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魂が震える話 ― 人がひとを想うということ ― 単行本(ソフトカバー) – 2013/8/29
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購入オプションとあわせ買い
メルマガ読者 15,000人が、
facebook では、21万人が 涙した
あの話題の感動話が遂に書籍化! !
名作 『忘れられないクリスマス』 『あなたが亡くなって』 『あいつの球』 3作品に加え、
未発表の24 話を含めた、 計 29 話を収録
ひとは皆、何かを抱えて生きているのかもしれない。
それでも皆、友を想い、ひとを想いながら生きているのでしょう。
今、笑いあえるのも、話すことができるのも、
歩けるのも、勉強ができるのも、
仕事ができるのも、楽しいのも、
喜べるのも、苦しいのも、
悔しいのも、辛いのも
全部奇跡なんだ。
★YouTubeにて 下記の『忘れられないクリスマス』をご覧頂けます。
詳しくは→ 「魂が震える話 ― バラード編」 で検索
~「魂が震える話」に収録されるお話の一つ
『忘れられないクリスマス』によせられたコメント3,770通(現在)の中より ~
● ヤバイねこの話…>_<…
泣けるね。家族を大切にしようと改めて思うょ‼
● (T_T)魂が、ふるえました。 涙が止まらない。
● 泣けました(T_T)
家族の温かさが伝わります。
決して一人ではない…
私もみんなに感謝の気持ちを忘れないように! と思いました。
とても、良い話に出会えて良かった☆
● 朝から涙・涙・涙…
私の主人は35歳でこの世をさりました。
何もしてあげられなかった私…
あれから11年、3人の子供達は真っ直ぐ育ってくれています。
今日からまた頑張ろう!
新たに決意しました。
● 泣ける! 明日の生きる糧にします!
● すごいいい話( ; _ ; )
自分の今の状況とかぶって、泣きそうやった。
それと、自分のダメさ加減に気づいた…私もこの奥さんみたいに旦那を支えてあげなくちゃ!!
今日からまた2人の子供の笑顔のために、旦那のために、がんばろう!
● 泣けるっ‼ 私も闘ってみてからにする…
● 素晴らしい良いお話しです
読んでいて途中で字が、読めなくなってしまいました
感動です
● 少し沈んでた心に、力が湧いて来ました!
● やばい!
今電車の中だが、涙が止まらない!
● ちょうど今仕事で悩んでたけど、この話を聞いて自分がどれだけ小さいのか身にしみた!
自分の悩みなんて大した事ないなって思った!
明日からまた仕事がんばろっ! ! !
● ありがとう!
人生何があるかわからないけど、全て丸ごとひっくるめて受け止める。
私の人生だから。
● 外で見ちゃって、涙こらえるのが大変です。ほんとに良かった。
そう、日々日常の幸せに気付こう。
● 泣いたぁーグッて胸が締め付けられた。 幸せになることよりも、こいつとなら不幸でも後悔しない人生を選びたい、
そこに本当の幸せがあるから
● ちくしょう、しょうがねぇ。 もうちょっと頑張ってみるわ俺
● 行間に垣間見れるような
魂の言葉って、魂に響くよ!
何気無い日常が幸せの宝物だって気付いたら、それはもう永遠かも(^∇^)
● 今、自殺を考えている人にぜひこの話に出会っていただきたいものです・・☆
● 私も今まさに逃げ出したい事が沢山あって…(T_T)
でも、まだまだ闘えること残っているから、諦めるのは、それらをひとつづつ試してから…
● 泣けました。ありがとうございます。自分は癌で母親をなくしてます…
今嫁と子供がいない二人暮らし…最近仕事が忙しくて体調もあまりよくない日が続いてます。
こういうときにちらつくのが母親と同じ癌でちょうど今の年にあたります…
でも勇気を貰いました!! もしもの時でもこの内容を思い出します!!
俺嫁さん残して死ねないです! なんかわからんけど、凄い勇気を貰った気がします!!ありがとう。
● どんなに辛いことがあっても強い絆でどんなことでも乗り越えられる。
思わず泣いてしまったけど、勇気をもらいました。私も頑張ります。
● めっちゃ感動したよ
ありがとう
俺も負けないよう頑張ってやる‼
● 銀行の待ち時間で涙が止まらないσ(^_^;)
● 通勤途中です。電車内で泣いてます。人目もはばからず、涙が止まりません。リアルタイムで今泣いてます。
はー、これから夜勤だ。頑張ろう。
● 泣けたの一言! 俺も愛する子供達のためにも頑張ろう(^-^)/
● 今年で一番感動した
● やばすぎますね。本当に泣けます。
● ジワぁって涙が出ました
● 涙無しでは読めません…本当に(;_;)
facebook では、21万人が 涙した
あの話題の感動話が遂に書籍化! !
