XジェンダーとLGBTQを題材にしたお話でした。
登場人物はみんな何かしらの性の問題を抱えていてそれぞれが個性的です。
年齢設定の割には我がままなキャラが多い印象を持ったのと、話の展開が少し早くて内心の機微が読み取りづらいのかなと思いました。ただ、読み進めて行くうちに何故あの発言をしたのかみたいなのはある程度分かってきます。
Xジェンダーということでしたがクエスチョニングっぽくも描かれていて、10代で性に悩みを持つ人間の心の動きが良く描写されていたと思います。
主人公が作中で抱く感情に共感できない部分が多いし、現実でこんなに可愛い格好をして許される人間がどれほどいるだろうかとは思いますが、Xジェンダー当事者としてこの題材で漫画を描いてくれたことが少しだけ嬉しかったです。
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不可解なぼくのすべてを (1) (MeDu COMICS) コミック – 2019/1/31
粉山カタ
(著)
男の子?女の子?『ぼく』らの青春にはナゾがいっぱい‼
女子の制服を着て学校に通う高校生、もぐもはある日、カフェのアルバイトに誘われる。
可愛い制服を着て働ける仕事に、最初は喜ぶもぐもだったが、このカフェが『男の娘カフェ』であることを知って…。
ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』で大人気連載中!
キュートな絵柄でイラストレーターとしても活躍中の粉山カタが挑む、男の娘カフェで働く仲間たちの青春群像劇‼
女子の制服を着て学校に通う高校生、もぐもはある日、カフェのアルバイトに誘われる。
可愛い制服を着て働ける仕事に、最初は喜ぶもぐもだったが、このカフェが『男の娘カフェ』であることを知って…。
ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』で大人気連載中!
キュートな絵柄でイラストレーターとしても活躍中の粉山カタが挑む、男の娘カフェで働く仲間たちの青春群像劇‼
- 言語日本語
- 出版社ジーオーティー
- 発売日2019/1/31
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- ISBN-104814801521
- ISBN-13978-4814801527
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登録情報
- 出版社 : ジーオーティー (2019/1/31)
- 発売日 : 2019/1/31
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4814801521
- ISBN-13 : 978-4814801527
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 118,863位コミック
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気軽なおとこの娘系漫画かなと思って🤔
なんか妙に哲学っぽい感じの内容なんだが...
重いぞw
まぁ個々に色んな考えが有るし、結論があるんだろうなぁ…
本人以外は完璧な理解に及ばぬねw
なんか妙に哲学っぽい感じの内容なんだが...
重いぞw
まぁ個々に色んな考えが有るし、結論があるんだろうなぁ…
本人以外は完璧な理解に及ばぬねw
2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、昔から著者の絵が好きなファンなのですが、
初の商業誌の漫画連載で、ジェンダーについての苦悩という難しいテーマをどう描くのか心配でした。
難しいテーマなので、レビューについては賛否両論あると思います。
が、私からは賛辞を。
単なる男の娘たちのほのぼの日常系漫画ではないことがとてもよかった。
当初、カフェのスタッフたちは、男の娘として働いていますが、各々が男の娘として働いている理由は異なります。
※ネタバレになるので詳細は控えます。
世間一般から見れば、カフェのスタッフたちは性同一性障害のように誤認されたりするかもしれませんが、
作中で「抱えている悩みはそれぞれ違う」というジェンダー問題の多様性について触れているのは好感が持てました。
そもそもジェンダーに関する悩みというのは、とても多様かつ複雑で区分すること自体が難しいです。
例えば、
「身体的には男性で、精神的には女性だが、恋愛対象が女性である」
「身体的にも精神的にも男性だが、周囲からは女性に見られる」
「精神的に男性でも女性でもないが、周囲からはどちらかに見られる」
などなど、他にも色々なケースがあります。
ジェンダーに関する悩みは多種多様ですが、その本質的なところは「その人が悩んで苦しんでいること」です。
この作品は、苦悩にちゃんと焦点を当てていて、物語としても読み応えが十分にあります。
まだ1巻なので始まったばかりですが、各キャラたちは抱えている悩みとどう向き合っていくのか。
今後の展開が楽しみな期待作です。
余談:このテーマで、昔から好きな著者が描いてくれるというのは鴨が葱を背負って来たくらい嬉しかったです。
初の商業誌の漫画連載で、ジェンダーについての苦悩という難しいテーマをどう描くのか心配でした。
難しいテーマなので、レビューについては賛否両論あると思います。
が、私からは賛辞を。
単なる男の娘たちのほのぼの日常系漫画ではないことがとてもよかった。
当初、カフェのスタッフたちは、男の娘として働いていますが、各々が男の娘として働いている理由は異なります。
※ネタバレになるので詳細は控えます。
世間一般から見れば、カフェのスタッフたちは性同一性障害のように誤認されたりするかもしれませんが、
作中で「抱えている悩みはそれぞれ違う」というジェンダー問題の多様性について触れているのは好感が持てました。
