気に入ったこと:著者のガッツ
気に入らないこと:無

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【旧版】深夜特急3 ーインド・ネパール (新潮文庫) 文庫 – 1994/4/28
沢木 耕太郎
(著)
こちらは旧版です。「深夜特急 文字拡大増補新版」で検索して下さい。
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1994/4/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101235074
- ISBN-13978-4101235073
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 旧版 (1994/4/28)
- 発売日 : 1994/4/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 226ページ
- ISBN-10 : 4101235074
- ISBN-13 : 978-4101235073
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,400位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 211位日本文学(日記・書簡)
- - 1,177位紀行文・旅行記
- - 2,306位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947(昭和22)年、東京生れ。横浜国大卒業。
ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年には『一瞬の夏』で新田次郎文学賞を受賞。常にノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995(平成7)年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表。
2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2002年から2004年にかけて、それまでのノンフィクション分野の仕事の集大成『沢木耕太郎ノンフィクション』が刊行され、2005年にはフィクション/ノンフィクションの垣根を超えたとも言うべき登山の極限状態を描いた『凍』を発表、大きな話題を呼んだ。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、旅行系YouTuberのインド旅を視聴したのだが、深夜特急の時代から、半世紀経ったデリーの街や、汽車の様子は打って変わって、何だか小綺麗になっている。そこに住むインドの人たちも、スクーターに乗り、着ているものも私たちと同様で、女性だけはサリーを纏ったひともいる。
ドラマ版の深夜特急からは30年弱経ているが当時の映像でも、まだまだ貧しい国のイメージだった。当然だけど沢木耕太郎が旅した当時のインドとはまるで違う国になっている。恥ずかしながらこの小説でしかインドという国を知らなかったのでその変貌にびっくり。
近代化したインドにも興味は湧くが、人も街もまだとても貧しく、雑で、生きることに貪欲で活気ある半世紀前のインドを主人公と共に旅したい。
ドラマ版の深夜特急からは30年弱経ているが当時の映像でも、まだまだ貧しい国のイメージだった。当然だけど沢木耕太郎が旅した当時のインドとはまるで違う国になっている。恥ずかしながらこの小説でしかインドという国を知らなかったのでその変貌にびっくり。
近代化したインドにも興味は湧くが、人も街もまだとても貧しく、雑で、生きることに貪欲で活気ある半世紀前のインドを主人公と共に旅したい。
2022年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去に深夜特急1~6の書籍をセットで購入。
インド・ネパール編は、シリーズの中で1本好きな一巻です。
最近また、無性に読み返したくなり、今度はKindle版を購入して読んでいます。
本書を読んでいると、まとわりつくような暑さと喧噪の中で、
貧しいけど逞しく生きるインドの人々の様子が目に浮かびます。
自分も若い頃に戻って、著者のように色んな国を放浪してみたかった。
もちろん歳をとった今では色んなしがらみがあるし、
現地の情勢もきっと変わっているので、叶うことはないだろう。
本書を読んでいると、自然や動物との共存、人間の不条理、
命とは何なのか…色々と考えさせられます。
そして、自分の悩みなんて、過酷な環境でも必死に生きている人に比べたら、
ちっぽけなものなんだな、と。
若い頃、無理してでも旅をしろ、って、誰かに言われてたことがあったけど、
旅をする目的って、そういう事を肌で実感する事なのかな?と、
今更ながら思い返し、少し後悔しております。
インド・ネパール編は、シリーズの中で1本好きな一巻です。
最近また、無性に読み返したくなり、今度はKindle版を購入して読んでいます。
本書を読んでいると、まとわりつくような暑さと喧噪の中で、
貧しいけど逞しく生きるインドの人々の様子が目に浮かびます。
自分も若い頃に戻って、著者のように色んな国を放浪してみたかった。
もちろん歳をとった今では色んなしがらみがあるし、
現地の情勢もきっと変わっているので、叶うことはないだろう。
本書を読んでいると、自然や動物との共存、人間の不条理、
命とは何なのか…色々と考えさせられます。
そして、自分の悩みなんて、過酷な環境でも必死に生きている人に比べたら、
ちっぽけなものなんだな、と。
若い頃、無理してでも旅をしろ、って、誰かに言われてたことがあったけど、
旅をする目的って、そういう事を肌で実感する事なのかな?と、
今更ながら思い返し、少し後悔しております。
2019年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分が旅をしたことがる地域を他人が旅をしたときにどう感じるのかを読むのは本当に楽しいです。
いよいよ刺激と過酷さの入り混じったインドへ・・・
私がインドで感じた「人間が人間をゴミのように扱う」衝撃というのは忘れがたいものがあったが、それをもっと様々な角度から更に深入りした体験の表現はあの時の衝撃を追体験させてくれました。
体調を崩す描写なんかも、自分に置き換えたら身の毛がよだちます。
「ヒンドゥー語にない言葉が三つある。ありがとう、すみません、どうぞ。」
「ヒッピーたちが発している饐えた匂い。長く旅をしている無責任さから生じる饐えた匂い。その無責任さんの裏側には深い虚無が横たわっている」
「疲労困憊してくると人の親切がうまく受け取れなくなってくる。それは単純に肉体的疲労なんです。怠惰とか倦怠の90%は肉体的に健康で疲労が取り除かれれば消えてしまう」
「お金をなるべく使わないように旅をして食べ物の前で手を出すようになっちゃう。恐ろしいことです」
「流れていく旅の良くない点は、戻ってきた東京すらも定点ではなく通過点みたいな気がすることです。」
途中登場する此経さんとの対話がとても面白かったです。
流れ者のように次から次へと旅をしていく人と定点でそこに居続ける人の旅。
双方感じることが面白くそしてまた大袈裟な表現を使わないところがとてつもない本物感を感じさせます。
いよいよ刺激と過酷さの入り混じったインドへ・・・
私がインドで感じた「人間が人間をゴミのように扱う」衝撃というのは忘れがたいものがあったが、それをもっと様々な角度から更に深入りした体験の表現はあの時の衝撃を追体験させてくれました。
体調を崩す描写なんかも、自分に置き換えたら身の毛がよだちます。
「ヒンドゥー語にない言葉が三つある。ありがとう、すみません、どうぞ。」
「ヒッピーたちが発している饐えた匂い。長く旅をしている無責任さから生じる饐えた匂い。その無責任さんの裏側には深い虚無が横たわっている」
「疲労困憊してくると人の親切がうまく受け取れなくなってくる。それは単純に肉体的疲労なんです。怠惰とか倦怠の90%は肉体的に健康で疲労が取り除かれれば消えてしまう」
「お金をなるべく使わないように旅をして食べ物の前で手を出すようになっちゃう。恐ろしいことです」
「流れていく旅の良くない点は、戻ってきた東京すらも定点ではなく通過点みたいな気がすることです。」
途中登場する此経さんとの対話がとても面白かったです。
流れ者のように次から次へと旅をしていく人と定点でそこに居続ける人の旅。
双方感じることが面白くそしてまた大袈裟な表現を使わないところがとてつもない本物感を感じさせます。
2021年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、紙の本で全巻読んでますが、読み直したくなってkindol版を買いました。やはり一気読みしてしまいます。
面白い。
面白い。
2020年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ1ー3の中で一番刺激のある旅行でした。インドでの旅は特に強烈。カトマンズは自分も訪ねたことがあり、時代は随分違いますが、町や人々の様子思い出されて懐かしく思いました。
2021年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何十年も前の物ですが、旅行に出かけられない今、ワクワク感が満載です。ただ、私にはインドは無理だと思いました。