超獣戦隊ライブマン

世界最先端の科学実験施設が終結した「アカデミア島」。その中核を成す「科学アカデミア」には、世界中から選ばれた優秀な若者たちが集い、恵まれた環境で研究を続けていた。「科学アカデミア」のプロジェクトの中でも、最も大規模なものが、巨大宇宙衛星・スペースアカデミア号の建造計画。若者たちは皆、このスペースアカデミア号の搭乗員となることを夢見ていたのだ。しかし、衛星打ち上げの日、「科学アカデミア」は謎の敵から襲撃を受け、スペースアカデミア号も破壊されてしまう―。(C)東映[80年代]

謎の敵の正体は、武装頭脳軍ボルトであった。その幹部となっていたのは、かつて「科学アカデミア」の学生だった月形剣史たち３人。ボルトはついに、世界征服計画を実行に移したのである。だが、この最悪の事態を前に、果敢に立ち上がった若者たちがいた。彼らこそ、生きとし生けるものを守る戦士・超獣戦隊ライブマンだ！(C)東映

ケンプやマゼンダすらも戦慄した、尾村豪の恐るべき実験計画。さすがの大教授ビアスも、この計画に高い評価を与えた。深夜の町に現れるウイルスヅノー。若者たちが次々と襲われていく。この暴挙を食い止めようとする勇介とめぐみだったが、豪の優しい一面を知っている丈は―。(C)東映

マゼンダは、人間とそっくりな「ダミーマン」を日本各地に送り込み、社会を混乱させるという作戦を実行に移した。まんまと成功するかに思われたが…。(C)東映

２年前に亡くなった矢野卓二の弟・武志が、勇介に会いに来た。卓二が遺していた設計図を基に、未来車を完成させてほしいというのだ。武志の熱い思いを受け取る勇介。だが、そのころ、ボルトは「車社会」を根底から揺るがす、恐るべき計画を企んでいた。(C)東映

時間と空間を操る頭脳獣・タイムヅノーが誕生した。タイムヅノーは７０００万年前へとタイムスリップし、一匹の子ども恐竜を現代へと連れ帰る。だが、その恐竜は健一少年に発見され、かくまわれた。やがて、ゴンと名づけられた恐竜と健一少年は心を通わせていく―。(C)東映

タイムズノーが連れ帰った一匹の子どもの恐竜、ゴン。健一少年と心を通わせ、大人しい恐竜だったが、オブラーはガッシュを使って、ゴンを巨大化して町で暴れさせてしまう。過去に戻ることもできず、自分を抑えることもできないゴンを待ち受ける運命は―。(C)東映

ケンプは、自らが下等生物だと見下している「人間」の弱点を突く作戦を考え出した。それは「人間」が持つマイナスの感情を、頭脳獣のエネルギーに変えるというものだ。しかし、「人間」としての煩悩を捨て去ったはずのケンプにも「怒り」の感情が残っており、皮肉にも、その「怒り」までも頭脳獣のエネルギーとなってしまう。(C)東映

めぐみの友達・ゆかりの結婚式に出席した３人。しかし、新郎の俊介が、こともあろうに新婦を捨て、謎の美女の虜になってしまう。実は、美女の正体はマゼンダ。俊介の様子がおかしくなったは、「ラブトワレ」という香水のせいだったのだが―。(C)東映

大原丈は真也という少年から「おっさん」呼ばわりされるが、真也の姉・陽子の笑顔に惹かれ、姉妹が営むピザ屋を手伝うことにする。「スケボーでピザを配達する」という丈のアイデアが早速、実行に移されたが、新たな頭脳獣メイロヅノーが出現し、街中が迷路と化してしまった。当然、丈は指定の時間内にピザを届けられず…。(C)東映

歓楽街にヒヒヅノーが現れた。その使命は、人間を猿人化すること。オブラーの作戦は成功するかに思われたが、凶暴極まりないニューマフィアのボス・毒島嵐の出現によって、様相が一変する。なんと嵐はヒヒヅノーを自らの手下にしてしまったのだ。頭脳獣よりも強い、この男の正体はいったい何者か？(C)東映

人間でありながら頭脳獣よりも強いニューマフィアのボス・毒島嵐は、ビアスの教えを受けてボルトの４人目の幹部であるドクター・アシュラとなった！ドクター・アシュラは自らの天才を証明するために学者をさらっていく。誰よりも強く、凶悪な天才の出現に、ケンプたちも気が気ではなく―。(C)東映

ごく普通のテニスクラブの地下で、進行していた恐ろしい計画。それはドクガスヅノーによる毒ガス作戦だった。ドクガスズノーが作り出した毒ガスは、ダミーマンたちによって、街にばらまかれていく……はずだったが、一人のドジなダミーマンの失敗で、作戦はライブマンの知るところになってしまう。記憶を失い、追われる身となったダミーマン・タナカは、コロンに一目惚れ。しかしタナカはあえなく爆死を遂げる。コロンの鋼鉄の体に、熱い血がたぎって―。(C)東映

