最近元気がないと言われる中年世代に対して、「いまの仕事だけに執着せず、新たな可能性に賭けてみるべきだ」と提言する本である。
第一章で、高齢化社会の進展による社会保障費の増大で「老後に潤沢な資産がないとリアルに野垂れ死ぬ」と警告、70代まで働いておカネを稼ぐことを勧めている。
この提案自体は現実的ではあるが、巷でよく話題になる話で特段新しい訳ではない。ただ、次章以降のアドバイスが「具体的」なのが本書の特徴だ。
第二章では、転職のためのMBAやいわゆる司法書士など「士」業などの資格取得は無意味と断じ、今の会社よりも「小規模」「地方」の中小企業に注目し、仕事をダウングレードすれば受け入れ先の起業から後継者や番頭として採用される可能性は高い、という。
この指摘は、最近評判になった書籍「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」で紹介されている内容に近い部分はあるが、著者はより具体的に「温泉旅館」「造り酒屋」「商品力のある食品」などお薦めの業種や会社名を紹介している。
また職住環境を考えると、都市インフラが整備された仙台、福岡が無難で、東京郊外であれば熱海、奥多摩も選択肢に入るそうだ。確かに奥多摩には造り酒屋もあるし、不動産は東京とは思えないほど安い。周辺も含めて休日は結構観光客、中高年ハイカーなどで賑わう。ビジネス環境としては悪くないかもしれない。
第三章のテーマは「海外」。となるとまず語学力に悩む人が多いが、日本人を顧客ターゲットにした現地法人では「語学力不問」という会社も少なくないらしい。
具体的には、日本では価格競争に疲弊している印刷会社などで、競争力のある中国や東南アジアの企業は日本市場攻略を目指しているが、パイプやノウハウが足りないらしく、日本の事情に通じた印刷のプロは高い評価を受けるらしい。
第四章は「趣味」。もっとも多くの人が考えているように趣味で稼ぐのは容易ではない。著者が一押しなのは「盆栽」で、20年以上かけて育てると100万円単位で売れることもあるそうで、家庭菜園の「ミニトマト」や「ミント」よりも絶対にいいらしい。
他にも、メダカや昆虫などの交配による「育種」、プラモデル制作なども候補に挙げているが、こちらは才能が必要だったり、ライバルが多く高度な技術力が必要になるなど敷居は高そうだ。
最後に、著者が本書で訴えたい内容の要点を紹介すると、それは「旧来の価値観や固定概念にとらわれて、自分を不幸にしていないか」(P176)という問いだ。
ここでも具体的に「持ち家」「高学歴」「大企業志向」などの既存概念を否定している。これは間違ってはいないだろうが、この3大要素を人生の拠り所にしてきた多くの中年にとって、「ハイ、そうですね」と手放すのは容易ではない。
本書を読んだ読者の対応は、「これを契機に人生の転換を図ろう」と動き出すか、「そうはいっても色々しがらみもあるしなぁ」と踏みとどまるかのどちらかだろう。まだ保守的な考えが主流の中年にとっては後者が大多数ではあると思う。
私自身、実際に現時点で転職活動を始める気構えはないが、近い将来日本社会の雇用等の「風景」が大きく様変わりすることは間違いない。この現実に対応するための具体的なアドバイスが多く盛り込まれた本書は、事前に「自分なりの人生を再考し、その方策を検討・準備する」という意味で役に立つと感じた。
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定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略 (PHPビジネス新書) 新書 – 2018/9/18
成毛 眞
(著)
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いまの会社よりもっとラクで楽しい道がある!
迷える「おっさん(ミドルエイジ)」必読!
AIと若者に負けない「常識外れ」の働き方が満載。
★語学力がなくても海外で働ける
★ビジネススクールより地方の中小企業
★「食える趣味」をもつetc.
