104905447453
- ISBN-13978-4905447450
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商品の説明
出版社からのコメント
世界のタロットの歴史的な流れ、魔術的要素が色濃くなった時期や経緯、
カバラの生命の木のタロットへの適用手段などに触れながら、
タロット研究を40年以上続け、実践し続ける著者が
トート・タロットのカードを魅力的、かつ実際的に解説した一冊。
648頁という大全のような本書は、その半数以上の頁を難解と言われ続けた78枚のカード解説に費やしている。
なかでも著者が体系化した「魔術師の神殿体系」は、メジャーカード22枚を立体的に捉え、
占星学、哲学、象徴学、ヘブライ文字などと対応させながらカード配置と体系構築をしている。
単なるカードナンバーに則った解説にとどまることのない本書は
トート・タロットの初心者からプロまで広く、多くの人にとって教科書のような一冊になること間違いないでしょう。
カバラの生命の木のタロットへの適用手段などに触れながら、
タロット研究を40年以上続け、実践し続ける著者が
トート・タロットのカードを魅力的、かつ実際的に解説した一冊。
648頁という大全のような本書は、その半数以上の頁を難解と言われ続けた78枚のカード解説に費やしている。
なかでも著者が体系化した「魔術師の神殿体系」は、メジャーカード22枚を立体的に捉え、
占星学、哲学、象徴学、ヘブライ文字などと対応させながらカード配置と体系構築をしている。
単なるカードナンバーに則った解説にとどまることのない本書は
トート・タロットの初心者からプロまで広く、多くの人にとって教科書のような一冊になること間違いないでしょう。
著者について
[著者]レオン・サリラ
∴タロット王国主宰。東京易占学院 西洋占術部 総合講師。
魔術的タロット、クリスチャン・カバラの実践家、研究家。西洋神秘主義思想の研究家。
無教会主義第三世代の高橋三郎を生涯の師とし、パウロ神学、新約学、宗教社会学を学ぶ。
また哲学者・谷川徹三を訪ねて入門し「生の哲学」を学ぶ。
一方、原水禁運動を起こした安井郁の杉並講座で、平和と人間の問題を探求。
29歳からタロットのプロ活動に入り、「タロットの魔術的理論と実践」の追求と研究を行う。
1986年からトート版の本格的な研究と実践に入る。
2003年以降「魔術師の神殿体系」を魔術師のトート・タロットとして確立し、その実践と教育、クリスチャン・カバラ体系を学ぶ場として∴タロット王国を設立。人材育成に努める。
1944年生まれ。法政大学第一法学部卒業。
[制作協力]摩風ゆみ
∴タロット王国公認ティーチャー。東京易占学院西洋占術部講師。
タロット運命学、象徴学、神話学、西洋占星学、数秘術について修得。
1998年グラフィックデザイナーを経験後、レオン・サリラに師事。
2003年レオン・サリラと共に、∴タロット王国を設立、運営。
2011年iPhoneアプリ「Fortune Catcher(フォーチュンキャッチャー)」をリリース。
1962年生まれ。
∴タロット王国主宰。東京易占学院 西洋占術部 総合講師。
魔術的タロット、クリスチャン・カバラの実践家、研究家。西洋神秘主義思想の研究家。
無教会主義第三世代の高橋三郎を生涯の師とし、パウロ神学、新約学、宗教社会学を学ぶ。
また哲学者・谷川徹三を訪ねて入門し「生の哲学」を学ぶ。
一方、原水禁運動を起こした安井郁の杉並講座で、平和と人間の問題を探求。
29歳からタロットのプロ活動に入り、「タロットの魔術的理論と実践」の追求と研究を行う。
1986年からトート版の本格的な研究と実践に入る。
2003年以降「魔術師の神殿体系」を魔術師のトート・タロットとして確立し、その実践と教育、クリスチャン・カバラ体系を学ぶ場として∴タロット王国を設立。人材育成に努める。
1944年生まれ。法政大学第一法学部卒業。
[制作協力]摩風ゆみ
∴タロット王国公認ティーチャー。東京易占学院西洋占術部講師。
タロット運命学、象徴学、神話学、西洋占星学、数秘術について修得。
1998年グラフィックデザイナーを経験後、レオン・サリラに師事。
2003年レオン・サリラと共に、∴タロット王国を設立、運営。
2011年iPhoneアプリ「Fortune Catcher(フォーチュンキャッチャー)」をリリース。
1962年生まれ。
登録情報
- 出版社 : 駒草出版; A5判版 (2015/4/24)
- 発売日 : 2015/4/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 648ページ
- ISBN-10 : 4905447453
- ISBN-13 : 978-4905447450
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,174位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,096位占い (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トートタロットを始めるための参考書としては明らかに向いていません。
解釈の根拠が書かれておらず、さらに、カードの製作者の意図も汲み取れていないものも散見されます。
例えば、11番lustはそのまま訳せば欲望であるはずなのに、自由としています。
その上、真ん中の女性は、7つの獣にのり杯を持つ女性であることから、バビロンの大淫婦を示すことは明らかでしょう。
ですのに、女神ヌイトであるとしています。根拠も出さずに!
