プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,320¥1,320 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥358¥358 税込
配送料 ¥240 5月15日-17日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
これは水です 文庫 – 2018/7/20
購入オプションとあわせ買い
【目次】
これは水です 副題:思いやりのある生きかたについて大切な機会に少し考えてみたこと
〈訳者解説〉「蒼白の王」のグッド・バイ
訳注
校訂
【紹介】
卒業式スピーチとしては、2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行なったもの(「ハングリーであれ、愚直であれ」)が有名だが、同じ年にケニオン大学で負けず劣らぬ名スピーチをしたデヴィッド・フォスター・ウォレスという作家がいた。
本書はそのスピーチ「これは水です」の完訳版である。作家としてはポストモダン文学の旗手として、アメリカの若者を中心にカルト的ともいえる人気を博しつつ、46年という短い生涯を自らの手で閉じてしまったウォレスだが、「考える方法を学ぶ」ことが人生にとってどれほど重要かを、平明かつしなやかな言葉で語った本スピーチは、時代を超えて読む者の心に深く残る。
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社田畑書店
- 発売日2018/7/20
- 寸法10.92 x 1.52 x 14.99 cm
- ISBN-104803803536
- ISBN-13978-4803803532
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
著者について
デヴィッド・フォスター・ウォレス (著/文)
イリノイ州で育ち、少年時代はテニス選手。アムハースト大学で様相論理と数学を専攻、25歳で書いた処女長編「システムの箒」で作家デビューする。アリゾナ大学創作学科で修士課程を修了、ハーバード大学哲学科に移るが、鬱病で中退。詩人作家メアリー・カーとの恋愛を経て、95年に1076ページの長編「無限の道化」を完成させた。ほか短編集「奇妙な髪の少女」「ビブリビオン」「醜男たちとの短いインタビュー」、超限数論の「万物とそれ以上」、エッセー集「ロブスター考」「僕が二度としない面白そうなこと」。共著で音楽論「ラップという現象」もある。未完の長編「蒼白の王」を残して自殺した。
阿部 重夫 (アベ シゲオ) (訳)
48年生まれ 調査報道記者。東大卒、日経新聞入社、99年より月刊誌「選択」編集長、2006年より月刊誌「FACTA」創刊。著書に「イラク建国」他、P・K・ディック等訳書多数
登録情報
- 出版社 : 田畑書店 (2018/7/20)
- 発売日 : 2018/7/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 168ページ
- ISBN-10 : 4803803536
- ISBN-13 : 978-4803803532
- 寸法 : 10.92 x 1.52 x 14.99 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 79,249位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 339位外国のエッセー・随筆
- - 823位英米文学
- - 3,180位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
個人的には、印象的なタイトル、そして梅田蔦屋書店のコンシェルジュが紹介していたことから手にとったのですが。恥ずかしくもポストモダン作家としての著者の作品は未読なのですが、躁鬱病を病んだ著者が、このスピーチにも関わらず、3年後の2008年に46歳で自殺したことを知り、まずは驚きました。
また本書では、あまりにも有名なアップルの創業者、故スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の『stay hungry, stay fool(ハングリーのまま、愚直のままでいよう)』とも、また違い【社会人の暮らしの 大部分をなすものを 卒業式のスピーチでは だれも言おうとしません。そこにあるのは 退屈 決まりきった日常 ささいな苛立ちです】から始まり、無意識のまま【自己を世界の中心に位置づけている】『初期設定』への警鐘と、それをアップデートしていくことの大切さを伝えてくれているわけですが。前述の死も含め、著者自身が自分に言い聞かせている様な気もして、複雑な気持ちになりました。
著者のファンはもちろん。何らかのスピーチを準備している誰かに、また春から新社会人になった元・学生の方々にもオススメ。
本自体がカワ(・∀・)イイ!!。
中身は不思議でした。
スティーブ・ジョブズのあの有名なスピーチを押さえて1位になったそうです。
すごって思いながら読みました。
これは、ふとした時に本が視界に入ったタイミングで読むと面白いかも。
しかも最初からではなく、パラパラとめくって気が向いたときにそこだけ読む。
悩み解決のヒントいただけそうです。
ただし、すごく抽象的なヒントをもらって、自分事に落とし込む必要はあるでしょう。
それは、卒業する学生に向けて、社会人の暮らしについて、「希望に満ちている」と言わず、”退屈、決まり切った日常、ささいな苛立ち”(p68)と述べられている点です。
筆者は、リベラルアーツの「ものの考えかたを学ぶとは」”意識して、こころを研ぎすまし、何に目を向けるかを選び、経験からどう意味を汲みとるかを選ぶ”(p57)という意味だと述べられています。
つまり、繰り返される退屈な日常から、”オートマチックで無意識まかせの思考法”(p91)ではなく、ほんとうに大切な自由(p129)を手に入れて、確固とした自意識を持って「選択」をしなければならないということです。
そして最後に、このことは”きわめてリアルで本質的であって、僕たちの身のまわりの、ごくありふれた光景に潜んでいるので、そのたびにじぶんを励まし、意識し続けなければならないと、肝に銘ずることです。”(p140)と述べられています。
「これは水です」
魚にとっていちばん大切なものは、見ることも、語ることも難しい。
それは人でも同じことです。
だからこそ、人はこのことに確固たる自意識を持って、一生をかけて努力していく必要があると感じました。
本書の内容は、あまり語られることがない重い内容ですが、一度は考えておきたい内容であるように思います。
最後になりましたが、作家のウォレスさんと、翻訳の阿部重夫さんによる、言葉選びが素晴らしく、何度読んでも深く感じるものがあります。
スピーチが元になっているので、本を読むのが苦手な方にもおすすめしたいです。
大学生だけでなく、社会人の方、高校生の方にもぜひ読んでほしいです。
また、装丁も素敵なので、プレゼントにも最適だと思います。
苛々した時や、何かに嫌になった時には
『これは水です。』
を思い出してメンタル整えたいと思います!
『これは水です。』、これは名言です。
この名言、肝に銘じて生きていけるようにします。
かえって読みにくいし値段に見合ってるとも思えない。