今迄の物語は、この最終章のための伏線でしたーーーと、いわんばかりの過去の人物達が登場。しかも、重要な立ち位置で、です。
ちょっとネタバレですが、「面白そうなら、倫理観念も道徳観念もなく行動する」というナツメが生き返り、さっそくプロメテウスを掌握してラゼル達を追い込み始め大変なことになりそうな予感です。そして、まさかのひーたん離脱の寝返り。
イモータルハーキュリーで歴代で最強だったキンレン女史がナツメのえがいたシナリオで失脚、出来レース裁判、……途中でラゼルたちの助力がはいり合流。
巻数序盤で登場したディーくん（現在、王子）とかでてきて、そしてラストで白い人もでてきて、もう、次巻が楽しみで愉しみで仕方ないストーリー展開です。
テンポのよい、それでいて要点や説明はしっかりと押さえて描かれる作風は、とても読み易く満足できます。
なにより、ラゼルの冷静なツッコミが復活して、「やっぱり、こうでなくっちゃ（笑）！」というカンジ。
もちろん、次巻も私は絶対に買い、です。
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