表題は王道の夏ソング。ガールズルールのようなイントロと裸足でサマーのようなpvで夏らしさを前面にだしており、ノリもいいし、特に変な歌詞もありません。夏曲は乃木坂らしさ、よりも夏らしさ、元気、明るさ重視でいいと思います。ショップなどで夏曲としてセレクトされやすくなるのでそれだけ多くの方の耳に残るでしょうし。マイウェイポーズのみイラッときますが。
今回はどのカップリングも良かったです。トータルでは16枚目の次に好きかも。
三角の空き地、中田さんの全盛期じゃないかというくらいかっこいいです。歌詞も大人の恋愛でいい雰囲気だしサビの半音上がる効果とその後のギターがいいですね。曲調は今までのアンダー曲に似てる気はしますが今回のような大人の恋のような歌詞のほうが好きです。
心のモノローグも良い。乃木坂の歌声の儚さはこの二人の声によるところが大きいんじゃないかと思います。うまいかどうかは素人なので知りませんが、高温のサビの部分がひと昔前のシックなアイドルソングのようで。ギャグ要素の強いMVとミスマッチなのが面白いです。
空扉も楽曲良かったです。本当に。MVはよくわかりませんでしたが。
一番好きなのが地球が丸いなら、です。飛鳥さんはいい歌をもらいますね。谷山浩子さんのようなふんわりした少女漫画の世界のようなアイドルソングが新境地でよかったです、逆に。今回初で楽曲提供される方のようです。サビのところのエコーとか間奏のハーモニーとか、透明感と清楚感、少女漫画の青春感が。この3人なのがまたいいし、映像がとにかく美しい。行きの電車内、帰りのバス内での飛鳥さんの表情も心情の波が伝わってきてよかったし。
この3人がおいしくものを頬張ってれば、そりゃお土産持たせたくなります。ギャップ満載の飛鳥さんとただただ純真無垢な3期の2人が最強のMVでした。
どの曲も良かったですが、今回は秋元センセの歌詞も、みな王道でよかったです。☆5つ。
蛇足ですが・・・
個人的に新曲に13枚目以前の乃木坂らしさを求めないことにしました。秋元センセがメンバーに抱くイメージもそのころと変わってるでしょうから楽曲も変化せざるを得ないでしょうし。悲しみの忘れ方はあの時に発表されたからこその名曲なのでしょう。