名作 『忘れられないクリスマス』 『あなたが亡くなって』 『あいつの球』 3作品に加え、
未発表の24 話を含めた、 計 29 話を収録
ひとは皆、何かを抱えて生きているのかもしれない。
それでも皆、友を想い、ひとを想いながら生きているのでしょう。
今、笑いあえるのも、話すことができるのも、
歩けるのも、勉強ができるのも、
仕事ができるのも、楽しいのも、
喜べるのも、苦しいのも、
悔しいのも、辛いのも
全部奇跡なんだ。
★YouTubeにて 下記の『忘れられないクリスマス』をご覧頂けます。
詳しくは→ 「魂が震える話 ― バラード編」 で検索
~「魂が震える話」に収録されるお話の一つ
『忘れられないクリスマス』によせられたコメント3,770通(現在)の中より ~
● ヤバイねこの話…>_<…
泣けるね。家族を大切にしようと改めて思うょ‼
● (T_T)魂が、ふるえました。 涙が止まらない。
● 泣けました(T_T)
家族の温かさが伝わります。
決して一人ではない…
私もみんなに感謝の気持ちを忘れないように! と思いました。
とても、良い話に出会えて良かった☆
● 朝から涙・涙・涙…
私の主人は35歳でこの世をさりました。
何もしてあげられなかった私…
あれから11年、3人の子供達は真っ直ぐ育ってくれています。
今日からまた頑張ろう!
新たに決意しました。
● 泣ける! 明日の生きる糧にします!
● すごいいい話( ; _ ; )
自分の今の状況とかぶって、泣きそうやった。
それと、自分のダメさ加減に気づいた…私もこの奥さんみたいに旦那を支えてあげなくちゃ!!
今日からまた2人の子供の笑顔のために、旦那のために、がんばろう!
● 泣けるっ‼ 私も闘ってみてからにする…
● 素晴らしい良いお話しです
読んでいて途中で字が、読めなくなってしまいました
感動です
● 少し沈んでた心に、力が湧いて来ました!
● やばい!
今電車の中だが、涙が止まらない!
● ちょうど今仕事で悩んでたけど、この話を聞いて自分がどれだけ小さいのか身にしみた!
自分の悩みなんて大した事ないなって思った!
明日からまた仕事がんばろっ! ! !
● ありがとう!
人生何があるかわからないけど、全て丸ごとひっくるめて受け止める。
私の人生だから。
● 外で見ちゃって、涙こらえるのが大変です。ほんとに良かった。
そう、日々日常の幸せに気付こう。
● 泣いたぁーグッて胸が締め付けられた。 幸せになることよりも、こいつとなら不幸でも後悔しない人生を選びたい、
そこに本当の幸せがあるから
● ちくしょう、しょうがねぇ。 もうちょっと頑張ってみるわ俺
● 行間に垣間見れるような
魂の言葉って、魂に響くよ!
何気無い日常が幸せの宝物だって気付いたら、それはもう永遠かも(^∇^)
● 今、自殺を考えている人にぜひこの話に出会っていただきたいものです・・☆
● 私も今まさに逃げ出したい事が沢山あって…(T_T)
でも、まだまだ闘えること残っているから、諦めるのは、それらをひとつづつ試してから…
● 泣けました。ありがとうございます。自分は癌で母親をなくしてます…
今嫁と子供がいない二人暮らし…最近仕事が忙しくて体調もあまりよくない日が続いてます。
こういうときにちらつくのが母親と同じ癌でちょうど今の年にあたります…
でも勇気を貰いました!! もしもの時でもこの内容を思い出します!!
