櫛野の仕事は鑑賞者をゆさぶる。
「あ、お美術でございますね」と安穏に観ていようものなら、後頭部を強打される。
私はそのスリルに魅了された。
内容もさることながら、巻末にある福住廉の解説とあとがき(櫛野本人による)がすばらしかった。
前者では ”ゆさぶり" の文脈が描写され、後者には櫛野がゆさぶらんとするものの正体が記されており、美術界やこの国に対する警鐘と布告を帯びた内容になっている。
「(前略)中心で謳われる価値を鵜呑みにしたままその再生産に加担するのではなく、周縁で生まれる新たな価値を批評的に目撃」させること。それが、櫛野のしている仕事である。
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アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート 単行本(ソフトカバー) – 2018/9/16
櫛野展正
(著)
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日本唯一のアウトサイダー・キュレーターによる
総勢135 名のアウトサイダー・アーティスト大辞典!
水道橋博士も絶賛!!
『表現とは無茶で無駄で無限である。
この本は、アートの根源的な力に満ちている。
クシノこそが、平凡のなかに非凡を発掘する錬金術師だ!』
アウトサイダー・アートとは、一般的には美術の教育を受けていない人々の創作のことを指す。
しかしいま、アウトサイダー・アートといえば障害のある人たちの表現活動ばかりにスポットが当たりがちである。
日本初のアウトサイダー・キュレーターである櫛野展正氏は、障害のあるなしにかかわらず、表現せずには生きられない、表現者と呼ぶにふさわしい隠れた芸術家たちを多く発掘してきた。
本書では、日本全国津々浦々、135人の表現者たちを10のテーマ別に一挙に紹介。アウトサイダー・アーティストを網羅した日本で初めての試みである。
第1章 憧れ
第2章 異形
第3章 描く
第4章 過剰装飾
第5章 家族
第6章 老人芸術
第7章 セルフビルド
第8章 廃材
第9章 楽園
第10章 ヘアサロン
解説 クリティカルとキュレイトリアル 福住廉(美術評論家)
総勢135 名のアウトサイダー・アーティスト大辞典!
水道橋博士も絶賛!!
『表現とは無茶で無駄で無限である。
この本は、アートの根源的な力に満ちている。
クシノこそが、平凡のなかに非凡を発掘する錬金術師だ!』
アウトサイダー・アートとは、一般的には美術の教育を受けていない人々の創作のことを指す。
しかしいま、アウトサイダー・アートといえば障害のある人たちの表現活動ばかりにスポットが当たりがちである。
日本初のアウトサイダー・キュレーターである櫛野展正氏は、障害のあるなしにかかわらず、表現せずには生きられない、表現者と呼ぶにふさわしい隠れた芸術家たちを多く発掘してきた。
本書では、日本全国津々浦々、135人の表現者たちを10のテーマ別に一挙に紹介。アウトサイダー・アーティストを網羅した日本で初めての試みである。
第1章 憧れ
第2章 異形
第3章 描く
第4章 過剰装飾
第5章 家族
第6章 老人芸術
第7章 セルフビルド
第8章 廃材
第9章 楽園
第10章 ヘアサロン
解説 クリティカルとキュレイトリアル 福住廉(美術評論家)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2018/9/16
- 寸法14.8 x 1.6 x 21 cm
- ISBN-104781617131
- ISBN-13978-4781617138
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商品の説明
著者について
櫛野 展正(くしの・のぶまさ)
日本唯一のアウトサイダー・キュレーター。
1976年生まれ。広島県在住。
2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」 でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。都築響一氏のメールマガジン「ROADSIDERS' weekly」や浅草キッド・水道橋博士のメールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」、「美術手帖」等で連載中。ドキュメント20min.「表現しなきゃ生きられない」(NHK総合)、ハートネットTV「アウトサイダーアートに魅せられて」(NHK総合)、「アウト×デラックス」(フジテレビ系)、「※注 芸人調べ」(テレビ朝日)などに出演。
日本唯一のアウトサイダー・キュレーター。
1976年生まれ。広島県在住。
