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人は感情によって進化した 人類を生き残らせた心の仕組み (ディスカヴァー携書) Kindle版

3.8 5つ星のうち3.8 81個の評価

感情の萌芽にあたる仕組みは、地球上に哺乳類が現れたころにはすでに、人類の祖先に備わっていたことでしょう。
感情は、生きのびるのに必要な機能として、生物進化の歴史をとおして、徐々に積み上がってきたのです。
捕食者から逃げる「恐怖」は比較的早い段階で、人類の祖先の動物の身につきました。
そして、個体の上下関係を形成する「怒り」や「おびえ」は、群れを形成するようになった段階で身につきました。
人間として進化した段階では、協力集団が築かれ、それを維持する役割を担う「罪悪感」や「義理」などの、複雑な感情が進化しました。
本書ではさまざまな具体例をもとに、感情の働きを明らかにします。
そして、感情が私たちに備わった生物進化の歴史を考えます。
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商品の説明

レビュー

人類が誕生してから、三〇〇万年近くが経過しています。親が子どもをもうけるまでに二〇年かかるとして、一〇万世代以上が経過したわけです。
いま生きている私たちは、一〇万組の親たちが、生き残りに成功しつづけてきた結果です。
私たちはいわば「勝者たちの末裔」なのですから、生き残るための多くの心の仕組みをもっていてしかるべきです。

また、私たちのうちの誰かふたりをとりあげ、はるか昔の親たちを調べれば、かならず同一人物がいます。
「人類はみなきょうだい」と言いますが、たとえではなく、ほんとうにそうなのです。ですから、私たちの心の働きの本質は、みんなかなり似かよっていると考えていいのです。
進化心理学は、こうした生物としての歴史をもとに、人間の心の働きの共通性や多様性を分析します。

本書では感情を切り口にして、「野生の心」がどのように進化してきたか、それを活用して「文明の心」を築くにはどうしたらよいか、を考えてきました。
人間理解の視野が広がってきたと、読者のみなさんが感じられたのならば、幸いです。

(おわりにより抜粋) --著者よりコメント

著者について

石川幹人(いしかわ まさと)

1959年東京生まれ。東京工業大学理学部卒業。
同大学院物理情報工学専攻、企業および国家プロジェクトの研究所をへて、現在明治大学情報コミュニケーション学部教授。
大学・大学院では、生物物理学・心理物理学を学び、企業では人工知能の開発に従事。遺伝子情報処理の研究で博士号(工学)を取得。
専門は認知情報論および科学基礎論。
著訳書に、『心と認知の情報学』(単著/勁草書房)、『入門・マインドサイエンスの思想』(共編著/新曜社)、
『心とは何か~心理学と諸科学との対話』(共編著/北大路書房)、『だまされ上手が生き残る~入門!進化心理学』(単著/光文社新書)、
『ダーウィンの危険な思想』(共訳/青土社)などがある。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00BFNJLYC
  • 出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/6/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1934 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 177ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 81個の評価

著者について

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石川 幹人
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1959年東京生まれ。東京工業大学理学部応用物理学科卒。同大学院物理情報工学専攻、一般企業での人工知能研究、政府系シンクタンクなどを経て、1997年より明治大学文学部助教授。2004年より明治大学情報コミュニケーション学部教授、現在同学部長。博士(工学)。専門は認知情報論および科学基礎論。超心理学研究をライフワークとし、日本の第一人者でもある。2002年ライン研究センター客員研究員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査の会)発起人メンバー。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『超心理学――封印された超常現象の科学(ISBN-10: 4314010983)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
81グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ、人類がそのように考えるのか? など、よくわかった。我々の考えの源は進化の結果なのだ。
2023年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
進化心理学の観点から人類が幸福と感じることについて平易に説明されている。我々は狩猟採集時代から協力しあうことで生き残ってきた末裔であるため、協力したり社会貢献することに幸福を感じ、他者を裏切ったり自己中心的になることに罪悪感を感じやすい遺伝子を受け継いできたと言える。その立場から狩猟採集の不要となった現代においては、集団そのものが多様化、希薄化、拡大化しており、我々は誰に貢献しているのか分からず仕事などを行っており幸福を感じにくくなっている。そのため関わる集団を複数持ったり、規模の小さい集団で貢献するようにすることで幸福を得られやすくする必要がある。また幸福は飽和するため、変哲もない日常の中に幸福を散りばめるようにすることが必要である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
各章の目標が感情と向き合うための「べき論」にあるため、全体的に科学的な解説はふわっとしていて控えめ。筆者自身はより深く研究していると思わせる節もあるので、今度はそこに焦点を絞った書籍を期待したい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人は生き延びる(サバイバル)ために肉体脳で知性を発達させました。
その肉体脳はまた、豊かな感情を生み出すことによってもサバイバルをより強くさせているのです。
つまり人間はプログラムされているのです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間の自己意識は、無意識、意識を経て一番新しく発生したものであり、その原動力となったのが感情である。この本は大変興味深い。こうした方面に関心を持つ方にお勧めしたい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月29日に日本でレビュー済み
題名は、出版社が名付ける習慣だそうだが「感情によって進化した」ではなく、「感情から進化の秘密も見えてくる」が無難であろう。
感情は、自我と一体であり進化とダイレクトに繋げるのは無理がある。
利巧な犬は、人間の感情を察する。最愛の友と云われる由縁であるが多方、人間にとってはそれが苦しいこともある。だが、それは「事」であり「物」でないものは進化に介在しない。

大脳の巨大化は、二足歩行に由来するという説は蓋然性が高いが流石に、物でない感情が介在しているというのは、無理だろう。
著者は、「進化」の全てを強引に「進化心理学」の範疇に取り込もうとしているが勇み足か思考の未熟であろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
進化心理学と呼ばれる立場から、
人の感情の発達を解き明かす。

集団生活を行ったり、
生活が高度になるにつれて、
嫉妬や自己呈示欲が生まれてきたという。

実際のところ、感情がどのように進化してきたか、
人が感情によって進化してきたのかは不明だが、
集団生活において、感情がどのような機能的側面を持つかは興味深い指摘である。

“じつは、集団のメンバーの自己呈示欲が強いと、集団の協力が促進されます。メンバーの特徴が明確になれば、分担作業がうまくいくからです。このように、自己呈示欲は集団の生き残りに貢献するので、私たちに身についてきたのです。”
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は「進化心理学ってなんだ?」って感じだったが読めば読むほど、「確かに人間のこういう行動ってこういう理由があるかも!」と納得の連続で、非常に面白かった。
改めて、人間の行動原理は「生き残りのために最適かどうか?」なんだなということを認識した。
良書。

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