俺嫁さん残して死ねないです! なんかわからんけど、凄い勇気を貰った気がします!!ありがとう。
● どんなに辛いことがあっても強い絆でどんなことでも乗り越えられる。
思わず泣いてしまったけど、勇気をもらいました。私も頑張ります。
● めっちゃ感動したよ
ありがとう
俺も負けないよう頑張ってやる‼
● 銀行の待ち時間で涙が止まらないσ(^_^;)
● 通勤途中です。電車内で泣いてます。人目もはばからず、涙が止まりません。リアルタイムで今泣いてます。
はー、これから夜勤だ。頑張ろう。
● 泣けたの一言! 俺も愛する子供達のためにも頑張ろう(^-^)/
● 今年で一番感動した
● やばすぎますね。本当に泣けます。
● ジワぁって涙が出ました
● 涙無しでは読めません…本当に(;_;)
- 本の長さ137ページ
- 言語日本語
- 出版社エイチエス
- 発売日2013/8/29
- ISBN-104903707415
- ISBN-13978-4903707419
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対象商品: 魂が震える話 ― 人がひとを想うということ ―
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商品の説明
著者について
【ゆう けい プロフィール】
共に1979年生まれ
二人が発行するメルマガは読者数が合計15000人を超える。
「魂が震える話」のフェイスブックページは、「いいね! 」数が15万に達する(2013年8月)。
「感動」をテーマに学校講演やセミナー講師としても活動している。
共に1979年生まれ
二人が発行するメルマガは読者数が合計15000人を超える。
「魂が震える話」のフェイスブックページは、「いいね! 」数が15万に達する(2013年8月)。
「感動」をテーマに学校講演やセミナー講師としても活動している。
登録情報
- 出版社 : エイチエス (2013/8/29)
- 発売日 : 2013/8/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 137ページ
- ISBN-10 : 4903707415
- ISBN-13 : 978-4903707419
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,453位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,129位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感動した
2019年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
星3なのは、アメブロでフォローしている人なのでなんとなく内容はわかってたから。
まぁ、間違いないわな。
まぁ、泣くわな。
ドラマや映画や漫画で泣いたことあるような、
心がピュアな人は読んだらいいよ。
まぁ、間違いないわな。
まぁ、泣くわな。
ドラマや映画や漫画で泣いたことあるような、
心がピュアな人は読んだらいいよ。
2013年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「人生っていいな」「生きるっていいな」と思わされる話が28話。私が好きな話は、以下の話です。
「忘れられないクリスマス」
22歳で結婚。28歳で独立し、自分の会社を持つ。33歳で普通よりいい暮らしができるようになり、もっと一生懸命働いて、会社を大きくしようとした。働きすぎたためか、35歳でガンが見つかり、闘病生活に入り、同時に会社の経営も傾いていった。
37歳のとき、死のうと思い、年が明けたら死ぬつもりだった。そんなとき、妻子がクリスマス・パーティーを開いてくれた。貧乏なので、ケーキの代わりにドラ焼きで、シャンパンの代わりにコーラで「メリークリスマス」って言った。
子供たちが寝静まったあと、妻がこう言った。「あなたがどう思っているか知らないけど、私は今が一番幸せよ」。その言葉を聞いて、真っ暗に見えた世界に光が差し、二度と死のうなんて思わないと決めた。
あれから5年。ガンはどこかへ消えてしまい、会社も順調。
「緊張する性格」
小学生の頃から読書好きで、本を読まないクラスメイトや世間の大人たちや自分の親さえ見下していた。
父に「大学に行きたい」と言うと、「そんなお金はない」と言われ、カチンときて「お父さんがもっと勉強して、いい大学に入って出世していれば、私は大学に行けるのに」と言ってしまった。
本屋に就職したが、極度に緊張する性格なため、接客が上手くできず、半年で退職。工場に就職するが、そこでも人間関係で苦しみ、1カ月で退職。次の事務職でも、同僚とギクシャクして、2カ月足らずで退職した。
しばらく家で引きこもりのような生活の後、「このままではいけない」と感じ、接客業に就いて、苦手なことを克服しようと、コンビニで働き始めた。
案の定、顔が真っ赤になり、上手く接客ができないながらも、なんとか決められた挨拶とお金の受け渡しは一生懸命やった。
