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つながっているのに孤独――人生を豊かにするはずのテクノロジーの正体 Kindle版
スマートフォン、ネット、ソーシャルメディア、そしてロボット……
あなたの心を満たすテクノロジーこそが、
あなたから「人間らしさ」を奪っていく。
TEDの再生回数350万回超! MITの人気教授が語る、
テクノロジーが人間関係に及ぼす「今そこにある危機」とは?
全世界に影響を与えた大ベストセラー、ついに邦訳。
あなたの心を満たすテクノロジーこそが、
あなたから「人間らしさ」を奪っていく。
TEDの再生回数350万回超! MITの人気教授が語る、
テクノロジーが人間関係に及ぼす「今そこにある危機」とは?
全世界に影響を与えた大ベストセラー、ついに邦訳。
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2018/9/19
- ファイルサイズ2441 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
シェリー・タークル(Sherry Turkle)
1948年ニューヨーク生まれ。ハーバード大学卒。臨床心理学者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)科学技術社会論の教授。著書に『インティメイト・マシンー――コンピュータに心はあるか』(講談社)、『接続された心ー――インターネット時代のアイデンティティ』(早川書房)、『一緒にいてもスマホ――SNSとFTF』(青土社)などがある。
渡会圭子(わたらい・けいこ)
翻訳家。上智大学文学部卒業。主な訳書に、ロバート・キンセル/マーニー・ペイヴァン『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち』、マイケル・ルイス『かくて行動経済学は生まれり』(以上、文藝春秋)、エーリック・フロム『悪について』(ちくま学芸文庫)などがある。
1948年ニューヨーク生まれ。ハーバード大学卒。臨床心理学者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)科学技術社会論の教授。著書に『インティメイト・マシンー――コンピュータに心はあるか』(講談社)、『接続された心ー――インターネット時代のアイデンティティ』(早川書房)、『一緒にいてもスマホ――SNSとFTF』(青土社)などがある。
渡会圭子(わたらい・けいこ)
翻訳家。上智大学文学部卒業。主な訳書に、ロバート・キンセル/マーニー・ペイヴァン『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち』、マイケル・ルイス『かくて行動経済学は生まれり』(以上、文藝春秋)、エーリック・フロム『悪について』(ちくま学芸文庫)などがある。
登録情報
- ASIN : B07GWC2GFV
- 出版社 : ダイヤモンド社; 第1版 (2018/9/19)
- 発売日 : 2018/9/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2441 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 652ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 332,967位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,904位心理学 (Kindleストア)
- - 8,296位ノンフィクション (Kindleストア)
- - 9,214位心理学入門
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み応え十分の本でした。ロボットそしてインターネットが人間をどう変えていくのか、について著者の長年の研究を元に書かれた本です。著者はもともとこれらの影響を楽観的に見ていたところ、徐々に悲観主義的になってきたとのことで、そのあたりのトーンは本書全体から伝わってきました。本書を読んで私なりに解釈した内容は以下の通りです。
ロボットやネットへの依存症は、その背景に「人間不信」もしくは「全てを制御したい」欲求がある。人間が相手だと裏切られるかもしれない、悪態をつかれるかもしれない、自分の思い通りに相手が振る舞ってくれないことも多い、という感覚。そうなると、本書でもたびたび書かれているように、ロボットとの(あるいはネット上での)生活は孤独よりマシ、という状態ではなく、むしろ現実の人間との生活よりも良い、というステータスに格上げされる可能性があるのです。著者はこれに警鐘を鳴らすわけで、私もそこは同意できます。人間の成長とは、ルソーが述べているように、実は自分が弱い存在であることを認識しつつ、それを支えてくれる家族や社会が存在していることを学び、他者への共感性を身につけていくプロセスが大事だと思います。うまくいかないことをどう乗り越えるのかです。
