本著では、「教育の特殊性」について論考している。
「教育は特殊」という固定概念は、教員を志す者ならば教員養成課程の大学でほとんどの人が学んできた。
「教育」=「特殊」という概念は、当たり前に思われていたこと、そう学んできたことであった。
学校現場に採用となってからも、「教育の特殊性」に疑いを持たず働いてきた。
行政の立場からも、組合の立場からも、「教育の特殊性」が前提となって議論が行われてきたように思う。
しかし、教職員の長時間労働が大きな問題となってからは、「教育の特殊性」に大きなクエスチョンがつくようになった。
ただ、明快に自分自身で答えが見いだせないまま、長時間労働はなんとしても解消させたいという思いだけが募っていた。
本著を読み進めていくと、自然に蛍光ペンやボールペンを握って、本に線を引き始めている自分がいた。
これまで、もやもやとしていた部分が、「内田良」「苫野一徳」「藤川伸治」さんにより晴らさせた感覚に陥った。
もっと言えば、長時間労働是正という視点から本著を購入したが、「教育の本質」とは何かを改めて考えさせられることで、今後の働き方の質が大きく転換させらせたと言っていいだろう。
Amazon1位も頷ける。多くの関係者に読んでほしい1冊。
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みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える (ワクワク対話シリーズ) 単行本 – 2018/10/23
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公教育の構造転換は起こせる!
〇学校現場は「定額働かせ放題」――――内田良(教育社会学者・名古屋大学准教授)
〇「教育の特殊性」は論駁できる――――苫野一徳(教育哲学者・熊本大学准教授)
社会が急速に変化し、学校教育への要望が複雑化する中、増え続ける仕事をこなすため、過労死ラインを超えて自己犠牲的に働く教職員の異常な労働実態。
「教師は子どもの人格の完成をめざす崇高で特殊な仕事である」、「教育には政治や経済の論理とは異なる独自の価値がある」――「教育の特殊性」論によって生じている学校現場の課題を克服し、子どもも先生もワクワクできる学びの場としての学校をつくるには?
新進気鋭の教育社会学者と教育哲学者が、学校教育の現状と「みらいの教育」について語り合い、それぞれの立場から書き下ろし論文を寄せた、ワクワク対話シリーズの第1弾!
●「はじめに」より
本書は、ワクワクするような「みらいの教育」をともにつくろう、との呼びかけに賛同した仲間たちによって編まれました。「公教育は市民社会の根幹である」。この共通理解のもと、それぞれの立場でプロジェクトに参加し、教育はどうあるのがよいだろう、を考えるために、おのおのの知見や技術を持ち寄りました。
~中略~
ここでは、これまであまり交わることのなかった教育哲学者と教育社会学者が、それぞれ考えてきたこと、やってきたことを語り合っています。
みなさんもこの対話に参加してみませんか。
企画・編集:社会応援ネットワーク
公教育の構造転換は起こせる!
〇学校現場は「定額働かせ放題」――――内田良(教育社会学者・名古屋大学准教授)
〇「教育の特殊性」は論駁できる――――苫野一徳(教育哲学者・熊本大学准教授)
社会が急速に変化し、学校教育への要望が複雑化する中、増え続ける仕事をこなすため、過労死ラインを超えて自己犠牲的に働く教職員の異常な労働実態。
「教師は子どもの人格の完成をめざす崇高で特殊な仕事である」、「教育には政治や経済の論理とは異なる独自の価値がある」――「教育の特殊性」論によって生じている学校現場の課題を克服し、子どもも先生もワクワクできる学びの場としての学校をつくるには?