さらには666の獣とは、黙示録に出てくる獣であることは明らかで、666じたいが邪悪の印ですがそれを、6に分解して、これは太陽を示す。などと言っています。
黙示録をきちんと理解できていないのでしょう。
とにかくお勧めしません。
解釈の根拠が書かれておらず、さらに、カードの製作者の意図も汲み取れていないものも散見されます。
例えば、11番lustはそのまま訳せば欲望であるはずなのに、自由としています。
その上、真ん中の女性は、7つの獣にのり杯を持つ女性であることから、バビロンの大淫婦を示すことは明らかでしょう。
ですのに、女神ヌイトであるとしています。根拠も出さずに!
さらには666の獣とは、黙示録に出てくる獣であることは明らかで、666じたいが邪悪の印ですがそれを、6に分解して、これは太陽を示す。などと言っています。
黙示録をきちんと理解できていないのでしょう。
とにかくお勧めしません。
2018年10月5日に日本でレビュー済み
自分の求めているもの(もう少し具体的な内容ですが)を占ったところ,これ以上ないほど,ドンピシャな結果が出たので,信じることにしました。
「本来は〜の絵柄だけど,〜の絵柄にも見える。」っていう時に,見える方の象徴も正しいっていうのも,イメージや無意識の界隈ではよくある話。(元の象徴を記載しないのは著者の手落ちでしょうが。)
占いに使うなら参考になると思う。
私は解釈する時には,自分の印象を書いて,この本(先)とトートの書(後)を見てカードの意味を書き,最後にまとめの総合解釈を書いていました。
こっちのがトートの書より参考にした部分は多いと思うし,なんかだいぶ違うこと書いてあるなぁと思うこともしばしばありますので,他のレビュアーさんのいう通り,原典重視ならあまり参考にならないかもしれません。
最近はしていませんでしたが,秋になると占いたくなるのは何故なんでしょうね。
「本来は〜の絵柄だけど,〜の絵柄にも見える。」っていう時に,見える方の象徴も正しいっていうのも,イメージや無意識の界隈ではよくある話。(元の象徴を記載しないのは著者の手落ちでしょうが。)
占いに使うなら参考になると思う。
私は解釈する時には,自分の印象を書いて,この本(先)とトートの書(後)を見てカードの意味を書き,最後にまとめの総合解釈を書いていました。
こっちのがトートの書より参考にした部分は多いと思うし,なんかだいぶ違うこと書いてあるなぁと思うこともしばしばありますので,他のレビュアーさんのいう通り,原典重視ならあまり参考にならないかもしれません。
最近はしていませんでしたが,秋になると占いたくなるのは何故なんでしょうね。
2015年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トート・タロットの解説書として、象徴の解説は洋書のどれをも上回る素晴らしさだと思う。あと、OTOの教義が解説されていればほぼ完璧だが、それはDuQuetteの『Understanding Aleister Crowley’s Thoth Tarot』で補える。
タロットの研究書としてこの書の最も斬新な点は、ガレス・ナイトが『The Magical World of the Tarot』で取り上げたタロットの魔術的四重構造論の方法を踏襲していながら、探求の到達点がガレスの持つ問題点を完全に乗り超えている点だろう。
