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集中力はいらない (SB新書) Kindle版
――「失敗するのは注意散漫だったから」は本当か?
1日1時間労働の人気作家が明かす、発想力のコツとは?
私たちは「一つに集中するのはすばらしい」という思い込みにとらわれている。
「だらだら」「非効率」を排除しようとする風潮の中、
累計1600万部超の人気作家が提唱する「アンチ集中力」のすすめとは?
人間のもつ本来の力を発揮するには?
誰もいわなかった情報過多時代の<知的生産術>。
これから結果を出したい社会人から、大学生まで。
全世代におすすめしたい、常識のとらわれない頭の使い方を1冊にまとめました。
(「はじめに」より抜粋)
「集中力」という言葉があるが、
まるで人間には「ものごとに集中する能力」があるかのように表現されたものだ。
具体的にそれがどういう力なのか、今ひとつ僕にはわからない。
だが、誰もそれを疑問に思わないみたいだし、
それどころか、集中力は非常に良いもの、素晴らしいものであって、
集中力があればあるほど有利になり、
なにごとも解決するような魔法みたいな特殊能力として扱われている。
(中略)
この本で僕が書こうと思っているのは、
実は、このような「集中力」に否定的な考え方である。
だから、あえて言えば、「アンチ集中力」みたいなものの効能について語ろうと思う。
●目次
まえがき
落ち着きのない子供だった
だらだらも悪くない ほか
第1章 集中しない力
何故、情報が多いと感じるか
情報のシャワーにいかに接するか
SNSは一切やらない ほか
第2章 「集中できない」仕事の悩みに答える
集中は善ではない
作家の頭の中とは?
仕事に没入するスイッチはあるか
やる気はコントロールしない
「監督者」というもう一人の自分
頭を発想しやすい状態にする
多くの人は「反応」しているだけ
作家の情報の接し方
ストックがないから枯渇しない
環境を整えるのは基本
第3章 「集中しない」と何故良いか
何故「集中が良い」とされてきたか?
人類の進化に見る「分散」のルーツ
複数のことが同時にできる ほか
第4章 考える力は「分散」と「発散」から生まれる
「抽象」と「具体」はどう違うか?
何故、抽象的な思考が大切か?
機転が利く人の発想 ほか
第5章 思考にはリラックスが必要である
リラックスの効能
頭をリラックスさせるには
世の中の常識を疑う ほか
第6章 「集中できない」感情の悩みに答える
仕事とライフスタイルを切り離す
何故、くよくよ悩むのか
コンプレクスとどう向き合うか ほか
第7章 思考がすなわち人間である
「集中」は人間を排除する
人間不要の時代
自分を縛っているのは自分 ほか
あとがき
教育熱心だった母 ほか
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2018/3/5
- ファイルサイズ1005 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
出版社からのコメント
★集中力はいらない 立ち読みURL★
http://ul.sbcr.jp/GK-ie1Zm
著者について
1957年愛知県生まれ。小説家。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります! 』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)『「やりがいのある仕事」という幻想』、『夢の叶え方を知っていますか?』 (朝日新書)、『孤独の価値』 (幻冬舎)、『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』 (新潮社) など新書の著作も多数ある。
登録情報
- ASIN : B079JST3TT
- 出版社 : SBクリエイティブ (2018/3/5)
- 発売日 : 2018/3/5
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1005 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 142ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,739位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 43位SB新書
- - 744位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- - 748位自己啓発 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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学術的な検証や説明などを期待されている人は回れ右です。