そもそもジェンダーに関する悩みというのは、とても多様かつ複雑で区分すること自体が難しいです。
例えば、
「身体的には男性で、精神的には女性だが、恋愛対象が女性である」
「身体的にも精神的にも男性だが、周囲からは女性に見られる」
「精神的に男性でも女性でもないが、周囲からはどちらかに見られる」
などなど、他にも色々なケースがあります。
ジェンダーに関する悩みは多種多様ですが、その本質的なところは「その人が悩んで苦しんでいること」です。
この作品は、苦悩にちゃんと焦点を当てていて、物語としても読み応えが十分にあります。
まだ1巻なので始まったばかりですが、各キャラたちは抱えている悩みとどう向き合っていくのか。
今後の展開が楽しみな期待作です。
余談:このテーマで、昔から好きな著者が描いてくれるというのは鴨が葱を背負って来たくらい嬉しかったです。
2020年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作のヒロインは「自分の所属が男にも女にも違和感があるヒト」というのが最大の特徴です。
3巻まで読んでしまいましたが、その経緯を丁寧にたどる筋には好感が持てます。
わかりやすい男の娘とかTSとは筋が違いすぎるので、入門系の人は松本ミトヒ先生とか他をあたりましょう。
こういう「自分の感覚が本来ある場所はここじゃない」は重要なんですけど大体の位置がわからないことには。
3巻まで読んでしまいましたが、その経緯を丁寧にたどる筋には好感が持てます。
わかりやすい男の娘とかTSとは筋が違いすぎるので、入門系の人は松本ミトヒ先生とか他をあたりましょう。
こういう「自分の感覚が本来ある場所はここじゃない」は重要なんですけど大体の位置がわからないことには。
2019年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
身体の性とこころの性、不一致だったり、そもそも性別への違和感。
登場人物がみんなそれぞれの事情を持っていて、悩みもいろいろ。
あとがきに「たまたま知った」とありましたが、とてもそうは思えないレベルで掘り下げられた真摯なお話と感じました。
社会にようやく受け入れられ始めたかな?っていう分野のことで、まだまだ知られていないことがいっぱいです。(居場所がないのは、つらいですよねー)
キャラもかわいいですが、それだけではない、大事な、大事な作品です。
続巻をお待ちしてます。
登場人物がみんなそれぞれの事情を持っていて、悩みもいろいろ。
あとがきに「たまたま知った」とありましたが、とてもそうは思えないレベルで掘り下げられた真摯なお話と感じました。
社会にようやく受け入れられ始めたかな?っていう分野のことで、まだまだ知られていないことがいっぱいです。(居場所がないのは、つらいですよねー)
キャラもかわいいですが、それだけではない、大事な、大事な作品です。
続巻をお待ちしてます。
2019年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あーはいはい、在り来りな男の娘モノですよねー
って思ってた時期が僕にもありました。
単純に男の娘とヒーローないしヒロインがイチャコラするお話ではないみたいです。
気なにった点は
昔から1人だけ友達がいるって設定で、冒頭の願い事からすると彼女は一体、彼(彼なのか彼女なのか)の何なのか。久しぶりに続きの気になる本です
って思ってた時期が僕にもありました。
単純に男の娘とヒーローないしヒロインがイチャコラするお話ではないみたいです。
気なにった点は
昔から1人だけ友達がいるって設定で、冒頭の願い事からすると彼女は一体、彼(彼なのか彼女なのか)の何なのか。久しぶりに続きの気になる本です
2020年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3巻まで読んでみての感想です。
普通に産まれて普通に生きてきた人にはなかなかついていくことが難しい、異世界とすら感じるような世界観かもしれません。しかしこれは普段見ようとしていないだけで、私たちの生活空間にすらに確実に存在する問題です。それぞれの性別の悩み、性の多様性を可愛い絵柄でしっかりと書き分けられていて、最近聞く機会が増えたLGBTとはどういう人たちなのか、その理解を深めるには一読する価値はある漫画だと思いました。LGBTの方たちはこの社会で13人に1人、学校の1クラスあたり2〜3人はいると言われているので、この漫画をきっかけに今まで生活してきた世界の見方すら変わるかもしれませんよ。
普通に産まれて普通に生きてきた人にはなかなかついていくことが難しい、異世界とすら感じるような世界観かもしれません。しかしこれは普段見ようとしていないだけで、私たちの生活空間にすらに確実に存在する問題です。それぞれの性別の悩み、性の多様性を可愛い絵柄でしっかりと書き分けられていて、最近聞く機会が増えたLGBTとはどういう人たちなのか、その理解を深めるには一読する価値はある漫画だと思いました。LGBTの方たちはこの社会で13人に1人、学校の1クラスあたり2〜3人はいると言われているので、この漫画をきっかけに今まで生活してきた世界の見方すら変わるかもしれませんよ。
2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても可愛い絵柄に惹かれて購入しました。
ただワイワイしているだけではなく、難しいテーマを持ちながら
悩み、葛藤し、前に進もうと頑張るキャラたちに好感が持てます。
よくある「男の娘」とはまた違う主人公、
今後どうなるのか次巻も楽しみです。
ただワイワイしているだけではなく、難しいテーマを持ちながら
悩み、葛藤し、前に進もうと頑張るキャラたちに好感が持てます。
よくある「男の娘」とはまた違う主人公、
今後どうなるのか次巻も楽しみです。