『さすが清張ですよね。』というしかない名作です。
何度読んでもぐんぐん内容に引き込まれていきます。
後味の悪さも物語に入り込んでしまったからこそ。
人間のエゴ、弱さ、でもそれだけで回っている世界がある、ということをまざまざと見せつけられる清張作品です。
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黒い樹海 (講談社文庫) 文庫 – 1973/6/15
松本 清張
(著)
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仙台へ旅立った筈の姉が、意外や浜松のバス事故で急死!身分証明書が不明のため知らせが遅れ、笠原祥子は事故現場へとんだが手がかりは無い。新聞社へ勤めた彼女は、姉の交友関係の男たちを追求中同僚の婦人記者と、事件の鍵を握る女性の相次ぐ殺人事件に――。マスコミに潜む人間悪を抉る推理の傑作。
- 本の長さ469ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1973/6/15
- 寸法10.8 x 2 x 14.8 cm
- ISBN-10406131176X
- ISBN-13978-4061311763
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1973/6/15)
- 発売日 : 1973/6/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 469ページ
- ISBN-10 : 406131176X
- ISBN-13 : 978-4061311763
- 寸法 : 10.8 x 2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 241,048位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月7日に日本でレビュー済み
謎解きと人間ドラマを両方を含んでいるという点では松本清張の特徴は出ている。
仙台へ旅立ったはずの姉が浜松で事故にあった。平凡な日常が破られていく情景が精密に描かれて、妹の笠原祥子の心の動きまで追体験できて、こちらまで息苦しさが伝わる。
松本清張はやはり精密な描写のときに筆が冴える。それから、松本清張の風景描写は、悲しみと結びついたときに優れている。彼は若い時から、辛さや悲しさを心に秘めながら風景を見ていたのかもしれない。
姉が亡くなったときに、一緒にいた人物は瀕死の姉を見捨てて逃げた。祥子はその人物を見つけ出そうと決心する。彼女が糸口を掴み始めたときに、連続殺人事件が始る。松本清張の作品は映画の原作としても優れているが、これはまさしく映画向きかもしれないと思う。文学としてのみ考えると、殺人事件が始ると、謎解きが中心になり、松本清張の特徴である精密な人間ドラマの部分が弱くなる。殺人事件がなくても、あるいは無い方がミステリーとして緊張感があったかもしれないとも思う。もちろんこれは私の勝手な感想である。。
仙台へ旅立ったはずの姉が浜松で事故にあった。平凡な日常が破られていく情景が精密に描かれて、妹の笠原祥子の心の動きまで追体験できて、こちらまで息苦しさが伝わる。
松本清張はやはり精密な描写のときに筆が冴える。それから、松本清張の風景描写は、悲しみと結びついたときに優れている。彼は若い時から、辛さや悲しさを心に秘めながら風景を見ていたのかもしれない。
姉が亡くなったときに、一緒にいた人物は瀕死の姉を見捨てて逃げた。祥子はその人物を見つけ出そうと決心する。彼女が糸口を掴み始めたときに、連続殺人事件が始る。松本清張の作品は映画の原作としても優れているが、これはまさしく映画向きかもしれないと思う。文学としてのみ考えると、殺人事件が始ると、謎解きが中心になり、松本清張の特徴である精密な人間ドラマの部分が弱くなる。殺人事件がなくても、あるいは無い方がミステリーとして緊張感があったかもしれないとも思う。もちろんこれは私の勝手な感想である。。
2023年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
偶然のバス事故から、連続殺人の犯人探しが始まる 終盤は急展開の感があるが、列車時刻や
移動手段の推定は読み手をハラハラさせる
一気に読ませるストーリー性は松本清張の
真骨頂であ
移動手段の推定は読み手をハラハラさせる
一気に読ませるストーリー性は松本清張の
真骨頂であ
2021年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなく女性向け漫画っぽいと言うか、推理そのものより主人公の真実を追求する姿とそれに協力してくれる人とのやり取りが印象強いので物足りないと思う方はいらっしゃるかも。私は好きです。
2016年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今迄に読んだ松本清張作品と比べると期待ハズレ。矢張り一流作家での著名作品でも合う合わないがありますねぇ
2016年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
推理小説は苦手ですが、細かい描写で飽きずに読み進められました。
2013年12月13日に日本でレビュー済み
2012年度ブラム・ストーカー賞で長編賞を受賞したケイトリン・R. キアナンの「The Drowining Girl」 に本書のことが言及されており、アメリカのダークファンタジー、ホラー小説のニュー・ウェーブ第一人者の小説中に、よもや日本を代表する社会派ミステリー作家の話がでてくるなんて・・・驚きとギャップが気になって読んでみました。
「The Drowining Girl」では本書によって富士樹海が自殺の名所になったと紹介されていましたが、最後まで読んでもそんなところ全然なし・・・ありゃりゃ???とあとで調べたら件の小説は同じ松本清張でも「波の塔」だったようです。
もっとも「The Drowining Girl」では"Japan Times"の記事として紹介されていたので、間違いの元凶は"Japan Time"なのでしょうが、本書はこれまで読んだ松本清張の小説のなかでも、凡作な部類だったので、清張の代表作のひとつである「波の塔」をきちんと言及してほしかったです。
今後、もし「The Drowining Girl」が邦訳される際には、ぼくのような妙な読者のためにもここのところは直して出してほしいものです・・・もっとも、彼女の作品は本国では評価が高くて面白いのに、日本では映画「ベオウルフ」のノベライゼーションしか翻訳が未だないようだし、洋物ホラー小説はほとんど邦訳が出ない現状だといつになるのか、出るのかさえわからないですが・・・。
「The Drowining Girl」では本書によって富士樹海が自殺の名所になったと紹介されていましたが、最後まで読んでもそんなところ全然なし・・・ありゃりゃ???とあとで調べたら件の小説は同じ松本清張でも「波の塔」だったようです。
もっとも「The Drowining Girl」では"Japan Times"の記事として紹介されていたので、間違いの元凶は"Japan Time"なのでしょうが、本書はこれまで読んだ松本清張の小説のなかでも、凡作な部類だったので、清張の代表作のひとつである「波の塔」をきちんと言及してほしかったです。
今後、もし「The Drowining Girl」が邦訳される際には、ぼくのような妙な読者のためにもここのところは直して出してほしいものです・・・もっとも、彼女の作品は本国では評価が高くて面白いのに、日本では映画「ベオウルフ」のノベライゼーションしか翻訳が未だないようだし、洋物ホラー小説はほとんど邦訳が出ない現状だといつになるのか、出るのかさえわからないですが・・・。
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Amazon Customer
5つ星のうち5.0
Wonderful little book!
2017年5月14日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The book came into the mail on time and as described by the seller. The book fits in the palm of your hand so it's perfect for traveling. I've already started my side project of leisurely translating it into English. Would recommend this to anyone interested in reading Japanese!