ブエノスアイレスの地を舞台に、自然の美しさをまざまざと描いた、航空郵送会社のスタッフたちのお話です。
100ページ程度の短編作品ですが、悪天候のなか、果敢に自然に挑む人間の力強さのようなものを感じました。
詩を読むような感覚で、楽しめました。
サン=テグジュペリさんはロマンティックですね。
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夜間飛行 (光文社古典新訳文庫 Aサ 1-2) 文庫 – 2010/7/8
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- 本の長さ186ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2010/7/8
- 寸法10.5 x 0.8 x 15 cm
- ISBN-104334752071
- ISBN-13978-4334752071
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2010/7/8)
- 発売日 : 2010/7/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 186ページ
- ISBN-10 : 4334752071
- ISBN-13 : 978-4334752071
- 寸法 : 10.5 x 0.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,125位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 171位光文社古典新訳文庫
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2023年12月20日に日本でレビュー済み
2023年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルには以前から惹かれていたものの読むのが遅くなった一冊。読み始め当初はブラック企業とも思われる状況や社長の態度や発言、思考内容などに軽い反発も覚えつつも、自分もまたこのようにして鍛えられた過去があったなと思い直す。業務に専心するとは、雇用先に隷従することではなく、自らを超克し、価値を造り上げていくことだと考え直した。
2019年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひそひそと耳元で呟くような微かさで
静かに囲みゆく霞
呑まれて自由が効かず
過敏に尖っていく感覚
閃光を放ち爆ぜ消える思念
織り重なる世界
どれも痛々しく生々しい
しかし全てがこの上なく美しい
静かに囲みゆく霞
呑まれて自由が効かず
過敏に尖っていく感覚
閃光を放ち爆ぜ消える思念
織り重なる世界
どれも痛々しく生々しい
しかし全てがこの上なく美しい
2021年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サンペリジュといえば星の王子様しか思いつかなかった。しかしこの本はとても切なさ、厳しさ、強さなど静かに語りかけてくれました。改めて星の王子様をよみたくなりました。
2020年6月9日に日本でレビュー済み
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本当に良いです。買って後悔しません!
ぜひおすすめします。
ぜひおすすめします。
2024年1月26日に日本でレビュー済み
サン=テグジュペリ(1900~44年)は、フランスの飛行家、小説家。仏リヨンに生まれ、1921年に兵役で航空隊に入りパイロットとなったものの、除隊後は工員などをしながら、雑誌に作品を発表する。その後、ラテコエール社に入って、トゥールーズ-カサブランカ空路のパイロットとなり、更に、アエロポスタル社のブエノス・アイレス支配人として、南米空路開発に携わるが、その間、『南方郵便機』(1929年)、『夜間飛行』(1931年/フェミナ賞受賞)、エッセイ集『人間の土地』(1939年/アカデミー・フランセーズ賞受賞)等を発表する。第二次世界大戦勃発後は、動員されて偵察任務などに従事したが、一時ニューヨークに亡命し、『星の王子さま』(1943年)等を執筆。1943年に北アフリカのフランス軍に復帰し、翌年、偵察飛行のために仏コルシカ島を発った後、地中海上でドイツ軍に撃墜されたといわれる。
本書には、上記の『夜間飛行』、『南方郵便機』の2作が収められているが、作品としての評価は『夜間飛行』が圧倒的に高い。
本書を読むにあたって、まず理解しておく必要があるのは、当時の航空界・技術の状況だろう。かの有名なライト兄弟が初の有人動力飛行に成功したのは1903年で、その後、1909年に英仏海峡横断、1913年に地中海横断、1927年にリンドバーグによる北大西洋横断、及びル・ブリによる南大西洋横断が成された。フランスは、こうした長距離飛行で世界を先導したほか、商業飛行にも力を入れ、トゥールーズから、カサブランカ、ダカールへ路線を伸ばし、更に南米への路線を開拓していった。
『夜間飛行』は、こうした開拓期に、南米各地からの郵便機を集中させ、ヨーロッパ便の中継点となっていたブエノス・アイレスにおける一夜を、支配人のリヴィエールを中心に描いたもので、更に、チリ路線におけるアンデス山脈の嵐、パラグアイ路線における星空の下での静穏な飛行、パタゴニア路線における颶風との格闘(結局、同路線のパイロットのファビアンは帰還しない)という、様々な状況下での飛行の様子が語られている。
リヴィエールは、テグジュペリをパイロットとして鍛えた実在の人物がモデルとなっているといわれるが、本作品の中で、リヴィエールおよび配下のパイロット達は、当時は無理と言われた夜間飛行をビジネスとして確立するための、勇気、沈着、責任感、自己犠牲といった美質の体現者として描かれている。それを象徴する、リヴィエールの次のような言葉が心に沁みる。「部下の者を愛したまえ。ただそれと彼らに知らさずに愛したまえ」、「愛されようとするには、同情さえしたらいいのだ。ところが僕は決して同情はしない。いや、しないわけではないが、外面に現わさない。」
使命を果たすために命まで賭すという行為は、現代ではあまり称賛されないし、むしろナンセンスと捉えられかねないが、今の我々の社会が、こうした使命感に燃えた(無名の)英雄たちの行為の積み重ねによってできていることは間違いなく、その尊さを思い出させてくれる作品と言えるだろう。
(2024年1月了)
本書には、上記の『夜間飛行』、『南方郵便機』の2作が収められているが、作品としての評価は『夜間飛行』が圧倒的に高い。
本書を読むにあたって、まず理解しておく必要があるのは、当時の航空界・技術の状況だろう。かの有名なライト兄弟が初の有人動力飛行に成功したのは1903年で、その後、1909年に英仏海峡横断、1913年に地中海横断、1927年にリンドバーグによる北大西洋横断、及びル・ブリによる南大西洋横断が成された。フランスは、こうした長距離飛行で世界を先導したほか、商業飛行にも力を入れ、トゥールーズから、カサブランカ、ダカールへ路線を伸ばし、更に南米への路線を開拓していった。
『夜間飛行』は、こうした開拓期に、南米各地からの郵便機を集中させ、ヨーロッパ便の中継点となっていたブエノス・アイレスにおける一夜を、支配人のリヴィエールを中心に描いたもので、更に、チリ路線におけるアンデス山脈の嵐、パラグアイ路線における星空の下での静穏な飛行、パタゴニア路線における颶風との格闘(結局、同路線のパイロットのファビアンは帰還しない)という、様々な状況下での飛行の様子が語られている。
リヴィエールは、テグジュペリをパイロットとして鍛えた実在の人物がモデルとなっているといわれるが、本作品の中で、リヴィエールおよび配下のパイロット達は、当時は無理と言われた夜間飛行をビジネスとして確立するための、勇気、沈着、責任感、自己犠牲といった美質の体現者として描かれている。それを象徴する、リヴィエールの次のような言葉が心に沁みる。「部下の者を愛したまえ。ただそれと彼らに知らさずに愛したまえ」、「愛されようとするには、同情さえしたらいいのだ。ところが僕は決して同情はしない。いや、しないわけではないが、外面に現わさない。」
使命を果たすために命まで賭すという行為は、現代ではあまり称賛されないし、むしろナンセンスと捉えられかねないが、今の我々の社会が、こうした使命感に燃えた(無名の)英雄たちの行為の積み重ねによってできていることは間違いなく、その尊さを思い出させてくれる作品と言えるだろう。
(2024年1月了)