数年前までスーパーで売られていたスペイン産のオリーブオイルを常用していた時期があった。約900mlくらいで980円ほどの安いオリーブオイルだった。その頃は多少体調も悪い時もあって食品添加物を控え、そのついでに安いオリーブオイルも止めたら体調も良くなり、体重も1年間で自然と10キロ近く落ちてしまった。食べる量は減らしていない。
その後また体重が少し増加してので太白ごま油や品質の良いオリーブオイルに変えたらまた体重が落ちた。やはり安いオリーブオイルには何か混ぜ物があるな、と思っていた。そんな時に出会ったのがこの本。やはりなあ。。。というのが正直な感想。もっともこの本で書かれているほど紛い物や偽物などが数多く出回っているとは考えもしなかったが。この本で書かれている現実はかなりひどいものがある。
では本物の質の良いオリーブオイルはどうやって探すのか?という問題になるが、筆者の属しているオリーブオイルソムリエ協会の受賞商品の中から探せば良いと思う。(協会で毎年コンテストを主催しいる)
協会のHPは検索するばすぐに出てくる。受賞しら商品は値段は高めだが良質な本物のエクストラバージョンオリーブオイルなので高いのは仕方ない。安いので十分な人は質が良くないを承知で買えばよかろう。ちなみに日本オリーブオイルソムリエ協会の『決定版!本物のオリーブオイルはこれを選びなさい: 食、健康、美容・・・毎日の暮らしで大活躍! (小学館実用シリーズ LADY BIRD) 』という本も出ているのでオリーブオイル選びの参考になると思う。
オイルというものはオリーブオイルに限らず人間の身体に大きく影響するものなので、できるだけ良質なオイルを選びたいし、その際に正確な情報は必要だろう。オリーブオイルについては他にの偽物が多いと警戒を鳴らす本があるが、その種の情報を得たいのならこれ一冊で十分だと思う。

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そのオリーブオイルは偽物です: 値段が高くても本物はごくわずか (実用単行本) 単行本 – 2016/5/27
多田 俊哉
(著)
たとえ値段が高くても、80%は「偽物」!
生活習慣病の予防効果やダイエット効果、そしてアンチエイジング効果まで報告されている健康食品のオリーブオイル。
日本ではここ数年で市場が急速に拡大し、食用油ではトップの売上に。
しかし日本の店頭に並んでいる8割以上の商品は、実は劣悪な「偽物」です。
専門家によれば、たとえば下記のようなひどい偽装が平気で行われているのが実態。
本書では、日本オリーブオイルソムリエ協会の多田俊哉氏がその手口と実態を暴き、「本物」の選び方を伝授。巻末には「本物」の購入リストを掲載しています。
あなたの使っているオリーブオイル、本物ですか?
◆これがオリーブオイル偽装の実態!
・ピーナッツ油、ヒマワリ油など他の安オイルを混ぜる
・カビが生えたり腐敗・発酵した実も平気で搾油する
・劣悪オイルなのに最高品質の「エキストラバージン」を名のる
・ボトルの「原産国」表記はウソ
・値段が高くても品質の保証にはまったくならない
……などなど衝撃の事実が続々発覚! 詳細は本書にて。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者が代表を務める日本オリーブオイルソムリエ協会主宰の国際オリーブオイルコンテスト『オリーブジャパン』が下記日程で開催。
世界各国から「本物」オリーブオイルの生産者が集まる「オリーブマルシェ」や、オリーブオイルのクッキングデモなど内容が盛りだくさん。
「本物」オリーブオイルの美味しさを体験する絶好の機会です!
ぜひお立ち寄りください。
『オリーブジャパン 2016』
日時:2016年7月8日(金)~9日(土)
会場:二子玉川ライズ(二子玉川駅前のガレリア)
入場無料
※詳細はHPにて http://olivejapan.com/
生活習慣病の予防効果やダイエット効果、そしてアンチエイジング効果まで報告されている健康食品のオリーブオイル。
日本ではここ数年で市場が急速に拡大し、食用油ではトップの売上に。
しかし日本の店頭に並んでいる8割以上の商品は、実は劣悪な「偽物」です。
専門家によれば、たとえば下記のようなひどい偽装が平気で行われているのが実態。
本書では、日本オリーブオイルソムリエ協会の多田俊哉氏がその手口と実態を暴き、「本物」の選び方を伝授。巻末には「本物」の購入リストを掲載しています。
あなたの使っているオリーブオイル、本物ですか?
