ここ20年くらい、意外と売れた商品、思いのほか売れなかった商品について、
視点の高・低から視点から論じる分析力の高さ(低さ!?)&的確さ
もさることながら、文中表現が秀逸。
クスっと笑える&膝を打つ言い回しに、一気に読了しました。
「中高年以降になると(中略)、仕事でも熱意よりも妥協が増えてきて
意識高い若者からは蔑まれるおっさんの誕生です」
なんて、鋭いのに笑えます。
マーケティング担当者にとっては必読。
それ以外の方も、
‟こなれた”おっさんのありがたい説話として
楽しめると思います。

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ちょいバカ戦略 ~意識低い系マーケティングのすすめ (新潮新書) 新書 – 2019/1/16
小口 覺
(著)
アップルもワークマンも実はやってる?
ちょっと見おバカ、でもしたたかにヒットを生む戦略とは。
パッと視界が開ける逆転のビジネス書。
お高くとまってちゃモノは売れない。高い意識をアピ
ールし、結果は憤死という製品が数多ある一方、消費
者の欲望を直撃して、大ヒットするものもある――。
この違いは一体何か? これぞ「意識低い系マーケテ
ィング」の真髄だ。ヒットした商品、成功した企業に
共通する、ちょっと見はおバカでもその実、したたか
な戦略とは。視界が一気に開ける逆転のビジネス書。
はじめに
第1章 上から目線ではモノは売れない
1 アップル躍進の陰には「意識の低さ」がある 革新的でセンスが
いい/アップルは本当に革新的だったのか/プレゼンはわかりやすさ
が命 2 意識が高い」と「意識高い系」は別のもの 意識高い系の
学生を笑うな/学生の防御反応/意識低い系は役に立つ 3 意識が
高いと先が読めない 専門家は「スマホのヒット」を予測できなかっ
た/AI、IoTは大昔からの発想/ハンドスピナーに何の意味があ
るというのか 4 便利には「上から」「下から」の2種類がある
開発者目線とユーザー目線/アイリスオーヤマの「ズボラ家電」/意
識低い系マーケティングはキャズムを超える/みんな一緒、安いとい
う安心感/安さを侮るな
第2章 意識低い系の感覚を身につけよう
1 メジャーはマイナーよりも強い 洋楽好きな俺ってすごい/マイ
ナーをメジャー化する利益は大きい 2 便利は不便よりも強い 手
書きは意識が高いけど/退職願をLINEで/不便も価値となる 3
「近い」は強いが「遠い」にも逆転の要素あり 「近くでいいか」/
政治家はなぜ遠くを見つめるのか 4 具体的なものは抽象的なもの
よりもわかりやすい あるあるネタはなぜウケるか/ハウツー本はな
ぜ軽く見られるか/説明は具体的なほうがいい 5 感情は理性より
も広まる フェイクニュースはなぜ拡散するのか/エモさの魅力/一
杯のかけそばはエモい 6 「幼さ」はマイナス要因ではない 中二
病からの脱出 7 女性の直観力は侮れない 頭でっかちな男たち/
読者モデルはなぜ女性なのか
第3章 意識のマッピングでマーケットを分析する
お笑い芸人の業界マップ/「ムリ」「ムダ」なゾーンを見つける/ア
パレル業界は意識低い方へシフトしてきた(新たな市場を見つける)
/飲食店の新業態を分析する
第4章 トレンドは意識的につくるもの
1 流行ものには福がある ロジックよりも欲望を明確にする/特殊
な欲望なら市場を独占できる/青春の思い出を再現した2万円のトー
スター 2 流行に乗ることを恥じるな トレンドはどうやって作ら
れるか/トレンドを利用する 3 ドウシシャのニッチ戦略 かき氷
ブームに乗った「大人の氷かき器」/Webサービスはマネでも一気
に逆転可能/弱者のデザイン戦略 4 かわいいことは最強 なぜ日
本人はかわいいに惹かれるのか?/デザインだけで爆発的ヒットにな
ったUSB機器/ベンツの長期戦略/いつの間にか子供をターゲット
にしていたペリカン 5 他人の喧嘩は面白い ライバルを自分で設
定する/アイドルと競争/目の上のたんこぶと闘え/若者の「○○離
れ」と脱ヒエラルキー商品 6 誰でも楽をしたいもの コミュニケ
ーションほど楽しくも面倒なものはない/軽薄短小は永遠なり? 7
誰かに話したいという欲望 クイズ形式の広告と、おもしろ味のお菓
子 8 オープンイノベーションの可能性 オープンイノベーション
とはパンツを脱ぐこと/伝統工芸の家電化/プロペラから扇風機をつ
くる
第5章 意識低い系ブランディング
1 まずは下手に出てみる あえて自分を低めに見せる/孫正義とS
NS/新生姜が拡散 2 弱点は親しみやすさと紙一重 自虐マーケ
ティングはなぜ有効なのか/野崎のコンビーフ/「史上最低の遊園地。」
/ネガティブワードを商品名に加える 3 マイルド化することでビ
ジネスになる 文化は不良から生まれる?/クロムハーツの不良力/
