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インスタグラムと現代視覚文化論 レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティクスをめぐって 単行本 – 2018/6/26
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デジタル写真、メディア研究の新たな指標となる、"越"写真論集が誕生!
現代の文化において大きな影響力を持ちつつも、これまでは写真論の対象としてほとんど語られてこなかったインスタグラム。『ニューメディアの言語』を著し話題を呼んだメディア理論家のレフ・マノヴィッチは、2012年から2015年にかけてインスタグラムにアップロードされた約1500万枚もの画像をデータ分析にかけることで、新しい写真論を築き上げました。
本書には、その論考「インスタグラムと現代イメージ」の全訳だけでなく、従来の写真論・デジタルメディア論・データサイエンスからマノヴィッチの論考を検討&拡張させる、合計9つのテキストを収録しました。写真と文化の拡がりをまたとなく学べる一冊です!
※本書は左右両開きです
【目次】
(1)巻頭言(きりとりめでる・久保田晃弘)
(2)レフ・マノヴィッチ「インスタグラムと現代イメージ」きりとりめでる・久保田晃弘訳
序文
カルチュラル・アナリティクス・ラボが収集し分析したインスタグラムデータ
2010年から2015年に著者が訪れた都市
はじめに:メディウムとしてのインスタグラムのプラットフォーム
「写真」は存在するか?
イズムなき理論
プラットフォーム時代における視覚文化分析の方法論
第1章:カジュアル写真
写真における「インスタント」革命
写真における「ホームモード」
美学の重要性
3種類の写真:カジュアル、プロフェッショナル、デザイン
カジュアル写真
第2章:プロフェッショナル写真とデザイン写真
プロフェッショナル写真と「良い写真」のルール
プロフェッショナル写真の主題とジャンルのヒエラルキー
カジュアル写真の主題
デザイン写真
写真におけるリアリティの効果
第3章:インスタグラミズム
スタイルとは何か?
「物語る」ことの拒否:アート・シネマとK-POPミュージックビデオ
インスタグラミズムと現代のカルチュラル・アイデンティティ
モダンデザインのメタ原則
デザイン写真における視覚・コンテンツ戦略
さまざまな文脈:アーヴィング・ペン、マーティン・ムンカッチ、『ヴォーグ』、『ハーパーズ・バザー』、そしてグローバル・ミニマリズム
第4章 テーマ・フィード・シーケンス・ブランディング・フェイス・ボディー
美的社会
インスタグラムのクラス
インスタグラミズム vs.「普通の」写真
顔と身体
インスタグラムのテーマ
写真のシーケンスデザイン
インスタグラミズムを学ぶ
私たちはインスタグラムの投稿者を「解放」する必要があるのか?
アプロプリエイション、サブカルチャー、集団、主流?
付録
iPhoneのモデル:リリース日、ディスプレイの解像度、カメラの解像度
インスタグラム年表:アプリの公開と新しい機能、新しいフィルター、商業化
アメリカ以外でインスタグラムを使用するユーザーの割合(2013~2016年)
2017年2月における instagram.com へのトラフィックの国別分布
2013年1月から2017年4月の月毎のインスタグラムのアクティブユーザー数
図版
(3)日本の執筆陣による9つのテキスト
1.インスタグラミズムとレフ・マノヴィッチ
レフ・マノヴィッチとインスタグラム美学|甲斐義明
なぜインスタグラムだったのか — 最後尾のメディア受容記述者としてのレフ・マノヴィッチ|きりとりめでる
observasion:インスタグラムと日本
日本のインスタグラム観測記録:2010 → 2018|ばるぼら
2.デジタル写真の今/諸相
デジタル写真の現在 — 三つの層から考える|前川修
接続する写真 — 記憶、自撮り、身振り|増田展大
Photoshop以降の写真作品 — 「写真装置」のソフトウェアについて|永田康祐
scene:データビジュアライゼーションの現場から
コードを書き、可視化する|芝尾幸一郎
3.文化はどこへ行くのか?