ガレスが解明したタロットの魔術的構造論は、現実の中で矛盾を起こす四大エレメント間に、一定の調和をもたらす仕組みを確立したところにある。だが、この書の「魔術師の神殿体系論」は、もつれ合う四大エレメントの矛盾を解体し、別の仕組みに人間の生き方を再構築するものだ。それが、この書が語る「存在の変容」と「第3アイオーン」の創造ということだろう。
また「タロットの霊」についても、従来の魔術理論では宇宙的な矛盾と人間の葛藤はそのまま探求者に存続するので、タロットの霊はあくまでも人間の癒し手であり、探求者を支える友人だとされてきた。だが、この書が言うタロットの霊は宇宙の基底から到来するため、タロットの霊は無底を克服する力であり、「死の世界」の解体者である。この書の主張が実践され、体験されるならば、これからのタロットの魔術論が変ることだろう。
タロットの研究書としてこの書の最も斬新な点は、ガレス・ナイトが『The Magical World of the Tarot』で取り上げたタロットの魔術的四重構造論の方法を踏襲していながら、探求の到達点がガレスの持つ問題点を完全に乗り超えている点だろう。
ガレスが解明したタロットの魔術的構造論は、現実の中で矛盾を起こす四大エレメント間に、一定の調和をもたらす仕組みを確立したところにある。だが、この書の「魔術師の神殿体系論」は、もつれ合う四大エレメントの矛盾を解体し、別の仕組みに人間の生き方を再構築するものだ。それが、この書が語る「存在の変容」と「第3アイオーン」の創造ということだろう。
また「タロットの霊」についても、従来の魔術理論では宇宙的な矛盾と人間の葛藤はそのまま探求者に存続するので、タロットの霊はあくまでも人間の癒し手であり、探求者を支える友人だとされてきた。だが、この書が言うタロットの霊は宇宙の基底から到来するため、タロットの霊は無底を克服する力であり、「死の世界」の解体者である。この書の主張が実践され、体験されるならば、これからのタロットの魔術論が変ることだろう。
2015年7月5日に日本でレビュー済み
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まず、著者の、トートタロット以外は本当のタロットではない!と(はっきりとは書かれてありませんが)そのような誤解を受けそうな、始まりの文章です。著者のトートタロットへの熱い意気込みが感じられ、そうであるからこそ書けたのでしょう。少なくとも著者にとっては、トートこそ本物のタロットなのでしょう。私としては、著者の個人的感情ではなく、中立な立場で一つの研究本として書いてほしかったです。
(そういった思想?は、マルセイユのカモワンタロット本にも似ています)
価格もトートの書よりも高く、自信に満ちた内容です。
字が大きく読みやすく、カード毎の解説が大変詳しく書かれてあります。例えば絵柄(象徴)に矢印を引いての解説もあり、象徴解説には一覧表になっています。また、カバラや占星術対応についてもふれてあります。ただし、何故そのような対応になっているのか?の解説はありません。(トートの書にも書かれてないので仕方のないことですが)
最後の五分の一は、練習方法が少し、リーディング例と、カード毎に一般、仕事、人間関係、警告 のキーワード一覧、用語解説となっています。
2022年追記 星減らしました!