一気に普及させるマイルド化 4 改名は思った以上に効果がある
中身を変えずに名前を変える/「悪名は無名に勝る」を利用したホリ
エモン/名前の変更を怖れるな 5 市場を限定しないことこそ可能
性を生む キティちゃんの仕事を選ばない戦略/孤高の人はウケない
/オンリーワンを演出するキダ・タロー戦略
おわりに
ちょっと見おバカ、でもしたたかにヒットを生む戦略とは。
パッと視界が開ける逆転のビジネス書。
お高くとまってちゃモノは売れない。高い意識をアピ
ールし、結果は憤死という製品が数多ある一方、消費
者の欲望を直撃して、大ヒットするものもある――。
この違いは一体何か? これぞ「意識低い系マーケテ
ィング」の真髄だ。ヒットした商品、成功した企業に
共通する、ちょっと見はおバカでもその実、したたか
な戦略とは。視界が一気に開ける逆転のビジネス書。
はじめに
第1章 上から目線ではモノは売れない
1 アップル躍進の陰には「意識の低さ」がある 革新的でセンスが
いい/アップルは本当に革新的だったのか/プレゼンはわかりやすさ
が命 2 意識が高い」と「意識高い系」は別のもの 意識高い系の
学生を笑うな/学生の防御反応/意識低い系は役に立つ 3 意識が
高いと先が読めない 専門家は「スマホのヒット」を予測できなかっ
た/AI、IoTは大昔からの発想/ハンドスピナーに何の意味があ
るというのか 4 便利には「上から」「下から」の2種類がある
開発者目線とユーザー目線/アイリスオーヤマの「ズボラ家電」/意
識低い系マーケティングはキャズムを超える/みんな一緒、安いとい
う安心感/安さを侮るな
第2章 意識低い系の感覚を身につけよう
1 メジャーはマイナーよりも強い 洋楽好きな俺ってすごい/マイ
ナーをメジャー化する利益は大きい 2 便利は不便よりも強い 手
書きは意識が高いけど/退職願をLINEで/不便も価値となる 3
「近い」は強いが「遠い」にも逆転の要素あり 「近くでいいか」/
政治家はなぜ遠くを見つめるのか 4 具体的なものは抽象的なもの
よりもわかりやすい あるあるネタはなぜウケるか/ハウツー本はな
ぜ軽く見られるか/説明は具体的なほうがいい 5 感情は理性より
も広まる フェイクニュースはなぜ拡散するのか/エモさの魅力/一
杯のかけそばはエモい 6 「幼さ」はマイナス要因ではない 中二
病からの脱出 7 女性の直観力は侮れない 頭でっかちな男たち/
読者モデルはなぜ女性なのか
第3章 意識のマッピングでマーケットを分析する
お笑い芸人の業界マップ/「ムリ」「ムダ」なゾーンを見つける/ア
パレル業界は意識低い方へシフトしてきた(新たな市場を見つける)
/飲食店の新業態を分析する
第4章 トレンドは意識的につくるもの
1 流行ものには福がある ロジックよりも欲望を明確にする/特殊
な欲望なら市場を独占できる/青春の思い出を再現した2万円のトー
スター 2 流行に乗ることを恥じるな トレンドはどうやって作ら
れるか/トレンドを利用する 3 ドウシシャのニッチ戦略 かき氷
ブームに乗った「大人の氷かき器」/Webサービスはマネでも一気
に逆転可能/弱者のデザイン戦略 4 かわいいことは最強 なぜ日
本人はかわいいに惹かれるのか?/デザインだけで爆発的ヒットにな
ったUSB機器/ベンツの長期戦略/いつの間にか子供をターゲット
にしていたペリカン 5 他人の喧嘩は面白い ライバルを自分で設
定する/アイドルと競争/目の上のたんこぶと闘え/若者の「○○離
れ」と脱ヒエラルキー商品 6 誰でも楽をしたいもの コミュニケ
ーションほど楽しくも面倒なものはない/軽薄短小は永遠なり? 7
誰かに話したいという欲望 クイズ形式の広告と、おもしろ味のお菓
子 8 オープンイノベーションの可能性 オープンイノベーション
とはパンツを脱ぐこと/伝統工芸の家電化/プロペラから扇風機をつ
くる
第5章 意識低い系ブランディング
1 まずは下手に出てみる あえて自分を低めに見せる/孫正義とS
NS/新生姜が拡散 2 弱点は親しみやすさと紙一重 自虐マーケ
ティングはなぜ有効なのか/野崎のコンビーフ/「史上最低の遊園地。」
/ネガティブワードを商品名に加える 3 マイルド化することでビ
ジネスになる 文化は不良から生まれる?/クロムハーツの不良力/
一気に普及させるマイルド化 4 改名は思った以上に効果がある
中身を変えずに名前を変える/「悪名は無名に勝る」を利用したホリ
エモン/名前の変更を怖れるな 5 市場を限定しないことこそ可能
性を生む キティちゃんの仕事を選ばない戦略/孤高の人はウケない
/オンリーワンを演出するキダ・タロー戦略
おわりに
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2019/1/16
