途中、何故か吐き気を催したのは主人公に想いを馳せたからなのか…。
途中から無我夢中で読んでしまいました。
何が常識で何が非常識か判ったものではないなと痛感させられました。村田さん、さすがです。
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消滅世界 単行本 – 2015/12/16
村田 沙耶香
(著)
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「セックス」も「家族」も、世界から消える……
中村文則・岸本佐知子氏驚愕! 朝日、読売、東京・中日、週刊読書人他各紙で話題。日本の未来を予言する圧倒的衝撃作。
世界大戦をきっかけに、人工授精が飛躍的に発達した、もう一つの日本(パラレルワールド)。人は皆、人工授精で子供を産むようになり、生殖と快楽が分離した世界では、夫婦間のセックスは〈近親相姦〉とタブー視され、恋や快楽の対象は、恋人やキャラになる。
そんな世界で父と母の〈交尾〉で生まれた主人公・雨音。彼女は朔と結婚し、母親とは違う、セックスのない清潔で無菌な家族をつくったはずだった。だがあることをきっかけに、朔とともに、千葉にある実験都市・楽園(エデン)に移住する。そこでは男性も人工子宮によって妊娠ができる、〈家族〉によらない新たな繁殖システムが試みられていた……日本の未来を予言する衝撃の著者最高傑作。
中村文則・岸本佐知子氏驚愕!
壮大な世界。でもこれは母と娘の物語ではないだろうか。
さすが村田沙耶香。この作家はすごい。−—中村文則
見たこともないほど恐ろしい「楽園」が、ここにはあります。−—岸本佐知子
中村文則・岸本佐知子氏驚愕! 朝日、読売、東京・中日、週刊読書人他各紙で話題。日本の未来を予言する圧倒的衝撃作。
世界大戦をきっかけに、人工授精が飛躍的に発達した、もう一つの日本(パラレルワールド)。人は皆、人工授精で子供を産むようになり、生殖と快楽が分離した世界では、夫婦間のセックスは〈近親相姦〉とタブー視され、恋や快楽の対象は、恋人やキャラになる。
そんな世界で父と母の〈交尾〉で生まれた主人公・雨音。彼女は朔と結婚し、母親とは違う、セックスのない清潔で無菌な家族をつくったはずだった。だがあることをきっかけに、朔とともに、千葉にある実験都市・楽園(エデン)に移住する。そこでは男性も人工子宮によって妊娠ができる、〈家族〉によらない新たな繁殖システムが試みられていた……日本の未来を予言する衝撃の著者最高傑作。
中村文則・岸本佐知子氏驚愕!
壮大な世界。でもこれは母と娘の物語ではないだろうか。
さすが村田沙耶香。この作家はすごい。−—中村文則
見たこともないほど恐ろしい「楽園」が、ここにはあります。−—岸本佐知子
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2015/12/16
- 寸法13.5 x 2.3 x 19.5 cm
- ISBN-104309024327
- ISBN-13978-4309024325
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著者について
1979年千葉県生まれ。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、16年『コンビニ人間』で芥川賞受賞。他の著書に『消滅世界』『地球星人』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2015/12/16)
- 発売日 : 2015/12/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4309024327
- ISBN-13 : 978-4309024325
- 寸法 : 13.5 x 2.3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 268,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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村田 沙耶香
(むらた・さやか)