一覧表類がかなりのページをさいていますが、これはトートタロット独自のものではないですね。GD系列のタロット本にも書いてある事です。そういう意味では間違いではないのですが、トートの書にはどこにも書いていない属性対応が気になりました。
これはトートの書の要約本ではないですね。あってもほんの一部。
今、絶版で高額になっており、なぜそうなってるのか理解に苦しみますが、どうせ高額で買うならヘイズ中村さんのもの、実践では藤森緑さんのを参考にされたほうが良いです。
(そういった思想?は、マルセイユのカモワンタロット本にも似ています)
価格もトートの書よりも高く、自信に満ちた内容です。
字が大きく読みやすく、カード毎の解説が大変詳しく書かれてあります。例えば絵柄(象徴)に矢印を引いての解説もあり、象徴解説には一覧表になっています。また、カバラや占星術対応についてもふれてあります。ただし、何故そのような対応になっているのか?の解説はありません。(トートの書にも書かれてないので仕方のないことですが)
最後の五分の一は、練習方法が少し、リーディング例と、カード毎に一般、仕事、人間関係、警告 のキーワード一覧、用語解説となっています。
2022年追記 星減らしました!
一覧表類がかなりのページをさいていますが、これはトートタロット独自のものではないですね。GD系列のタロット本にも書いてある事です。そういう意味では間違いではないのですが、トートの書にはどこにも書いていない属性対応が気になりました。
これはトートの書の要約本ではないですね。あってもほんの一部。
今、絶版で高額になっており、なぜそうなってるのか理解に苦しみますが、どうせ高額で買うならヘイズ中村さんのもの、実践では藤森緑さんのを参考にされたほうが良いです。
2015年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タロット初心者です。
教科書のように学べる本を探していました。これは、まさに全てを網羅してくれます。教科書+参考書、みたいな感じです。
メジャーカード、マイナーカードの解説だけではなく、カバラ、生命の樹、ホロスコープ、神話について、等々、様々なタロットについて知るべき情報を明確なだけではなく、魅力的な語り口で語られ、読み物としても引き込まれていきます。
カードリーディングの仕方や、細かいカード解説だけではなく、巻末付録のごとく、簡潔なカードのシンボルの読み方のまとめもあったりします。本の厚さに圧倒されましたが買って良かったです。トートタロットを勉強する人にとっては、バイブルのようになりそうな本だと感じます。これだけの情報量に、この値段、お得だと思いました。
教科書のように学べる本を探していました。これは、まさに全てを網羅してくれます。教科書+参考書、みたいな感じです。
メジャーカード、マイナーカードの解説だけではなく、カバラ、生命の樹、ホロスコープ、神話について、等々、様々なタロットについて知るべき情報を明確なだけではなく、魅力的な語り口で語られ、読み物としても引き込まれていきます。
カードリーディングの仕方や、細かいカード解説だけではなく、巻末付録のごとく、簡潔なカードのシンボルの読み方のまとめもあったりします。本の厚さに圧倒されましたが買って良かったです。トートタロットを勉強する人にとっては、バイブルのようになりそうな本だと感じます。これだけの情報量に、この値段、お得だと思いました。
2016年3月6日に日本でレビュー済み
著者は長年にわたりタロットやカバラ等の研究 ・実践を重ねてこられた占術家とのことで、本書はその集大成の様です。カバラとタロットの関係、各カードの象徴の意味などが、詳細かつ丁寧に説明されている600ページを超える大著は、大変読み応えがあります。また、巻末に文献紹介(洋書含む)があったのは嬉しかったです。
本書は「トートの書」やアレイスター・クロウリーの思想の解説書ではありません。書名にある通り、著者独自の「新体系」理論を論じておられ、その理論が、魔術師の神殿を巡る「魔術師のトート・タロット」と言うことです。巻末の文献紹介一覧における「トートの書」の欄でも次の様な一文があります。
「現代の我々は、もはや旧来のカバラ教義にだけ囚われてタロットを解釈するわけにはいかない。…本書は、その立場からタロットの研究に取り組み、旧来のカバラ教義を超えた…タロット論となっている。(632ページ)
