【収録時間】本編約88分+映像特典
【SATFF】
監督:ジョナサン・デミ『羊たちの沈黙』『フィラデルフィア』
製作:ゲイリー・ゴーツマン『羊たちの沈黙』『フィラデルフィア』
製作総指揮:ゲイリー・カーファースト
脚本:ジョナサン・デミ、トーキング・ヘッズ
撮影:ジョーダン・クローネンウェス『ブレードランナー』『U2/魂の叫び』『ゲット・バック』
音楽:トーキング・ヘッズ
【CAST】
デヴィッド・バーン
クリス・フランツ
ジェリー・ハリスン
ティナ・ウェイマス
【解説】
トーキング・ヘッズの1983年12月の「スピーキング・イン・タンズ」ツアーの模様を収録したコンサート・ドキュメンタリー映画。
のちに『羊たちの沈黙』でアカデミー監督賞を受賞することとなるジョナサン・デミ監督が、
トーキング・ヘッズの驚異のライヴを観て衝撃を受け、
コンサート・フィルムの撮影を熱望して実現した。
スタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』も手掛けたパブロ・フェロによる考え抜かれたオープニング、
一人ラジカセを持って登場、「サイコ・キラー」を演奏するデヴィッド・バーン、
そして1曲ごとにバンドメンバーが加わっていき、エネルギーと臨場感に溢れたコンサートが展開していく...。
映画評論家のレナード・マルティンは「史上最高のロック映画のひとつだ」、
辛口批評で有名なポーリーン・ケイルは「完璧に限りなく近い」と語り、
デヴィッド・バーンによる計算され尽くしたライヴのコンセプトと、
ジョナサン・デミによる美し過ぎる映像表現により、以後あらゆる媒体、あらゆる年代、時代問わず、
「史上最高のコンサート映画」として映画史上に燦然と輝く金字塔的作品となった。
日本でも80年代のミニシアター文化の黎明期に驚異的なヒットを記録している。