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日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫) 文庫 – 2013/10/3
竹村 公太郎
(著)
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★シリーズ累計41万部突破!
養老孟司氏、推薦! 荒俣宏氏、推薦!
★発売即重版!
★40刷23万部突破!
河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の専門家にはない独自の視点(=インフラからの視点)で日本史のさまざまな謎を解き明かしていく。
◎なぜ京都が都になったか──都市繁栄の絶対条件
◎元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か──日本の危機を救った「泥の土地」
◎なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか──地形が示すその本当の理由
◎関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったか──巨大な敵とのもう一つの戦い
◎赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか──徳川幕府百年の復讐
◎なぜ吉原遊郭は移転したのか──ある江戸治水物語
◎なぜ江戸無血開城が実現したか──船が形成した日本人の一体感「地形」を見直すと、まったく新しい歴史が見えてくる!
歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。
『土地の文明』『幸運な文明』を改題し、再編集。
養老孟司氏、推薦! 荒俣宏氏、推薦!
★発売即重版!
★40刷23万部突破!
河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の専門家にはない独自の視点(=インフラからの視点)で日本史のさまざまな謎を解き明かしていく。
◎なぜ京都が都になったか──都市繁栄の絶対条件
◎元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か──日本の危機を救った「泥の土地」
◎なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか──地形が示すその本当の理由
◎関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったか──巨大な敵とのもう一つの戦い
◎赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか──徳川幕府百年の復讐
◎なぜ吉原遊郭は移転したのか──ある江戸治水物語
◎なぜ江戸無血開城が実現したか──船が形成した日本人の一体感「地形」を見直すと、まったく新しい歴史が見えてくる!
歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。
『土地の文明』『幸運な文明』を改題し、再編集。
- 本の長さ379ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2013/10/3
- 寸法10.7 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-104569760848
- ISBN-13978-4569760841
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対象商品: 日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)
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日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 | 日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族篇】 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
467
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5つ星のうち4.3
103
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価格 | ¥946¥946 | ¥1,034¥1,034 |
発売日 | 2014年02月 | 2014年07月 |
内容紹介 | 『日本史の謎は「地形」で解ける』第2弾。前作同様、ミステリーの謎解きの快感と、固定概念がひっくり返る知的興奮が味わえる一冊。 | なぜ信長は「安土の小島」の湿地帯に壮大な城を築いたか? 「地形」をヒントに、日本史の謎を解くベストセラーシリーズ待望の第3弾! |
商品の説明
出版社からのコメント
はじめに
第1章 関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったか 巨大な敵とのもう一つの戦い
「江戸への転封命令」に家臣たちが激怒した理由
二つの関東平野
関東平野ではなく関東「湿地」だった
第2章 なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか 地形が示すその本当の理由
逢坂山トンネルの重苦しさ
京の鬼門
「頸動脈」地形
第3章 なぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたか 日本史上最も狭く小さな首都
鎌倉の疑問
伊豆の小島
海上の頼朝
第4章 元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か 日本の危機を救った「泥」の土地
車文明が空白の日本
牛馬を家族にした日本人
牛馬を制御する民族
第5章 半蔵門は本当に裏門だったのか 徳川幕府百年の復讐1
既視感
広重の絵
半蔵門からお出になった天皇陛下
第6章 赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか 徳川幕府百年の復讐2
麹町の謎
平川天満宮の謎
赤穂浪士の潜伏先
第7章 なぜ徳川幕府は吉良家を抹殺したか 徳川幕府百年の復讐3
矢作川河口の歴史図
矢作川の確執
命をすり減らす戦い
第8章 四十七士はなぜ泉岳寺に埋葬されたか 徳川幕府百年の復讐4
高輪大木戸から泉岳寺へ
泉岳寺の立札
泉岳寺を創建した者
第9章 なぜ家康は江戸入り直後に小名木川を造ったか 関東制圧作戦とアウトバーン
「塩の道」小名木川
小名木川のなぞなぞ
なぞなぞから謎へ 塩のために造ったのか?
第10章 江戸100万人の飲み水をなぜ確保できたか 忘れられたダム「溜池」
広重の《虎ノ門外あふひ坂》
「溜池」
玉川上水の完成以前
第11章 なぜ吉原遊郭は移転したのか ある江戸治水物語
浅草寺の縁起絵
江戸の拠点・浅草
江戸繁栄の鍵は荒川の治水
第12章 実質的な最後の「征夷大将軍」は誰か 最後の「狩猟する人々」
旧約聖書
農耕人の圧迫の証拠
日本列島の稲作共同体
第13章 なぜ江戸無血開城が実現したか 船が形成した日本人の一体感
広重の《神奈川・台之景》
つまらない『東海道五十三次』
見落としていたもの
他
第1章 関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったか 巨大な敵とのもう一つの戦い
「江戸への転封命令」に家臣たちが激怒した理由
二つの関東平野
関東平野ではなく関東「湿地」だった
第2章 なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか 地形が示すその本当の理由
逢坂山トンネルの重苦しさ
京の鬼門
「頸動脈」地形
第3章 なぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたか 日本史上最も狭く小さな首都
鎌倉の疑問
伊豆の小島
海上の頼朝
第4章 元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か 日本の危機を救った「泥」の土地
車文明が空白の日本
牛馬を家族にした日本人
牛馬を制御する民族
第5章 半蔵門は本当に裏門だったのか 徳川幕府百年の復讐1
既視感
広重の絵
半蔵門からお出になった天皇陛下
第6章 赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか 徳川幕府百年の復讐2
麹町の謎
平川天満宮の謎
赤穂浪士の潜伏先
第7章 なぜ徳川幕府は吉良家を抹殺したか 徳川幕府百年の復讐3
矢作川河口の歴史図
矢作川の確執
命をすり減らす戦い
第8章 四十七士はなぜ泉岳寺に埋葬されたか 徳川幕府百年の復讐4
高輪大木戸から泉岳寺へ
泉岳寺の立札
泉岳寺を創建した者
第9章 なぜ家康は江戸入り直後に小名木川を造ったか 関東制圧作戦とアウトバーン
「塩の道」小名木川
小名木川のなぞなぞ
なぞなぞから謎へ 塩のために造ったのか?