写真の理解可能性 —— 計量社会学とインスタグラム|筒井淳也
カルチュラル・アナリティクスの過去・現在・未来|久保田晃弘
人名索引
現代の文化において大きな影響力を持ちつつも、これまでは写真論の対象としてほとんど語られてこなかったインスタグラム。『ニューメディアの言語』を著し話題を呼んだメディア理論家のレフ・マノヴィッチは、2012年から2015年にかけてインスタグラムにアップロードされた約1500万枚もの画像をデータ分析にかけることで、新しい写真論を築き上げました。
本書には、その論考「インスタグラムと現代イメージ」の全訳だけでなく、従来の写真論・デジタルメディア論・データサイエンスからマノヴィッチの論考を検討&拡張させる、合計9つのテキストを収録しました。写真と文化の拡がりをまたとなく学べる一冊です!
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【目次】
(1)巻頭言(きりとりめでる・久保田晃弘)
(2)レフ・マノヴィッチ「インスタグラムと現代イメージ」きりとりめでる・久保田晃弘訳
序文
カルチュラル・アナリティクス・ラボが収集し分析したインスタグラムデータ
2010年から2015年に著者が訪れた都市
はじめに:メディウムとしてのインスタグラムのプラットフォーム
「写真」は存在するか?
イズムなき理論
プラットフォーム時代における視覚文化分析の方法論
第1章:カジュアル写真
写真における「インスタント」革命
写真における「ホームモード」
美学の重要性
3種類の写真:カジュアル、プロフェッショナル、デザイン
カジュアル写真
第2章:プロフェッショナル写真とデザイン写真
プロフェッショナル写真と「良い写真」のルール
プロフェッショナル写真の主題とジャンルのヒエラルキー
カジュアル写真の主題
デザイン写真
写真におけるリアリティの効果
第3章:インスタグラミズム
スタイルとは何か?
「物語る」ことの拒否:アート・シネマとK-POPミュージックビデオ
インスタグラミズムと現代のカルチュラル・アイデンティティ
モダンデザインのメタ原則
デザイン写真における視覚・コンテンツ戦略
さまざまな文脈:アーヴィング・ペン、マーティン・ムンカッチ、『ヴォーグ』、『ハーパーズ・バザー』、そしてグローバル・ミニマリズム
第4章 テーマ・フィード・シーケンス・ブランディング・フェイス・ボディー
美的社会
インスタグラムのクラス
インスタグラミズム vs.「普通の」写真
顔と身体
インスタグラムのテーマ
写真のシーケンスデザイン
インスタグラミズムを学ぶ
私たちはインスタグラムの投稿者を「解放」する必要があるのか?
アプロプリエイション、サブカルチャー、集団、主流?
付録
iPhoneのモデル:リリース日、ディスプレイの解像度、カメラの解像度
インスタグラム年表:アプリの公開と新しい機能、新しいフィルター、商業化
アメリカ以外でインスタグラムを使用するユーザーの割合(2013~2016年)
2017年2月における instagram.com へのトラフィックの国別分布
2013年1月から2017年4月の月毎のインスタグラムのアクティブユーザー数
図版
(3)日本の執筆陣による9つのテキスト
1.インスタグラミズムとレフ・マノヴィッチ
レフ・マノヴィッチとインスタグラム美学|甲斐義明
なぜインスタグラムだったのか — 最後尾のメディア受容記述者としてのレフ・マノヴィッチ|きりとりめでる
observasion:インスタグラムと日本
日本のインスタグラム観測記録:2010 → 2018|ばるぼら
2.デジタル写真の今/諸相
デジタル写真の現在 — 三つの層から考える|前川修
接続する写真 — 記憶、自撮り、身振り|増田展大
Photoshop以降の写真作品 — 「写真装置」のソフトウェアについて|永田康祐
scene:データビジュアライゼーションの現場から
コードを書き、可視化する|芝尾幸一郎
3.文化はどこへ行くのか?
