ヒロインは小国ながら鉱山が最近発見された国の王女です。
鉱山絡みの利権や王女であるヒロインの美貌を巡って求婚する国が
多数あったのですが、その中に大国のヒーローの国もありました。
ヒロインはヒーローの肖像画を見た時に運命的な何か強く惹かれる
ものを感じます。
ヒーローの国に婚約者として呼ばれて訪問すると、ヒーローの王太子は
氷のような美貌で精悍な人物ですが、婚約はヒーローの望んだものでは
なく、ヒーロー王太子が今回で三度目の婚約であることがわかります。
ヒーロー王太子はヒロインに冷たく接し、「愛することはない」と
突き放すように告げますが、ヒロインはめげることがなく王太子に
笑顔で接して、なるべく交流を持つように心がけます。
どうやら王太子には幼馴染の隣国の王女でクレアという許嫁を
忘れがたく想っていることが次第にわかります。
クレア王女は数年前に馬車の国王夫妻襲撃で亡くなったことに
なっていてそれ以来王太子ヒーローは心を閉ざしていたようです。
王太子は、次第に明るく笑顔で接してくれるヒロインがクレアに
面影が似ていることで癒され、心を開いていきます。
ヒロインも大病で12歳以前の記憶がなく、あと何故かヒーローが
弾いていたヒーロー作曲のオルガン曲に懐かしさを覚えます。
王太子は次第にヒロインの素性に疑問を持ちます。
ヒロインは過去を無くしていますが、引き取って育ててくれた
養父母の国王夫妻が良い人々で、国民にも愛されて何不自由なく
過ごしていたようです。
むしろヒーローのほうが過去に捕らわれ、ヒロインにも思い出す
ことを要求したようにも感じました。
途中ヒーローとヒロインはヒロインの故国と思われる国を訪問して
いた時に襲われますが、襲った相手がヒーロー、ヒロインの身近に
いた人物で素性が小国とはいえ一国の王太子だったことに驚きました。
身上調査とかを大国なのにしっかりやっていなかったのかと
少し無理やりの設定にも感じました。
この襲った相手の身元や、ヒロインの本当の素性が少し強引に感じた点が
惜しいと思います。
ヒロインは「クレア様を想ったままでいい」と言っているのですから
全くの別人で心癒された恋の話であったほうが読後感は良かったと思います。
他国の王女としていきなり現れた少女を王女にできるのかということや
12歳以後会っていなかったとはいえ、ヒロインの容姿を忘れている
らしい王太子ヒーローにも疑問があります。
これらの点が気になったので、☆3で評価します。
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クールな王太子の新妻への溺愛誓約 (ベリーズ文庫) 文庫 – 2018/3/10
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購入オプションとあわせ買い
[原題] 氷の王太子は甘い恋情に惑う
小国の王女・マリアンヌの嫁ぎ先は、大国フィアーコの感情を失った“氷の王太子"レオンだった。
拒絶されつつも彼の心を開こうとするが、あるきっかけでマリアンヌの過去が明かされると――「もう離さない」と彼の表情が一変、
真実の愛を誓われる。婚礼の儀を前に、「一刻も早くお前が欲しい」と日々甘く迫られ、
レオンとの愛を深める王宮生活。だが裏ではある企てが進んでいて…⁉
小国の王女・マリアンヌの嫁ぎ先は、大国フィアーコの感情を失った“氷の王太子"レオンだった。
拒絶されつつも彼の心を開こうとするが、あるきっかけでマリアンヌの過去が明かされると――「もう離さない」と彼の表情が一変、
真実の愛を誓われる。婚礼の儀を前に、「一刻も早くお前が欲しい」と日々甘く迫られ、
レオンとの愛を深める王宮生活。だが裏ではある企てが進んでいて…⁉
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社スターツ出版
- 発売日2018/3/10
- ISBN-104813704220
- ISBN-13978-4813704225
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月21日に日本でレビュー済み
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2019年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章は読みやすかった、んだけど表現が気になった。
ヒーローの気持ちも分かるんだけど、もっとヒロインに思いやりがあってもいいんじゃないかな。
若造ヒーローなので自然なことかもしれない。
ヒーローの気持ちも分かるんだけど、もっとヒロインに思いやりがあってもいいんじゃないかな。
若造ヒーローなので自然なことかもしれない。
2019年5月6日に日本でレビュー済み
ストーリーはしっかりと練られているとは思うんだけど、どうも物足りない。なんだかすべてがあっさりとしていて、淡々と物語が進んで行くような感じです。主要な登場人物が少ないのも、話が盛り上がらない原因のような気がしました。
あと、ファンタジー作品を意識しているからか、やや堅めの文体だったのですが、どうも言葉の使い方や表現が上手ではなく、読み辛かったのも残念でした。
あと、ファンタジー作品を意識しているからか、やや堅めの文体だったのですが、どうも言葉の使い方や表現が上手ではなく、読み辛かったのも残念でした。
2022年11月26日に日本でレビュー済み
一部ネタバレあります。
小説としても無理のある設定かなと思いました。
悪役のキャラが定まっておらず、あっさり改心もしてしまって変でした。
どこの誰かも知らない子を王族の養子にして、なおかつ大国の王太子に嫁がせようとするってあり得ないな。
どこの血が混ざるか分からないわけでしょ?
小説としても無理のある設定かなと思いました。
悪役のキャラが定まっておらず、あっさり改心もしてしまって変でした。
どこの誰かも知らない子を王族の養子にして、なおかつ大国の王太子に嫁がせようとするってあり得ないな。
どこの血が混ざるか分からないわけでしょ?