2000年に、吉田清治はその生涯を閉じた。慰安婦、徴用工狩り、強制連行、軍の関与など、清治の創作した「慰安婦・性奴隷」物語は、海を超えて、世界に広がった。国連のお墨付きまで貰って、各地に慰安婦を象徴する少女像が立ってしまう元凶となった。
その長男に行った大高氏のインタビューを基本にしたノンフィクションである。こちらは、親父の清治の物語とは異なり、事実として向き合わざるを得ない、重みがある。
清治は創作した物語を、より信憑性のあるものにしようと思い立ち、韓国に出向いて、「謝罪碑」なるものを建立した。そして、ドラマチックにも、その謝罪碑の前に土下座して謝罪し、痛哭した。なんとも、今となっては、一端の見事な演技だったと言う他ない。よもや、それが、清治の単なるパフォーマンスに過ぎなかったとは、当時は誰も疑わないものだった。よーやるわ‼️ホンマ。
だが、歴史的な出来事をものの、チェジュ島だとか、具体的な地名をあげていたため、化けの皮が剥がれていくことになった。
しかし、彼の物語が一人歩きし始めるや、清治は世間に忘れていくようになった。そして2000年に亡くなった。
しかし、清治のしでかしたことは、朝日新聞のプロパガンダ活動によって拡散した。また、清治の著書が韓国語に訳されるや、大騒ぎとなった。チェジュ島の記者が裏どりをしてみると、そういった事実はなかった。でも、その声は、かき消されてしまう。
日本軍は、慰安婦を性奴隷として、陵辱の限りを尽くした物語だけが、どんどんと広がっていった。
清治が出版した当時は、長男は、何も知らなかった。生活するのに必死であったからだ。でも、自分で吉田家が途絶えることを見据えた時に、父清治のしでかしたことの1つ、謝罪碑を撤去したいという思いになった。それが!息子としてできる、せめてものお詫びだという。
読みながら、父が酸いブドウを食べたら、子の歯が浮く、という聖書の一節が頭を過った。
そして、遂に実行するに至るのである。その内容は、本書に詳しいので、譲る。
ともあれ、本当に人生に重荷を背負わされた長男の心中や、いかばかりかと、哀れさを思わずにいられなかった。
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父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白 単行本(ソフトカバー) – 2017/6/2
大高 未貴
(著)
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「耐えられない」
父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることも、それが史実として世界に喧伝され続けることも、これ以上、私は耐えられません。
いったい私は吉田家最後の人間としてどうやって罪を償えばいいのでしょうか…。
せめてもの罪滅ぼしに決断したことがあります。
長男の決意から始まった「撤去」をルポ
日韓関係、「謝罪碑」、父が発信した虚偽、父・吉田清治とは何者か、日本と日本人への思い……
「吉田清治」長男がすべてを語る
「朝日新聞は父の証言に関する記事を虚偽と認定し、たくさん取り消しました。その中には八三年に父が韓国に建立した謝罪碑に関する記事も含まれています。つまり、父が建てた謝罪碑に刻まれている文言も虚偽だということです」
「これで慰安婦問題を終わらせたい! 」
【目次】
プロローグ 「父の謝罪碑を撤去します」
第一章 終わらせる
第二章 父・吉田清治
第三章 「語り部」にされた男
第四章 社会党、挺対協、北朝鮮
第五章 誰が「吉田清治」をつくったか
エピローグ リアリズム
あとがき
父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることも、それが史実として世界に喧伝され続けることも、これ以上、私は耐えられません。
いったい私は吉田家最後の人間としてどうやって罪を償えばいいのでしょうか…。
せめてもの罪滅ぼしに決断したことがあります。
長男の決意から始まった「撤去」をルポ
日韓関係、「謝罪碑」、父が発信した虚偽、父・吉田清治とは何者か、日本と日本人への思い……
「吉田清治」長男がすべてを語る
「朝日新聞は父の証言に関する記事を虚偽と認定し、たくさん取り消しました。その中には八三年に父が韓国に建立した謝罪碑に関する記事も含まれています。つまり、父が建てた謝罪碑に刻まれている文言も虚偽だということです」
