
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
魔法をかける編集(地域編集の教科書) (しごとのわ) 単行本(ソフトカバー) – 2017/7/14
○。●・.◎
ミシマ社×インプレスで起ち上げた「しごとのわ」レーベル。
本書のテーマは、「編集」。
編集と言うと、文章を仕事にしている人たちだけに
必要なスキルと思われがちですが
企画やマーケティング、広報、町おこし……あらゆるビジネスに役立つ技術なのです。
足りないのは、編集です!
「すごくいい商品なのに伝わらない」
「田舎に人が来なくて諦めモード」
「イベントやっても盛り上がらない」
このような悩みも解決できる「編集力」を身に付けましょう。
「編集」とは、理想とする「ビジョン」を、多様な「メディア」を活用して実現させようとするための手段です。
メディアと言うと、紙やウェブ、テレビだけと捉えられがちですが
モノ・店・街・人(自分自身だって)もメディアなのです。
そんなメディアを編集することで
マイナスをプラスに変えたり、忘れられていたものを人気商品にしたり、ローカルから全国へ発信できたりします。
たとえば、水筒に「マイボトル」というネーミングを付け、新しい価値を付加することによって、全国のOLさんたちが水筒を持ち歩くようになりました。
編集という魔法をあらゆるメディアにかけていくと
「今」という現状をよい方向に変えられるのです。
今、田舎をもっとも沸かす編集者が技術を公開!
著者は、雑誌「Re:S」や秋田県のフリーペーパー「のんびり」の編集長であり、
水筒やフィルムカメラ、御朱印帳ブームを作った藤本智士氏。
本書では、多種多様なメディアを使って、
これまで当たり前だったことに新しい価値を付加していくプロセスとコツをすべて公開します。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレス
- 発売日2017/7/14
- 寸法13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104295001988
- ISBN-13978-4295001980
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
|
|
|
---|---|---|
一過性で終わるイベント |
伝わらない商品 |
ビジョンのないまちづくり |


著者からのメッセージ
商品やお店、町やイベントなど、メディアが本や雑誌でなくてもバッチリ有効な編集の技術を公開します。兵庫県という地方に暮らしながら編集者を続けて得た知見を、同じく地方で暮らすみなさんとシェアするべく書いた本です。ぜひ読んでください!
藤本智士

ミシマ社編集担当からのメッセージ
藤本さんには半端でなく人を引き寄せる力があります。そして沸き起こす力も。本書からも溢れ出る藤本さんのエネルギーとテクニック、思考は、どんな仕事に就いている人でも必ず活かせること間違いなしです。迷ったらいつでもここに立ち返りたい一冊!
ミシマ社 新居

インプレス編集担当からのメッセージ
私たち一人ひとりの影響力や、地方の可能性を信じていいよと背中を押される1冊です。「地方」と「編集」という2つのワードのどちらかでも、引っかかる方は、ヒントが得られるのではないでしょうか。本のカバーを外した装丁も素敵なので、ぜひ覗いてみてください。
インプレス 井上
商品の説明
著者について
1974 年兵庫県生まれ。編集者。有限会社りす代表。雑誌「Re:S」編集長を経て、
秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。
自著に『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』(共に、リトルモア)。
イラストレーターの福田利之氏との共著に『いまからノート』(青幻舎)、
編著として『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。
編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、
手がけた書籍多数。
ホームページ re-s.jp/
登録情報
- 出版社 : インプレス (2017/7/14)
- 発売日 : 2017/7/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4295001988
- ISBN-13 : 978-4295001980
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,820位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24位出版マスメディア
- - 164位広告・宣伝 (本)
- - 169位マーケティング・セールス一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について

1974年生まれ。兵庫県在住。編集者。有限会社りす代表。
雑誌Re:S(りす)編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」webマガジン「なんも大学」編集長を務めるなど、現在も兵庫県に済みながら、ローカルを拠点に編集活動を続ける。
2017年に出版された著書「魔法をかける編集」(インプレス)が、編集の概念を大きく広げる一冊として話題に。同時期に出版された「風と土の秋田」や「ほんとうの日本に出会う旅」(共にリトルモア)のほか、共著として「アルバムのチカラ」(赤々舎)、「Babybook」(コクヨS&T)、「いまからノート」(青幻舎)。編著として「池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗」(ナナロク社)など。
その他、ジャニーズ事務所の嵐のメンバーが日本各地を旅した「ニッポンの嵐」、俳優佐藤健が熊本を旅した「るろうにほん 熊本へ」など編集した書籍も多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
文体も読みやすく、何より面白い。早朝・昼休み・珈琲の時間を使って読破できました。
企業のバイヤー、企画やデザインを生業にしている方、あるいはこれから何かを売り出そうとしている方にはとても参考になると思います。また、SNSが発達している今は、個人の発信する情報がそのまま公になり、影響力を持つ時代。自分自身を編集してプロデュースする術もこの本から学べると思います。
実例を挙げながら「地方のいいもの」「いい場所」「いい企画」をどうやって衰退させないで、その地域の味を生かして伸ばしていけるかの方法が書いてあり、自分自身に近い業種なら、なおのこと参考になります。
モノを作り、発信する。そこまでは誰でも考えます。問題はそのあとです。これらを作って世に出した後、世界はどう変わるのか?をじっくり謙虚に静かに考え(ビジョンをもって)編集していこう考えは、本当に素晴らしい!
また作り手としては、より本物に近づく方法としての近道とも言えます。商品や作品も出して終わりじゃダメ。イベントも開催してご苦労様じゃダメ。そのあとの世の中に、どんな変化をもたらすかが、本当の編集(プロデュース)。
著者は、神戸で雑誌を、秋田でタウン誌を編集なさっていた藤本智士さん。今はwebマガジンの編集長をなさっています。ほかにも数冊本が出ています。「新しい考えで当たり前を作っていく」この姿勢、私にははまりました。是非、読んでみてください。
個人的には【全国の紙媒体のローカルメディアを取り扱う】専門店、はっちを大阪で5年以上運営している手前もあり『ローカルメディアとは?』を【ちゃんと考えるヒントをもらおう】と本書を手にとりました。
さて、そんな本書は『ローカル』を局所と捉えれば、地域に関係なく【個人それぞれが発信する全てがローカルメディア】と整理した上で。著者が手がけてきたマイボトル、『Re:S』『のんびり』での経験を振り返りつつ、時にRPGに例えながら、誰もが【編集の魔法を身につける】事の後押しをしてくれているわけですが。
わかりやすさや楽しさを重視した結果でしょうか?あっという間に読み終えてしまうし、編集術としては所謂ハウツー部分は【もう少しボリュームが欲しかった】気もしましたが、端々には流石に印象に残る言葉も多く【精神的に元気づけられた】読後感でした。
また(私ごとで恐縮ですが)経験、専門分野でなくても目的を最優先、逆算して越境活動することは【関係者だけの集まり】からは経験上、大体において『不審がられる事が多い』のですが。そういった活動を【ローカルメディアの編集者】と言い切って応援してくれているのも嬉しかった。
地域から発信している全ての人へ、また常識を疑い、未来に向けて『ふつう』を大切にしている人へもオススメ。