1979年、千葉県生まれ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003年、『授乳』で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)を受賞しデビュー。2009年、『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年、『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年、『コンビニ人間』で芥川賞受賞。同作は累計発行部数100万部を突破した。その他の著書に『マウス』『星が吸う水』『タダイマトビラ』『地球星人』『殺人出産』『消滅世界』『生命式』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
村田さんの作品では、
生命式を初めて読みそちらがとても面白かったので今回こちらの消滅世界を、読ませていただきました。
現代社会から考えられる内容で、とても他人事とは思えない予言を聞いている感覚になりました。
なんだか切なく儚い恋愛描写にロマンを感じながらも村田さんならではの感性、世界観いつの間にか包み込まれている作品です。
個人的に、この小説の世界には嫉妬心が存在していないことに雰囲気を感じました。
生命式を初めて読みそちらがとても面白かったので今回こちらの消滅世界を、読ませていただきました。
現代社会から考えられる内容で、とても他人事とは思えない予言を聞いている感覚になりました。
なんだか切なく儚い恋愛描写にロマンを感じながらも村田さんならではの感性、世界観いつの間にか包み込まれている作品です。
個人的に、この小説の世界には嫉妬心が存在していないことに雰囲気を感じました。
2023年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを見て面白そうと奮発して読んだものの…
世界観に驚かされたがあまり意外性、広がりはなかった。
以下、ツッコミ(ネタバレ込み、私個人の願望込み):
・序盤中盤のキャラクターとの恋愛に関する話が冗長だった。
・人口受精等の先進的な生命科学技術と、CDやキーホルダーという古い時代の産物が同時期に存在しており、ちぐはぐ。時代設定は現代で、おそらく我々の住む世界のパラレルワールドという設定のようだが、2023年現在より明らかに科学技術が発展している世界なので、キーホルダーではなくせめてスマホやVRの中のキャラクターに恋愛する、とかにしてほしかった。
・SFとして来たる近未来の形として描いてもらえると、より現実感や緊張感が生まれただろう。
・男性の性欲の性質が無視されている。男女の性欲の感じ方はもっと違う。性欲を排泄する対象としたのは面白かった。
独創的な世界観に惹かれ本書を読んだ。期待が大きすぎたのか、それを超えてくるものは感じられなかった。
我々はこの世界に洗脳されて正常さの尺度を持っているのだろう。ならば、新しい正常の形を自分たちの手で作ってしまえば、最初は奇妙に見えても案外人類は受け入れてしまうのかもしれない。
多様性、ジェンダー平等の先に待つのは没個性、均一性か。
人類は潔癖な生き方しかできなくなるのか。
そのうち全ての人間同士の交流はリスクを孕むとされて無くなっていくような気がする。
世界観に驚かされたがあまり意外性、広がりはなかった。
以下、ツッコミ(ネタバレ込み、私個人の願望込み):
・序盤中盤のキャラクターとの恋愛に関する話が冗長だった。
・人口受精等の先進的な生命科学技術と、CDやキーホルダーという古い時代の産物が同時期に存在しており、ちぐはぐ。時代設定は現代で、おそらく我々の住む世界のパラレルワールドという設定のようだが、2023年現在より明らかに科学技術が発展している世界なので、キーホルダーではなくせめてスマホやVRの中のキャラクターに恋愛する、とかにしてほしかった。
・SFとして来たる近未来の形として描いてもらえると、より現実感や緊張感が生まれただろう。
・男性の性欲の性質が無視されている。男女の性欲の感じ方はもっと違う。性欲を排泄する対象としたのは面白かった。
独創的な世界観に惹かれ本書を読んだ。期待が大きすぎたのか、それを超えてくるものは感じられなかった。
我々はこの世界に洗脳されて正常さの尺度を持っているのだろう。ならば、新しい正常の形を自分たちの手で作ってしまえば、最初は奇妙に見えても案外人類は受け入れてしまうのかもしれない。
多様性、ジェンダー平等の先に待つのは没個性、均一性か。
人類は潔癖な生き方しかできなくなるのか。
そのうち全ての人間同士の交流はリスクを孕むとされて無くなっていくような気がする。
2019年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンビニ人間よりも本作はかなり寓話的なSF地味た世界の話となっている。主人公もコンビニでもよりも、作品を通しての価値観の変化や揺らぎが大く、周囲や環境に影響を受けやすい人物である。引き込まれる内容で一気に読んでしまい。ラストは特に鳥肌が立つ内容だった。