ある日、店長から呼び出され、「いい表情をしているね。とてもいい。うまく伝えられなくても、うまくしゃべれなくても、気持ちがあればいいから。一生懸命さは伝わっているから、このままでいいよ」と笑顔で言われた。
自信をもてたのか、あまり緊張しなくなり、1カ月後には、仕事が楽しいと思えるようになった。一生懸命働いて受け取ったバイト代がいかに尊いか気づき、父親に「いつも仕事、ありがとう」と言ったら、父は涙目になっていた。
後に、家にお金がないのは、祖父が残した借金を返していたからで、父が大学に行かずに働いていたのもそのせいだと知り、そんな親をバカにしていたことを恥じる。
「帰ってくるな」
高校を中退して、料理の世界に入った。高校を辞めるとき、父親と殴り合いのケンカをし、「二度とそのツラ見せるな」と半分勘当されたような状態になった。
住み込みで働き、コテンパンにしごかれ、何度も辞めて帰ろうとしたが、その度に父の言葉を思い出し、思いとどまった。「俺には帰る場所はない。後ろに道はない」
必死になって働き、8年経った頃、店長を任された。その初日、社長が連絡を入れたらしく、8年ぶりに両親に会った。出した料理を父は黙々と食べ、帰り際に「じゃあな」と一言のみ。
後日、母から手紙が届いた。「お父さんは、社長さんから連絡をもらったとき、すごく上機嫌で何を着て行こうかって、うるさかったのよ。それから帰り道、泣いていたわ。あんな上手い料理を食べたのは初めてだって。本当は、ずーっと心配していたんだから。お父さん、あなたの働いているお店の前を『ドライブ行こう』って、何回通ったことか…。あなたのことを一日だって考えなかった日はないんだから。また食べに行くからよろしくね。」
高校を中退した俺が、仕事でも逃げ帰ってくるんじゃないかと心配し、あえて突き放してくれたんだ。
「定食屋」
家の定食屋はあまり儲かっておらず、大学に行かずに就職するつもりでいた。でも父は「お金の心配はいらない。大学に行け」と言ってくれた。大学4年間、学費も仕送りも遅れることなく、楽しく過ごすことが出来た。その間、父は痩せていった。
大学を無事卒業後、母から聞かされた。4年間、食事は残り物の漬物と味噌汁の日々だったこと。父は夜の交通誘導のアルバイトをしていたこと。以前は毎日欠かさず飲んでいた大好きなお酒も年に一度私が帰ってきた日の夜にしか飲まなくなっていたこと。それでも父は、愚痴ひとつ言わなかったこと。
声を出して泣いた。「お父さん、ありがとう」って。
幼い娘と夫を残して、若い母が逝った。
「当たり前なんか無いと知った。仕事が出来ること、家族がいること、友達がいること、愛する人がそばにいること、それは凄く幸せなこと。思い悩み、苦しみもがくのも、問題や壁に打ち当たるのも、生きているからこそ。喜びや楽しみ、愚痴や不平不満、悲しみも、生きているからこそ。奇跡ともいえる今を、決して当たり前ではない今を本気で生きよう。そう思った。」
「当たり前の大切さ」に気づける本です。
「忘れられないクリスマス」
22歳で結婚。28歳で独立し、自分の会社を持つ。33歳で普通よりいい暮らしができるようになり、もっと一生懸命働いて、会社を大きくしようとした。働きすぎたためか、35歳でガンが見つかり、闘病生活に入り、同時に会社の経営も傾いていった。
37歳のとき、死のうと思い、年が明けたら死ぬつもりだった。そんなとき、妻子がクリスマス・パーティーを開いてくれた。貧乏なので、ケーキの代わりにドラ焼きで、シャンパンの代わりにコーラで「メリークリスマス」って言った。
子供たちが寝静まったあと、妻がこう言った。「あなたがどう思っているか知らないけど、私は今が一番幸せよ」。その言葉を聞いて、真っ暗に見えた世界に光が差し、二度と死のうなんて思わないと決めた。
あれから5年。ガンはどこかへ消えてしまい、会社も順調。
「緊張する性格」
小学生の頃から読書好きで、本を読まないクラスメイトや世間の大人たちや自分の親さえ見下していた。
父に「大学に行きたい」と言うと、「そんなお金はない」と言われ、カチンときて「お父さんがもっと勉強して、いい大学に入って出世していれば、私は大学に行けるのに」と言ってしまった。
本屋に就職したが、極度に緊張する性格なため、接客が上手くできず、半年で退職。工場に就職するが、そこでも人間関係で苦しみ、1カ月で退職。次の事務職でも、同僚とギクシャクして、2カ月足らずで退職した。
しばらく家で引きこもりのような生活の後、「このままではいけない」と感じ、接客業に就いて、苦手なことを克服しようと、コンビニで働き始めた。
案の定、顔が真っ赤になり、上手く接客ができないながらも、なんとか決められた挨拶とお金の受け渡しは一生懸命やった。
ある日、店長から呼び出され、「いい表情をしているね。とてもいい。うまく伝えられなくても、うまくしゃべれなくても、気持ちがあればいいから。一生懸命さは伝わっているから、このままでいいよ」と笑顔で言われた。
自信をもてたのか、あまり緊張しなくなり、1カ月後には、仕事が楽しいと思えるようになった。一生懸命働いて受け取ったバイト代がいかに尊いか気づき、父親に「いつも仕事、ありがとう」と言ったら、父は涙目になっていた。
後に、家にお金がないのは、祖父が残した借金を返していたからで、父が大学に行かずに働いていたのもそのせいだと知り、そんな親をバカにしていたことを恥じる。
