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光線を描き続けてきた男 飯塚定雄 単行本(ソフトカバー) – 2016/1/8

5つ星のうち4.3 8個の評価

ゴジラの放射能熱線、キングギドラの引力光線、
ウルトラマンのスペシウム光線に八つ裂き光輪ーー
日本特撮にはカッコイイ光線技が絶対不可欠!
60年にわたり光線を放ち続ける飯塚定雄こそ、特撮界の真のヒーローである。

特撮映画、特撮番組の光線を作り続けてきた、光学合成・飯塚定雄。
円谷英二の秘蔵っ子として『ゴジラ』から映画にかかわり、
キングギドラの引力光線やメーサー車の光線などを作画。
テレビで『ウルトラマン』のはスペシウム光線や八つ裂き光輪などを生み出した。
日本特撮の主だった光線は飯塚が描いたといっても過言ではない。
本書は飯塚氏の弟子である松本肇が取材・執筆。
庵野秀明や樋口真嗣はじめ、後の特撮、
アニメの作家たちに多大な影響を与えた飯塚メソッドを解説する。
飯塚定雄の歴史は光線の歴史であり、特撮の歴史である!

『ゴジラ』(54年)/『ゴジラの逆襲』(55年)/『空の大怪獣ラドン』(56年)/
『地球防衛軍』(57年)/『美女と液体人間』(58年)/『日本誕生』(59年)/
『宇宙大戦争』(59年)/『電送人間』(60年)/『モスラ』(61年)/
『妖星ゴラス』(62年)/『キングコング対ゴジラ』(62年)/
『天国と地獄』(63年)/『大盗賊』(63年)/
『江分利満氏の優雅な生活』(63年)/『モスラ対ゴジラ』(64年)/
『三大怪獣 地球最大の決戦』(64年)/『怪獣大戦争』(65年)/
『ウルトラQ』(66年)/『ウルトラマン』(66年)/
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(66年)/
『殺人狂時代』(67年)/『キングコングの逆襲』(67年)/
『ウルトラセブン』(67年)/『怪奇大作戦』(68年)/
『帰ってきたウルトラマン』(71年)/『宇宙からのメッセージ』(78年)/
『夜叉ヶ池』(79年)/『太陽戦隊サンバルカン』(81年)/
『魔界転生』(81年)/『宇宙刑事ギャバン』(82年)/
『螢川』(87年)/『ウルトラマンX』(15年)他
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (2016/1/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/1/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 303ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4800308518
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4800308511
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 8個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2016年3月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    『帰ってきたウルトラマン』を見ているころずっと気になっていました。大きくなって飯塚氏の名前はもちろん知りましたが今回初めて「デン」社のできた経緯、仕事の内容を知り、その活躍の幅の広さに驚きました。考えてみればCFは特撮のオンパレードですよね。氏が『ウルトラマンX』でも光線を描いたことには、島倉二千六氏が『ゴジラファイナルウォーズ』で廃墟を描いたのに通じるものを感じました。合成大魔王松本氏との対談形式なのがよかったです。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年4月10日に日本でレビュー済み
    特撮ものからCMまで工学技術の第一人者が語ったのをまとめたもので、内容は大変面白い。しかし下についた注で、人物の生年を書いたまま、物故者なのに没年を書いていないのがあるのは惜しい。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年3月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    これまで無かった貴重な一冊。これまで謎だった事柄が一気に氷解した感じです。飯塚定雄さんの名はタイトルにあまり出なかった為、デン・フィルム設立後は経営者としての仕事が主になっていたと長年思い続けておりました。「あれもそうだったのか!」という驚きが一杯です。買って損なし!
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年1月11日に日本でレビュー済み
    洋泉社の特撮本は、「予告なく突然出版される」事が良くありますが、本書は年末ぎりぎりに
    予告され年明けに即発売。

    さて本書ですが、内容は洋泉社の特徴「特濃」は今回も健在です。
    ただ、それがひたすら「文章」で続きます。
    「光線を描く」を主題にしていますので、写真図番は、実際の映像からのコマ焼き掲載にならざるを
    得ず、従来の洋泉社の特撮本「おお!初めて見た!それもこんな大量に!」を期待すると、おそらく
    小さく落胆します。

    文字を読むことがメインとなりますので「忙しいから文字を読む時間はあんまりないなぁ」と言う方は、
    当然時間を要します。

    私個人は、従来、あまり洋泉社の特撮本の価格に不満を抱かなかった(相応の内容だったので)の
    ですが、初めて価格的不満を感じた村瀬継造さんの写真集ほどではないのですが、「ちょっとだけ
    高くないですか?」と不満を感じました(カラー頁が少ない、洋泉社にしてはビジュアルのビックリ度
    が小さい、等に対してこの価格)

    ただし「洋泉社だから」そう感じたのであって、他の出版社から本書が出たのなら、★5だったと
    思います。
    DEEPなファンなら無条件に購入して大丈夫、気になる方は購入前に一度手に取られる事をお奨めします。
    23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年2月3日に日本でレビュー済み
    飯塚定雄。主に合成や作画を手がける特撮技術者。黄金期の東宝特撮映画で活躍し、円谷英二を「オヤジ」と呼んだスタッフの一人である。
    本書は飯塚の口述によって特撮界の歴史を追ったものだが、とにかくその語りが面白い。不良少年のような荒っぽい口調で、まことに率直、思ったことを飾らずに言葉にする様は実に魅力的。中島春雄の『怪獣人生』もそうだが、この世代の人は言葉の率直さ純粋さが、現代人(といったら変だが)とは段違いだ。
    見所はやはり、円谷英二との関係である。スタッフにあらゆる無理難題をふっかけるオヤジと、文句を言いつつも意地と実力で応える特撮マンたち。その苛烈にしてほほえましいぶつかりあい。
    1970年、急逝した円谷を飯塚が見送ることになるわけだが、「どういうわけか、俺が円谷のオヤジの葬式の取り仕切りを全部やらされてさぁ」というくだりには、不謹慎にも爆笑してしまった。最後まで世話の焼けるオヤジ。口ではブツクサいいながら、やっぱり最後まで付き合う仲間たち。古き良き日本人の姿を見る思いである。

    飯塚の語りの合間に後輩の松本肇が解説や注釈を入れるのだが、はっきりいって、こちらの文は良くない。
    技術面での解説、作品データとも、整理が不十分で解りやすくない。義務的にデータを並べただけの箇所がある一方で、急に主観的な意見を挟む箇所があったりして、一貫性がない。
    どのような注釈をすれば飯塚のアシストになるのか、その基本方針を見出さないまま当てずっぽうに書き進めてしまっているのではないか。もう少し考えて書いてほしいところであった。

    その他、価格が高すぎるといった不満点もある。が、それを差し引いても読む価値十分な一冊である。
    何もなかった時代に自らの知恵と力で道を拓いた先人の言葉には、いつでも何度でも聞く価値がある。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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