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ヒトは7年で脱皮する 近未来を予測する脳科学 (朝日新書) 新書 – 2018/12/13
「7年目の浮気」さえも理論づける、ブレを許さぬ脳の働きとは?
「一生この人と暮らすの?」
「定年まで、この会社で働くのか……」
誰もが抱く、こうした悩みは、7の倍数年という脳周期で生じていた!
それに呼応するかのように、
車の形、ウエディング・ドレスのデザインから店頭に並ぶお菓子まで、
世の中の流行も7の倍数年である56年周期で一巡りしている。
そんな脳が発する合図を見逃さずにとらえることで、思いも寄らない新たな未来がやって来る。
世界で起こるすべての事象を論理づける、ブレを許さぬ驚異の脳科学とは?
はじめに
第一章 脳には感性の周期がある
恋の賞味期限
脳の中の「7」
知恵の七柱
認知学者陶酔のテキスト
選択満足度なら「6」
ヒトは7日で暮らす
四十九日の奇跡
魂は存在する
幽霊も存在する
脳は満年齢を知っている
ヒトは7年で飽きる
7年目の浮気?
丸い車、四角い車
「四角い」で車を買う?
感性は28年で真逆に転じる
つけまVS .アイライン
マツダ ロードスターとマツコ・デラックスは似ている
大衆感性は56年で一巡する
脳というビュアー
人生の7年周期
6歳までは神の域
思春期の脳は誤作動する
阿吽の呼吸を知るとき
本質を知るとき
ブレインサイクルが人生を作る
「この世の謎」の正体、感性トレンド
第二章 感性トレンドで時代を読み解く
感性トレンドの可視化
自覚しなくても、ヒトは感性トレンドを遵守している
脳には、右脳派・左脳派なんてない
脳の二大気分
認識の仕組み
脳の中の「複雑」と「簡潔」
1999年のミステリー
日本語とイタリア語に共通するもの
日本語の音声認識が難しかった理由
世界の言語は二つに分かれる
イタリア人と日本人にしかわからないこと
母音派は歯触り、子音派は顎触り
子音派はクールで規則がお好き
母音派はエレガントな流線型が得意
日本語は世界にただ一つの完全二重言語
必要ないものを楽しむ
「カリ、パリ、サクっと軽い」から「まったり、もっちり、とろ〜り」へ
小悪魔アゲハとマリー・アントワネットの共通点
伊勢丹が教えてくれた、脳の秘密
女はなぜ、寄り道をするのか
2003年、なぜ、男たちまで寄り道を好むようになったのか
1999年は複雑期の始まりだった!
第三章 「今」を読み解く
「付加価値」の陳腐化
足し算の時代、引き算の時代
1985年のパラダイム・シフト
時計職人の悲劇
プロ受難の時代
時代に愛された男
時代は私を待っていた、私は生まれさえすればよかった
シャネル、逆風の時代
シャネル、再び時代の風に乗る
機能がなければスタイルじゃない
目的指向、機能性重視、普遍の定番
〝上から目線〞が時代の鍵
バラエティ、グループ、バリエーション
関西のおばちゃんがヒョウ柄を愛する理由
ウェディングシーンの複雑
静かに、トラディショナル
ウェディングドレスの感性トレンド
左右非対称、異素材ミックス
日本文化の台頭
自然派VS .人工的
らしさの時代
経過を楽しむVS .結果を急ぐ
トラディショナルの後、人々はどこへ行くか
夢から使命へ
複雑脳の「曲線」好き、簡潔脳の「直線」好き
曲線の中の尖り、チョコクランチブーム
複雑脳の「高さ」好き、簡潔脳の「横長」好き
「高みを目指す」と「高みにいる
だめなのがいい
オンリーワンにもならなくていい
時代の花道を行く世代
Hanakoが生きた時代
24時間戦えますか、は、マジだった
Hanakoがママになると
Hanako、失速す
Hanakoジュニアデビュー!
政治家たちの〝56年ぶり〞
宇宙計画、再び
ダラスのあの日から56年
「気持ちの温度差」が許せない時代
景気はどこまで持つ?
時代を楽しもう
おわりに 〜時代は私の前で裸になった?