「これで慰安婦問題を終わらせたい! 」
【目次】
プロローグ 「父の謝罪碑を撤去します」
第一章 終わらせる
第二章 父・吉田清治
第三章 「語り部」にされた男
第四章 社会党、挺対協、北朝鮮
第五章 誰が「吉田清治」をつくったか
エピローグ リアリズム
あとがき
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞出版
- 発売日2017/6/2
- ISBN-104819113127
- ISBN-13978-4819113120
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対象商品: 父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白
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商品の説明
出版社からのコメント
5月12日の産経新聞1面で〈慰安婦「謝罪の碑文」取り消し〉と報じられたように、慰安婦問題の原点といえる吉田清治氏が建てた「謝罪碑」が「慰霊碑」に書き換えられました。
なぜ「吉田清治」長男は「謝罪碑」を書き換えようと思ったのか。
どのように書き換えは行われたのか。
なぜ「慰霊碑」という碑文にしたのか。
「取り消し」がいかに大変なことか。
長男の苦悩が明らかになります。
また、父・吉田清治とは何者か、誰が吉田清治をつくったのか、慰安婦問題とは何かもよくわかる内容です。
そして、「あとがき」で明かされる書き換えられた「慰霊碑」の衝撃の結末…。
日韓合意をはじめとする今後の日韓関係を考えるために必読の一冊です。
なぜ「吉田清治」長男は「謝罪碑」を書き換えようと思ったのか。
どのように書き換えは行われたのか。
なぜ「慰霊碑」という碑文にしたのか。
「取り消し」がいかに大変なことか。
長男の苦悩が明らかになります。
また、父・吉田清治とは何者か、誰が吉田清治をつくったのか、慰安婦問題とは何かもよくわかる内容です。
そして、「あとがき」で明かされる書き換えられた「慰霊碑」の衝撃の結末…。
日韓合意をはじめとする今後の日韓関係を考えるために必読の一冊です。
著者について
大高未貴(おおたか・みき)
ジャーナリスト。1969年生まれ。フェリス女学院大学卒業。世界100カ国以上を訪問、スクープ証言を多数ものにしている。『正論』『新潮45』などへの寄稿のほか、テレビ、インターネットテレビ出演、講演活動も行っている。著書に『日韓"円満"断交はいかが? 女性キャスターが見た慰安婦問題の真実』(ワニブックスPLUS新書)、『「強欲チャンプル」沖縄の真実』(飛鳥新社)、『ISISイスラム国 残虐支配の真実』(双葉社)など多数。
ジャーナリスト。1969年生まれ。フェリス女学院大学卒業。世界100カ国以上を訪問、スクープ証言を多数ものにしている。『正論』『新潮45』などへの寄稿のほか、テレビ、インターネットテレビ出演、講演活動も行っている。著書に『日韓"円満"断交はいかが? 女性キャスターが見た慰安婦問題の真実』(ワニブックスPLUS新書)、『「強欲チャンプル」沖縄の真実』(飛鳥新社)、『ISISイスラム国 残虐支配の真実』(双葉社)など多数。
登録情報
- 出版社 : 産経新聞出版 (2017/6/2)
- 発売日 : 2017/6/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 200ページ
- ISBN-10 : 4819113127
- ISBN-13 : 978-4819113120
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,105位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2024年2月16日に日本でレビュー済み
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2020年9月9日に日本でレビュー済み
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父親のした事で、息子さんが大変な思いをされたことが分かります。
どんな思いをしたか、行動をしたか是非読んでもらいたいと思います。
どんな思いをしたか、行動をしたか是非読んでもらいたいと思います。