ただ個人的には、本書のタイトルにもある「つながっているのに孤独」ではなく、人間は「孤独だけれどつながっている」という認識が正しいのではないかと思っています。しかしそういう認識になるためには、単にインターネット断ちをすれば良いというわけではなく、著者が最後に主張しているように、現実主義的な目線でテクノロジーを見る、つまりテクノロジーは万能ではなく、それによって失うものは何かを理解した上で使っていこうという姿勢が重要なのでしょう。本書の中で、ヘンリー・デビッド・ソローの『森の生活』の引用が出てきますが、ソロー自身が森の生活で成し遂げたかったことは「リアルな生」、そして「自分を内省すること」でした。ソローは孤独な森の生活の中で、自分が宇宙の一部であることを感じ、生命を感じます。今後多くの人々のロボット、ネット依存が高まる一方で、ソロー的な価値観も「アンチ」的な位置づけとして存在感を強める気がします。本書からは色々な気づきがありましたので大変満足しています。
ロボットやネットへの依存症は、その背景に「人間不信」もしくは「全てを制御したい」欲求がある。人間が相手だと裏切られるかもしれない、悪態をつかれるかもしれない、自分の思い通りに相手が振る舞ってくれないことも多い、という感覚。そうなると、本書でもたびたび書かれているように、ロボットとの(あるいはネット上での)生活は孤独よりマシ、という状態ではなく、むしろ現実の人間との生活よりも良い、というステータスに格上げされる可能性があるのです。著者はこれに警鐘を鳴らすわけで、私もそこは同意できます。人間の成長とは、ルソーが述べているように、実は自分が弱い存在であることを認識しつつ、それを支えてくれる家族や社会が存在していることを学び、他者への共感性を身につけていくプロセスが大事だと思います。うまくいかないことをどう乗り越えるのかです。
ただ個人的には、本書のタイトルにもある「つながっているのに孤独」ではなく、人間は「孤独だけれどつながっている」という認識が正しいのではないかと思っています。しかしそういう認識になるためには、単にインターネット断ちをすれば良いというわけではなく、著者が最後に主張しているように、現実主義的な目線でテクノロジーを見る、つまりテクノロジーは万能ではなく、それによって失うものは何かを理解した上で使っていこうという姿勢が重要なのでしょう。本書の中で、ヘンリー・デビッド・ソローの『森の生活』の引用が出てきますが、ソロー自身が森の生活で成し遂げたかったことは「リアルな生」、そして「自分を内省すること」でした。ソローは孤独な森の生活の中で、自分が宇宙の一部であることを感じ、生命を感じます。今後多くの人々のロボット、ネット依存が高まる一方で、ソロー的な価値観も「アンチ」的な位置づけとして存在感を強める気がします。本書からは色々な気づきがありましたので大変満足しています。
2018年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SNS上の「つながり」「コミュニケーション」についての違和感があり、タイトルに惹かれ購入。力の加減を無視してどつけば人を気絶させるであろう重量と価格の高さに抵抗があったが、それに見合った重厚な内容を期待し読んでみることにした。
文字をなぞっていき目に付いたのが「そういえばこの前著者の周りでこんなことがあったんだぜ、そいつはこう言ってたよ。それを聞いて俺はこう思ったのさ」というものが大半を占めていること。
そして「あなたの感想ですよね?」と思わず口が滑ってしまいそうな結論づけが節々に突出することだ。(洋書ではセオリー通りなのか?)
ただ細かな文字で記載された原注だけで20P以上食うなど、念入りに研究をされた姿勢は伺える。
「たまごっちに愛情が芽生える理由」「SNSの発達によりプライベートと仕事の境界が無くなる」等興味を惹かれるモノも散りばめられていた。どれも非常に考察しがいがあり面白い題材である。
特に人間がツールを使いこなすのではなく、ツールに束縛されていることを巧く言語化されていると感じた。初版を考えると先見の明があると言える。
今書けばもっとデータが集まり確信に迫る内容でまとめることが出来るのではないだろうか。
サイエンスフィクション(SF)等でAIが人間を兵器で滅ぼす描写が多々あるが、近い将来人間が内在的にグラデーションでAIやSNSに依存し、内側の心の部分から支配されていくのではないだろうかと考えた。
それが現実的に思えるくらい現代はネットと現実のウェイトが反転しつつあるように思える。
総合的に見てムラこそあれどぼちぼちな内容です。お金と時間に余裕があれば興味のある章だけでも一読してみるのも吉かと。
文字をなぞっていき目に付いたのが「そういえばこの前著者の周りでこんなことがあったんだぜ、そいつはこう言ってたよ。それを聞いて俺はこう思ったのさ」というものが大半を占めていること。
そして「あなたの感想ですよね?」と思わず口が滑ってしまいそうな結論づけが節々に突出することだ。(洋書ではセオリー通りなのか?)