写真の理解可能性 —— 計量社会学とインスタグラム|筒井淳也
カルチュラル・アナリティクスの過去・現在・未来|久保田晃弘
人名索引
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日2018/6/26
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104802511019
- ISBN-13978-4802511018
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商品の説明
著者について
レフ・マノヴィッチ| Lev Manovich
1960 年モスクワ生まれ。国際的なデジタル文化の主導的な理論家であり、データ・サイエンスの方法による現代文化分析のパイオニア。今回訳出した「インスタグラムと現代イメージ」以外に、すでに12 冊に渡る著書があり、「マーシャル・マクルーハン以来、最も示唆的で広範なメディアの歴史」と評された『 e Language of New Media』(MIT Press、2001 年)は、2013 年に『ニューメディアの言語 — デジタル時代のアート、デザイン、映画』というタイトルで翻訳が出版されている(堀潤之訳、みすず書房)。「ヨコハマ国際映像祭2009」でのフォーラム「ハイブリッド・メディアとは何か?─ソフトウェア時代の映像表現」に参加。2013 年には「デザインの未来を形作る25 人の重要人物」に、2014年には「未来を築く50 人の最も興味深い人物」に選出されている。現在は、ニューヨーク市立大学大学院センターのコンピュータサイエンスの教授であり、計算的な手法による視覚文化分析を開拓した「カルチュラル・アナリティクス・ラボ」のディレクターでもある。
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きりとりめでる| Kiritorimederu
1989 年鹿児島生まれ。2012 年に鹿児島大学法文学部人文学科思想系を卒業し、営業事務やショップ店員となった後、2016 年に京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学を修了。美術館勤務、公益財団法人の学芸員を経て、現在は個人で活動。特に、視聴覚文化の変容と伴走する美術作品をデジタル写真論の視点から 、研究、展覧会企画を行なっている。2017 年に「渡邉朋也個展「 信頼と実績」」(artzone)。2016 年に「フィットネス. | nss.show」(akibatamabi21)、「移転プレ事業 Open Diagram」(元崇仁小学校)など企画。2017 年から美術系同人誌「パンのパン」を発行。
久保田晃弘| Akihiro Kubota
1960 年大阪生まれ。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース教授。世界初の芸術衛星と深宇宙彫刻の打ち上げに成功した衛星芸術プロジェクトARTSAT をはじめ、自然知能と芸術の数学的構造、ライヴ・コーディングによるライヴ・パフォーマンスなど、さまざまな領域を横断・結合するハイブリッドな創作の世界を開拓中。芸術衛星1 号機の《ARTSAT1:INVADER》でアルス・エレクトロニカ 2015 ハイブリッド・アート部門優秀賞をチーム受賞。《 ARTSATプロジェクト》の成果で、第66 回芸術選奨の文部科学大臣賞(メディア芸術部門)。SIAF(札幌国際芸術祭)2017 に、SIAF ラボと共同で《Space-Moere(宇宙モエレ)プロジェクト》で参加展示した。著書、監修監訳書多数。近著に『遙かなる他者のためのデザイン ̶ 久保田晃弘の思索と実装』(ビー・エヌ・エヌ新社、2017 年)『メディアアート原論』(共編著、フィルムアート社、2018 年)がある。
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甲斐義明| Yoshiaki Kai
1981 年東京都生まれ。新潟大学人文学部准教授。写真史・近現代美術史研究。著書として『時の宙づり ̶ 生・写真・死』(IZUPHOTO MUSEUM、ジェフリー・バッチェン・小原真史との共著、2010 年)など、編訳書として『写真の理論』(月曜社、2017 年)がある。
芝尾幸一郎| Kouichiro Shibao
1975 年大分県生まれ。熊本大学文学部哲学科卒業後、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修了。ソーシャルゲームの会社で、データ分析・分析基盤作成業務に従事している。データ分析基盤作成に関して、『ゲーム開発が変わる! GoogleCloud Platform 実践インフラ構築( NextPublishing)』(共著、インプレスR&D、2016年)がある。本稿では法令データを扱ったが、最近は判例データの収集を始めており、次は判例データと法令データの紐づけを行おうと考えている。
