翻訳本ながら、ウェブ制作者として、とても読みやすく価値ある1冊の用に感じました。
中身はやや薄い&定説が中心ですが、活用することでウェブを通したコミュニケーションに繋がる視点を得られることは確かです。
具体例はないので、概念の本としての評価です。★5つ。

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ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」: 5つの段階で考えるユーザー中心デザイン (Web Designing BOOKS) 単行本 – 2005/2/1
JesseJames Garrett
(著),
ソシオメディア
(翻訳)
成功するWebサイトの本当の勝因を知っていますか?
本書は、現在サイトを構築する上で欠かすことのできない手法となっている「ユーザー中心デザイン(UCD)」や「ユーザーエクスペリエンス」といった考え方を、平易な文章とわかりやすい図版とで解説しています。
「ユーザー中心デザイン」とはソフトウェアやウェブサイトを始めとした製品やサービスを使いやすくするために、「ユーザー」をデザインプロセスの中心に据えて設計する手法。また「ユーザーエクスペリエンス」とは製品・サービスをユーザーとのやりとりだけでなく、ユーザーを取り巻く環境や前後関係、時間の流れなどを総合的な「経験・体験」として捉えてデザインしていく考え方を指します。本書ではそれらを戦略、要件、構造、骨格、表層、の5つの段階でとらえ、その実装に向けての考え方、指針を示しています。
Webプロデューサー、Webデザイナー、コンテンツエディターなど、Web制作に関わるすべてのクリエーター必読のWeb構築のガイドライン、「The Elements of User Experience」の日本語版です。
日本語版にはボーナストラックとして、原著には収録されていないエッセイ、「IA(情報アーキテクチャ)の再考」も収録されています。
本書は、現在サイトを構築する上で欠かすことのできない手法となっている「ユーザー中心デザイン(UCD)」や「ユーザーエクスペリエンス」といった考え方を、平易な文章とわかりやすい図版とで解説しています。
「ユーザー中心デザイン」とはソフトウェアやウェブサイトを始めとした製品やサービスを使いやすくするために、「ユーザー」をデザインプロセスの中心に据えて設計する手法。また「ユーザーエクスペリエンス」とは製品・サービスをユーザーとのやりとりだけでなく、ユーザーを取り巻く環境や前後関係、時間の流れなどを総合的な「経験・体験」として捉えてデザインしていく考え方を指します。本書ではそれらを戦略、要件、構造、骨格、表層、の5つの段階でとらえ、その実装に向けての考え方、指針を示しています。
Webプロデューサー、Webデザイナー、コンテンツエディターなど、Web制作に関わるすべてのクリエーター必読のWeb構築のガイドライン、「The Elements of User Experience」の日本語版です。
日本語版にはボーナストラックとして、原著には収録されていないエッセイ、「IA(情報アーキテクチャ)の再考」も収録されています。
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社(株)マイナビ出版
- 発売日2005/2/1
- 寸法18.2 x 2.1 x 25.7 cm
- ISBN-104839914192
- ISBN-13978-4839914196
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商品の説明
出版社からのコメント
「The Elements of User Experience」(本書原題)は、著者Jesse James Garrettの個人サイトであるjjg.netで、2000年3月に初めて、わずか1ページのダイアグラムとして発表されました。それは「ユーザーエクスペリエンス(利用者の体験)」を形作る「要素」を見極め、ユーザー中心ウェブデザインを5つの段階で考えるという画期的な指針。たった1枚のダイアグラムは、世界中のウェブデザイナーや開発者に、数万回にわたってダウンロードされ、数ヶ国語に翻訳されました。
本書は、この反響に応え「ユーザーエクスペリエンス」と「ユーザー中心デザイン」の本質をより詳細に解説。資産となるウェブを構築したいと願っている、世界中のウェブプロデューサー、ウェブデザイナー、コンテンツエディター、プログラマーたちの仕事を力づけた1冊がついに日本語版となって登場です。
本書は、この反響に応え「ユーザーエクスペリエンス」と「ユーザー中心デザイン」の本質をより詳細に解説。資産となるウェブを構築したいと願っている、世界中のウェブプロデューサー、ウェブデザイナー、コンテンツエディター、プログラマーたちの仕事を力づけた1冊がついに日本語版となって登場です。
登録情報
- 出版社 : (株)マイナビ出版 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 215ページ
- ISBN-10 : 4839914192
- ISBN-13 : 978-4839914196
- 寸法 : 18.2 x 2.1 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 674,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 424位Webデザイン
- - 35,383位アート・建築・デザイン (本)
- - 35,588位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2014年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年5月17日に日本でレビュー済み
「The Elements of User Experience - 5段階モデルで考えるUXデザイン」としてマイナビ出版よりリニューアル復刊予定
2005年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デザイナーとは、ディレクターとは、いったい何をどこまで追求すればいいのだろう?開発と制作の境界線は?静的ページの情報ページとウェブアプリケーションのインターフェースデザインは誰が決めて誰が作るの?
