本誌は偶然その存在を知り、今号が初購入、当方管理職です。アラ管(＝アラウンド管理職)専用女性誌があるなんて、びっくりですが嬉しい。今号特集は、「自分の新・スタンダードを探す。シンプルイズベストバイ」。六章構成で:
●シンプルこそ上質を
●やさしいジャケット
●考えるアシ
●凜とした顔
●日曜日、朝の三時間
●カバンとこだわり
の各章で、シンプルで上質な衣服、小物、雑貨、シューズ、美容を網羅しています。ジェントルウーマンにとってジャケットが単なる「ビジネス戦闘服」ではなくポジション相応の貫禄、知性、大人の余裕と品格、やさしさを詰め込んだものとして展開、マックスマーラ、ドーメル始め各種秋の新作がその着心地とともに掲載、1万円台から40万円弱まで紹介しています。続いては、ジャケットのコーデ、36頁には、イラストとともにパンツスーツの選び方が記載され、とても参考になります。脱・ジャケコーデもフェミニンながらデキる女風。腕時計やアクセサリーのチョイスのコツ、ヒール靴を選ぶ基準、痛い思いの解決策、大人のベストバイスーツ、コート等、必ずしも高額過ぎない2、3万円台から展開。「第四章 凜とした顔」では小田切ヒロさんによる「真顔もやさしいジェントルメイク」を伝授、選び抜いた銘品で施されるメイクテクニックは是非とも自分のものとしたい。「日曜、朝の三時間」は自分にご褒美の選択肢がいっぱい。「カバンとこだわり」では、3人の異なる職種の女性のバッグとその中身を掲載、自分と較べ合わせ、持ち物選びの参考になります。戦闘服は必ずしも赤ではない、むしろ上質なシンプルな衣服であることを思い出させてくれ、この秋からの買い物に大きな指針を与えてくれた、素敵な本誌でした。インタビューや読み物も充実していますが、わたしは特に107頁からの落合陽一さんのインタビューに感銘を受けました。メディアアーティスト、筑波大学准教授・学長補佐、実業家でもある落合さんを知ったのは女性誌の「ひとり温泉」特集、30代前半の落合さんが湯布院温泉に持っていくものとして葉巻を挙げておられ、ユニークな遊び心に面白さを感じました。今回は、「オン・オフを区別するなんてナンセンス」「仕事は好きなことよりも、できることをやる」等、考えさせられる記事でした。全体を通して単なるファッション誌のスコープを超えた極めて実用的な一冊、必ずしもアラウンド管理職のかたでなくてもオススメです‼︎
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出版社より
創刊第4号、登場 ――
働く女性のビジネススタイルは、これからもっと素敵に変わって行きます。 「OWN」は今までにない、リアルに働く女性、ジェントルウーマンのスタイルを一緒に考えていく雑誌です。
アラウンド管理職の女性のジャケットや、スーツスタイルをもっと素敵に、たのもしく。 。。
今号の特集『シンプル イズ ベストバイ』――
社会の中で年を重ね、自分の個性がより際立っていく時、シンプルな良品が心強い見方になってくれます。
そのベストバイを編集部一丸となってセレクト。全６章、小説仕立ての構成で紹介していきます。
これからのジェントルウーマンへ
服装のこと、暮らしのこと、学ぶこと、食べること、整えること。
自身のスタイルに必要不可欠な、最良のスタンダードを 「OWN」 で発見してください。