「帰ってくるな」
高校を中退して、料理の世界に入った。高校を辞めるとき、父親と殴り合いのケンカをし、「二度とそのツラ見せるな」と半分勘当されたような状態になった。
住み込みで働き、コテンパンにしごかれ、何度も辞めて帰ろうとしたが、その度に父の言葉を思い出し、思いとどまった。「俺には帰る場所はない。後ろに道はない」
必死になって働き、8年経った頃、店長を任された。その初日、社長が連絡を入れたらしく、8年ぶりに両親に会った。出した料理を父は黙々と食べ、帰り際に「じゃあな」と一言のみ。
後日、母から手紙が届いた。「お父さんは、社長さんから連絡をもらったとき、すごく上機嫌で何を着て行こうかって、うるさかったのよ。それから帰り道、泣いていたわ。あんな上手い料理を食べたのは初めてだって。本当は、ずーっと心配していたんだから。お父さん、あなたの働いているお店の前を『ドライブ行こう』って、何回通ったことか…。あなたのことを一日だって考えなかった日はないんだから。また食べに行くからよろしくね。」
高校を中退した俺が、仕事でも逃げ帰ってくるんじゃないかと心配し、あえて突き放してくれたんだ。
「定食屋」
家の定食屋はあまり儲かっておらず、大学に行かずに就職するつもりでいた。でも父は「お金の心配はいらない。大学に行け」と言ってくれた。大学4年間、学費も仕送りも遅れることなく、楽しく過ごすことが出来た。その間、父は痩せていった。
大学を無事卒業後、母から聞かされた。4年間、食事は残り物の漬物と味噌汁の日々だったこと。父は夜の交通誘導のアルバイトをしていたこと。以前は毎日欠かさず飲んでいた大好きなお酒も年に一度私が帰ってきた日の夜にしか飲まなくなっていたこと。それでも父は、愚痴ひとつ言わなかったこと。
声を出して泣いた。「お父さん、ありがとう」って。
幼い娘と夫を残して、若い母が逝った。
「当たり前なんか無いと知った。仕事が出来ること、家族がいること、友達がいること、愛する人がそばにいること、それは凄く幸せなこと。思い悩み、苦しみもがくのも、問題や壁に打ち当たるのも、生きているからこそ。喜びや楽しみ、愚痴や不平不満、悲しみも、生きているからこそ。奇跡ともいえる今を、決して当たり前ではない今を本気で生きよう。そう思った。」
「当たり前の大切さ」に気づける本です。
2013年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
泣きました…
たくさん泣いて心がキレイになった気分です(*^^*)
人が人を想う気持ち。。。
今まで自分がどれだけの愛情の中に育ってきたか…
大切な人達をもっともっと大事にしたいって思いました。
優しい心、素直な心、人を想う心に気づかせて頂きました。
昨日より少し人を想える自分になれた気がします(o^^o)
たくさん泣いて心がキレイになった気分です(*^^*)
人が人を想う気持ち。。。
今まで自分がどれだけの愛情の中に育ってきたか…
大切な人達をもっともっと大事にしたいって思いました。
優しい心、素直な心、人を想う心に気づかせて頂きました。
昨日より少し人を想える自分になれた気がします(o^^o)
2021年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特別そんなに泣ける話しとは思いませんでした。
まぁ感じ方は人それぞれなので、あくまでも自分の主観ですが・・
まぁ感じ方は人それぞれなので、あくまでも自分の主観ですが・・
2019年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
涙腺が緩い方ながら、実体験でもっと辛く悲しい事を経験したものからすれば大変物足りない
2017年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いや~、とても良いお話です。これを読むと、自分にも自信が持てるかも?(もっと頑張ろ-という気持ちになります)
2016年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短いストリーがいくつも紹介されています。
全て「実話」です。
一つ一つのストーリーを自分に重ね合わせて思いを馳せることで、色々なことに改めて気づくことができました。
今こうして生を頂いていること、生きていることが、当たり前のようで実は当たり前じゃない、奇跡なんだ、とか。
あぁ、自分の親もきっとこういう気持ちで自分を育ててくれたんだろうな、とか。
日々忙しく仕事や日常に追われていると忘れてしまう大切なことを思いだす時間、感じる時間をもらった気がします。
まさに「魂が震える」本でした^^
全て「実話」です。
一つ一つのストーリーを自分に重ね合わせて思いを馳せることで、色々なことに改めて気づくことができました。
今こうして生を頂いていること、生きていることが、当たり前のようで実は当たり前じゃない、奇跡なんだ、とか。
あぁ、自分の親もきっとこういう気持ちで自分を育ててくれたんだろうな、とか。
日々忙しく仕事や日常に追われていると忘れてしまう大切なことを思いだす時間、感じる時間をもらった気がします。
まさに「魂が震える」本でした^^