AI時代到来、「ゆとり世代」の台頭、老後不安……。40代、50代のミドルエイジを取り巻く環境は、今後いっそう厳しくなる。しかし、下を向いていてはいけない。これまであなたが培ってきた経験やスキルは、少し視点をズラしたり、活かす場所を変えるだけで、唯一無二の「稼ぐ力」になる。活躍のフィールドは会社だけとは限らない。キーワードは「地方」と「海外」だ。本書では、転職、副業、起業するうえで抑えておきたい、著者ならではの思考術を余すことなく公開。
<本書の内容>
第1章 老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ
第2章 スキルアップする暇があったら地方に飛び込め! 一発逆転の転職術
第3章 語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ
第4章 会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ
第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ
第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ
【本書「はじめに」より抜粋】
いまはネット全盛の時代。定年を待たずに会社を飛び出しても、やり方しだいで、 「ラクに稼ぐ」ことは十分できる。むしろ、「いまの会社にずっとお世話になる」という発想は危険だ。それはなぜかという理由と、その発想から抜け出すための具体的な手段は本書を読めばわかる。
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<本書の内容>
第1章 老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ
第2章 スキルアップする暇があったら地方に飛び込め! 一発逆転の転職術
第3章 語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ
第4章 会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ
第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ
第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ
【本書「はじめに」より抜粋】
いまはネット全盛の時代。定年を待たずに会社を飛び出しても、やり方しだいで、 「ラクに稼ぐ」ことは十分できる。むしろ、「いまの会社にずっとお世話になる」という発想は危険だ。それはなぜかという理由と、その発想から抜け出すための具体的な手段は本書を読めばわかる。
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2018/9/18
- 寸法10.7 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104569841384
- ISBN-13978-4569841380
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商品の説明
出版社からのコメント
第1章 老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ
驚くほど危機感のないミドルエイジ
「人口の4割が高齢者」は100%やってくる未来
医療費5割負担が当たり前になる
第2章 スキルアップする暇があったら、地方に飛び込め! 一発逆転の転職術
社会人の「学び直し」はほとんど無意味
MBAを取って成功した起業家はいない
「この3000人から起業家は1人も出ない」
第3章 語学は後回しでいい。さっさと海外で働いてしまえ
縮小する日本より、拡大する新興国に目を向けよ
斜陽産業に勤める人も、海外ならチャンスがある
語学力がなくても、海外で働ける
第4章 会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ
好きなことを趣味にして、「副業」にする
1匹のメダカが2、3年分の年収を生み出す
プラモデル制作で100万円をゲット
第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ
ユーチューブやブログで儲けるという発想は捨てる
地方の酒屋で、白酒を探し出せ
海外製品を転売するための意外なテクニック
第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ
旧来の価値観や固定観念が、あなたの可能性を狭めている
持ち家はいますぐ売ってしまえ
「マンション」はいまが買い」に騙されるな
驚くほど危機感のないミドルエイジ
「人口の4割が高齢者」は100%やってくる未来
医療費5割負担が当たり前になる
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プラモデル制作で100万円をゲット
第5章 勤めながらでもOK! 超速で自分の会社を設立せよ
ユーチューブやブログで儲けるという発想は捨てる
地方の酒屋で、白酒を探し出せ
海外製品を転売するための意外なテクニック
第6章 自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ
旧来の価値観や固定観念が、あなたの可能性を狭めている
持ち家はいますぐ売ってしまえ
「マンション」はいまが買い」に騙されるな
著者について
成毛 眞(なるけ・まこと)
1955年、北海道生まれ。79年、中央大学商学部卒。自動車メーカー、アスキーなどを経て、86年、日本マイクロソフト㈱に入社。91年、同社代表取締役社長に。2000年に退社後、投資コンサルティング会社㈱インスパイアを設立、代表取締役社長に就任。08年、取締役ファウンダーに。10年、書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。早稲田大学ビジネススクール客員教授。
主な著書に、『面白い本』(岩波新書)、『大人はもっと遊びなさい』(PHPビジネス新書)、『黄金のアウトプット術』(ポプラ新書)などがある。