◆これがオリーブオイル偽装の実態!
・ピーナッツ油、ヒマワリ油など他の安オイルを混ぜる
・カビが生えたり腐敗・発酵した実も平気で搾油する
・劣悪オイルなのに最高品質の「エキストラバージン」を名のる
・ボトルの「原産国」表記はウソ
・値段が高くても品質の保証にはまったくならない
……などなど衝撃の事実が続々発覚! 詳細は本書にて。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者が代表を務める日本オリーブオイルソムリエ協会主宰の国際オリーブオイルコンテスト『オリーブジャパン』が下記日程で開催。
世界各国から「本物」オリーブオイルの生産者が集まる「オリーブマルシェ」や、オリーブオイルのクッキングデモなど内容が盛りだくさん。
「本物」オリーブオイルの美味しさを体験する絶好の機会です!
ぜひお立ち寄りください。
『オリーブジャパン 2016』
日時:2016年7月8日(金)~9日(土)
会場:二子玉川ライズ(二子玉川駅前のガレリア)
入場無料
※詳細はHPにて http://olivejapan.com/
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2016/5/27
- 寸法13.2 x 1.2 x 18.8 cm
- ISBN-104093108471
- ISBN-13978-4093108478
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2016/5/27)
- 発売日 : 2016/5/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 168ページ
- ISBN-10 : 4093108471
- ISBN-13 : 978-4093108478
- 寸法 : 13.2 x 1.2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 287,936位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
能書きよりも自分の味覚を信じる事が大事と学びました。
2016年5月29日に日本でレビュー済み
市販のオイルの中ではごま油とオリーブオイルとフラックスシードオイル(亜麻仁油)辺りが健康に良いとは知ってましたが、ごま油は風味が使いにくいし(太白ごま油は風味は気にならないが高い)、フラックスシードオイルは酸化しやすいし高い(アイハーブかビタコスト等で個人輸入のがずっと安いです)。
オリーブオイルも品質に心配がありなかなか手が出ませんでした。
この本は品質を重視してオリーブオイル選ぶ時の参考になります。安くて良いオリーブオイルもあるみたいですね。
・日本に流通しているオリーブオイルのうち本物は20%、残りの80%以上は品質が偽装された「偽物」。
・本当のエキストラバージンは20%にも及ばない。多くはグレード偽装等。原産国偽装、はたまたまぜものをしたものまで。
・多田氏の調査によると、有名デパートAでは15品中11品が偽物、高級スーパーBでは18品中15品が偽物だったとのこと。
・オリーブオイルは実から絞っただけのもの。つまりジュース。 ここが他の多くの油と異なる 。
・★オリーブオイルの品質は価格と関係がない。安くて良いものもある。
・★世界各地で行われる世界各地で行われるオリーブオイル品評会の結果をチェックすると本物が分かる。優秀な生産者はいくつもの品評会で受賞を重ねている。
・★海外のサイトまでチェックするのが大変だという人は、日本オリーブオイルソムリエ協会が毎年開催している『OLIVE JAPAN<R>』という国際品評会の結果を参考にするとよい。(★巻末に受賞商品の中から日本で購入できる商品だけをピックアップしたリストあり。)
・★定期的に行われるOLIVE JAPAN<R>のマルシェでは、本物のオリーブオイルの展示即売及び試飲が出来る。
cf.