筒井淳也| Junya Tsutsui
1970 年福岡県生まれ。立命館大学産業社会学部教授。一橋大学社会学部卒業。同大学社会学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。専門は計量社会学、家族社会学。主著に『仕事と家族』(中公新書、2015 年)、『計量社会学入門 ̶ 社会をデータで読む』(世界思想社、2015 年)、『結婚と家族のこれから』(光文社新書、2016 年)など。
永田康祐| Kosuke Nagata
1990 年愛知県生まれ。独立行政法人日本学術振興会特別研究員DC 1。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程在籍。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、東京藝術大学芸術情報センター非常勤講師、東京大学非常勤講師などを経て現職。主に2010年前後のデジタル写真や写真を要素としてもつ立体作品について研究しながら、自身でも映像作品や写真作品、インスタレーションなどを制作・発表している。主な展覧会に、「オープンスペース2018 イン・トランジション」(NTT インターコミュニケーション・センター、2018 年)、「第10 回恵比寿映像祭「インヴィジブル」」(東京都写真美術館、2018 年)、「Malformed Objects ─無数の異なる身体のためのブリコラージュ」(山本現代、2017 年)など。
ばるぼら| Barbora
20 世紀生まれ。ネットワーカー・古雑誌蒐集家・周辺文化研究家。インターネットおよび自主制作文化について執筆、調査・研究を行う。著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』(共に翔泳社、2005 年/2006 年)、『NYLON100%』『岡崎京子の研究』(共にアスペクト、2008 年/ 2012 年)。共著に『20 世紀エディトリアル・オデッセイ』(赤田祐一との共著、誠文堂新光社、2014 年)、『定本 消されたマンガ』(赤田祐一との共著、彩図社、2016 年)、『僕たちのインターネット史』(さやわかとの共著、亜紀書房、2017 年)、『日本のZINE について知ってることすべて』(野中モモとの共著、誠文堂新光社、2017 年)などがある。
前川修| Osamu Maekawa
1966 年佐賀県生まれ。神戸大学大学院人文学研究科教授。芸術学・美学、写真映像論。著書に『痕跡の光学 ̶ ヴァルター・ベンヤミンの「視覚的無意識」について』(晃洋書房、2004 年)、共著に『芸術・葛藤の現場 ̶ 近代日本芸術思想のコンテクスト』(晃洋書房、2002 年)、『心霊写真は語る』(青弓社、2004 年)、共訳書にジル・モラ『写真のキーワード』(昭和堂、2001 年)、ウォーカー& チャップリン『ヴィジュアル・カルチャー入門 ̶ 美術史を超えるための方法論』(晃洋書房、2001 年)、ジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー』(青弓社、2010 年)がある。
増田展大| Nobuhiro Masuda
1984 年京都府生まれ。立命館大学映像学部講師。専門は写真史・映像メディア論。著書に『科学者の網膜 ̶ 身体をめぐる映像技術論:1880-1910』(青弓社、2017 年)、共著に『ポケモンGOからの問い』(神田孝治他編著、新曜社、2018 年)、『映像文化の社会学』(長谷正人編著、有斐閣、2016 年)など。
1960 年モスクワ生まれ。国際的なデジタル文化の主導的な理論家であり、データ・サイエンスの方法による現代文化分析のパイオニア。今回訳出した「インスタグラムと現代イメージ」以外に、すでに12 冊に渡る著書があり、「マーシャル・マクルーハン以来、最も示唆的で広範なメディアの歴史」と評された『 e Language of New Media』(MIT Press、2001 年)は、2013 年に『ニューメディアの言語 — デジタル時代のアート、デザイン、映画』というタイトルで翻訳が出版されている(堀潤之訳、みすず書房)。「ヨコハマ国際映像祭2009」でのフォーラム「ハイブリッド・メディアとは何か?─ソフトウェア時代の映像表現」に参加。2013 年には「デザインの未来を形作る25 人の重要人物」に、2014年には「未来を築く50 人の最も興味深い人物」に選出されている。現在は、ニューヨーク市立大学大学院センターのコンピュータサイエンスの教授であり、計算的な手法による視覚文化分析を開拓した「カルチュラル・アナリティクス・ラボ」のディレクターでもある。