2017年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
月刊誌『新潮45・2016年9月号』において、大高未貴さんによる「慰安婦像をクレーン車で撤去したい」という
タイトルの文章が掲載され、大いに話題になった。
それは「慰安婦問題を作った男」といわれる、吉田清治氏の長男に対して行ったインタビューを中心にして、
吉田清治はどういう人で、どういう経歴があって、なぜ「従軍慰安婦」というものを作り出していったのかが、
非常によく分かるような取材文章であったと思う。
私はその『新潮45』を読んでから、必ず大高未貴さんがさらにちゃんとした本にまとめてくれると信じていたので、
こうした形で最新情報を加えて、吉田清治氏の長男も誠実かつ様々な情報を語っているのは、非常に興味深く
思ったし、これは「慰安婦」とそれを利用した人々についての事実を知るために、多くの人が「読むべき本」だと
いっても間違いではないほどに重要なことが書かれた本だと言えるだろう。
本書では、吉田清治氏の長男が息子として責任を感じて、吉田清治氏が自費で韓国の地に建立したといわれ
ている「謝罪碑」を、せめて長男はそれを撤去することによって、父親がしたことのケジメをつけようとする。
しかし、日本にあるならばまだしも、韓国に建立したものなので撤去には大変なリスクがかかるが、紆余曲折
の末に平成29年3月末頃に代理人の力を借りて、目的を達成する。
この顛末は、是非とも本書を読んでいただいて、驚いて欲しいと思う。
「謝罪碑」の撤去には成功したが、この後がやはり大変で、当然ながら韓国警察が出て来る。
それもどういうことになっているか、どういう圧力があったのかなどの事実を本書で知って欲しい。
やはり「事実は小説より奇なり」であって、現在進行形の話でもある本書の記述は、大変価値が高い。
大高未貴さんがこれを取材されたから、長男も行動に移ったのだといえるわけだし、大高さんの功績は大きい
ということを感じずにはいられない。
繰り返しますが、本書は「読むべき本」です。
タイトルの文章が掲載され、大いに話題になった。
それは「慰安婦問題を作った男」といわれる、吉田清治氏の長男に対して行ったインタビューを中心にして、
吉田清治はどういう人で、どういう経歴があって、なぜ「従軍慰安婦」というものを作り出していったのかが、
非常によく分かるような取材文章であったと思う。
私はその『新潮45』を読んでから、必ず大高未貴さんがさらにちゃんとした本にまとめてくれると信じていたので、
こうした形で最新情報を加えて、吉田清治氏の長男も誠実かつ様々な情報を語っているのは、非常に興味深く
思ったし、これは「慰安婦」とそれを利用した人々についての事実を知るために、多くの人が「読むべき本」だと
いっても間違いではないほどに重要なことが書かれた本だと言えるだろう。
本書では、吉田清治氏の長男が息子として責任を感じて、吉田清治氏が自費で韓国の地に建立したといわれ
ている「謝罪碑」を、せめて長男はそれを撤去することによって、父親がしたことのケジメをつけようとする。
しかし、日本にあるならばまだしも、韓国に建立したものなので撤去には大変なリスクがかかるが、紆余曲折
の末に平成29年3月末頃に代理人の力を借りて、目的を達成する。
この顛末は、是非とも本書を読んでいただいて、驚いて欲しいと思う。
「謝罪碑」の撤去には成功したが、この後がやはり大変で、当然ながら韓国警察が出て来る。
それもどういうことになっているか、どういう圧力があったのかなどの事実を本書で知って欲しい。
やはり「事実は小説より奇なり」であって、現在進行形の話でもある本書の記述は、大変価値が高い。
大高未貴さんがこれを取材されたから、長男も行動に移ったのだといえるわけだし、大高さんの功績は大きい
ということを感じずにはいられない。
繰り返しますが、本書は「読むべき本」です。
2022年6月25日に日本でレビュー済み
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この方の本を数冊読みましたが内容・題材はいいのですが文章の表現力が下手なので薄っぺらく見えてしまう。
2017年6月5日に日本でレビュー済み
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「新潮45」平成28年9月号の記事で、吉田清治氏の長男は「慰安婦像をクレーン車で撤去したい」と語っていたが、今年に入り、長男は「慰安婦像は一民間人の私が撤去することは不可能だが、父が私費を投じて建てた謝罪碑であれば、遺族の権限で撤去することは可能なはずです」と著者の大高氏に語り、元自衛官のO氏に代理を頼んだという。
