素晴らしいの一言につきる。なんで他の著書を読んでこの本を早く読んでおかなかったのかと自分を責めるほど。
お金にちょっとでも興味があれば、あるいはお金で失敗したくないと思えば読んでおいて損はない。
いや、読まないと損しかしない。
マネーリテラシーが低い読者には衝撃的な新しい気付きを、
マネーリテラシーがある程度身についている者にとっては方向性の再確認ができる。
これだけ年数が立っているのに、未だに原著のほとんどの内容が現在に適用でき、その先見性には驚嘆する。
やはり「日本版金持ち父さん本」の名は伊達じゃない。
例のロバートキヨサキの本を読んで、じゃあ具体的にどうするのか?と思った時にぜひ手にとって読んで欲しい。
日本での行動を起こす際に参考になることは間違いない。
そうでなくとも金持ちになりたいと思わない、俺は凡人でいいんだという人にとっても参考になる内容が詰まっている。
保守的な平凡な人生を送りたいと思っても、貴方のお金を貪ろうとする強者から財産を守るには最低限のマネーリテラシーは必要だし、
そういう意味でも普通の主婦だろうがサラリーマンだろうが手にして欲しい、いや手にするべき一冊だ。
自分の両親もお金のことで苦しんでいて、若い二十代の時にこの本を読んでいればどれだけ救われたか分からない。
自分がこの本を20代で手にすることができて本当に良かったと思う。
初版のほうが評価が高いので、どちらを買えばよいか迷っている人もいると思うが、
間違いなく現行の制度も追記されているこちらを買ったほうが良いし、
内容が初版よりも悪くなっているということもなく、むしろ精錬されている。
お金持ちになるため、マネーリテラシーを高めるために最初の一冊に金持ち父さん貧乏父さんを手にするのも良いが、
この本のほうが足の着いた踏み出し方ができるような気がする。
金持ち父さん本はアメリカンドリーム的な印象が強いので良い意味でも悪い意味でも勢いがあり、青春時代にその本を読んだという人が、
場当たり的に起業というハイリスクをおかしていたので、
この本を読んで着実な一歩を踏み出したほうが良いと思う。
金融雑誌等において取材やセミナー等のうまい商売をしたいがために甘いことを囁いている金融のプロが多い中で、
橘 玲氏は自分の信念を貫いていて、こういう著者こそ信頼に値するというものだ。
そしてその著者が執筆したこの本も信頼の置ける本だということは間違いない。
繰り返しになるが、たかが千円単位で買える人生を支える良書になるから、
ぜひ買って欲しい本だ。
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お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ 単行本 – 2014/9/26
橘 玲
(著)
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お金持ちになった人続出! ! 30万部を超えるベストセラーになった『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。
「『黄金の羽根』を読んで人生が変わりました」という人、「この本に触発されて会社を辞め、いまは赤坂にビルを3棟持っています」という人などなど、この本を読んで経済的独立を手にした人が続出したベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。リーマンショックや安倍バブルなどそのときどきで経済環境の浮き沈みはあったが、原理的なことはなにも変わっていない。経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。国家とは人生を最適設計するための道具にすぎない。東日本大震災と福島の原発事故が起き、日本の社会が大きく変化したように見えても、じつは制度の歪みはほとんどそのまま温存されている。だからこそ12年前の“黄金の羽根"をいまでも同じように拾うことができるのだ! !
「『黄金の羽根』を読んで人生が変わりました」という人、「この本に触発されて会社を辞め、いまは赤坂にビルを3棟持っています」という人などなど、この本を読んで経済的独立を手にした人が続出したベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。リーマンショックや安倍バブルなどそのときどきで経済環境の浮き沈みはあったが、原理的なことはなにも変わっていない。経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。国家とは人生を最適設計するための道具にすぎない。東日本大震災と福島の原発事故が起き、日本の社会が大きく変化したように見えても、じつは制度の歪みはほとんどそのまま温存されている。だからこそ12年前の“黄金の羽根"をいまでも同じように拾うことができるのだ! !