しかし、レビューの評価の高低が分かれるのもこの点でしょう。あくまでもクロウリーの思想に忠実な解釈・解説をお探しの方や、著者の理論に異論のある方にとっては、低評価となると思います。
私はタロットカード収集が趣味で、トートの絵柄が好きなだけのど素人です。しかしカードを所有する以上は、その意味や成り立ちについても触れておきたいので、書籍も収集しています。「トートの書」の翻訳書も購入しましたが「わ、わからん」。ど素人の歯が立つ様な代物では無く、原典は即、本棚の飾りに。代わりに日本人による解説書を探して、本書に行き着きました。ですので、本書の内容は、私個人の目的には沿っていませんでした。
しかし、トートタロット関連書籍が数少ない中での貴重な大著であり、読み応えがありました。また、トートタロットを現代に甦らせる、タロットを通して人生を創造的に生きる道を開く、と言う著者の強い信念が示されています。入手して良かったと感じました。(ただ、私には神秘思想の知識が無く、本書の理論自体の是非は判定できないので、星の数は1つ控えめにさせて頂きました。)
本書は「トートの書」やアレイスター・クロウリーの思想の解説書ではありません。書名にある通り、著者独自の「新体系」理論を論じておられ、その理論が、魔術師の神殿を巡る「魔術師のトート・タロット」と言うことです。巻末の文献紹介一覧における「トートの書」の欄でも次の様な一文があります。
「現代の我々は、もはや旧来のカバラ教義にだけ囚われてタロットを解釈するわけにはいかない。…本書は、その立場からタロットの研究に取り組み、旧来のカバラ教義を超えた…タロット論となっている。(632ページ)
しかし、レビューの評価の高低が分かれるのもこの点でしょう。あくまでもクロウリーの思想に忠実な解釈・解説をお探しの方や、著者の理論に異論のある方にとっては、低評価となると思います。
私はタロットカード収集が趣味で、トートの絵柄が好きなだけのど素人です。しかしカードを所有する以上は、その意味や成り立ちについても触れておきたいので、書籍も収集しています。「トートの書」の翻訳書も購入しましたが「わ、わからん」。ど素人の歯が立つ様な代物では無く、原典は即、本棚の飾りに。代わりに日本人による解説書を探して、本書に行き着きました。ですので、本書の内容は、私個人の目的には沿っていませんでした。
しかし、トートタロット関連書籍が数少ない中での貴重な大著であり、読み応えがありました。また、トートタロットを現代に甦らせる、タロットを通して人生を創造的に生きる道を開く、と言う著者の強い信念が示されています。入手して良かったと感じました。(ただ、私には神秘思想の知識が無く、本書の理論自体の是非は判定できないので、星の数は1つ控えめにさせて頂きました。)
2015年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
がんばって35ページまで読みましたが、かなり残念です・・・
根拠のない勝手な思い込みが半分以上でしょうか・・・
一つだけ根拠をあげておきますが、
P.122の最初のFoolの上から2番目に、右手の持ち物を『神の杖の聖杯』としていますが、トートの書ではそうはなってなかったはず。
マンガラさんの間違いをマーリンさんの本もこの本もまともに引用元も示さず間違ったまま棒引きしています。
まともにトートの書を読んでないことの証拠かと・・・
ここのレビューで高い評価がつき始めていたので買いましたが、ガックリにてます。
せめて、独自理論と先行研究の章を分けるなどすべきです。
初心者の人はトートの書をしっかり読んでください。邦訳は誤訳で占星術のシンボルを取り違えていたり普通にしますが、こんなひどい本よりはずっといいです。
出版差し止めて出直せよっ!!!
根拠のない勝手な思い込みが半分以上でしょうか・・・
一つだけ根拠をあげておきますが、
P.122の最初のFoolの上から2番目に、右手の持ち物を『神の杖の聖杯』としていますが、トートの書ではそうはなってなかったはず。
マンガラさんの間違いをマーリンさんの本もこの本もまともに引用元も示さず間違ったまま棒引きしています。
まともにトートの書を読んでないことの証拠かと・・・
ここのレビューで高い評価がつき始めていたので買いましたが、ガックリにてます。
せめて、独自理論と先行研究の章を分けるなどすべきです。
初心者の人はトートの書をしっかり読んでください。邦訳は誤訳で占星術のシンボルを取り違えていたり普通にしますが、こんなひどい本よりはずっといいです。
出版差し止めて出直せよっ!!!