第一章では、その経過が書かれている。
謝罪碑は国立墓地「望郷の丘」にあり、O氏が確認に出向いたところ、撤去は物理的に難しいので、同じ大きさの石の板をその上に貼り付けて謝罪碑の文言を書き換えることにしたという。新しい碑文は「慰霊碑 吉田雄兎 日本国 福岡」である。吉田雄兎は吉田清治の本名である。
長男は「朝日新聞は父の証言は虚偽だったと発表したのだから、間違いは正さなければなりません。朝日新聞社は謝罪碑の間違いを正さないでしょうから、正すことができるのは私しかいない。私が心配しているのは、将来、政治的な問題になることです。あの熱狂的な韓国人の中で謝罪碑が政治問題化したらもう消せなくなります。ですから、誤った歴史が残らないようにしたいのです」と語った。事前に管理事務所に碑文書き換えの申請をすると、国を挙げて阻止されると思われたので、事後に申請したという。
第二章と第三章は、「新潮45 平成28年9月号」の記事の内容で、そちらの方でレビューを書いたので省く。
第四章では、社会党、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)、北朝鮮のつながりが書かれている。
1980年代に千田夏光氏の「従軍慰安婦・慶子」を読んでショックを受け、慰安婦慰霊碑建立のために活動をしてきた女優H氏が、挺対協の代表に連絡をとったところ、1991年11月に会った時は前向きな返事をもらったのに、翌年10月に会った時には態度が急変し「募金も署名もいらない」と言われたという。H氏は、挺対協の代表が土井たか子の秘書から多額の現金を受け取るところを目撃しており、旧社会党と挺対協は密接な関係にあったようである。
慰安婦問題は91年から92年にかけて、社会党の議員が国会で20回以上質問し、一気に政治問題化した。H氏は、挺対協は日本人の誠意ある謝罪が欲しかったのではなく、未来永劫、政治カードとして利用できる”日本国家の謝罪”が欲しかったのだろうという。挺対協の代表も初めて実名で証言した元慰安婦の金学順氏も北朝鮮の出身で、国家補償を取りにいくということで、旧社会党、挺対協、北朝鮮の思惑は一致している。国家補償こそが「挺対協代表の豹変」の理由だと推測する。彼らの行動は「慰安婦」の存在などそっちのけで、日本国家の謝罪、国家補償を取ることこそが重要なのである。
第五章では、樺太残留韓国人問題が慰安婦問題の原点であることが書かれている。
この問題は日ソ不可侵条約を破って樺太を占領したソ連と南北に分断された朝鮮半島の複雑な事情が絡む問題で、日本の責任ではないのに、莫大な支援金が今も支給されているという。この樺太残留韓国人帰還請求裁判(サハリン訴訟)終結の2年後の1991年に、突如として慰安婦訴訟が始まった。吉田清治はこの樺太裁判でも証言しており、慰安婦訴訟と同じ弁護士が担当している。
「これでは戦後補償産業です。慰安婦問題は仕組まれたものです。日本政府から国家補償を引き出すため、サハリン訴訟に関係した面々が、次の題材として慰安婦問題を用意したのです」とこの問題に詳しい女性が指摘している。
日本の国益を損なうことに懸命になる日本人の存在には怒りと恐怖を覚える。彼らに「外患罪」を適用できないものかと思う。
更に韓国では、親北派の文在寅氏が大統領になり、日韓合意の見直しを主張し、「強制徴用」の歴史カードを突き付けてくることは容易に予想がつく。「戦後、朝連(後の朝鮮総連)から日本企業に、徴用された労働者の未払い賃金が請求され、朝連はかなりの金額を企業から徴収し、それらのほとんどは強制連行者に渡らず、朝連の活動資金に回された」と朝鮮総連に属したことのある作家が書いている。大高氏は、日本政府は今後、韓国政府に対して対してこう言えばいいと述べている。「強制徴用についての補償請求は、すべて朝鮮総連にしていただきたい」と。
韓国の理不尽な要求に対して、日本は絶対に譲歩してはならないのである。
追記(2017/06/16)
昨日(6/15)から、いくつかのレビューから「Amazonで購入」のラベルが消えました。他の人はどうかと思ってみると、その商品の全レビューから消えているといったケースがいくつかありました。この商品もそうですね。先ほど、ラベルが消えた他の商品に追記を書いて送信したところ、直後に「Amazonで購入」のラベルが戻りました。
追記2