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104106107961
- ISBN-13978-4106107962
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商品の説明
著者について
1969(昭和44)年兵庫県生まれ。明治大学法学部卒業。ライター、コラムニスト。ITや家電を中心に各業界のモノとビジネスのあり方をウォッチし続け、『DIME』『日経トレンディネット』など雑誌やWebメディアで活躍する。「ドヤ家電(自慢したくな家電)」の名付け親。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2019/1/16)
- 発売日 : 2019/1/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4106107961
- ISBN-13 : 978-4106107962
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 640,060位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,257位新潮新書
- - 56,252位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

5 星
経営者にとっては参考価値が非常に溢れています!
本書の中の「意識低い系マーケティング」に関する一つの例は私にとってとても共感できました。LINEがどうやってSkypeとKakaoTalkをそれぞれ抑えて日本で最も使われるようになったかという話です。この話は、私が今まで考えて来た自分の会社の今後の戦略をさらに強化しました。シェアを広げるために重要なことは出来るだけ製品とサービスを使いやすくさせ、シェアも出来るだけ愚かな程シンプルにさせることです。LINEの「友だちの追加方法」と同じような、「意識低い系マーケティング」のシェア拡大の方法は多くの経営者にも参考になるかと思います。現在のSesameはまだまだ発展途上なんですが、今年のSesame II は必ず追いつけるでしょう。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月3日に日本でレビュー済み
一時期、「日本の電器企業の家電製品は多機能・高品質だが、所得が高くないアジアの人は(そして日本人の多くも)、そんなものは求めていない。独りよがりの『高品質』が高価格を招き、安くて一定の品質を持つ中国勢に負けてしまっている」というような話がありました。この本は、(ほんとうにいろいろなことが書いてありますが)そのような無意味な高スペックのこだわりを持たず、良い意味でレベルを落として、顧客に合わせて、売れるものを作っていこうということを主張しているものと思われます。
著者がこの本で書かれていることは、まさにそのとおりであり、私も首肯しながら読ませていただきました。
つい細部にばかりこだわってしまう、日本人・日本企業にとってはとても貴重な指摘と思います。
ただ、この本に書かれていることは、「どこかで読んだような」というような内容が多く、「目から鱗」というような内容は、私にはほとんどありませんでした。日経MJやDIMEを読んでいるような人にとっては、あまり目新しい内容は少ないかもしれません。(一読の価値のある本であることは、間違いないと思いますが・・・・)
著者がこの本で書かれていることは、まさにそのとおりであり、私も首肯しながら読ませていただきました。
つい細部にばかりこだわってしまう、日本人・日本企業にとってはとても貴重な指摘と思います。
ただ、この本に書かれていることは、「どこかで読んだような」というような内容が多く、「目から鱗」というような内容は、私にはほとんどありませんでした。日経MJやDIMEを読んでいるような人にとっては、あまり目新しい内容は少ないかもしれません。(一読の価値のある本であることは、間違いないと思いますが・・・・)
2019年12月11日に日本でレビュー済み
意識高い系というのはよく言われるが、モノが売れるためには、意識の低さが必要だというのがこの本の考え方だ。
簡単に言うと、だれでも簡単に使えるものや、だれでもが良さを認識できることこそが重要だということ。
その点、アップルは使いやすさということをかなり力をかけているし、本書でいうところの意識低い系に合わせたデザインとなっている。
要は、自分の前提知識や常識を疑って、だれでも受け入れられるかどうかということを考えろということ。
結局、ヒット商品を見ていると最初にやることが重要なのではない。