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●「はじめに」より
本書は、ワクワクするような「みらいの教育」をともにつくろう、との呼びかけに賛同した仲間たちによって編まれました。「公教育は市民社会の根幹である」。この共通理解のもと、それぞれの立場でプロジェクトに参加し、教育はどうあるのがよいだろう、を考えるために、おのおのの知見や技術を持ち寄りました。
~中略~
ここでは、これまであまり交わることのなかった教育哲学者と教育社会学者が、それぞれ考えてきたこと、やってきたことを語り合っています。
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企画・編集:社会応援ネットワーク
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社武久出版
- 発売日2018/10/23
- ISBN-104894541300
- ISBN-13978-4894541306
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商品の説明
著者について
内田 良 (うちだ・りょう)
1976年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。組み体操や柔道を含むスポーツ事故、いじめや不登校の教育課題、部活動顧問の負担など、学校現場にあるリスクや理不尽なことについて社会学の観点から問題提起している。ヤフーオーサーアワード2015受賞。著書に『教育という病』(光文社)、『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教師のブラック残業』(斉藤ひでみ共編著、学陽書房)、『ブラック校則』(荻上チキ共編著、東洋館出版社)ほか。
苫野 一徳 (とまの・いっとく)
1980年生まれ。熊本大学教育学部准教授。博士(教育学)。専攻は哲学・教育学。一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団理事。哲学者・教育学者として、多様で異質な人たちが、どうすれば互いに了解し承認しあうことができるか、探究している。著書に『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)、『教育の力』(講談社現代新書)、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)、『勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方』(日本評論社)ほか。
1976年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。組み体操や柔道を含むスポーツ事故、いじめや不登校の教育課題、部活動顧問の負担など、学校現場にあるリスクや理不尽なことについて社会学の観点から問題提起している。ヤフーオーサーアワード2015受賞。著書に『教育という病』(光文社)、『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教師のブラック残業』(斉藤ひでみ共編著、学陽書房)、『ブラック校則』(荻上チキ共編著、東洋館出版社)ほか。
苫野 一徳 (とまの・いっとく)
1980年生まれ。熊本大学教育学部准教授。博士(教育学)。専攻は哲学・教育学。一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団理事。哲学者・教育学者として、多様で異質な人たちが、どうすれば互いに了解し承認しあうことができるか、探究している。著書に『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)、『教育の力』(講談社現代新書)、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)、『勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方』(日本評論社)ほか。
登録情報
- 出版社 : 武久出版; 初版 (2018/10/23)
- 発売日 : 2018/10/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 144ページ
- ISBN-10 : 4894541300
- ISBN-13 : 978-4894541306
- Amazon 売れ筋ランキング: - 451,650位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 46,002位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年10月26日に日本でレビュー済み
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2018年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『教育という病』の内田良氏と、『教育の力』の苫野一徳氏。
教育の未来を担う、若手のホープ同士の対談本です。
どちらの本も気に入っていたため、発売を知ってすぐに購入しました。
本書の重要な内容はとしては、給特法について苫野一徳氏が原理的な批判を展開したことになるでしょう。