【油の種類について】
・オレイン酸(オメガ9、身体には〇)が多い油。
オリーブオイル、★キャノーラ油(なたね油)など。
・リノール酸(オメガ6、身体には△。取り過ぎ×)が多い油。
紅花油、コーン油、ひまわり油、サラダ油、グレープシードオイル、大豆油など。
・EPA、DHA、アルファリノレン酸(オメガ3。身体には◎)が多い油。
★青魚の魚油、えごま油(しそ油)、★亜麻仁油(フラックスオイル)など。
・★ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多い。(ラウリン酸)
・品種改良されたハイオレイックひまわり油はオイレン酸が80%と高いが値段も高い。
【バターの代用になるもの】
・植物油(グレープシード、オリーブ、ウォールナッツ、ココナッツ、キャノーラ、えごま油、ごま油等)
・種実類ペースト(ピーナッツバター、アーモンドバターごまペースト)
・ヨーグルト
・マヨネーズ
その他
・★揚げ物油には大豆油・コーン油・紅花油・ひまわり油等よりは、飽和脂肪酸が少なくオレイン酸の多いキャノーラ油(菜種油)のが良い。キャノーラ油にはアルファリノレン酸も10%含まれている。
菜種油の高エルカ種には植物毒(心筋障害・腎機能低下を引き起こす)が0.1%だけ含まれているが、過剰に接種しない限り大丈夫。
・国産のナタネでキャノーラ種でない古い品種のものは、エルシン酸という有害な脂肪酸が含まれている可能性があり心臓に良くないといわれている。
・★牛乳を豆乳に変えると自然にアルファリノレン酸を摂取できる。イソフラボン過剰に注意。
『そのオリーブオイルは偽物です』
オリーブオイルも品質に心配がありなかなか手が出ませんでした。
この本は品質を重視してオリーブオイル選ぶ時の参考になります。安くて良いオリーブオイルもあるみたいですね。
・日本に流通しているオリーブオイルのうち本物は20%、残りの80%以上は品質が偽装された「偽物」。
・本当のエキストラバージンは20%にも及ばない。多くはグレード偽装等。原産国偽装、はたまたまぜものをしたものまで。
・多田氏の調査によると、有名デパートAでは15品中11品が偽物、高級スーパーBでは18品中15品が偽物だったとのこと。
・オリーブオイルは実から絞っただけのもの。つまりジュース。 ここが他の多くの油と異なる 。
・★オリーブオイルの品質は価格と関係がない。安くて良いものもある。
・★世界各地で行われる世界各地で行われるオリーブオイル品評会の結果をチェックすると本物が分かる。優秀な生産者はいくつもの品評会で受賞を重ねている。
・★海外のサイトまでチェックするのが大変だという人は、日本オリーブオイルソムリエ協会が毎年開催している『OLIVE JAPAN<R>』という国際品評会の結果を参考にするとよい。(★巻末に受賞商品の中から日本で購入できる商品だけをピックアップしたリストあり。)
・★定期的に行われるOLIVE JAPAN<R>のマルシェでは、本物のオリーブオイルの展示即売及び試飲が出来る。
cf.
【油の種類について】
・オレイン酸(オメガ9、身体には〇)が多い油。
オリーブオイル、★キャノーラ油(なたね油)など。
・リノール酸(オメガ6、身体には△。取り過ぎ×)が多い油。
紅花油、コーン油、ひまわり油、サラダ油、グレープシードオイル、大豆油など。
・EPA、DHA、アルファリノレン酸(オメガ3。身体には◎)が多い油。
★青魚の魚油、えごま油(しそ油)、★亜麻仁油(フラックスオイル)など。
・★ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多い。(ラウリン酸)
・品種改良されたハイオレイックひまわり油はオイレン酸が80%と高いが値段も高い。
【バターの代用になるもの】
・植物油(グレープシード、オリーブ、ウォールナッツ、ココナッツ、キャノーラ、えごま油、ごま油等)
・種実類ペースト(ピーナッツバター、アーモンドバターごまペースト)
・ヨーグルト
・マヨネーズ
その他
・★揚げ物油には大豆油・コーン油・紅花油・ひまわり油等よりは、飽和脂肪酸が少なくオレイン酸の多いキャノーラ油(菜種油)のが良い。キャノーラ油にはアルファリノレン酸も10%含まれている。
菜種油の高エルカ種には植物毒(心筋障害・腎機能低下を引き起こす)が0.1%だけ含まれているが、過剰に接種しない限り大丈夫。
・国産のナタネでキャノーラ種でない古い品種のものは、エルシン酸という有害な脂肪酸が含まれている可能性があり心臓に良くないといわれている。