ただ細かな文字で記載された原注だけで20P以上食うなど、念入りに研究をされた姿勢は伺える。
「たまごっちに愛情が芽生える理由」「SNSの発達によりプライベートと仕事の境界が無くなる」等興味を惹かれるモノも散りばめられていた。どれも非常に考察しがいがあり面白い題材である。
特に人間がツールを使いこなすのではなく、ツールに束縛されていることを巧く言語化されていると感じた。初版を考えると先見の明があると言える。
今書けばもっとデータが集まり確信に迫る内容でまとめることが出来るのではないだろうか。
サイエンスフィクション(SF)等でAIが人間を兵器で滅ぼす描写が多々あるが、近い将来人間が内在的にグラデーションでAIやSNSに依存し、内側の心の部分から支配されていくのではないだろうかと考えた。
それが現実的に思えるくらい現代はネットと現実のウェイトが反転しつつあるように思える。
総合的に見てムラこそあれどぼちぼちな内容です。お金と時間に余裕があれば興味のある章だけでも一読してみるのも吉かと。
2018年9月26日に日本でレビュー済み
原書の発行は2011年。以降、その内容は色褪せるどころか、より深刻になっている。人は人に期待せず、見えない何かを頼るようになっているのだ。その媒体として、本書ではロボット(PART I)とネットワーク(PART II)が取り上げらている。
臨床心理士として、コンピューターの黎明期からテクノロジーと人との関わりを追ってきた著者は、この2つの媒体に「秘密の打ち明け先」という共通項を見出す。それは古くは聖職者が担っていた役割。人が社会性を保つために、自分というアイデンティティを維持するために、必要なロールなのかも知れない。
対象の変化を宗教からテクノロジーへの遷移と捉えると、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の思想とも一致する。
しかしここへの依存(著者はそんなに単純ではないというが)は、人の直接的なコミュニケーション能力を低下させかねない。イノベーションの実現に向けて、多様なコラボレーションが叫ばれる中、我々はテクノロジーに何を求めるべきなのだろうか。
ロボットのパートでは、たまごっち、パロ、AIBOと、日本製品の話題が多い。アニミズムに始まり、万物と対話してきた日本人のひとりとしても、特に興味深い内容だった。
臨床心理士として、コンピューターの黎明期からテクノロジーと人との関わりを追ってきた著者は、この2つの媒体に「秘密の打ち明け先」という共通項を見出す。それは古くは聖職者が担っていた役割。人が社会性を保つために、自分というアイデンティティを維持するために、必要なロールなのかも知れない。
対象の変化を宗教からテクノロジーへの遷移と捉えると、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の思想とも一致する。
しかしここへの依存(著者はそんなに単純ではないというが)は、人の直接的なコミュニケーション能力を低下させかねない。イノベーションの実現に向けて、多様なコラボレーションが叫ばれる中、我々はテクノロジーに何を求めるべきなのだろうか。
ロボットのパートでは、たまごっち、パロ、AIBOと、日本製品の話題が多い。アニミズムに始まり、万物と対話してきた日本人のひとりとしても、特に興味深い内容だった。
2020年9月6日に日本でレビュー済み
テクノロジーが進化して私たちの周りの環境が大きく変わったことが書かれています。フェイスブックなどで一日中繋がっていないと孤独を感じる人のことは印象的でした。しかし高評価のわりに内容があまり纏まっていない印象を受けました。