戦う天才・アシュラが新たな作戦を仕掛けてきた。アシュラの「サイバー分身」によって出現した「シュラー三人衆」とエレキヅノーが、勇介を追う。そしてエレキビームを浴びた勇介は、電気人間となってしまった。市民に迫害され、逃亡を余儀なくされる勇介。変身能力すら奪われた勇介は思わず、自らの心に生じた不満を爆発させる―。(C)東映

ロボット工学研究所で開発された戦闘マシン「バトルロボS1」がボルトに狙われた。「バトルロボS1」は、その動力源として、無限のエネルギーを生み出すことができる「メタルフォース鉱石」を使っていたのだ。ガードロイド・ガッシュとファイヤーヅノーに襲われる「バトルロボS1」を助ける丈。だが、その丈もピンチに陥って―。(C)東映

プラズマヅノーが、今は亡き科学アカデミアの学生たちの魂を幽体プラズマに変換し、キョンシーとしてよみがえらせた。勇介は、キョンシーのお札に使われているのが、かつて自分が書いたラブレターであることに気づく。勇介がラブレターを書いた相手は、あの美女。だとすれば、この事件の背後には間違いなく、彼女がいるはずだ―。(C)東映

めぐみの知り合いである令子は、妹の晴子との約束を果たすため、陸上競技の練習を必死で行っていた。しかし、その記録はなかなか伸びない。そんなとき、不思議なことに、令子が大事にしていた人形「トト」の目から涙が……。どうやら「トト」は、何らかの理由で「心」を持ったらしい。しかし、そんな「トト」をケンプが狙っていた。やがてケンプは「トト」を使って頭脳獣を造り出すことに成功。ピエロヅノーはマネキンやぬいぐるみを操り、人間を襲わせる―。(C)東映

マゼンダは、自分の「優しさを愛する心」の遺伝子から、ツインヅノーを造り出した。ツインヅノーは、仙田ルイとそっくりなレイという美女の姿となり、人間社会へ。やがてレイは、丈と心を通じ合わせて……。(C)東映

オブラーが命を削って造り出した頭脳獣ベンキョウヅノーの作戦が順調に進行していた。このままでは、ボルトの信奉者が増えるばかりだ。しかし、ベンキョウヅノーに異変が。なぜかスポーツに興味を抱き、作戦行動を放棄したのである。その原因は、オブラー＝尾村豪の深層心理にあった。ついに豪の姿に戻ってしまうオブラー。いったい、豪はどうなってしまうのだろうか。(C)東映

謎の宇宙人はギルド星人ギルドスだった。ギルドスは、大教授ビアスに弟子入りするために宇宙からやってきたのだ。ギルドスが造り出した頭脳獣サイセイズノーはジンマーをよみがえらせる能力を持っており、ライブマンも苦戦する。サイセイズノーには、バイモーションバスターも通じない！(C)東映

オブラーはドクター・アシュラ達が作ったオブラーヅノーと競いライブマンを狙うが―。ビアスに激しく叱責されたオブラー＝尾村豪はズノーベースを去り、母・俊子のもとへ―。果たして豪は本来の自分を取り戻すことができるのか。(C)東映

チブチ星人ブッチーが、頭脳獣ギターラズノーを連れて地球へとやって来た。ギターラズノーが奏でる子守唄には人々を深い眠りに陥らせる効果があるため、勇介や丈も眠ってしまい、めぐみは孤立無援の状態に。しかし、ギターラヅノーの宇宙ギターの弦の振動を打ち消すメロディーが存在した。それは「ジュニア・ポップス・コンテスト」の出場を目指す少女・クミコが作曲した「スパーク！海へ」。めぐみはクミコに協力を要請するが、手を怪我して自暴自棄になったクミコは、これを拒否する。そこでめぐみは、クミコに「歌」の素晴らしさを改めて伝えようと試みるのだが……。(C)東映

ビアスが、５人の幹部に宿題を出した。この宿題を最初にこなしたのはケンプ。彼が開発した新合金「ギガゾメタル」の硬度は素晴らしく、ケンヅノーの剣で、勇介の乗っていたバイクは一刀両断されてしまうのであった。敵のパワーアップを痛感する勇介たちだったが、勝利のためには新しい技を編み出すしか道がない。そんな中、めぐみが人質に取られる。仲間を救うため、勇介の心は炎のように燃え上がった―。(C)東映

落ちこぼれ少年・ジュンの姿に、かつての自分を見る思いの勇介。だが、ジュンは突然優等生となり、努力することをやめてしまった。どうやら、この不思議な出来事の裏には、ある女教師が絡んでいるらしい。ジュンに努力の大切さを思い出してほしいと願う勇介は、事件の謎へ迫るが―。(C)東映

福島県・会津若松の鶴ヶ城に、幽霊が出るという噂が広がっていた。実はレーヅノーが、ライブマンに倒された頭脳獣たちを復活させるための儀式を行っていたのだ。その儀式を目撃してしまった少年・コウジは、ドクター・アシュラとシュラ―３人衆から追われる羽目に。しかし、そこへライブマンが駆けつけた！(C)東映