一定の距離感を感じつつ、淡々と、理路整然と記載されている字面に、大学教授を感じつつ拝読させて頂きました。
よく考える。ただ、カツカツではなく余裕を持って生きていく。ゆっくり考えていけば良い。など、確かにそうしたいと感じました。
視野を広げて自分の考えを持ちつつ、相手の考えも受け入れながら幸せに生きていきたいな、と感じる一冊でした。
星を一つ減らしたのは、途中の章ですこし、先生の生活(1日1時間しか仕事をしない)が独特な故にそう思えるのでは?と感じ、ついていけない部分があったからです。
ファンの方であれば気にならないのかもしれません。その点だけ気になりました。
先生の考え方は個人的にはとても共感できるものでした。
著者は言及してないが、ADHD的な多動や注意力欠如、思考のまとまらないことのポジティブな面を述べているように思える。
結局、森博嗣の考え方は鵜呑みにせず、自分で最適解を見つけてくださいという、いつものスタンス。
本の中でも触れられているが、抽象的だから活きるものがあり、この本もそれに該当するだろう。
ただし、「こうすれば改善できる」という方法は無い。例えば、毎日6時間机の前に座っても、小説を書けないかもしれない。思考や発想の無い頭のままなら無理だろう。つまり、「集中」では無理かもしれない。
……といったことを話してくれる本だと思う。「できる」と作者は言わないが、小手先のテクニックより役に立つ。僕の場合は、抱えている問題に対し自覚的になり、少し『リラックス』させてもらえた。
具体的な内容をピックアップすると……()内を僕の自省として、
・『集中』と『分散』 (『集中』的な意識の自覚、つまり自分が多くを排していた自覚)
・発想の下地となる頭の構成 (『集中』的な自分の意識、つまり発想の下地が無い自分の自覚)
・他者の尊重の基本 (逆: 自分に『集中』した視点のみ)
・リラックスの効用と、リラックスできる視点 (逆の例: 「こうしなければならない」という気負い)
etc. etc.
……なんか、僕は馬鹿ですって言ってるみたいだなぁ( ;∀;) まぁしょうがない……
表紙の文言は、「分散的意識」「遍在するから上手くいく!」とかに差し替えた方が良いと思う。実際には、うまくいっている人の意識が遍在的なだけで、自分が遍在するための方法(集中)は無いが……自覚的になれた分だけ、今よりもマシになれるかもしれない。
最後に。何よりも嬉しいことに……これは自己啓発本かもしれないが、エッセイの旨味がある。
君に、お勧めだッッッッ!!!!
・人間的なクリエイティブな活動は分散力が重要(集中力はむしろマイナス)
・機械的なルーチンワークは集中力が必要。
・分散マルチタスクオススメ。(集中力信奉は機械にできることを人間がやっていた時代の遺物。筆者のように俗界から離れて仙人のような暮らしをしている人が、果たして人間らしいのかどうかはさておき)
常識的な価値観をくつがえす目の付け所がなかなかに素晴らしいです。1日1時間しか働かず、残りは趣味の工作に費やすという筆者の変人っぷりが、逆に説得力になっていてイイです。
しかし、原稿を締切の半年~1年前に編集者に提出するって、どこの時空に棲んでんねんって話で。
文系は言葉に頼りすぎるというのは真である。別分野を拒む姿勢は文系が強く、理系は文系を排除しない、とあるのもその通りだ。そして著者も理系であるはずだが、どういうわけか本書からは文系の香りが漂う。良くも悪くも味付けが濃い文章に感じられる。
作家の仕事で重要なのは着眼と発想、書きたいものではなく売れるものを書く、といった著者の作家論みたいな箇所は興味深かった。最も気になったのは、創作の仕事場は室内で限られた場所だから多くのクリエイタは旅行を好むという部分。発想のための分散思考にはリラックスが大事だから、旅を好むのだという。クリエイターが旅をする理由の一端がここにある。
集中思考の行き着く先に戦争があり自殺もあるというのは、飛躍しすぎで笑った。でも一理はある。分散型の思考を身に着けておけば、身を助ける事にもなるはずだ。
「これは!」と思って買った本でした。
本編で書かれているように、
集中しない=精神的な遊びを設けることが
結果的にクリエイティブな仕事や人生に繋がっていくんじゃないかと思います。
この本はタイトルから感じるような有象無象の啓発書のような「〇〇しなさい」といった安っぽい内容ではなく、要はもっと柔軟に余裕を持った生き方・考え方を提案するような本である。この本から「具体的」なアドバイスが得られる訳ではなくふわふわとした納得感(?)とも違う掴みにくい何かが得られるだけだがそれがいい。相変わらずの森博嗣クオリティ、久々に満足のゆく新書でした。自分の頭で考える生き方をしたいです。