荒唐無稽なようで決して現実の社会とは無関係ではない物語になっている。
男か、女か、未婚か、既婚か、子供の有無によってかなり受け止め方が異なる作品だと思われる。
独身の男の僕からすると、実験都市として描かれる千葉はゾッとさせられる部分が多かった。
一方で性欲の煩わしさや、家族、婚姻の意義の不確実さには共感を強く感じた。
主人公一人の目線で一貫して描写されるにも関わらず、様々な登場人物のそれぞれの価値観がきちんと描かれているのが見事。
荒唐無稽なようで決して現実の社会とは無関係ではない物語になっている。
男か、女か、未婚か、既婚か、子供の有無によってかなり受け止め方が異なる作品だと思われる。
独身の男の僕からすると、実験都市として描かれる千葉はゾッとさせられる部分が多かった。
一方で性欲の煩わしさや、家族、婚姻の意義の不確実さには共感を強く感じた。
主人公一人の目線で一貫して描写されるにも関わらず、様々な登場人物のそれぞれの価値観がきちんと描かれているのが見事。
2020年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分には合いませんでした。
性に関するワードがバンバン出くるので、耐性がないとしんどいです。
もう少し歳を重ねてたり、タイミングが合っていたりしたら読めてたのかな。
設定は面白いなと思いましたが、残念ながら最後までは読み切れなかったです…。
性に関するワードがバンバン出くるので、耐性がないとしんどいです。
もう少し歳を重ねてたり、タイミングが合っていたりしたら読めてたのかな。
設定は面白いなと思いましたが、残念ながら最後までは読み切れなかったです…。
2018年7月8日に日本でレビュー済み
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早くこんな社会になれば良いのに、と思う読者は少数派でしょうか?
子どもなんてコウノトリが運んでくるか木の股から出てくるか、キャベツ畑から産まれてくれば良い。
これらが少々おとぎ話に過ぎるとしても、代理母の制度が認められれば…、人工子宮が開発されれば…。
夫婦同士はセックスレスが離婚原因になりますが、親子の性交渉は近親相姦でタブー。
なんだかひとつの家族内で気持ち悪い。だから、夫婦=家族の性交渉も近親相姦でタブーというのは最早清々しく感じます。
自分の親・兄弟に感じる愛情と、異性の伴侶に感じる「好き」の質の違いが、私は昔からわかりません。
異性同士で好きなら、夫婦ならセックスしないといけない、というのは最早脅迫に近い呪縛でしかないのに。
ラストの展開は唐突に感じたので、☆マイナス1。
子どもなんてコウノトリが運んでくるか木の股から出てくるか、キャベツ畑から産まれてくれば良い。
これらが少々おとぎ話に過ぎるとしても、代理母の制度が認められれば…、人工子宮が開発されれば…。
夫婦同士はセックスレスが離婚原因になりますが、親子の性交渉は近親相姦でタブー。
なんだかひとつの家族内で気持ち悪い。だから、夫婦=家族の性交渉も近親相姦でタブーというのは最早清々しく感じます。
自分の親・兄弟に感じる愛情と、異性の伴侶に感じる「好き」の質の違いが、私は昔からわかりません。
異性同士で好きなら、夫婦ならセックスしないといけない、というのは最早脅迫に近い呪縛でしかないのに。
ラストの展開は唐突に感じたので、☆マイナス1。
2019年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人口受精で妊娠し、産まれた子供は
実験都市に預けて育てる。大人は全員お母さんと呼ばれて男性も人口子宮で子供を産む。今、私たちは家族、親、夫婦、子供において
それぞれの役割に疑問を持ちながら
役割を演じて生活している人に読んでもらいたい本。不思議な世界にひきこまれます。しかしどんな世界が来たとしても流されてしまわず、順応し過ぎずに過ごすのはむづかしいのかな?
実験都市に預けて育てる。大人は全員お母さんと呼ばれて男性も人口子宮で子供を産む。今、私たちは家族、親、夫婦、子供において
それぞれの役割に疑問を持ちながら
役割を演じて生活している人に読んでもらいたい本。不思議な世界にひきこまれます。しかしどんな世界が来たとしても流されてしまわず、順応し過ぎずに過ごすのはむづかしいのかな?
2022年10月29日に日本でレビュー済み
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セックスが無くなると想像しただけで、今の世界で良かったと思います。夫婦で近親相姦になると思うと、理解に苦しむが、おもしろい設定だと思った。