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/9/26
- ISBN-10434402642X
- ISBN-13978-4344026421
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商品の説明
著者について
1959年生まれ。作家。早稲田大学卒業。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(小社)でデビュー。「新たな資本論の誕生! 」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(小社)が累計30万部のベストセラーになる。他に『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』(小社)、『大震災の後で人生について語るということ』(講談社)、『(日本人)』(小社)など、著書多数。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/9/26)
- 発売日 : 2014/9/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 434402642X
- ISBN-13 : 978-4344026421
- Amazon 売れ筋ランキング: - 167,153位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 517位金融・ファイナンス (本)
- - 34,493位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。橘玲公式サイト http://www.tachibana-akira.com/
イメージ付きのレビュー
5 星
黄金の羽は、みんなの目の前にある!
『金持ち父さん貧乏父さん』や『となりの億万長者』など世界のベストセラーも参考にし、自分の経験を元に書かれている本です。内容は、制度の歪みからチャンスをつかもうと言う話。仕事している方は分かると思いますが、その着眼点はビジネスマンなら誰しも持っていると思うので、非常に参考になりました。ありがとうございました。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月11日に日本でレビュー済み
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2020年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「黄金の羽根」とは、つまり所得税を多く引かれるサラリーマンから独立して自営業Self-Employedに転換すると可処分所得(=手取り)を劇的に多く出来る、ということなのですが、コレを簡潔に書き過ぎちゃうと「脱税」を推奨する本として当局にマークされちゃう怖れがあるらしく不動産や生命保険などどうーでもいいその他の情報もアレコレ詰め込まれたページ数の多い本となっています。しかし、自営業者や中小企業の経営者は選挙の票集めのため税制上グっと優遇されている...、だからSelf-Employed自分で何らかの事業を始めその収入はほぼまるまるフトコロに入れましょう、と単純にココにだけ絞って書けば良かったのにね、と思います。
2019年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロバートキヨサキの「金持ち父さん」シリーズは読んでいます。
本書は金持ち父さんの日本版の立ち位置として書かれたと理解しています。
お金持ちになる法則の収入を上げる、支出を減らす、資産を運用する。という原則から、保険、マイカーの見直し、不動産投資というマイホームの適正、株式の長期投資への疑問と短期投資のギャンブル性、といった部分は類書と代わり映えしませんでした。
期待した個人の法人化による節税については、個人事業主でないと果たせない内容で、サラリーマンは税金を搾取されるカモという残念な現実を噛み締めるに終わりました。
ロングテールを生み出すクリエイターを目指して起業するしかないのかな~
本書は金持ち父さんの日本版の立ち位置として書かれたと理解しています。
お金持ちになる法則の収入を上げる、支出を減らす、資産を運用する。という原則から、保険、マイカーの見直し、不動産投資というマイホームの適正、株式の長期投資への疑問と短期投資のギャンブル性、といった部分は類書と代わり映えしませんでした。
期待した個人の法人化による節税については、個人事業主でないと果たせない内容で、サラリーマンは税金を搾取されるカモという残念な現実を噛み締めるに終わりました。
ロングテールを生み出すクリエイターを目指して起業するしかないのかな~
2014年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般的に「金持ちになれる」という話は、
