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Raspberry Piで学ぶ ROSロボット入門 単行本 – 2017/3/30
実機のRaspberry Piロボットで使う知識とワザ
Raspberry Piを搭載した車輪型ロボットを題材に、Linuxで動くロボットのプログラミングについて扱った本です。
業界標準となったロボット用ミドルウエア「ROS」(ロス)を中心に、その技術全体を、実際にロボット「Raspberry Pi Mouse」(アールティ製)を動かしながら経験できるようにしました。
ROSのセットアップと活用はもちろん、「技術の総合格闘家」であるロボットの開発者、研究者が押さえておきたい技術や知識を網羅しています。
具体的には、デバイスドライバの書き方、Linuxシステムの扱い方、Webサーバーとの連携、GitHubの使い方、ライセンスの選択、基本的なテスト方法などを取り上げました。
さらに、USBカメラを使った顔認識、音声認識ソフトを使った音声制御、スマートフォンなどのWebブラウザーから操作できるWebアプリの作成、測域センサを使った地図の生成に取り組みます。
ROSを実機で動かすための知識とワザを凝縮した本です。
●目次
写真で見る「ROSロボット入門」
≪第1部 準備編≫
第1章 はじめに
第2章 セットアップ
第3章 端末を使った基本操作
第4章 GitやGitHubを用いたソフトウェアの管理
≪第2部 ROS基礎編≫
第5章 ROSツアー
第6章 ROSパッケージの
第7章 トピック、メッセージの実装とテスト
第8章 サービス、アクションの実装とテスト
第9章 ROSでロボットを走らせる
≪第3部 ROS応用編≫
第10章 USBカメラとOpenCVで人の顔を追う
第11章 音声認識ソフトでロボットを操作
第12章 ウェブアプリを作ってスマホから操作
第13章 測域センサで地図を作成
第14章 おわりに
付録 デバイスドライバのプログラミングなど
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2017/3/30
- 寸法18.3 x 2 x 23.6 cm
- ISBN-104822239292
- ISBN-13978-4822239299
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登録情報
- 出版社 : 日経BP (2017/3/30)
- 発売日 : 2017/3/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 4822239292
- ISBN-13 : 978-4822239299
- 寸法 : 18.3 x 2 x 23.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 324,091位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 177位メカトロ・ロボット工学
- - 199位自作パソコン
- - 395位Linuxオペレーティングシステム
- カスタマーレビュー:
著者について

千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科准教授
1978年2月16日生まれ。富山県小矢部市出身。小矢部市立大谷小学校、大谷中学校、富山県立高岡高等学校で学び、一年浪人した後、1997年になんとか東京大学に入学。その後ドロップアウト状態になり、学生寮の仲間と麻雀その他悪行を重ねつつミスタードーナツ四谷ショップでドーナツを売りまくる日々を1半年過ごし、留年の危機をギリギリで乗り越えた後、研究者になるために心を入れ替えて勉学に励む(ドーナツ売りは4年まで続く)。
大学4年生のときにロボットにサッカーをさせる国際大会「ロボカップ」に出会う。以後、修士課程、博士課程で競技と研究に没頭し、国内、世界を転戦。博士を1年で中退して助手として東京大学に就職。その後助教となる。2007年3月に博士号取得。
その後、日本ロボット学会の研究奨励賞、計測自動制御学会システム・情報部門の奨励賞、教科書の翻訳などの業績を残し、2009年に研究を中断。大学に入った当初少し興味のあったプログラマーの仕事を経験するために2009年に有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所に入社。サラリーマンとなる。企業システムの構築や社外教育プログラムの作成、講師を経験。また、開発経験をもとに技術系の雑誌での連載や、書籍の執筆などライターとしても活動を開始する。
研究を中断していたものの、2013年8月、社会人大学院である産業技術大学院大学に助教として復帰。研究活動を再開する。
2015年9月より千葉工業大学に准教授として移籍。教育、研究、執筆、サラリーマン時代に立ち上げた勉強会の主宰など、学界とソフトウェア業界をまたいで様々な活動をしている。研究の専門は、自分で考えて動くロボットの目と脳の部分。2020年度、日本機械学会教育賞を受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書は、RT Robot Shop で販売している Raspberry Pi Mouse V2 を教材として ROS を学ぶための実践的なスタイルの書籍です。
教える側も、文句なしに楽しいです (*^^)v。
インストール時の注意点としては、テキストの p.25 の設定ファイル
/boot/firmware/config.txt