コンセプトこそまねたものであっても、使いやすさを追求した製品が売れている場合が多い。
facebookだって、SNSを最初に始めた企業ではない。
アイディアを出すことに躍起になるよりも既存のアイディアをよりよくするためにどうすればよいかということにフォーカスすることも大事ではあるまいか。
簡単に言うと、だれでも簡単に使えるものや、だれでもが良さを認識できることこそが重要だということ。
その点、アップルは使いやすさということをかなり力をかけているし、本書でいうところの意識低い系に合わせたデザインとなっている。
要は、自分の前提知識や常識を疑って、だれでも受け入れられるかどうかということを考えろということ。
結局、ヒット商品を見ていると最初にやることが重要なのではない。
コンセプトこそまねたものであっても、使いやすさを追求した製品が売れている場合が多い。
facebookだって、SNSを最初に始めた企業ではない。
アイディアを出すことに躍起になるよりも既存のアイディアをよりよくするためにどうすればよいかということにフォーカスすることも大事ではあるまいか。
2019年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
広告会社勤務です。
大変読みやすく示唆も得られる内容になっていますが、期待していた内容とはズレがありました。
「ちょいバカ」とありますが、得におバカ要素は無く、これまでヒットしてきた商品やサービスの成功要因を著者なりの「意識低い系」の解釈に照らし合わせて解説していますが、後半はどちらかというと商品レビューのような内容でした。
5章の「マイルド化することでビジネスになる」は大変腹落ち感がありました。
大変読みやすく示唆も得られる内容になっていますが、期待していた内容とはズレがありました。
「ちょいバカ」とありますが、得におバカ要素は無く、これまでヒットしてきた商品やサービスの成功要因を著者なりの「意識低い系」の解釈に照らし合わせて解説していますが、後半はどちらかというと商品レビューのような内容でした。
5章の「マイルド化することでビジネスになる」は大変腹落ち感がありました。
2019年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心理の方は沢山ありますが、有りそうでなかったタイプのマーケティング書だと思います。
意識が高い方が尊ばれそうですが、意識が低い方が単純に経済、マーケットシェアが大きくバカに出来ないという事実に驚きました。下流志向でメジャーなものに響かないとモノは売れないし流行らないと実感しました。
第3章の意識の高低で、お笑い業界、自動車業界、アパレル業界、飲食店業界をグラフ化したマップが大変役に立ち、第5章の意識低い系ブランディングも興味深く拝見させて頂きました。他の章では終始意識低い系のちょいバカ戦略の応用例、具体例の説明となっており、戦術の一つとして常に意識的に捉えていています。
意識が高い方が尊ばれそうですが、意識が低い方が単純に経済、マーケットシェアが大きくバカに出来ないという事実に驚きました。下流志向でメジャーなものに響かないとモノは売れないし流行らないと実感しました。
第3章の意識の高低で、お笑い業界、自動車業界、アパレル業界、飲食店業界をグラフ化したマップが大変役に立ち、第5章の意識低い系ブランディングも興味深く拝見させて頂きました。他の章では終始意識低い系のちょいバカ戦略の応用例、具体例の説明となっており、戦術の一つとして常に意識的に捉えていています。
2019年1月31日に日本でレビュー済み
意識が低い、少しバカっぽいほうが、実は共感されて売れるんだよ、という内容の本です。豊富な実例と、体系立てた説明で、飽きずに読めます。
読んでいて「親しみやすい」をちょっと毒気を交えた言葉に変えると「意識低い」になるのかなと感じました。
また、本書では単純に意識が低ければ何でも良いと説いているのではなく、高い意識を持ちながら同時に意識低い系の思考を理解できる、思考の幅の広さが大切だと指摘しています。著者の軽妙すぎる語り口に読み流してしまいそうですが、多分ここが一番のキモじゃないかと感じました。
ライバル社の商品を見て、「あの商品がなぜ売れているのか分からない」と感じている商売人や、既存のマーケティング戦略で説明できない現象を目の当たりにしているマーケターはもちろん、肩の力を抜きたい読書好きや、マーケティング本に興味があるけれど難しそうに感じて読めずにいる活字の苦手な人にもオススメできる本です。たぶん。
(レビューをkindle版として投稿してしまいましたが、新書で読みました)
読んでいて「親しみやすい」をちょっと毒気を交えた言葉に変えると「意識低い」になるのかなと感じました。