2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」 でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。都築響一氏のメールマガジン「ROADSIDERS' weekly」や浅草キッド・水道橋博士のメールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」、「美術手帖」等で連載中。ドキュメント20min.「表現しなきゃ生きられない」(NHK総合)、ハートネットTV「アウトサイダーアートに魅せられて」(NHK総合)、「アウト×デラックス」(フジテレビ系)、「※注 芸人調べ」(テレビ朝日)などに出演。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2018/9/16)
- 発売日 : 2018/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4781617131
- ISBN-13 : 978-4781617138
- 寸法 : 14.8 x 1.6 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 331,249位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,489位アート・建築・デザイン作品集
- カスタマーレビュー:
著者について
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日本唯一のアウトサイダー・キュレーター
1976年、広島生まれ。
2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」 でキュレーターを担当。
2016年、アウトサイダー・アート専門スペース「クシノテラス」開設のため独立。
未だ評価の定まってない表現者を探し求め、取材を続けている。
2021年からは「アーツカウンシルしずおか」チーフプログラム・ディレクターに就任。
総務省主催「令和3年度ふるさとづくり大賞」にて総務大臣賞受賞。
イメージ付きのレビュー

5 星
限界突破者達の向こう側の世界。
人生を歩むにつれ、人は自分の限界というものを知るのですが、でもその限界というものは、様々な柵であったり一般常識と照らし合わせて、自分自身について諦めたりするものではないでしょうか。自己の限界を決めつけない、常識にとらわれないで個性という歯車が動き出した時、自身の限界を突破するのであろうと思うのです。限界を突破した先にある世界を、アートという表現で伝える事が出来るのだと、この本から感じる事が出来ます。限界突破者達の、独自の世界を独自の手法で表現している魂の叫びが、この本には多く秘められていました。そして表現方法は無限にあるという事を思い知らされるこの本から、何かのインスピレーションを受けて、あなた自身の個性で表現出来る世界があるのだと気づかせてくれます。読んでみると、本当に世界観や人生観が変わりますよ。自分にも何かを表現出来る世界があるんだって事。きっとそれが自己の開放であると。
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2018年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表現、芸術とは何か、その評価とは何なのか、考えさせられる一冊。
アウトサイダーアーティストの作品が如く、ボリュームに満ち満ちた、135人の表現者たち。更に、著者直筆のアウトサイダーアーティストの似顔絵まで掲載。掲載アーティストの評価のみならず、著者のキュレーターの表現や活動の評価まで考えさせられる。
蛍光色頁、様々なフォント、大小なフォントサイズ等が、掲載アーティストたちのアンバランス感を体現しているかのような一冊に感じられつつも、著者の、アウトサイダーアーティストに向けられた思い入れ、まなざしは非常に優しく、その、心の震え、感動のようなものが、ひしひしと伝わって来る。
著者のTwitterや経営するアートスペースの公式サイトも合わせて読むと更に理解も深まり面白い。
圧巻は、あとがきであり、この著者の前著『アウトサイドで生きている』に掲載されたアーティストの真の姿が紹介され、表現者、表現活動にはやはり欠損が必要なのか、著者自身の欠損にまつわるエピソードも紹介され、暗い気分になりそうだが、11本ものコラムが掲載されている表現者の、10本目のそれは欠損を補う内容であり、偶然なのか計算なのか、見事な対比軸が一冊の中に表現されており、より一層奥深く感じさせられる。
アウトサイダーアーティストの作品が如く、ボリュームに満ち満ちた、135人の表現者たち。更に、著者直筆のアウトサイダーアーティストの似顔絵まで掲載。掲載アーティストの評価のみならず、著者のキュレーターの表現や活動の評価まで考えさせられる。