・★牛乳を豆乳に変えると自然にアルファリノレン酸を摂取できる。イソフラボン過剰に注意。
『そのオリーブオイルは偽物です』
2021年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本で売られているものがいかにデタラメか、詳しく解説。スーパーや通販、どの商品でもきちんと成分表示のあるものは皆無。知人(マルセイユ出身のオリーブの専門家)が来日した時セミナーをやりましたが、彼が持参した「本物」は素人でも分るくらい違うので驚きました。取り寄せは高くつきます。残念。彼に小豆島で極く少量生産している農家を教えて貰いましたが、驚くほど高価。
2018年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オリーブ油の見分け方と、それ以前にどのような品質のオイルが生産・流通・販売されているのかについて分かりやすく解説されていました。
商品サイトや売り場に氾濫するセールスコピーの中から、必要な情報とイメージだけで無意味な情報を見分けることができます。
商品サイトや売り場に氾濫するセールスコピーの中から、必要な情報とイメージだけで無意味な情報を見分けることができます。
2016年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おそらくこういう本は、そう滅多に出ないであろう。
この本を出すにも相当な抵抗や苦労があったに違いない。
普通は、業界の人だけ知っているような秘密。でもそれを知らずに消費者は品質を偽装されたものを買ってしまう。
この本で明かされる市場の実態は悲しいけれども、こうしたことを明かしてくれたことに感謝したい。
そして、著者と同じく、安心して良質なオリーブオイルを買うことのできる世の中になればよいなと願っている。
この本を出すにも相当な抵抗や苦労があったに違いない。
普通は、業界の人だけ知っているような秘密。でもそれを知らずに消費者は品質を偽装されたものを買ってしまう。
この本で明かされる市場の実態は悲しいけれども、こうしたことを明かしてくれたことに感謝したい。
そして、著者と同じく、安心して良質なオリーブオイルを買うことのできる世の中になればよいなと願っている。
2017年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身について、非常に良く出来ているし、勉強になります。『人よりちょっと料理をする』ぐらいの層の人は、非常に関心深く読める(買って損とは思わない)のではないでしょうか。筆者は業界の人なのに、輸入代理店とかから叩かれるだろうなと心配になってしまいますが。
本書は、そのオリーブオイルは『偽物』です、というキャッチ―なタイトルですが、本書の内容的には『低品質』と言っているだけで、偽造品という意味ではありません。個人的には、高くて『高品質』なオリーブオイルをパスタに少々垂らすと、非常に美味しいと思うし好きです。ただし、日本人の多数派はクセの無い油を好みますので、日本市場でのマジョリティが、独特の「匂い」「辛さ」「苦み」が弱い『低品質』なオリーブオイルな現実も解らない話では無いと思います。
日本でも、本物のオリーブオイルが、例え高価でも入手できる流通が作れれば良いのですから、それこそ通販の出番かなと感じました。
本書は、そのオリーブオイルは『偽物』です、というキャッチ―なタイトルですが、本書の内容的には『低品質』と言っているだけで、偽造品という意味ではありません。個人的には、高くて『高品質』なオリーブオイルをパスタに少々垂らすと、非常に美味しいと思うし好きです。ただし、日本人の多数派はクセの無い油を好みますので、日本市場でのマジョリティが、独特の「匂い」「辛さ」「苦み」が弱い『低品質』なオリーブオイルな現実も解らない話では無いと思います。
日本でも、本物のオリーブオイルが、例え高価でも入手できる流通が作れれば良いのですから、それこそ通販の出番かなと感じました。
2016年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読めば、オリーブオイル生産国のインチキ流通などがわかります。
おもしろいよ。
本書最後には信用信頼できるオリーブオイル商品の一覧表がありますので
参考になります。アマゾンでも購入できるものがありました。
次からそれを買おう、、、。
おもしろいよ。
本書最後には信用信頼できるオリーブオイル商品の一覧表がありますので
参考になります。アマゾンでも購入できるものがありました。
次からそれを買おう、、、。