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きりとりめでる| Kiritorimederu
1989 年鹿児島生まれ。2012 年に鹿児島大学法文学部人文学科思想系を卒業し、営業事務やショップ店員となった後、2016 年に京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学を修了。美術館勤務、公益財団法人の学芸員を経て、現在は個人で活動。特に、視聴覚文化の変容と伴走する美術作品をデジタル写真論の視点から 、研究、展覧会企画を行なっている。2017 年に「渡邉朋也個展「 信頼と実績」」(artzone)。2016 年に「フィットネス. | nss.show」(akibatamabi21)、「移転プレ事業 Open Diagram」(元崇仁小学校)など企画。2017 年から美術系同人誌「パンのパン」を発行。
久保田晃弘| Akihiro Kubota
1960 年大阪生まれ。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース教授。世界初の芸術衛星と深宇宙彫刻の打ち上げに成功した衛星芸術プロジェクトARTSAT をはじめ、自然知能と芸術の数学的構造、ライヴ・コーディングによるライヴ・パフォーマンスなど、さまざまな領域を横断・結合するハイブリッドな創作の世界を開拓中。芸術衛星1 号機の《ARTSAT1:INVADER》でアルス・エレクトロニカ 2015 ハイブリッド・アート部門優秀賞をチーム受賞。《 ARTSATプロジェクト》の成果で、第66 回芸術選奨の文部科学大臣賞(メディア芸術部門)。SIAF(札幌国際芸術祭)2017 に、SIAF ラボと共同で《Space-Moere(宇宙モエレ)プロジェクト》で参加展示した。著書、監修監訳書多数。近著に『遙かなる他者のためのデザイン ̶ 久保田晃弘の思索と実装』(ビー・エヌ・エヌ新社、2017 年)『メディアアート原論』(共編著、フィルムアート社、2018 年)がある。
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甲斐義明| Yoshiaki Kai
1981 年東京都生まれ。新潟大学人文学部准教授。写真史・近現代美術史研究。著書として『時の宙づり ̶ 生・写真・死』(IZUPHOTO MUSEUM、ジェフリー・バッチェン・小原真史との共著、2010 年)など、編訳書として『写真の理論』(月曜社、2017 年)がある。
芝尾幸一郎| Kouichiro Shibao
1975 年大分県生まれ。熊本大学文学部哲学科卒業後、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修了。ソーシャルゲームの会社で、データ分析・分析基盤作成業務に従事している。データ分析基盤作成に関して、『ゲーム開発が変わる! GoogleCloud Platform 実践インフラ構築( NextPublishing)』(共著、インプレスR&D、2016年)がある。本稿では法令データを扱ったが、最近は判例データの収集を始めており、次は判例データと法令データの紐づけを行おうと考えている。
筒井淳也| Junya Tsutsui
1970 年福岡県生まれ。立命館大学産業社会学部教授。一橋大学社会学部卒業。同大学社会学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。専門は計量社会学、家族社会学。主著に『仕事と家族』(中公新書、2015 年)、『計量社会学入門 ̶ 社会をデータで読む』(世界思想社、2015 年)、『結婚と家族のこれから』(光文社新書、2016 年)など。
永田康祐| Kosuke Nagata
1990 年愛知県生まれ。独立行政法人日本学術振興会特別研究員DC 1。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程在籍。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、東京藝術大学芸術情報センター非常勤講師、東京大学非常勤講師などを経て現職。主に2010年前後のデジタル写真や写真を要素としてもつ立体作品について研究しながら、自身でも映像作品や写真作品、インスタレーションなどを制作・発表している。主な展覧会に、「オープンスペース2018 イン・トランジション」(NTT インターコミュニケーション・センター、2018 年)、「第10 回恵比寿映像祭「インヴィジブル」」(東京都写真美術館、2018 年)、「Malformed Objects ─無数の異なる身体のためのブリコラージュ」(山本現代、2017 年)など。