蛍光色頁、様々なフォント、大小なフォントサイズ等が、掲載アーティストたちのアンバランス感を体現しているかのような一冊に感じられつつも、著者の、アウトサイダーアーティストに向けられた思い入れ、まなざしは非常に優しく、その、心の震え、感動のようなものが、ひしひしと伝わって来る。
著者のTwitterや経営するアートスペースの公式サイトも合わせて読むと更に理解も深まり面白い。
圧巻は、あとがきであり、この著者の前著『アウトサイドで生きている』に掲載されたアーティストの真の姿が紹介され、表現者、表現活動にはやはり欠損が必要なのか、著者自身の欠損にまつわるエピソードも紹介され、暗い気分になりそうだが、11本ものコラムが掲載されている表現者の、10本目のそれは欠損を補う内容であり、偶然なのか計算なのか、見事な対比軸が一冊の中に表現されており、より一層奥深く感じさせられる。
2019年9月28日に日本でレビュー済み
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紙質が良くなく写真が小さいので、肝心のアートの印象が全くない。
東京ドームシティで現物を見た人にはわかるが、それ以外の人にはおすすめできない。
東京ドームシティで現物を見た人にはわかるが、それ以外の人にはおすすめできない。
2018年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生を歩むにつれ、人は自分の限界というものを知るのですが、でもその限界というものは、様々な柵であったり一般常識と照らし合わせて、自分自身について諦めたりするものではないでしょうか。
自己の限界を決めつけない、常識にとらわれないで個性という歯車が動き出した時、自身の限界を突破するのであろうと思うのです。
限界を突破した先にある世界を、アートという表現で伝える事が出来るのだと、この本から感じる事が出来ます。
限界突破者達の、独自の世界を独自の手法で表現している魂の叫びが、この本には多く秘められていました。
そして表現方法は無限にあるという事を思い知らされるこの本から、何かのインスピレーションを受けて、あなた自身の個性で表現出来る世界があるのだと気づかせてくれます。
読んでみると、本当に世界観や人生観が変わりますよ。
自分にも何かを表現出来る世界があるんだって事。
きっとそれが自己の開放であると。
自己の限界を決めつけない、常識にとらわれないで個性という歯車が動き出した時、自身の限界を突破するのであろうと思うのです。
限界を突破した先にある世界を、アートという表現で伝える事が出来るのだと、この本から感じる事が出来ます。
限界突破者達の、独自の世界を独自の手法で表現している魂の叫びが、この本には多く秘められていました。
そして表現方法は無限にあるという事を思い知らされるこの本から、何かのインスピレーションを受けて、あなた自身の個性で表現出来る世界があるのだと気づかせてくれます。
読んでみると、本当に世界観や人生観が変わりますよ。
自分にも何かを表現出来る世界があるんだって事。
きっとそれが自己の開放であると。

人生を歩むにつれ、人は自分の限界というものを知るのですが、でもその限界というものは、様々な柵であったり一般常識と照らし合わせて、自分自身について諦めたりするものではないでしょうか。
自己の限界を決めつけない、常識にとらわれないで個性という歯車が動き出した時、自身の限界を突破するのであろうと思うのです。
限界を突破した先にある世界を、アートという表現で伝える事が出来るのだと、この本から感じる事が出来ます。
限界突破者達の、独自の世界を独自の手法で表現している魂の叫びが、この本には多く秘められていました。
そして表現方法は無限にあるという事を思い知らされるこの本から、何かのインスピレーションを受けて、あなた自身の個性で表現出来る世界があるのだと気づかせてくれます。
読んでみると、本当に世界観や人生観が変わりますよ。
自分にも何かを表現出来る世界があるんだって事。
きっとそれが自己の開放であると。
自己の限界を決めつけない、常識にとらわれないで個性という歯車が動き出した時、自身の限界を突破するのであろうと思うのです。
限界を突破した先にある世界を、アートという表現で伝える事が出来るのだと、この本から感じる事が出来ます。
限界突破者達の、独自の世界を独自の手法で表現している魂の叫びが、この本には多く秘められていました。
そして表現方法は無限にあるという事を思い知らされるこの本から、何かのインスピレーションを受けて、あなた自身の個性で表現出来る世界があるのだと気づかせてくれます。
読んでみると、本当に世界観や人生観が変わりますよ。
自分にも何かを表現出来る世界があるんだって事。
きっとそれが自己の開放であると。
このレビューの画像

2018年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
櫛野さんの前著「アウトサイドで生きている」では18名の表現者が登場しましたが、待望の新著では、なんと135名!