この商品でも、追記を書いて送信した直後に「Amazonで購入」のラベルが復帰しました。
第一章では、その経過が書かれている。
謝罪碑は国立墓地「望郷の丘」にあり、O氏が確認に出向いたところ、撤去は物理的に難しいので、同じ大きさの石の板をその上に貼り付けて謝罪碑の文言を書き換えることにしたという。新しい碑文は「慰霊碑 吉田雄兎 日本国 福岡」である。吉田雄兎は吉田清治の本名である。
長男は「朝日新聞は父の証言は虚偽だったと発表したのだから、間違いは正さなければなりません。朝日新聞社は謝罪碑の間違いを正さないでしょうから、正すことができるのは私しかいない。私が心配しているのは、将来、政治的な問題になることです。あの熱狂的な韓国人の中で謝罪碑が政治問題化したらもう消せなくなります。ですから、誤った歴史が残らないようにしたいのです」と語った。事前に管理事務所に碑文書き換えの申請をすると、国を挙げて阻止されると思われたので、事後に申請したという。
第二章と第三章は、「新潮45 平成28年9月号」の記事の内容で、そちらの方でレビューを書いたので省く。
第四章では、社会党、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)、北朝鮮のつながりが書かれている。
1980年代に千田夏光氏の「従軍慰安婦・慶子」を読んでショックを受け、慰安婦慰霊碑建立のために活動をしてきた女優H氏が、挺対協の代表に連絡をとったところ、1991年11月に会った時は前向きな返事をもらったのに、翌年10月に会った時には態度が急変し「募金も署名もいらない」と言われたという。H氏は、挺対協の代表が土井たか子の秘書から多額の現金を受け取るところを目撃しており、旧社会党と挺対協は密接な関係にあったようである。
慰安婦問題は91年から92年にかけて、社会党の議員が国会で20回以上質問し、一気に政治問題化した。H氏は、挺対協は日本人の誠意ある謝罪が欲しかったのではなく、未来永劫、政治カードとして利用できる”日本国家の謝罪”が欲しかったのだろうという。挺対協の代表も初めて実名で証言した元慰安婦の金学順氏も北朝鮮の出身で、国家補償を取りにいくということで、旧社会党、挺対協、北朝鮮の思惑は一致している。国家補償こそが「挺対協代表の豹変」の理由だと推測する。彼らの行動は「慰安婦」の存在などそっちのけで、日本国家の謝罪、国家補償を取ることこそが重要なのである。
第五章では、樺太残留韓国人問題が慰安婦問題の原点であることが書かれている。
この問題は日ソ不可侵条約を破って樺太を占領したソ連と南北に分断された朝鮮半島の複雑な事情が絡む問題で、日本の責任ではないのに、莫大な支援金が今も支給されているという。この樺太残留韓国人帰還請求裁判(サハリン訴訟)終結の2年後の1991年に、突如として慰安婦訴訟が始まった。吉田清治はこの樺太裁判でも証言しており、慰安婦訴訟と同じ弁護士が担当している。
「これでは戦後補償産業です。慰安婦問題は仕組まれたものです。日本政府から国家補償を引き出すため、サハリン訴訟に関係した面々が、次の題材として慰安婦問題を用意したのです」とこの問題に詳しい女性が指摘している。
日本の国益を損なうことに懸命になる日本人の存在には怒りと恐怖を覚える。彼らに「外患罪」を適用できないものかと思う。
更に韓国では、親北派の文在寅氏が大統領になり、日韓合意の見直しを主張し、「強制徴用」の歴史カードを突き付けてくることは容易に予想がつく。「戦後、朝連(後の朝鮮総連)から日本企業に、徴用された労働者の未払い賃金が請求され、朝連はかなりの金額を企業から徴収し、それらのほとんどは強制連行者に渡らず、朝連の活動資金に回された」と朝鮮総連に属したことのある作家が書いている。大高氏は、日本政府は今後、韓国政府に対して対してこう言えばいいと述べている。「強制徴用についての補償請求は、すべて朝鮮総連にしていただきたい」と。
韓国の理不尽な要求に対して、日本は絶対に譲歩してはならないのである。
追記(2017/06/16)
昨日(6/15)から、いくつかのレビューから「Amazonで購入」のラベルが消えました。他の人はどうかと思ってみると、その商品の全レビューから消えているといったケースがいくつかありました。この商品もそうですね。先ほど、ラベルが消えた他の商品に追記を書いて送信したところ、直後に「Amazonで購入」のラベルが戻りました。
追記2
この商品でも、追記を書いて送信した直後に「Amazonで購入」のラベルが復帰しました。