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2018/12/13
- 寸法17.2 x 10.7 x 0.95 cm
- ISBN-104022950013
- ISBN-13978-4022950017
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2018/12/13)
- 発売日 : 2018/12/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4022950013
- ISBN-13 : 978-4022950017
- 寸法 : 17.2 x 10.7 x 0.95 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 187,449位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

黒川伊保子(くろかわ いほこ)
■プロフィール
㈱感性リサーチ代表取締役、日本ネーミング協会理事、感性アナリスト
専門領域:人工知能(自然言語解析、ブレイン・サイバネティクス)、コミュニケーショ
ン・サイエンス、ネーミング分析
奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータメーカーにて人工知能開発のエンジニアに。
自然言語解析の現場に早くから従事し、1991年には、当時の大型機(メインフレーム)では世界初と言われたコンピュータの日本語対話に成功(全国の原子力発電所で稼働した「日本語対話型女性司書AI」)。
このとき、対話文脈に男女の違いがあることを発見、やがて、男女で「とっさに使う脳神経回路」の初期設定に大きな違いがあることをつきとめた。
さらに語感(ことばのイメージ)をAIに理解させるための枠組みを追究する過程で、語感の正体を発見、その数値化に成功する。
現在はこの技術をネーミングに応用、企業ネーミングのコンサルタントとして、「いきなり核心に切り込み、腹落ちするネーミングを必ず見つけ出す、ドクターXみたいなコンサルタント」と呼ばれている。
人工知能のために培った「人間学」を人類にフィードバックすべく、1996年ごろより著作を始める。
2020年には、コロナ禍の家族を救うために、家族のトリセツシリーズをコンプリート(『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』『娘のトリセツ』『息子のトリセツ』『家族のトリセツ』)。
黒川の研究への思いと、その総体を知りたい方は、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』がお薦め。
「本が読めるようになった未来のAI」に向けて書いた、本気の手紙である。
人間が読めば、人工知能とは何か、どう付き合えばいいかがわかる本になっている。
黒川伊保子公式ホームページ http://www.ihoko.com
感性リサーチホームページ http://www.kansei-research.com
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
▼好きな点
・「子どもの敏感さに困ったら読む本」と併読しながら読んだため、やっぱり脳ってこうなのね、と思いながら読めました。
▼好きではない点
・最後に著者が「私の興奮の道のり」と書かれているけれど、きっと発見した時の興奮なんじゃないかなぁと思いながら読みました。結果だけを知らされる読者としては「ふーん」と思うだけでした。それだけ書籍化が難しいテーマだったんじゃないだろうか。
・割と客観的事実を多めに盛り込んでいる割に「〜のように。」で文章が終わることが多く気になります。「〜のように。」で終わる文章は元々黒川さんの著書にはよく出てくる書き方なのだけど本著のような分析、数字多めの文章には似合わないように感じます。男性脳に合わせて読んでいるのに、突然女性脳をぶち込まれたかのような違和感があります。ちなみに特に後半に多いです。校閲者が諦めたのだろうか。
7年どころか56年サイクルで流行が繰り返され、今はここ、過去にコレが流行った時はここ、という繰り返しに若干飽きがきます。
前半は男性脳で、後半は女性脳に切り替えて読むといいかも。
ただ、黒川さんの言うことには強い説得力を感じますね。読んだ人の多くは、読んでよかったと感じているはずです。
黒川さんの主張は、なにがしか、読者の心を打つものがあります。私たちの心に響くものを持っているということですし、そのいくつかは真実である可能性がありそうです。黒川さんは、エッセイストとしては傑出した才能をお持ちなのだと思います。「私は脳科学者」と嘘をつくのをやめ、「想像だが」と正直に断って、エッセイとして出版されていれば星五つなんですが。
参考になる点もあった。しかし分かりずらい。
おばちゃんの、持論を混じえた自分語りを延々聞かされている気分である。
私は変な習性があって古い雑誌を取っておいておもむろに読むのが好きなのですが
この本にあった通り7年前の雑誌が面白いですね
似たようなことを議論していたり、全く流行遅れになっていたりして楽しんでます
7年とか3年とかの周期で人の感性は変わってくると言う本
本の構成は基本エッセイみたいな作りになっていて
まず人の脳は7日の繰り返しで慣れてきて7ねんで感性が変わってきて
28年で真逆56年で一回転するという話になっています
その7年周期で脳は複雑系と簡潔系の二つの間を行き来していて同じことは
いろいろな傾向に現れるという内容になっています。
根拠には薄いのですが確かに7年周期はあるなぁ28年でひっくり返るなあという
感じは同感できます。(人によるとは思いますが)古い雑誌を読むと確かに今どきこんな
ファッションとか考え方しないよなと思えることがこの本で説明がつきそうな事が
とてもいいです。
ただどうしても軽く読める本なので、全く会っていない可能性もあります。
とはいえたまたまでもこれだけ興味深く読める本私には楽しく読みました
数年後には読み返して検証したいと思います お勧めです