他の方のレビューが素晴らしいので、アートに疎い私は素朴な感想を。
ブックデザインから櫛野さんのイラストまで、カラーも沢山あり、どこのページから開いても楽しめました。いつも思うのですが、櫛野さんの撮影した写真、櫛野さんの活字は冷静かつユーモア溢れる描写で好きです。
これからも、突き抜ける櫛野さんを見ていたい、応援したいので、今後のご活躍を期待しています!
他の方のレビューが素晴らしいので、アートに疎い私は素朴な感想を。
ブックデザインから櫛野さんのイラストまで、カラーも沢山あり、どこのページから開いても楽しめました。いつも思うのですが、櫛野さんの撮影した写真、櫛野さんの活字は冷静かつユーモア溢れる描写で好きです。
これからも、突き抜ける櫛野さんを見ていたい、応援したいので、今後のご活躍を期待しています!
2018年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、著者である櫛野氏が、全国の個性的なエネルギーの塊みたいな方々にどんなに愛されているか、それがないとこの著作はもちろん、アウトサイダーアートという新地平は見つからなかったかもしれないし、今見つかってなかったら、「創作仮面館」も「昆虫千手観音像」も知らず、芦田川土手のミッキーマウスにも気づかなかっただろう。そして、仮にでも櫛野氏の歩みが止まることは、それらを知ってしまった僕たちにはもはや堪えられないだろう。だから買おう。過去の著作含めて内容は保証する。
本作の「はじめに」「おわりに」、そして本人公認ストーカーたる遠藤氏の観察日記にあるように、櫛野氏は見る人であり、同時に彼らに見られる人である。櫛野氏を見つけ、自分を見つけてもらうために動いた某宗教団体脱会者の太久磨氏のような方も現れた。そして、たまたま近所で見つけたガムテープによる顔真似フォト「おじコス」のスギノイチヲ氏、彼とほぼ同時期(わりと最近)に活動開始した「B級ひとり仮装大賞」のあっきのこ氏というシンクロニシティ。。あ、書き出したら長いわ。
要は、どんどん面白いことが今まさに起こってるから、早くここにおいでよってこと。
とにかく、本書では、彼らの熱、生きざまを存分に味わってほしい。そして、クシノテラスで、櫛野氏企画の探訪ツアーで本物を体験しよう。
あと、遠藤氏のコラムの斜め上なハッピーエンドと、ストレンジナイト氏の顛末だけでもお腹いっぱいです。
本作の「はじめに」「おわりに」、そして本人公認ストーカーたる遠藤氏の観察日記にあるように、櫛野氏は見る人であり、同時に彼らに見られる人である。櫛野氏を見つけ、自分を見つけてもらうために動いた某宗教団体脱会者の太久磨氏のような方も現れた。そして、たまたま近所で見つけたガムテープによる顔真似フォト「おじコス」のスギノイチヲ氏、彼とほぼ同時期(わりと最近)に活動開始した「B級ひとり仮装大賞」のあっきのこ氏というシンクロニシティ。。あ、書き出したら長いわ。
要は、どんどん面白いことが今まさに起こってるから、早くここにおいでよってこと。
とにかく、本書では、彼らの熱、生きざまを存分に味わってほしい。そして、クシノテラスで、櫛野氏企画の探訪ツアーで本物を体験しよう。
あと、遠藤氏のコラムの斜め上なハッピーエンドと、ストレンジナイト氏の顛末だけでもお腹いっぱいです。
2019年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表現しないと生きられない人がいる。痛感した一冊。生きることと表現することは一体。少数派と言われようと他者から理解されなくとも、作らざるを得ない。描かざるを得ない。そんな人々を尊敬と見るか闇と見るか。
他の国からのトップレビュー

Robert Hyde
5つ星のうち5.0
Important book on Japanese outsider art!
2019年4月4日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The book was featured in Raw Vision magazine. Text is in Japanese, but the images and photos tell the story.