の修正を行うと、再起動はできますが、一度電源を落として起動しなおすと、Could not find a valid device tree、というエラーが発生して起動できなくなりました。カードの種類を変えても、このエラーは再現してしまうので、このステップは飛ばしたほうがいいようです。
また、この p.25 に記載されているように、sudo apt upgrade してしまうと、起動できなくなりましたので、C.13.1 の操作は必須でした。
第2章では、基本的に Ubuntu などの Linux 系で操作する手順が記載されていますが、まだ Linux にあまり慣れていない学生さんには、Windows 10 Pro 64bit のPC上でインストール作業を行ってもらいました。
microSDHC カードに Linux OS を書き込んだ後に、途中で失敗するなどして、再度トライする場合には、
1.Windows 用のアプリ、MiniTool Partition Wizard Free Edition 9.1 で、全てのパーティションを Delete してから、FAT32 で Create し、最後に Apply することで、1つのみのパーティションに再構築する。
注意: 現時点では、Ver.10 だと、使用した後にウィンドウの描画がおかしくなるので、Ver.9.1 のほうが安全のようです。
2.SDカードフォーマッターを使って、論理サイズ調整 = ON、の設定でクイックフォーマットする。
3.Ubuntu 16.04 Serverr for Raspberry Pi 3 のイメージファイルを、DD for Windows を使って、microSDHC カードに書き込む。
といった手順で無事にインストールできました。
IP アドレスのスキャンには、Windows 用の Nmap - Zenmap GUI が使えました。このアプリのおかげで、モニター、マウス、キーボードをラズパイに一度も接続することなく、ラズパイマウスとPCだけで、全てのインストール作業が行えました。
SSH 接続アプリとしては、フォントや文字コード、各文字の表示色など、とてもきめ細かな設定変更が GUI で行えて、セッションごとに設定が保存できる PuTTY を使ってもらいました。
PuTTY で vim を使う際には、コメントアウトした行が、とても見辛い青で表示されるので、Window → Colors の項目内の ANSI Blue の RGB を明るい青に設定すると、とても見やすくなります。
文字コードは、Window → Translation で UTF-8 / Auto-Detect Japanese に、フォントは、Window → Appearance で "MS ゴシック 12-point" に設定しました。
PuTTY でオートログインの設定をする場合は、Connection → Data の Auto-login username にユーザ名を設定し、Connection → SSH → Auth の Private key file for authentication に、PuTTY Key Generator で生成した秘密鍵を設定し、WinSCP で公開鍵をラズパイに転送した後、ラズパイ上で
ssh-keygen -i -f id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys
のコマンドで、Linux 用の公開鍵に変換します。
PuTTY の上記の設定を行った最後に、Category の Session をクリックして、適当なセッション名で Save しておくと、次回から同じ設定で接続できるようになります。
付録の C.6 では、パーティションの拡張方法が記載されていますが、Transcend microSDHC 16GB UHS-I Class10 を使った場合は、イメージの書き込み後に、df -h でパーティションの構成を調べてみたら、
/dev/mmcblk0p2 14G 903M 14G 7% /
となっていたので、パーティションの拡張は行う必要がありませんでした。
付録の C.5 のイメージのバックアップについても、上記の DD for Windows が使えて、リストア後の動作も確認できました。
第10章~第12章では、ナカバヤシ(株)が開発した MCM-15 という型番の USB カメラを活用していますが、商品の製造を終了してから、何年も経過したので、現在、開発したナカバヤシさんにも、Amazon、楽天、大手家電量量販店の通販サイト、ラズパイマウスの RT Robot Shop にも1個も在庫がない状態です。
Logicool C270 などの WEBカメラでも、もちろん動作しますが、ラズパイマウス V2 には、カメラを取り付ける位置が狭いので、ちょっと不格好になります。そこで、RT Robot Shop では、前方の2つのネジ穴に取り付ける、カメラ用サポート台を開発中で、まもなく発売されるそうです。このサポート台は、それなりの面積があるので、そこに自分の好きな WEBカメラを両面テープで固定する仕様だそうです。
ラズパイ専用カメラ V2 を使いたい場合には、RT Robot Shop にて紹介されている『 Raspberry Pi マウスオプションキット No.1 [カメラマウント](日経リナックス連載)』があるのですが、現在、販売中止となっています。材質をナイロンからABSに変更した製品が、RT Robot Shop さんで、まもなく完成するそうですので、この商品が活用できそうです。ただし、ラズパイ専用カメラ V2 を使う場合には、小型の USB マイクを別途用意する必要があります。
