エビ中のドキュメンタリー作品は、
これまでEverything Pointシリーズがありましたが、ナレーションなしで、淡々と描かれた作品でした。
今作は、楽曲も提供して、ライブの楽屋に訪れた姿も収録されている、岡崎体育さんが、
全編ナレーションを担当しています。
それにより、今回描いているエビ中の姿が、
リアルなドキュメンタリーから、この作品で何を伝えたいのかの輪郭がはっきりしているのが、特徴です。
そのため、これまでのEverything Pointシリーズのように、わちゃわちゃした風景から彼女たちの魅力をファミリー一人一人が見つけて楽しむ作品から、一つのストーリーを見て、考えさせられる作品へ変貌しています。
その辺りが、今回の作品の評価が分かれる理由なのかもしれません。
これからのエビ中が、どうなるのか。
それは、メンバーも、スタッフもまだ見つけられていないのかもしれない。
でも、振り返った時、今回の決断は必ず
未来の姿に大きな影響を与えた決断になっているという確信。
それが、タイトルの『ここから』の本当の意味なんだと思う。