頭の弱いカモを騙して「自分も金持ちになれる」と思い込ませて良い気分にさせるが、
実際は何の役にも立たず、絶対に金持ちになれないものが多い。
しかしこの本は全くその逆だ。
本書を読んで「自分も金持ちになれる」と思う人は殆どいないハズだ。
何故なら書いてある手段の多くは自分で会社を立ち上げてオーナー社長にならないと実行できないからだ。
そして自分で事業を起こして本書の知識を利用すれば本当に金持ちになれる(得する)。
普通の儲かる方法は、それが広く知られると競争が激化して程なく儲からなくなるが、
国家が税金をバラ撒いている黄金の羽根は12年後の現在でも概ねそのまま使える。
きっと読者の大部分であるサラリーマンは、自分が損な役回りをさせられていることを知り不快に感じるだろう。
しかし、サラリーマンこそ本書を読むべきかもしれない。
いつか起業する機会に巡りあったとき、或いは起業せざるを得なくなったときに、
本書の知識があれば、現実の問題を解決でき、独立する不安と対峙できるようになるだろう。
少なくとも私は本書オリジナルを読んでいなければ起業に踏み出せなかったに違いない。
レビューに「内容が変わらない」とか「前作を読めばいい」とかあったので、
手抜きでガッカリな改訂になっているのか?と心配していたが杞憂だった。
確かに改訂が社会保障制度など経営者にならないと活用できない部分に多く、
不動産、生命保険などサラリーマンでも利用できる部分では少ないというのはあるが、
新しい法律改正、制度変更などに対応しているのはもとより、
「貸付金を返済して所得をゼロにする」という驚きの手段も紹介されていた。
「再掲載した」という部分でもそのままではなく現状にあわせた細かな改訂が多数あった。
頭の弱いカモを騙して「自分も金持ちになれる」と思い込ませて良い気分にさせるが、
実際は何の役にも立たず、絶対に金持ちになれないものが多い。
しかしこの本は全くその逆だ。
本書を読んで「自分も金持ちになれる」と思う人は殆どいないハズだ。
何故なら書いてある手段の多くは自分で会社を立ち上げてオーナー社長にならないと実行できないからだ。
そして自分で事業を起こして本書の知識を利用すれば本当に金持ちになれる(得する)。
普通の儲かる方法は、それが広く知られると競争が激化して程なく儲からなくなるが、
国家が税金をバラ撒いている黄金の羽根は12年後の現在でも概ねそのまま使える。
きっと読者の大部分であるサラリーマンは、自分が損な役回りをさせられていることを知り不快に感じるだろう。
しかし、サラリーマンこそ本書を読むべきかもしれない。
いつか起業する機会に巡りあったとき、或いは起業せざるを得なくなったときに、
本書の知識があれば、現実の問題を解決でき、独立する不安と対峙できるようになるだろう。
少なくとも私は本書オリジナルを読んでいなければ起業に踏み出せなかったに違いない。
レビューに「内容が変わらない」とか「前作を読めばいい」とかあったので、
手抜きでガッカリな改訂になっているのか?と心配していたが杞憂だった。
確かに改訂が社会保障制度など経営者にならないと活用できない部分に多く、
不動産、生命保険などサラリーマンでも利用できる部分では少ないというのはあるが、
新しい法律改正、制度変更などに対応しているのはもとより、
「貸付金を返済して所得をゼロにする」という驚きの手段も紹介されていた。
「再掲載した」という部分でもそのままではなく現状にあわせた細かな改訂が多数あった。
2019年5月3日に日本でレビュー済み
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理解出来なかった部分がありましたが、読み重ねたり、色んな本を読んだあとに読めば理解出来ると思います。
現時点でも参考になった部分が多かったので読んで損はないと思います。
現時点でも参考になった部分が多かったので読んで損はないと思います。
2019年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『金持ち父さん貧乏父さん』や『となりの億万長者』など世界のベストセラーも参考にし、自分の経験を元に書かれている本です。内容は、制度の歪みからチャンスをつかもうと言う話。
仕事している方は分かると思いますが、その着眼点はビジネスマンなら誰しも持っていると思うので、非常に参考になりました。
ありがとうございました。
仕事している方は分かると思いますが、その着眼点はビジネスマンなら誰しも持っていると思うので、非常に参考になりました。
ありがとうございました。
『金持ち父さん貧乏父さん』や『となりの億万長者』など世界のベストセラーも参考にし、自分の経験を元に書かれている本です。内容は、制度の歪みからチャンスをつかもうと言う話。
仕事している方は分かると思いますが、その着眼点はビジネスマンなら誰しも持っていると思うので、非常に参考になりました。
ありがとうございました。
仕事している方は分かると思いますが、その着眼点はビジネスマンなら誰しも持っていると思うので、非常に参考になりました。