また、内田氏の専門である教育社会学と苫野氏の専門である教育哲学のそれぞれの役割を確認しあう部分も興味深かったです。
一方で、本書は分量がかなり少ないと感じました。
書籍はA5版なのですが、書籍を開いてみると文庫本程度のスペースしかテキストが入っておらず、豪快に余白が取られています。カバーには次のように書かれています。
「みなさんもこの対話に参加してみませんか。本書はページに多くの余白をとりました。読者のみなさんに、自由な発想でお使いいただければ幸いです」
そのような余白をとった上で、内田氏と苫野氏の対談で50ページほど、それぞれの「論文」が約30ページずつと続き、あとは給特法に関する資料が30ページほどまとめられて終了です。
苫野氏の論文パートでは、仕方のないことかもしれませんが、おなじみの自由の相互承認に関する話に10ページ程度を割いて解説していますし、内田氏は6月に給特法にスポットライトをあてた一冊を出したばかりです。
本書を購入することで新たに学ぶことのできた内容がとても少なく、物足りなさを感じました。
時流を読み、給特法の改正を後押しすべく、確信的にこのような出版に至ったのだと理解していますが、それにしてもこの分量で1500円は高い買い物でした。
教育の未来を担う、若手のホープ同士の対談本です。
どちらの本も気に入っていたため、発売を知ってすぐに購入しました。
本書の重要な内容はとしては、給特法について苫野一徳氏が原理的な批判を展開したことになるでしょう。
また、内田氏の専門である教育社会学と苫野氏の専門である教育哲学のそれぞれの役割を確認しあう部分も興味深かったです。
一方で、本書は分量がかなり少ないと感じました。
書籍はA5版なのですが、書籍を開いてみると文庫本程度のスペースしかテキストが入っておらず、豪快に余白が取られています。カバーには次のように書かれています。
「みなさんもこの対話に参加してみませんか。本書はページに多くの余白をとりました。読者のみなさんに、自由な発想でお使いいただければ幸いです」
そのような余白をとった上で、内田氏と苫野氏の対談で50ページほど、それぞれの「論文」が約30ページずつと続き、あとは給特法に関する資料が30ページほどまとめられて終了です。
苫野氏の論文パートでは、仕方のないことかもしれませんが、おなじみの自由の相互承認に関する話に10ページ程度を割いて解説していますし、内田氏は6月に給特法にスポットライトをあてた一冊を出したばかりです。
本書を購入することで新たに学ぶことのできた内容がとても少なく、物足りなさを感じました。
時流を読み、給特法の改正を後押しすべく、確信的にこのような出版に至ったのだと理解していますが、それにしてもこの分量で1500円は高い買い物でした。
2018年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みました!!
今、エネルギーがいっぱいです!!
現場で伝えきれなかったことが、スッキリ書かれてあり、また、周りに伝えることができます。
「毎月10万円残業代未払い」は、これが当たり前と信じている教員にも衝撃でしょう。
また、何のために教育が必要なのか…私も改めて教育を考えました。「自由の相互承認」は、私が子どもたちとつくりたい学級、学校そのものです。
だからこそ、教員に研究時間と機会とゆとりも大切です。
素晴らしい本でした!!
今、エネルギーがいっぱいです!!
現場で伝えきれなかったことが、スッキリ書かれてあり、また、周りに伝えることができます。
「毎月10万円残業代未払い」は、これが当たり前と信じている教員にも衝撃でしょう。
また、何のために教育が必要なのか…私も改めて教育を考えました。「自由の相互承認」は、私が子どもたちとつくりたい学級、学校そのものです。
だからこそ、教員に研究時間と機会とゆとりも大切です。
素晴らしい本でした!!
2018年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お薦めの一冊です。
この本は、すべての教職員に読んでもらいたい。現状を諦めずに、今の課題や問題点はどこにあるのかをしっかり認識してもらいたいです。
さらに、すべての都道府県、市区町村の
教育長、教育委員会の職員にも熟読してもらい、昔と今の公教育の置かれている環境の著しい変化を踏まえ、本気の危機感を抱いてほしいと思います。
この本は、すべての教職員に読んでもらいたい。現状を諦めずに、今の課題や問題点はどこにあるのかをしっかり認識してもらいたいです。
さらに、すべての都道府県、市区町村の
教育長、教育委員会の職員にも熟読してもらい、昔と今の公教育の置かれている環境の著しい変化を踏まえ、本気の危機感を抱いてほしいと思います。
2019年1月11日に日本でレビュー済み
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良かったので、同僚にも読んでもらいました。
哲学者のところは、難しかったですが、、
哲学者のところは、難しかったですが、、
2018年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ということに関心を持つもった方は、ぜひ「オープンザドワー」
これから教職員に就きたいと、志している方は、「教育の本質をについてレクチャー受けるマレなチャンス」です。
教育に関する本質論について、鋭く述べる、御三方は「まちがいなし」。
乞うご期待!
これから教職員に就きたいと、志している方は、「教育の本質をについてレクチャー受けるマレなチャンス」です。
教育に関する本質論について、鋭く述べる、御三方は「まちがいなし」。
乞うご期待!