また、本書では単純に意識が低ければ何でも良いと説いているのではなく、高い意識を持ちながら同時に意識低い系の思考を理解できる、思考の幅の広さが大切だと指摘しています。著者の軽妙すぎる語り口に読み流してしまいそうですが、多分ここが一番のキモじゃないかと感じました。
ライバル社の商品を見て、「あの商品がなぜ売れているのか分からない」と感じている商売人や、既存のマーケティング戦略で説明できない現象を目の当たりにしているマーケターはもちろん、肩の力を抜きたい読書好きや、マーケティング本に興味があるけれど難しそうに感じて読めずにいる活字の苦手な人にもオススメできる本です。たぶん。
(レビューをkindle版として投稿してしまいましたが、新書で読みました)
2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の中の「意識低い系マーケティング」に関する一つの例は私にとってとても共感できました。
LINEがどうやってSkypeとKakaoTalkをそれぞれ抑えて日本で最も使われるようになったかという話です。
この話は、私が今まで考えて来た自分の会社の今後の戦略をさらに強化しました。
シェアを広げるために重要なことは出来るだけ製品とサービスを使いやすくさせ、シェアも出来るだけ愚かな程シンプルにさせることです。
LINEの「友だちの追加方法」と同じような、「意識低い系マーケティング」のシェア拡大の方法は多くの経営者にも参考になるかと思います。
現在のSesameはまだまだ発展途上なんですが、今年のSesame II は必ず追いつけるでしょう。
LINEがどうやってSkypeとKakaoTalkをそれぞれ抑えて日本で最も使われるようになったかという話です。
この話は、私が今まで考えて来た自分の会社の今後の戦略をさらに強化しました。
シェアを広げるために重要なことは出来るだけ製品とサービスを使いやすくさせ、シェアも出来るだけ愚かな程シンプルにさせることです。
LINEの「友だちの追加方法」と同じような、「意識低い系マーケティング」のシェア拡大の方法は多くの経営者にも参考になるかと思います。
現在のSesameはまだまだ発展途上なんですが、今年のSesame II は必ず追いつけるでしょう。

本書の中の「意識低い系マーケティング」に関する一つの例は私にとってとても共感できました。
LINEがどうやってSkypeとKakaoTalkをそれぞれ抑えて日本で最も使われるようになったかという話です。
この話は、私が今まで考えて来た自分の会社の今後の戦略をさらに強化しました。
シェアを広げるために重要なことは出来るだけ製品とサービスを使いやすくさせ、シェアも出来るだけ愚かな程シンプルにさせることです。
LINEの「友だちの追加方法」と同じような、「意識低い系マーケティング」のシェア拡大の方法は多くの経営者にも参考になるかと思います。
現在のSesameはまだまだ発展途上なんですが、今年のSesame II は必ず追いつけるでしょう。
LINEがどうやってSkypeとKakaoTalkをそれぞれ抑えて日本で最も使われるようになったかという話です。
この話は、私が今まで考えて来た自分の会社の今後の戦略をさらに強化しました。
シェアを広げるために重要なことは出来るだけ製品とサービスを使いやすくさせ、シェアも出来るだけ愚かな程シンプルにさせることです。
LINEの「友だちの追加方法」と同じような、「意識低い系マーケティング」のシェア拡大の方法は多くの経営者にも参考になるかと思います。
現在のSesameはまだまだ発展途上なんですが、今年のSesame II は必ず追いつけるでしょう。
このレビューの画像



2019年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「女子高生がiPhoneを選ぶのは、
友達がみんなiPhoneだから。」
に始まって、
誰にでも言えそうな薄っぺらな分析もどきのオンパレードに過ぎず、
「周囲の消費動向に流されやすい大衆の思考様式を解析してみせました、
連中を扇動するノウハウ伝授します!」で
著者が得意満面といった感じが伝わって来る。
所詮は資本側の目線でどうすれば物が売れるかというハウツー本であり、
意識が高かろうが低かろうが、
そんなものに何の意味が有るのかと
読後に空しさだけが残った。
友達がみんなiPhoneだから。」
に始まって、
誰にでも言えそうな薄っぺらな分析もどきのオンパレードに過ぎず、
「周囲の消費動向に流されやすい大衆の思考様式を解析してみせました、
連中を扇動するノウハウ伝授します!」で
著者が得意満面といった感じが伝わって来る。
所詮は資本側の目線でどうすれば物が売れるかというハウツー本であり、
意識が高かろうが低かろうが、
そんなものに何の意味が有るのかと
読後に空しさだけが残った。