ばるぼら| Barbora
20 世紀生まれ。ネットワーカー・古雑誌蒐集家・周辺文化研究家。インターネットおよび自主制作文化について執筆、調査・研究を行う。著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』(共に翔泳社、2005 年/2006 年)、『NYLON100%』『岡崎京子の研究』(共にアスペクト、2008 年/ 2012 年)。共著に『20 世紀エディトリアル・オデッセイ』(赤田祐一との共著、誠文堂新光社、2014 年)、『定本 消されたマンガ』(赤田祐一との共著、彩図社、2016 年)、『僕たちのインターネット史』(さやわかとの共著、亜紀書房、2017 年)、『日本のZINE について知ってることすべて』(野中モモとの共著、誠文堂新光社、2017 年)などがある。
前川修| Osamu Maekawa
1966 年佐賀県生まれ。神戸大学大学院人文学研究科教授。芸術学・美学、写真映像論。著書に『痕跡の光学 ̶ ヴァルター・ベンヤミンの「視覚的無意識」について』(晃洋書房、2004 年)、共著に『芸術・葛藤の現場 ̶ 近代日本芸術思想のコンテクスト』(晃洋書房、2002 年)、『心霊写真は語る』(青弓社、2004 年)、共訳書にジル・モラ『写真のキーワード』(昭和堂、2001 年)、ウォーカー& チャップリン『ヴィジュアル・カルチャー入門 ̶ 美術史を超えるための方法論』(晃洋書房、2001 年)、ジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー』(青弓社、2010 年)がある。
増田展大| Nobuhiro Masuda
1984 年京都府生まれ。立命館大学映像学部講師。専門は写真史・映像メディア論。著書に『科学者の網膜 ̶ 身体をめぐる映像技術論:1880-1910』(青弓社、2017 年)、共著に『ポケモンGOからの問い』(神田孝治他編著、新曜社、2018 年)、『映像文化の社会学』(長谷正人編著、有斐閣、2016 年)など。
登録情報
- 出版社 : ビー・エヌ・エヌ新社 (2018/6/26)
- 発売日 : 2018/6/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 376ページ
- ISBN-10 : 4802511019
- ISBN-13 : 978-4802511018
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,432位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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社会学者。計量社会学、家族社会学。
一橋大学大学院社会学研究科博士課程後期課程。博士(社会学)。
立命館大学産業社会学部教授。
Note: https://note.com/junya_tsutsui/
Website: https://researchmap.jp/read0192468
Yahooニュース個人ページ:https://news.yahoo.co.jp/byline/tsutsuijunya
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2022年10月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2018年10月22日に日本でレビュー済みおそらく本邦初となる、インスタグラムについての本格的な研究書が出ました。
本書は、ロシア出身のメディア理論家であるレフ・マノヴィッチの論文パート(左開き・横書き)と、それを踏まえた日本の書き手による論集パート(右開き、縦書き)からなるユニークな構成になっています。
1. インスタグラムの魅力とは
2010年に登場したインスタグラムは、いまや世界中で4億人以上のユーザー数に達し、毎日8000枚の写真がシェアされているといいます。それほどの人気を集めている理由とは、何なのでしょうか。
レフ・マノヴィッチが注目するのは、”美的なものへの関心“です。
たとえば、実際に多くのユーザー(インスタグラマー)たちは、たんに撮影した写真をアップロードするだけではなく、フィルタ加工を通じて、より美しく、魅力的な写真に仕立てる傾向があります。
googleの検索サービスやtwitterなどの他のSNSと異なる点はそこで、彼いわく、「インスタグラムは美的な視覚コミュニケーションのためのメディウムなのである」と。
2. 日常に宿る美学
では、それほどまでに人々を美的なコミュニケーションへと駆り立てるものとは、一体何なのでしょうか?