1955年、北海道生まれ。79年、中央大学商学部卒。自動車メーカー、アスキーなどを経て、86年、日本マイクロソフト㈱に入社。91年、同社代表取締役社長に。2000年に退社後、投資コンサルティング会社㈱インスパイアを設立、代表取締役社長に就任。08年、取締役ファウンダーに。10年、書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。早稲田大学ビジネススクール客員教授。
主な著書に、『面白い本』(岩波新書)、『大人はもっと遊びなさい』(PHPビジネス新書)、『黄金のアウトプット術』(ポプラ新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2018/9/18)
- 発売日 : 2018/9/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 198ページ
- ISBN-10 : 4569841384
- ISBN-13 : 978-4569841380
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 276,925位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 262位PHPビジネス新書
- - 321位転職よみもの
- - 365位キャリアデザインの資格・就職
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

書評サイト「HONZ」代表。北海道札幌西高等学校を経て、1979年中央大学商学部卒業。アスキーなどを経て1986年にマイクロソフト株式会社入社。1991年よりマイクロソフト代表取締役社長。2000年に退社後、同年5月に投資コンサルティング会社インスパイアを設立。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。書評の定期寄稿はHONZ、週刊新潮、日経ビジネス。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月20日に日本でレビュー済み
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2019年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今日までの自分のキャリアだって、色々考えて築き上げてきたもの。
ですがこれを読んで、少子高齢で支えきれなくなる社会はもう目前にきており、その社会の尻拭いをしながら子育てする自分(30代)世代の先行きを案じました。
私にアドバイスしてくれる人達はギリギリ逃げ切れる世代。周りの同世代は将来が不安じゃないのかなとは常々思っているところで。自分の子はできれば先細りの日本ではないところで育てたいと思っていますが、私だけ夢を見ているかのように周囲には見られていますので、成毛さんにバシッと言ってもらえて良かった。
ちっぽけな安泰と、少々の退職金のために8割の我慢と2割の幸せでこの先30年の社会人人生をやっていくのか。考え直しましたが、事業をやっていく大変さやリスク、もちろんメリットも身近な人を見て知っていますがそんな気にはなれず、海外に出たところで一労働者。
そう思った時に趣味で一歩というのは現実的な保険だと思います。
大体書いてあることはみんな一度くらい考えた事があるような事だと思います。それを成毛さんがまとめて紐付けてわかりやすく語ってくれたので、頭の中が整理されて良かったです。
ですがこれを読んで、少子高齢で支えきれなくなる社会はもう目前にきており、その社会の尻拭いをしながら子育てする自分(30代)世代の先行きを案じました。
私にアドバイスしてくれる人達はギリギリ逃げ切れる世代。周りの同世代は将来が不安じゃないのかなとは常々思っているところで。自分の子はできれば先細りの日本ではないところで育てたいと思っていますが、私だけ夢を見ているかのように周囲には見られていますので、成毛さんにバシッと言ってもらえて良かった。
ちっぽけな安泰と、少々の退職金のために8割の我慢と2割の幸せでこの先30年の社会人人生をやっていくのか。考え直しましたが、事業をやっていく大変さやリスク、もちろんメリットも身近な人を見て知っていますがそんな気にはなれず、海外に出たところで一労働者。
そう思った時に趣味で一歩というのは現実的な保険だと思います。
大体書いてあることはみんな一度くらい考えた事があるような事だと思います。それを成毛さんがまとめて紐付けてわかりやすく語ってくれたので、頭の中が整理されて良かったです。
2018年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容の有効性は読む人次第かも。もっとも、ビジネス書はそもそもそういうものかもしれません。
40-50才で生き方を変えようと思う人には、自分を解き放つ後押しをしてくれるかも。
一方で、本書では、新しい環境でいかに経済的、人間的に身を立てていけるかも現実問題として重要、と説いています。この点で躊躇する人は、この本のほとんどが成功者の能書きに読めてしまうかも。
ただ起業のみを煽るだけの本も多いですが、将来の生活のこととか、勤め人を想定して書いてくれてる点で、サラリーマンには読みやすかったです。
40-50才で生き方を変えようと思う人には、自分を解き放つ後押しをしてくれるかも。
一方で、本書では、新しい環境でいかに経済的、人間的に身を立てていけるかも現実問題として重要、と説いています。この点で躊躇する人は、この本のほとんどが成功者の能書きに読めてしまうかも。
ただ起業のみを煽るだけの本も多いですが、将来の生活のこととか、勤め人を想定して書いてくれてる点で、サラリーマンには読みやすかったです。
2018年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
定年まで待つな! とてもインパクトのあるタイトル。
私自身、自営業のため、定年はとくにないですが、斜陽産業であり、今後のことを考えている今、どんなことが書かれているかと手にとりました。
人生このままでいいのか? 転職しようか?と悩んでいるサラリーマンの方に1つのきっかけを与えてくれます。