第13章で使う測域センサー URG-04LX-UG01 は、専用マウント RT-RASPIMOUSE-OP-02 と合わせて合計価格が、税込 106,920円もするので、さすがに、40名近い実習で1人1台というわけにはいかず、数台の測域センサーを共同利用するようにしてもらうことにしました。
最近、Packt Pub より、"ROS Robotics Projects" という 446ページの英文の書籍が出版されましたが、とても高度な内容も記載されています。本書を学んだ後に、希望する学生さん達に取り組んでもらおうと思っています。
読み進めていくうちに、ラズパイマウスのシミュレータがあることが分かりインストールしました。
結果的に、シミュレータでも本書の通りコードを入力し実行すれば、動作を確認できました。
ただし、シミュレータに合わせたパラメータの調整は必要です。
ROSロボット入門として、悪くないと思いました。
少なくともROS初めに手を付ける書籍では無い。
Raspberry Pi Mouse とセットで使うことでROSの知識を身につけることができるでしょう。
ただし、個人で買うには、Raspberry Pi Mouse は高いのでチョット手が出せません。
パッと読んで何となく理解できたと錯覚してしまう点を注意する必要があると感じました。
知識を深めるためには、他の参考書も購入して補完することを勧めます。
楽しく勉強しています。やはり、動く物が有ると、張り合いが違います。
(ラズパイマウスを購入できれば、ですが。)
何ヶ所か説明の簡略されていて「?」と考え込む事もありますが、そこをクリアするのも「スキルアップ」の一つかと。
星4.3個な感じですが、「ROS2版」を期待して、星5個にしました。
著者には関係無いのですが、「ラズパイマウス」がもう少し安いと人に勧めやすいです。
何より一番いけないのは、ROS以外のことについての話題が豊富過ぎて、さらにそれがROSの説明の間にちょいちょい入って来るものだから、ROSについての「要点」や「本質」を見つけることに苦労します。それを見失ってしまうと、迷子になってしまいます。はっきり言って、「ROSの本」にgithubやCIの中途半端な解説を載せることは、有害無益だと言って良いでしょう。githubやCIの話は、Appendixにでもまとめてしまって欲しかった。はっきり言えば、邪魔でしかない。
それでいて、肝心なことは解説されていません。
たとえば、ROSの重要な要素として「トピック」というのがあるわけですが、これが何のためのものでどういったシーンで使われるものか、この本を読んでも全くわからないでしょう。なぜなら、そういった説明はないからです。「何をするものか」は書かれていても、「何のためのものか」は書かれていない。そういった肝心なところが抜けた説明ばかりです。こういった解説がなければ、「動かす」ことは出来ても「理解する」ことは出来ないでしょう。
そういったわけで、ROS理解して身についたものにする目的には、本書は全く向いていません。理解しなくても見よう見真似でいろんなことが出来れば満足といった人には良いかも知れませんが。
ROSも2が出た現在、基礎的なことがほぼ書かれていない本書を今さら敢えて読む理由はありません。
Raspberry Piを搭載したロボット (アールティ社のRaspberry Pi Mouse: ラズパイマウス) を題材に,Linuxで動くロボットのプログラミングを解説している。
日経Linux 2015年6月-11月号での連載と2016年1月-9月号の連載を大幅にROS化して再構築したものとなっている。
まず,書名にROSとある。これは*Robot Operation System*のことだ。Real-time OSを期待していたので,若干肩透かしを食らってしまった。
内容としては,ラズパイマウスをプログラミングで動かす方法を解説している。特徴は,導入部分でGitHubによるコード管理,やTravisCIによる自動テスト,ウェブアプリを作ってのスマホからの操作など,幅広い内容を扱っているところだ。
ただし,全体的に高度な内容を扱っており,ロボット開発に対する高い興味がなければ,難しいと感じた。まず,ラズパイマウス自体が約5万円であり,比較的高価だ。そして,プログラミングはPythonをメインに扱っている。
大学の教材として活用されることを意識しており,全13章で1章1コマ+書籍外の内容2コマで大学講義の15回の授業を念頭においているとのこと。
個人的には,合間に書かれているOSS界隈の話が面白かった。
## 結論
Raspberry Pi Mouseを使ったロボット開発の入門を指南している。全体的に,難易度やハードルが高めだったので,ロボット開発に対する高い意欲のある人にとっては,よい本だと思う。そうでなければ,ついていくのが厳しいと感じた。
パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/09/07/>
せめて、必要な手順くらい示しておいてくれればネットなり他の媒体で調べることもできるがそういう大事なところが全く書かれていない。
誰でも知っているようなことは詳しく説明しているにもかかわらず・・・??Linuxでのインストールの仕方を説明しているが、、、それは良しとして、
WinやMacでの作業は--> "[5] にわかりやすく手順が掲載されていますので..." って書いてあるけど"[5]"って何?
順に追って注意深く読んできていたのでびっくりしました。自分だけがわかっていることを書くか??根本的なところがだめですね。
この時点で、ラズパイマウスを買わせるための宣伝本にしか見えなくなってきました。わざわざこの本を買ってROSを勉強する必要はないのでは。他にも良い本はあると思います。