ところで、ここでその理由を、たんに「”いいね”を沢山もらうためだろう」とか「承認欲求を満たしたいからだ」と安易に考えてはいけません。なぜなら、それなら他のSNSでも充分満たすことができるからです。問題は、インスタグラムに固有の動機づけが何なのかということです。
その謎を解くキーワードは、「日常性」と「反プロ性」です。
そもそもインスタグラムは、プロの写真家ではない「普通の人々」が写真を撮って共有するサービスです。
プロによる商品広告の写真とインスタグラム写真との違い、それは、前者が「まるで店のショーウィンドウを眺めているかのようなのに対し、[…後者では] 製品は投稿者の人生の一部として現れる。」
つまり、インスタグラムの写真は、たんに商品の宣伝に一役かいたいというよりも、むしろ自分の日常の開示、ライフ・スタイルを表現する方法として利用されているというのです。ここにマノヴィッチは、インスタグラムがもつ社会への批判性を見出します。
「かわいいカプチーノカップを手にしている写真は全て、カップを宣伝しているのだろうか? もちろん違う。[…]インスタグラミズムの美学は、グローバルな中産階級のリアリティに批判的な、リベラルな意識の表現である」
たんに商業主義的なコマーシャルに踊らされたり、ブランドを崇拝するのではなく、自分にとって何が価値あるものかを自覚的に反省し、我がものとするために美的センスを最大限活用すること。それこそがインスタグラムのポジティブな可能性であるのだ、と。
3. インスタグラムに崇高はあるか?
ところで、美(aesthetic)という芸術のカテゴリーは、ふつうは均整の取れた対象とか、誰もが「いいね」をあげたくなるような合理的な直感に結びつきます。一方、美学の危険性を指摘したのは、フランスの哲学者 リオタールでした。
なぜ美が危険なのか。背景には、美的な芸術がファシズムの動員に利用されたという歴史的経験があります。美学が社会の解放とは逆に、抑圧につながるおそれもあるのです。この合理主義の狂気をいかに乗り越えるか。そこで持ち出されるのが、崇高(sublime)という概念です。
18世紀のエドモンド・バークからカント、リオタールへと流れる”崇高なもの”の思考は、人間の進入を拒む峻厳な山岳とか、かつてあった古代都市の廃墟の中に現れます。(ex..カスパー・D・フリードリヒ『雲海の上の旅人』,『樫の森の中の修道院』)
崇高なものとは、恐怖や畏敬 ロマン的なものや非合理なもの。美が”いまここにある”のに対して、崇高は、”いまだここにないもの”というタイプの《超越性》へと結びつく概念です。重要なことは、それこそが現状を批判的に見つめ直すための視点になるということです。
インスタグラムに崇高はあるか。マノヴィッチの主張がラディカルに展開できるかどうかは、この点にかかっているのではないでしょうか。(Y・O)
- 2023年9月25日に日本でレビュー済み書かれている内容はとても興味深いのですが、本としての装丁デザインが大変に残念な本です。
とにかく読みづらい…。
視覚文化の話なので、図版を見ながらでないとわからないわけですが、本文と図版が遠く離れており、しかもページ数や図版名、注釈も猛烈に小さく読みづらいです。全体にオシャレ優先といった感じで読者のことは置いてけぼりです。
カラー図版を載せる関係で本文と離れたところに写真ページが集中していると思われますが、それ以外にも色々イーッてなります。
本の左右から、著者翻訳文が横書きで、反対面から日本人の方々の論説文が縦書きでスタートします。それはまあ納得できるとして、発行年や人名検索なども、中途半端な位置にあり、探しづらい。縦書きページのノンブルが漢字表記なのに左から読ませるナゾ設定で何ページだか瞬時にわかりません。
最悪なのが、人名索引が通常の外国人名の読み方ではなく「姓・名」の順序で表記されているため、探すのに恐ろしく面倒くさいです。日本人はそのままの読みで探せますが。(例:注釈で書かれている「ロラン・バルト」を探してもなかなか見つからず、人名索引には「バルト・ロラン」と表記されている)
視覚文化を考える本ですが、本自体の装丁にデザイナーのエゴが存分に出ているので、それはある意味興味深いですが、論文の参考にする等にはとても向いていない装丁です。
- 2020年5月17日に日本でレビュー済み参照写真は全て後ろのページにまとまっているのですが、参照回数が多いため行き来と探す回数が多くてとっても読みにくい。半数近くはQRコードなのですが、、しかもリンク切れてます。
内容はいいのですが、内容が入りにくいです。横文字の日本語も少し読みにくいです。
日本人の方は、人によってかなりクオリティに差があります。若い批評家の人ばかりだからか、短いにしてもあまりにも稚拙に論考が適当すぎると感じてしまいました。