第10章 江戸100万人の飲み水をなぜ確保できたか 忘れられたダム「溜池」
広重の《虎ノ門外あふひ坂》
「溜池」
玉川上水の完成以前
第11章 なぜ吉原遊郭は移転したのか ある江戸治水物語
浅草寺の縁起絵
江戸の拠点・浅草
江戸繁栄の鍵は荒川の治水
第12章 実質的な最後の「征夷大将軍」は誰か 最後の「狩猟する人々」
旧約聖書
農耕人の圧迫の証拠
日本列島の稲作共同体
第13章 なぜ江戸無血開城が実現したか 船が形成した日本人の一体感
広重の《神奈川・台之景》
つまらない『東海道五十三次』
見落としていたもの
他
著者について
リバーフロント研究所代表理事
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本史の謎どころか地球史の謎を解き明かしかねない著者の知見、洞察力と探究心に感服した。
2023年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
忠臣蔵の背景、事件後の展開を知ると、幕府が関わっていた可能性は高いように思う。素晴らしい視点に感心する。
2022年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の方は著者専門の水利土木の視点で興味深く読めたが、次第にネタは尽きてきて後半は失速していく。
2022年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までにない歴史の考察で、とても面白かったです!
2022年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変興味深く、面白く読めました。
2022年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
余り歴史が詳しくない私でも徳川家が江戸のインフラに貢献した事や遷都が何故必要だったのかが分かりやすく書かれていて楽しく読めた。
2018年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会社の同僚の紹介で本書を読む機会を得た。自分の好みで本を探すだけでは
出会う本に限界がある。人から推薦された本は極力読むようにしている。本書も
大変勉強になった。
歴史の出来事を分析するに際して、当時の地形に注目するという切り口が斬新
である。例えば本書を読んで今の東京を中心とした関東地方が、かつては全く違う
地形であったことを初めて知った。歴史関係の本を読む際にも、基本的には今の
東京をベースにして理解しようとしてきたわけだが、それが誤解に繋がって
きたことが身に染みた次第である。
言われてみると「地形」というものが齎す影響力は大きい。地形とは物理的な
事象であり、かつ、人間もその時々には物理的な事象に物理的に対応するという
ことはごく自然だ。
かように自然に発生した事件なり事象を現代の僕らが理解しようとする際に
現代に基づいて理解するということも、ある意味自然ではある。というか、
そこから抜け出すことはそもそも難しいのだ。僕も本書を得て、初めて地形の
変遷に驚き、かつ昔の地形が過去の事件と事象に大きな影響を与えていたことを
知って勉強になった次第だ。
一言いうとしたら、本書は作者が描き出した「推理劇」と言える。真偽の程は
不明といって良い。但し、そこを突いてもあまり本質的ではないとも思う。僕に
とっても本質とは、歴史を考えるなら「地に足をつける」べきだということだ。
誠に本書は、ある意味言葉通り「地に足をつけている」と僕は思う。その結果の真偽は
横においても良い。僕はそう思った次第だ。
出会う本に限界がある。人から推薦された本は極力読むようにしている。本書も
大変勉強になった。
歴史の出来事を分析するに際して、当時の地形に注目するという切り口が斬新
である。例えば本書を読んで今の東京を中心とした関東地方が、かつては全く違う
地形であったことを初めて知った。歴史関係の本を読む際にも、基本的には今の
東京をベースにして理解しようとしてきたわけだが、それが誤解に繋がって
きたことが身に染みた次第である。
言われてみると「地形」というものが齎す影響力は大きい。地形とは物理的な
事象であり、かつ、人間もその時々には物理的な事象に物理的に対応するという
ことはごく自然だ。
かように自然に発生した事件なり事象を現代の僕らが理解しようとする際に
現代に基づいて理解するということも、ある意味自然ではある。というか、
そこから抜け出すことはそもそも難しいのだ。僕も本書を得て、初めて地形の
変遷に驚き、かつ昔の地形が過去の事件と事象に大きな影響を与えていたことを
知って勉強になった次第だ。
一言いうとしたら、本書は作者が描き出した「推理劇」と言える。真偽の程は
不明といって良い。但し、そこを突いてもあまり本質的ではないとも思う。僕に
とっても本質とは、歴史を考えるなら「地に足をつける」べきだということだ。
誠に本書は、ある意味言葉通り「地に足をつけている」と僕は思う。その結果の真偽は
横においても良い。僕はそう思った次第だ。