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「労働」止揚論 ~「労働」から「感(はたら)く」へ~ ペーパーバック – 2018/11/22
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だが今日の「労働」は普遍的なシステムではない。日本列島に定着してから、たかだか百年少々の歴史が経過したのにすぎない。
近代に入り、同一の時間・場所に集められ、効率と利潤を追求する「労働」が、雇用制度のもと出現し、一体だった「生活」と「はたらき」が分離された。
ところが、この「労働」を要請した「近代」が、いま黄昏を迎えている。それは、「近代」を牽引してきた欧米的思考の限界でもある。「人格」が身体・自然を所有し支配することを「自由」としてきた、近代的思考では立ち行かなくなっている。
「ワーク」と「ライフ」、「生産」と「消費」、「苦役としての労働」と「遊び」といった二項対立構造の止揚が求められている。
「近代」からの離脱、そして「労働」の止揚――ヒントを与えてくれるのは、列島の自然観・「はたらき」観だ。そこでは、経済的価値(有用性)とうまくつきあいながら、心的価値の交換が大切にされてきた。
幸い、デジタルテクノロジーの進展が、脱「近代」を促す環境を整えつつある。
「労働」を止揚し、「感(はたら)く」へ!
西は、創世記、キリスト教、古代ギリシャ哲学から、ルター、カント、ヘーゲル、マルクス、バタイユ、ヴェイユを経て、ジェレミー・リフキンまで。
東は、安藤昌益、本居宣長から、柳田國男、岩井克人、落合陽一まで。
古今東西の論と対話しながら、「労働」止揚の理と方向を示す。
- 本の長さ536ページ
- 言語日本語
- 出版社NextPublishing Authors Press
- 発売日2018/11/22
- 寸法18.8 x 12.8 x 3.4 cm
- ISBN-104802095031
- ISBN-13978-4802095037
商品の説明
著者について
出版社、IT企業などで、雑誌、書籍、WEBサイトの編集に携わったあと、現在はフリーで、取材・執筆活動。
著書は、『吉本隆明と「二つの敗戦」』(脈発行所、2013年)、『村上春樹と小阪修平の1968年』(新泉社、2009年)、『ほっこり京都時間』(日本出版,2005年)など。また別名で『村上春樹の歌』(青弓社、1990年)、『ユーミンの吐息』(ミリオン出版、1989年)など。
登録情報
- 出版社 : NextPublishing Authors Press (2018/11/22)
- 発売日 : 2018/11/22
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 536ページ
- ISBN-10 : 4802095031
- ISBN-13 : 978-4802095037
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 3.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,156,830位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,378位人生論
- カスタマーレビュー:
著者について

1947年、東京都台東区出身。上野不忍池の畔で育ったあと、武蔵野へ。
早稲田大学第一文学部人文専修卒業。
勤め始めた出版社で、アルバイターの解雇に端を発し、「差別撤廃」を求めた争議が泥沼化、10年争議となる。
以降は出版界から外れ、黎明期を迎えたパソコン分野の職場を転々とする。
創業間もない日本ソフトバンク出版部(現SBクリエイティブ)では、コンピュータゲーム情報誌「Beep」(1984年末創刊)初代編集長等を務める。
2000年からしばらくは、シニア向サイト「Slownet」(京都)の初代編集長。京に仮住まい。
現在はフリーで執筆・編集活動。取材を請け負い、全国各地を訪ねる。
著書は、『吉本隆明と「二つの敗戦」 新装増補版』(2020年)、『青春えれじい 解放区篇』(2019年)、『労働止揚論 ~「労働」から「感(はたら)く」へ~ 』(2018年)、『吉本隆明と「二つの敗戦」』(2013年)、『村上春樹と小阪修平の1968年』(2009年)、『ほっこり京都時間』(2005年)など。
また別名で『村上春樹の歌』(1990年)、『ユーミンの吐息』(1989年)など。