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文庫 データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 (草思社文庫) (草思社文庫 や 4-1) 文庫 – 2018/4/4
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AI、センサ、ビッグデータを駆使した生産性研究の名著。ついに文庫化。
著者は、ウエアラブルセンサを使って職場での従業員の行動を計測、そのビッグデータを人工知能で解析して生産性向上につなげるという画期的な研究を行ってきた。その研究によれば、生産性の向上は、従業員を「管理」するのではなく、逆に従業員の「幸福感」や相互のコミュニケーションを高めることで達成されるという――。
文庫版のために新たに「著者による解説」を追加、「日本の生産性はなぜ上がらないのか」「人工知能は人間から仕事を奪うか」「幸福の計測は何をもたらすか」「幸福になるとなぜ生産性は上昇するのか」など、現状分析と最新の研究成果を語る。
<目次>
1 時間は自由に使えるか
2 ハピネスを測る
3 「人間行動の方程式」を求めて
4 運とまじめに向き合う
5 経済を動かす新しい「見えざる手」
6 社会と人生の科学がもたらすもの
著者による解説
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2018/4/4
- 寸法10.6 x 1.6 x 15.3 cm
- ISBN-104794223285
- ISBN-13978-4794223289
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商品の説明
出版社からのコメント
ビッグデータとAIを駆使した、新時代の生産性研究の名著『データの見えざる手』が文庫化されました。本書の単行本版は、最近の「働き方改革」や生産性向上にかんする議論を先取りする形で、2014年に刊行されました。しかも、人々が働く現場で実験・計測した科学的研究を元に生産性にかんする議論を展開しており、その内容は現在も他の追随を許さない高みにあると言えます。
では、具体的には、生産性はどのような方法によって上がるのでしょうか。本書ではいくつか実例が挙げられていますが、端的な例を挙げれば「従業員が幸せになればいい」というものです。
以前にも心理学者などによるアンケート調査を使った実験により、従業員が幸せな状態になると生産性が高くなることは、数多くの研究で示されていました。しかし、アンケート調査では、リアルタイムで「幸福度」を測ることができず、幸福になるような施策を行った結果を、詳細に計測することはできませんでした。
ところが著者らは、従業員の体の動きを詳細に検知するウエアラブルセンサのデータを分析し、アンケート調査による幸福度と非常に相関の高い、体の動きのパターンを抽出することに成功。これを指標とすることで、リアルタイムに幸福度を測定することを可能としました。これを応用した実験の結果は驚くべきものです。
ある職場で、それまではシフトの関係から、従業員が時間をずらしてバラバラに昼食をとっていたものを、なるべく同世代の人同士で一緒に昼食をとるように変更する実験を行いました。すると、従業員の幸福度の指標が上昇、生産性(本実験の場合は受注率)も13%向上した、というのです。会社側はまったくコストをかけず、ただシフトを工夫しただけで、生産性を向上させることができたことになります。
◆これまでの常識を覆す、生産性向上のヒントが満載
本書にはこの他にも、驚くべき生産性向上施策の数々が紹介・解説されています。「量販店の店舗で、ある特定の場所に従業員がいつもいるようにするだけで、顧客の購買単価が15%向上した」とか、「職場で各人の『知り合いの知り合い』の数が増えるように、互いを面談させる介入を行ったら、開発遅延がなくなった」など。いずれも、センサとデータ、AIなどを活用して行われた生産性向上施策です。
面白いのはAIやデータを活用した結果、行われた生産性向上施策の方が、管理と長時間労働に頼った従来の方法より、ずっと人間的で、ずっと効果的なことです。
いま、著者の研究は「働き方改革」と生産性向上を同時に実現するものとして大変な注目を集めています。また、文庫版には、単行本刊行後の研究や現状にかんする、著者自身による15ページにおよぶ解説も収録。単行本版を読んだ方もそうでない方も、生産性について興味のあるすべての方が読むべき一冊です。
著者について
登録情報
- 出版社 : 草思社; 単行本版 (2018/4/4)
- 発売日 : 2018/4/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4794223285
- ISBN-13 : 978-4794223289
- 寸法 : 10.6 x 1.6 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 187,369位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 105位草思社文庫
- - 554位人工知能
- - 967位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
矢野和男
株式会社日立製作所 フェロー。株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。
1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。
2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析で先行。論文被引用件数は4500件、特許出願350件を越える。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、開発したウエアラブルセンサが「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介される。開発した多目的AI「H」は、物流、金融、流通、鉄道などの幅広い分野に適用され、産業分野へのAI活用を牽引した。のべ1000万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。2014年に上梓した著書『データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会』が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。
無意識の身体運動から幸福感を定量化する技術を開発し、この事業化のために2020年に株式会社ハピネスプラネットを設立し、代表取締役CEOに就任。
博士(工学)。IEEE Fellow。電子情報通信学会、応用物理学会、日本物理学会、人工知能学会会員。日立返仁会 副会長。東京工業大学大学院特定教授。
1994 IEEE Paul Rappaport Award、1996 IEEE Lewis Winner Award、1998 IEEEJack Raper Award、2007 Mind, Brain, and Education Erice Prize、2012年Social Informatics国際学会最優秀論文など国際的な賞を受賞し、「人間中心のIoT技術の開発と実用化に関するリーダーシップ」に対し、世界最大の学会IEEEより2020 IEEE Frederik Phillips Awardを受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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親密で熱のこもった意見交換が行われた時、人は働き方に幸福を感じ、その積み重ねが業績アップをもたらす。一昔前の日本的働き方ですか、ここでデジタル機器を使用して一人一人の行動をトレースしてビッグデータを集め、分析結果から仮説を証明した所に特徴があります。デジタル化が遅れていると言われていた日本社会ですが、地道にデジタル機器を働く人の幸福のために使う方法を開拓し、実用している人を知ることが出来、日本で働く事に未来を感じました。
ビッグデータの先駆けとも言える実験であり、従来は定量化があまりされていなかった人々の活動を定量化して分析することで、例えば従業員の幸福度を高めることで成果が明確に向上していることを可視化した。
非常に意義のある実験を行っていることは確かではあるものの、一方で本として一般の読者が読むには難解で回りくどい表現も多いように感じた。
競争がなくても全体の3割の人に7割の富が集中する実験結果は、取引(経済活動)が広範囲に拡大する社会で、経済的な自由と平等が両立できないことを突きつける。平等の確保は人為的介入なくしてありえないということだ。
また、この衝撃的な書が7年も前に出版されているにもかかわらず、これまで伝え聞く機会がなかったことにも驚いた。SDGsや共生社会が叫ばれる時代に、この自由と平等の相反関係は中学高校の必修科目にしても良いくらい重要だと思った。