といったようなウェブの構築に関する様々な疑問に対して、自分独自のノウハウをつちかっている中で、この本はその考えをすっきりとまとめてくれました。知っていて分かっていたけど、どう言葉にしていけばいいのか、なんとなく分かっていたウェブの構築のプロセスや、デザインについて、開発者の立場から、制作の現場から、また戦略の立場から、どの立場の人にも、読みやすく書かれています。
英語版、Jesse James Garrett のウェブサイトとあわせてみると、理解が深まります。
といったようなウェブの構築に関する様々な疑問に対して、自分独自のノウハウをつちかっている中で、この本はその考えをすっきりとまとめてくれました。知っていて分かっていたけど、どう言葉にしていけばいいのか、なんとなく分かっていたウェブの構築のプロセスや、デザインについて、開発者の立場から、制作の現場から、また戦略の立場から、どの立場の人にも、読みやすく書かれています。
英語版、Jesse James Garrett のウェブサイトとあわせてみると、理解が深まります。
2009年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
webサービス(サイト)のプロジェクトのワークフロー及びガイドラインとして
下記の5つの段階を踏んでいくべきであると定義していて、
1の段階での誤りが上のレイヤー(ここでいう5の「表層」)にいくほど、
その傷が広がるというのはなるほどその通り。
1.戦略(Strategy):ユーザーニーズ/サイトの目的
2.要件(Scope):コンテンツ要求/機能要件
3.構造(Structure):インフォメーション・アーキテクチャ/インタラクション・デザイン
4.骨格(Skelton):インフォメーション・デザイン/ナビゲーション・デザイン/インターフェイス・デザイン
5.表面(Surface):視覚的デザイン
各段階での思考のプロセスや考え方などもしっかり抑えられていて
個人的には最も職域でマッチする4「骨格」と5「表層」はかなりマーキングしまして、
今後の自分の指針にもなりそう。
コードやグラフィックなどの技術論ではなく最終的なアウトプットを見据えた
情報の構造化と一貫性の導入という点ではwebデザインという
領域以外にも汎用的に使えそうな考え方だと。
デザインガイドラインの策定時やコンテンツ仕様の決定時、
自分の立ち戻り先の確認用の書籍としても非常に役立ちそうな良書。
UXの概念を常にどのレイヤーにも導入することによりローンチ後の
サービスの質が大きく変わるということですね。
下記の5つの段階を踏んでいくべきであると定義していて、
1の段階での誤りが上のレイヤー(ここでいう5の「表層」)にいくほど、
その傷が広がるというのはなるほどその通り。
1.戦略(Strategy):ユーザーニーズ/サイトの目的
2.要件(Scope):コンテンツ要求/機能要件
3.構造(Structure):インフォメーション・アーキテクチャ/インタラクション・デザイン
4.骨格(Skelton):インフォメーション・デザイン/ナビゲーション・デザイン/インターフェイス・デザイン
5.表面(Surface):視覚的デザイン
各段階での思考のプロセスや考え方などもしっかり抑えられていて
個人的には最も職域でマッチする4「骨格」と5「表層」はかなりマーキングしまして、
今後の自分の指針にもなりそう。
コードやグラフィックなどの技術論ではなく最終的なアウトプットを見据えた
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領域以外にも汎用的に使えそうな考え方だと。
デザインガイドラインの策定時やコンテンツ仕様の決定時、
自分の立ち戻り先の確認用の書籍としても非常に役立ちそうな良書。
UXの概念を常にどのレイヤーにも導入することによりローンチ後の
サービスの質が大きく変わるということですね。
2005年3月17日に日本でレビュー済み
ユーザビリティとウェブ開発の実践をテーマとした、ウェブデザインの中・上級解説書です。
本書は、目先の具体的な問題に対処する指針を与えません。説明の都合上、僅かに具体例を示した箇所はありますけれども、基本的には抽象的な概念を整理して示すことに主眼が置かれています。そう、本書はデザイナーの抱える膨大な量の問題を腑分けし、きちんとプロセスの中に位置づけていく方法を示す、メタ・ユーザビリティ解説書なのです(私の読み違えでなければ)。
著者は様々な問題とその解決のために持ち出される概念を「戦略、要件、構造、骨格、表層の5段階」に配置し、できる限り一貫した流れの中でプロジェクトを進めていくための考え方を提示しています。このような発想と分類法は、幅広く応用が利きますが、「理屈は理解しても実行が伴わない」のもよくある話。だから、やれば勝つ……のだろうな、と思いつつ読了しました。
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著者は様々な問題とその解決のために持ち出される概念を「戦略、要件、構造、骨格、表層の5段階」に配置し、できる限り一貫した流れの中でプロジェクトを進めていくための考え方を提示しています。このような発想と分類法は、幅広く応用が利きますが、「理屈は理解しても実行が伴わない」のもよくある話。だから、やれば勝つ……のだろうな、と思いつつ読了しました。