第一作「ウール」、第二作「シフト」に続き、三部作の完結編の「ダスト」がとうとう発売! 致死性の外気を持つ世界に存在する地下144階のサイロでの物語。 完結編の本作は山あり谷ありの連続ですが、ある意味で意外性は無いのですがカタルシスを感じる結末でした!
この三部作は、同じく三部作である「パインズ」・「ウェイワード」・「ラスト・タウン」と似ていますよね。 どちらも終末物、独裁者的人物の存在、そして現状を打破しようとする主人公たち、そして三部作であること。 しかし、似ているのはそこまでであり、ディテールはそれぞれ独創的であり、どちらも楽しませてくれました。
同様な三部作といえば、「全滅領域」・「監視機構」・「世界受容」ですが、こちらは未知の存在をベースとした難解な物語であり、A&B・ストルガツキーの「ストーカー」を彷彿させるものでとっつき難い内容ですが、今回の「ウール」・「シフト」・「ダスト」、それから前述の「パインズ」・「ウェイワード」・「ラスト・タウン」は良質のエンターテイナーと言えます。

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ダスト (上) (角川文庫) 文庫 – 2015/8/25
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一度出たら生きて帰れないといわれる外界から帰還し、サイロ18の市長となったジュリエット。発見した別のサイロに取り残された人々を救うため、トンネルの掘削を始めるが、市民の反発は強く、司祭は掘削機を悪魔と言い放った。一方サイロ1では、ドナルドがそれぞれのサイロの命運を思い一人苦しんでいた。危機をドナルドの仕業と思い込むジュリエット。そしてトンネルが貫通した時、再びサイロ18に危機が訪れる――。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2015/8/25
- 寸法15.2 x 10.9 x 2 cm
- ISBN-104041015464
- ISBN-13978-4041015469
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店 (2015/8/25)
- 発売日 : 2015/8/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4041015464
- ISBN-13 : 978-4041015469
- 寸法 : 15.2 x 10.9 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 477,319位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2015年9月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入絶対にシリーズ一作目の『ウール』から読み始めて下さい。このシリーズは途中から読んでしまっては楽しめません。二作目の『シフト』を読み終わったあと、邦訳が待てなくて、原書を読みました。『ダスト』も読み終えてしまうのが残念でした。テンポが早いし(早すぎる?)、途中「えっ」という衝撃的な展開がありましたが、ラストは予想どおりでした。とはいえ、続きがあることをにおわせるラストなので、続編が出るのを期待しています。