これからの日本、少子高齢化をむかえ、今後、医療費・消費税等が家計を圧迫する未来。
危機感のないミドルエイジが、今後どうすればよいかを提案されています。
著者は投資会社社長であり書評サイトを運営されている成毛氏、何冊か読みましたが、読みやすくおすすめです。
スキルアップはあとまわし、地方、海外に目をむけよ! 仮に会社を辞めれなくても1つの趣味を磨けなど。あまり、考えなかった発想が多く書かれています。
また、「副業用に、自分の会社を設立すること」とあり理由は、
国内外で物販を始めるときに稼ぐチャンスがひろがる
個人事業主は交渉に応じてもらえない。
会社を持っているとビジネスの選択肢が大きくひろがる等。
この著者は成毛氏ですが、いつも、参考になり、不思議と生きる希望がわいてきます。
この本に書かれていることを全部とはいかないまでも、いくつか実行したいと思います。
私自身、自営業のため、定年はとくにないですが、斜陽産業であり、今後のことを考えている今、どんなことが書かれているかと手にとりました。
人生このままでいいのか? 転職しようか?と悩んでいるサラリーマンの方に1つのきっかけを与えてくれます。
これからの日本、少子高齢化をむかえ、今後、医療費・消費税等が家計を圧迫する未来。
危機感のないミドルエイジが、今後どうすればよいかを提案されています。
著者は投資会社社長であり書評サイトを運営されている成毛氏、何冊か読みましたが、読みやすくおすすめです。
スキルアップはあとまわし、地方、海外に目をむけよ! 仮に会社を辞めれなくても1つの趣味を磨けなど。あまり、考えなかった発想が多く書かれています。
また、「副業用に、自分の会社を設立すること」とあり理由は、
国内外で物販を始めるときに稼ぐチャンスがひろがる
個人事業主は交渉に応じてもらえない。
会社を持っているとビジネスの選択肢が大きくひろがる等。
この著者は成毛氏ですが、いつも、参考になり、不思議と生きる希望がわいてきます。
この本に書かれていることを全部とはいかないまでも、いくつか実行したいと思います。
2018年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的に見て問題点は指摘通りなのだが、その解決策の提案を実行できる層を選ぶような気がした。
こういう例があると引っ張ってくるソースも例外的なものばかりな感じがしたし、読み進める度に違和感を感じた。
品種交配した一匹のメダカが1200万で売れる、そのメダカが一般ビジネスパーソンの2,3年分の年収に匹敵する金額を生み出す、と書かれてる点を見て、成毛さん、あなたもですか!と思いました。
単純計算で年収400~600万の稼ぎがある人が一般ビジネスマンの収入と考えてるみたいですが、それだけの給料を貰ってる人達は一般より上の人達です。
庶民の感覚や収入とズレてますよ。
こういう例があると引っ張ってくるソースも例外的なものばかりな感じがしたし、読み進める度に違和感を感じた。
品種交配した一匹のメダカが1200万で売れる、そのメダカが一般ビジネスパーソンの2,3年分の年収に匹敵する金額を生み出す、と書かれてる点を見て、成毛さん、あなたもですか!と思いました。
単純計算で年収400~600万の稼ぎがある人が一般ビジネスマンの収入と考えてるみたいですが、それだけの給料を貰ってる人達は一般より上の人達です。
庶民の感覚や収入とズレてますよ。
2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
定年を待たずしていろいろ挑戦してみようというビジネス書。
本書でおすすめしているような「田舎の旅館や酒屋はねらい目」という意見には賛成できないし、プロの意見?としてはどうかと思います。
それでも定年を待つのではなく、仕事や趣味でアグレッシブにいこうというスタンス自体は賛成です。
本書でおすすめしているような「田舎の旅館や酒屋はねらい目」という意見には賛成できないし、プロの意見?としてはどうかと思います。
それでも定年を待つのではなく、仕事や趣味でアグレッシブにいこうというスタンス自体は賛成です。
2018年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は定年後を考える上で、よいヒントをえました。著者に感謝致します。
2018年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『amazon』を読み、同じ書き手だったので購入。
とても痛快。難しい概念もなく、読みやすい構成だった。
何より、「会社がAIやプログラマーだらけになったら、自分はどう生きていけばいいだろう」と真剣に悩んでしまった(笑)。
著者によれば、40代、50代のミドルエイジ(おっさん)が適当に働くようになれば、
若者にもチャンスが与えられるそうだが、それでも生き抜いていくのは困難な社会になるのは間違いない。
それならば、「自分の『武器』を知る」「定年後まで趣味を磨く」といったメッセージは、むしろ若者に向けられているような気がした。
普段、ホリエモンさんとか落合陽一さんとかの本を読んでいる人だったら、言い方は違えど、同様の刺激を得られるはず。
おっさんに媚びず、厳しい記述が続くが、「救い」の言及もちゃんとある(安心)。
『amazon』を読んだからこそ、本書の言葉が響いてくる。20年、30年先に現役世代となる若者は絶対に、読むべきだと思った。
とても痛快。難しい概念もなく、読みやすい構成だった。
何より、「会社がAIやプログラマーだらけになったら、自分はどう生きていけばいいだろう」と真剣に悩んでしまった(笑)。
著者によれば、40代、50代のミドルエイジ(おっさん)が適当に働くようになれば、
若者にもチャンスが与えられるそうだが、それでも生き抜いていくのは困難な社会になるのは間違いない。
それならば、「自分の『武器』を知る」「定年後まで趣味を磨く」といったメッセージは、むしろ若者に向けられているような気がした。
普段、ホリエモンさんとか落合陽一さんとかの本を読んでいる人だったら、言い方は違えど、同様の刺激を得られるはず。
おっさんに媚びず、厳しい記述が続くが、「救い」の言及もちゃんとある(安心)。
『amazon』を読んだからこそ、本書の言葉が響いてくる。20年、30年先に現役世代となる若者は絶対に、読むべきだと思った。