ありがとうございました。
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2014年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鋭い指摘が多く、教えてもらうことの多い本です。特に不動産と住宅ローンに関する記述は秀逸です。若い人はこれをよく読み不動産の呪縛から逃れてほしいものです。次のようなことが書かれています。
1 市場経済では利益は差異から生じる。
2 「金持ちはケチだ」とよく言われますが、これは論理が逆で、「ケチだからこそ金持ちになれた」のです。
3 ほとんどの人は生命保険の大半を解約してしまってもなんの問題もない。
4 東日本大震災でもっとも大きな経済的被害を受けたのはマイホーム以外に資産を持たないごく普通の人たちであった。
5 証券会社は絶対に認めませんが、個人投資家と呼ばれる株式市場への参加者のほとんどは博打に参加するギャンブラーである。
6 持ち家の購入は不動産投資そのものである。
7 「住宅ローンを組んで家を買ったほうが有利だ」とよく言われるが、これは「借金をして信用取引で株を買ったほうが有利だ」と言うのと同じである。レバレッジがあると、上がれば確かに収益は大きくなるが、下がれば損失もまた大きくなる。
8 住宅ローンを借りている人の多くは、自分がハイリスクな投資をしていると考えていない。極端な場合は何千万円ものローンを組んでいながら、「自分は借金はしていない」と真顔で言う。
9 医療保険は所得の減少に備える保険である。年金生活者は病気であっても、年金は定額入ってくる。だから年金生活者は医療保険は必要でない。貯金のある人は病気であっても、貯金で食いつなげる。だから貯金で食いつなげる期間は医療保険は必要でない。
10 所得税、法人税、相続税を廃止し、税源を消費税のみにすれば徴税に関するトラブルはほとんど解決する。しかし現実にはこういうシンプルな解決方法が採用される可能性はない。そんなことをすれば税務行政にかかわる多くの官僚が職と既得権を奪われるからである。
1 市場経済では利益は差異から生じる。
2 「金持ちはケチだ」とよく言われますが、これは論理が逆で、「ケチだからこそ金持ちになれた」のです。
3 ほとんどの人は生命保険の大半を解約してしまってもなんの問題もない。
4 東日本大震災でもっとも大きな経済的被害を受けたのはマイホーム以外に資産を持たないごく普通の人たちであった。
5 証券会社は絶対に認めませんが、個人投資家と呼ばれる株式市場への参加者のほとんどは博打に参加するギャンブラーである。
6 持ち家の購入は不動産投資そのものである。
7 「住宅ローンを組んで家を買ったほうが有利だ」とよく言われるが、これは「借金をして信用取引で株を買ったほうが有利だ」と言うのと同じである。レバレッジがあると、上がれば確かに収益は大きくなるが、下がれば損失もまた大きくなる。
8 住宅ローンを借りている人の多くは、自分がハイリスクな投資をしていると考えていない。極端な場合は何千万円ものローンを組んでいながら、「自分は借金はしていない」と真顔で言う。
9 医療保険は所得の減少に備える保険である。年金生活者は病気であっても、年金は定額入ってくる。だから年金生活者は医療保険は必要でない。貯金のある人は病気であっても、貯金で食いつなげる。だから貯金で食いつなげる期間は医療保険は必要でない。
10 所得税、法人税、相続税を廃止し、税源を消費税のみにすれば徴税に関するトラブルはほとんど解決する。しかし現実にはこういうシンプルな解決方法が採用される可能性はない。そんなことをすれば税務行政にかかわる多くの官僚が職と既得権を奪われるからである。
2014年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の経済システムが前回出版された2002年と基本的には変わっていないため、
前作と内容が変わるわけではなく、現時点(アベノミクス効果など)での違いが
ある場合にはその点について追記されているだけの本になります。
そういう意味では著者の先見性を評価すべきなのでしょうが、
率直に言って「立ち読みでも済んじゃうな」というのが感想です。
巻頭は40ページほどを費やして「なぜ2002年にこの本を書いたのか」という動機について、
当時著者が所属していた出版業界の状況などを交えながらの説明については著者のファンとして
は興味深く読むことが出来たのは良いかなと思います。
前作と内容が変わるわけではなく、現時点(アベノミクス効果など)での違いが
ある場合にはその点について追記されているだけの本になります。
そういう意味では著者の先見性を評価すべきなのでしょうが、
率直に言って「立ち読みでも済んじゃうな」というのが感想です。
巻頭は40ページほどを費やして「なぜ2002年にこの本を書いたのか」という動機について、
当時著者が所属していた出版業界の状況などを交えながらの説明については著者のファンとして
は興味深く読むことが出来たのは良いかなと思います。